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前提条件ソフトウェア・インスト

ドキュメント内 TIO_Install_21.ps (ページ 49-55)

前提条件ソフトウェア・インストーラーについて

前提条件ソフトウェア・インストーラー (ここではインストール・ウィザードと呼 びます) には、IBM ミドルウェアとその関連コンポーネントをインストールする方 法が用意されています。これは ISMP に基づき、アプリケーションを最小のユーザ ー入力でインストールします。前提条件ソフトウェア・インストーラーは、

WebSphere Application Server、DB2 Universal Database、および Tivoli Directory

Server に関する以下の情報も構成します。

v 名前

v ロケーション v バージョン

v ポート

v ノード

インストール・ウィザードは、前提条件ソフトウェア・パッケージをインストール したいマシンごとに、ローカルで実行しなければなりません。例えば、2 ノード構 成で、あるマシンでは Tivoli Provisioning Manager、WebSphere Application Server および DB2 Universal Database を、2 番目のマシンでは Tivoli Directory Server を 実行する、2 ノード構成の Tivoli Intelligent ThinkDynamic Orchestrator を構成した い場合、以下のように行わなければなりません。

1. 一度インストーラーを Tivoli Provisioning Manager マシンで実行し、WebSphere Application Server および DB2 Universal Database をインストールします。

2. インストーラーをリモート・ディレクトリー・サーバー・マシンで実行し、

Tivoli Directory Server をインストールします。

注: すでにソフトウェア前提条件のいずれか (例えば DB2 Universal Database、

Tivoli Directory Server、または WebSphere Application Server) をインストール していて、そのソフトウェア製品を Tivoli Provisioning Manager Tivoli

Intelligent ThinkDynamic Orchestrator に使用する場合、それがインストール・デ ィレクトリーのスペースを占めていないことを確認してください。

前提条件ソフトウェアのインストール

前提条件ソフトウェアをインストールするには:

1. root でログオンします。

2. コマンド mount_point/setuplinuxppc.bin を使用してインストーラーを起動し ます。

3. ウィザードの言語選択パネルが表示されます。インストール・パネルを表示す るときの言語を選択します。選択した前提条件ソフトウェア製品について、こ の言語のサポートもインストールされます。追加の言語をインストールするに は、前提条件ソフトウェア製品ごとに用意されている言語パック・インストー ル・プロセスを使用してください。「OK」をクリックしてください。インスト ーラー・プログラムは、システム前提条件が満たされているかどうかを検査し ます。

4. 「前提条件ソフトウェア・インストーラー」パネルの情報を読み、「次へ」を クリックしてください。

5. 次のパネルで、Tivoli ソフトウェア・インストーラー・アプリケーションをコ ピーしたいディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックしてください。

注: 前提条件ソフトウェア・インストーラーは、それがインストールする製品 と同じ CD にはありません。他の CD のために CD ドライブを空けるた め、前提条件ソフトウェア・インストーラーはそれ自身をマシンのハー ド・ディスクにコピーし、自身で再始動を行います。このとき、インスト ーラー画面は見えなくなっています。

6. ウィザードの言語選択パネルが再び表示されます。「OK」をクリックしてくだ さい。

7. 次のパネルで、このマシンにインストールする製品を選択します。詳しくは、

15ページの『第 3 章 サポートされるトポロジー』を参照してください。以下 のオプションから選択してください。

v DB2 Universal Database 8.1: このオプションは、DB2 サーバーまたはク ライアントのいずれかをインストールします。データベース・クライアント またはサーバーをインストールしたい場合のみ、このオプションを選択して ください。

注: iSeries2000 前提条件ソフトウェア・インストーラーはポート番号を 50001

に設定します。DB2 Universal Database 8.1 をインストールするために前 提条件ソフトウェア・インストーラーを使用していない場合、同じポー ト番号が設定されていることを確認してください。

v Tivoli Directory Server 5.2DB2 8.1 (Tivoli Directory Server 5.2 with DB2 8.1): このオプションは LDAP サーバーおよびクライアント、さ らに DB2 Workgroup Server Unlimited Edition をインストールします。Tivoli Directory Server 5.2 を LDAP サーバーとして使用し、以下の条件に該当す る場合、このオプションを選択してください。

– LDAP クライアントのみ インストールし、サーバーはインストールしな

い。

– LDAP サーバーを Tivoli Provisioning Manager と同じマシンにインストー ルしたい。

– LDAP サーバーを専用のマシンにインストールしたい。

– LDAP およびデータベース・サーバーを同じマシンにインストールした

い。

注: 1 ノード・トポロジーでは、IBM Directory Server を手動でインストール するときに WebSphere Application Server Express コンポーネントをイン ストールするよう選択しないでください。これは、一部のポートが WebSphere Application Server と競合するためです。前提条件ソフトウェ ア・インストーラーで Tivoli Directory Server をインストールする場 合、この問題が発生することはありません。

v WebSphere Application Server 5.1: このオプションは、WebSphere Application Server をインストールします。

8. 選択を完了したら、「次へ」をクリックしてください。

注: 前提条件ソフトウェアがインストールされている間、ソフトウェア製品そ れぞれがインストールされた後でのみ、進行状況表示バーが更新されま す。

9. DB2 Universal Database をインストールするよう選択した場合、次のパネル で、クライアントまたはサーバーをインストールするかどうか指定することが できます。以下のオプションから選択してください。

v DB2 Workgroup Server フィックスパック 3 (DB2 Workgroup Server with Fixpack 3): DB2 Universal Database Workgroup Server Unlimited

Edition 、バージョン 8.1 データベース・サーバーおよびフィックスパックを

インストールします。

v DB2 Administrator Client フィックスパック 3 (DB2 Administrator Client with Fixpack 3): DB2 Administrator Client およびフィックスパック をインストールします。リモート・データベース・サーバーを作成したい、

あるいはすでに作成していて、インストーラーを Tivoli Provisioning Manager マシンで実行している場合、このオプションを選択します。DB2 クライアン ト・インスタンスが作成されます。

10. Tivoli Directory Server 5.2DB2 8.1 をインストールするよう選択した場 合、次のパネルで、Tivoli Directory Server と DB2 両方のクライアントまたは サーバーをインストールするかどうか指定することができます。以下のオプシ ョンから選択してください。

DB2 Universal Database

v DB2 Workgroup Server フィックスパック 3 (DB2 Workgroup Server with Fixpack 3): 前のステップでのオプションと同じです。

v DB2 Administrator Client フィックスパック 3 (DB2 Administrator Client with Fixpack 3): 前のステップでのオプションと同じです。

Tivoli Directory Server 5.2DB2 8.1 (Tivoli Directory Server 5.2 with DB2 8.1)

v サーバーおよびクライアント: 以下の条件に該当する場合、このオプション を選択してください。

– LDAP サーバーを Tivoli Provisioning Manager と同じマシンにインストー ルしたい。

– LDAP サーバーを専用のマシンにインストールしたい。

v クライアントのみ: リモート・ディレクトリー・サーバーを作成したい、あ るいはすでに作成していて、インストーラーを Tivoli Provisioning Manager マシンで実行している場合、このオプションを選択します。

11. 次のパネルで、データベースの構成およびデータベース・インスタンスの作成 に使用する情報を入力するようプロンプトが出されます。以下のように、フィ ールドに入力します。

データベース・ユーザー名

デフォルト・ユーザー名 db2inst1 は変更できますが、このフィールド をブランクにしておくことはできません。

パスワード

データベース・ユーザー名のパスワードを入力します。

パスワードの確認

パスワードを再入力してください。

12. 次の画面では、選択したインストール・オプション (インストール・ディレク トリー、ポート番号、ユーザー名など) を確認します。これらの情報をメモし ておいてください。いくつかの情報は Tivoli Provisioning Manager インストー ル中に必要になります。インストール・オプションは

usr/ibm/pics/mwInfo.html にも保管されます。「インストール」をクリックし てください。

13. 選択したソフトウェアのインストール・コードのパスを入力または参照するよ うプロンプトが出されます。ソフトウェア選択をローカル CD ドライブからイ ンストールする場合、最初の CD を挿入し、該当するドライブを指定してくだ さい。ソフトウェア CD イメージをローカルまたはネットワーク・ドライブに コピーした場合、そのイメージのロケーションのパスを入力します。

インストールするよう選択したソフトウェアに応じて、以下の順序でインスト ール・イメージについてのプロンプトが出されます。オプションを選択した ら、「次へ」をクリックしてください。

a. DB2 Universal Database Workgroup Server Unlimited Edition 、バージョン 8.1

b. DB2 Universal Database バージョン 8.1 フィックスパック 3 c. Tivoli Directory Server バージョン 5.2

d. WebSphere Application Server 5.1 注:

a. 実際のインストール実行可能ファイルのロケーションまでドリルダウンしな いでください。ソフトウェア・ロケーションの最上位ディレクトリーを選択 します。

b. DB2 インストール・イメージのロケーションについてのプロンプトが出さ

れ、データベース・サーバーとして Oracle を使用していて、DB2 クライア ントまたは DB2 サーバーをインストールしたくないのであれば、「取り消 し」をクリックしてください。これで、インストール・ウィザードは DB2 のインストールを取り消します。

c. DB2 Universal Database CD、Tivoli Directory Server、および WebSphere

Application Server CD は自動実行されるようになっています。これらのアプ

リケーションが表示されたら、インストール・パネルをクローズしてくださ い。

14. 「終了」をクリックしてください。これで、Tivoli Provisioning Manager に必要 な前提条件ソフトウェアがインストールされました。

次に、DB2 ソフトウェアのライセンスを適用しなければなりません。

コマンド行でライセンスを追加するには:

1. root でログインします。

2. DB2 CD を CD ドライブに挿入します。CD をマウントします。

3. db2licm ユーティリティーがあるディレクトリー DB2_installdir/adm/ に移動 します。

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