• 検索結果がありません。

前提条件ソフトウェア・インスト

ドキュメント内 TIO_Install_21.ps (ページ 55-61)

この章では、Linux に Tivoli Provisioning Manager をインストールする前に前提条 件ソフトウェアをインストールする方法について説明します。

Linux iSeries に前提条件ソフトウェアをインストールする際の説明については、37

ページの『第 6 章 前提条件ソフトウェア・インストーラーによる Linux iSeries へ のソフトウェア前提条件のインストール』に進んでください。

始める前に

この節では、この章の手順を完了する前に適用しなければならない情報および手順 について説明します。

v 33 ページの『第 5 章 システム前提条件のインストールおよび構成』に記述され ているステップを完了していることを確認します。

v トポロジー内のマシンがそれぞれ、ソフトウェア製品ごとのインストール環境と

して (その資料に記述されているとおり) 指定されたハードウェア条件を満たして

いることを確認します。

v ソフトウェア前提条件をインストールするために必要な CD を調べます。

– 2 ノード・トポロジー・インストール - リモート・ディレクトリー・サーバー 構成については、25 ページを参照してください。

– 3 ノード・トポロジー・インストールについては、 29 ページを参照してくだ さい。

Tivoli Provisioning Manager でサポートされているトポロジーについて詳しくは、

11ページの『第 2 章 サポートされているハードウェアおよびソフトウェア』お よび 15ページの『第 3 章 サポートされるトポロジー』を参照してください。

注: リモート・デスクトップ接続またはネットワーク・マッピングの場合、前提 条件ソフトウェア・インストーラーで WebSphere Application Server および

DB2 Universal Database をインストールすることはできません。これらのオ

プションのいずれかを別々に使用することができますが、同時に使用するこ とはできません。

前提条件ソフトウェア・インストーラーについて

前提条件ソフトウェア・インストーラー (ここではインストール・ウィザードと呼 びます) には、IBM ミドルウェアとその関連コンポーネントをインストールする方 法が用意されています。これは ISMP に基づき、アプリケーションを最小のユーザ ー入力でインストールします。前提条件ソフトウェア・インストーラーは、

WebSphere Application Server、DB2 Universal Database、および Tivoli Directory

Server に関する以下の情報も構成します。

v 名前

v ロケーション v バージョン

v ポート

v ノード

インストール・ウィザードは、前提条件ソフトウェア・パッケージをインストール したいマシンごとに、ローカルで実行しなければなりません。例えば、Tivoli Intelligent ThinkDynamic Orchestrator を 2 ノード構成で、あるマシンでは Tivoli Provisioning Manager、WebSphere Application Server、および DB2 Universal Database を、2 番目のマシンでは Tivoli Directory Server を実行したい場合、以下 のようにする必要があります。

1. 一度インストーラーを Tivoli Provisioning Manager マシンで実行し、WebSphere Application Server および DB2 Universal Database をインストールします。

2. インストーラーをリモート・ディレクトリー・サーバー・マシンで実行し、

Tivoli Directory Server をインストールします。

注: すでにソフトウェア前提条件のいずれか (例えば DB2 Universal Database、

Tivoli Directory Server、または WebSphere Application Server) をインストール していて、そのソフトウェア製品を Tivoli Provisioning ManagerTivoli Intelligent ThinkDynamic Orchestrator に使用する場合、それがインストール・ディレクト リーのスペースを占めていないことを確認してください。

前提条件ソフトウェアのインストール

1. root でログオンします。

2. Tivoli Provisioning Manager および Intelligent ThinkDynamic Orchestrator バージ ョン 2.1 前提条件ソフトウェア・インストーラー CD を CD ドライブに挿入 します。CD-ROM ドライブをマウントしますが、そのマウント・ポイントにデ ィレクトリーを変更しないでください。

注: ディレクトリーをマウント・ポイントに変更すると、CD ドライブはロック され、CD を交換することができなくなります。CD を取り出す前に

CD-ROM をアンマウントする必要があります。これを行わないと、

CD-ROM トレイはロックされ、他のソフトウェア前提条件の CD を入れ替

えることができなくなります。

3. コマンド mount_point/setuplinux.bin を実行します。

4. ウィザードの言語選択パネルが表示されます。インストール・パネルを表示す るときの言語を選択してください。選択した前提条件ソフトウェア製品につい て、この言語のサポートもインストールされます。追加の言語をインストール するには、前提条件ソフトウェア製品ごとに用意されている言語パック・イン ストール・プロセスを使用してください。「OK」をクリックしてください。イ ンストーラー・プログラムは、システム前提条件が満たされているかどうかを 検査します。

5. 「前提条件ソフトウェア・インストーラー」のパネルで「次へ」をクリックし てください。

6. 次のパネルで、Tivoli ソフトウェア・インストーラー・アプリケーションをコ ピーしたいディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックしてください。Tivoli

ソフトウェア・インストーラーは、CD ドライブを解放するため、それ自体を ローカル・ハード・ディスクにコピーします。Tivoli ソフトウェア・インスト ーラーがコードをハード・ディスクにコピーしている間、インストーラー画面 は表示されないことがあります。

7. ウィザードの言語選択パネルが再び表示されます。「OK」をクリックしてくだ さい。

8. 次のパネルで、このマシンにインストールする製品を選択します。詳しくは、

15ページの『第 3 章 サポートされるトポロジー』を参照してください。以下 のオプションから選択してください。

v DB2 Universal Database 8.1: このオプションは、DB2 サーバーまたはク ライアントのいずれかをインストールします。データベース・クライアント またはサーバーをインストールしたい場合のみ、このオプションを選択して ください。

v Tivoli Directory Server 5.2DB2 8.1 (Tivoli Directory Server 5.2 with DB2 8.1): このオプションは、Tivoli Directory Server クライアントを DB2 とともにインストールします。

注: サーバーをインストールするには、インストール・ウィザードを使用 し、Red Hat Linux 2.1 または AIX 5.2 以外のオペレーティング・シス テムにインストールしてください。

v WebSphere Application Server 5.1: このオプションは、WebSphere Application Server をインストールします。

9. 選択を完了したら、「次へ」をクリックしてください。

注: 前提条件ソフトウェアのインストール中、進行状況表示バーは、ソフトウ ェア製品それぞれのインストール完了後にのみ更新されます。

10. DB2 Universal Database をインストールするよう選択した場合、次のパネル で、クライアントまたはサーバーをインストールするかどうか指定することが できます。以下のオプションから選択してください。

v DB2 Workgroup Server フィックスパック 3 (DB2 Workgroup Server with Fixpack 3): DB2 Universal Database Workgroup Server Unlimited

Edition 、バージョン 8.1 データベース・サーバーをインストールします。以

下のいずれかの条件に該当する場合、このオプションを選択してください。

– データベースを Tivoli Provisioning Manager と同じマシンにインストール したい。

– データベースを専用のマシンにインストールしたい。

v DB2 Administrator Client フィックスパック 3 (DB2 Administrator Client with Fixpack 3): DB2 クライアントをインストールします。リモー ト・データベース・サーバーを作成しようとしているかすでに作成済みで、

インストーラーを Tivoli Provisioning Manager マシンで起動している場合、

このオプションを選択します。DB2 クライアント・インスタンスが作成され ます。

11. 次のパネルで、データベースの構成およびデータベース・インスタンスの作成 に使用する情報を入力するようプロンプトが出されます。以下のように、フィ ールドに入力します。

データベース・ユーザー名

db2inst1 のデフォルト・ユーザー名は変更できますが、このフィール

ドをブランクにしておくことはできません。

パスワード

データベース・ユーザー名のパスワードを入力します。

パスワードの確認

パスワードを再入力してください。

12. Tivoli Directory Server 5.2DB2 8.1 をインストールするよう選択した場 合、Tivoli Directory Server 5.2 のクライアント部分だけが DB2 8.1 とともにイ ンストールされることを示すメッセージが、次のパネルに表示されます。イン ストールされるのは バージョン 5.2 クライアントのみで、サーバーはインスト ールされません。

13. 次の画面では、選択したインストール・オプション (インストール・ディレク トリー、ポート番号、ユーザー名など) を確認します。これらの情報をメモし ておいてください。いくつかの情報は Tivoli Provisioning Manager インストー ル中に必要になります。インストール・オプションは

usr/ibm/pics/mwInfo.html にも保管されます。「インストール」をクリックし てください。

14. 選択したソフトウェアのインストール・コードのパスを入力または参照するよ うプロンプトが出されます。ソフトウェア・セレクションをローカル CD ドラ イブからインストールする場合、最初の CD を挿入し、該当するドライブを指 定してください。ソフトウェア CD イメージをローカルまたはネットワーク・

ドライブにコピーした場合、そのイメージのロケーションのパスを入力しま す。

インストールするよう選択したソフトウェアに応じて、以下の順序でインスト ール・イメージについてのプロンプトが出されます。オプションを選択した ら、「次へ」をクリックしてください。

a. DB2 Universal Database Workgroup Server Unlimited Edition 、バージョン 8.1

b. DB2 Universal Database バージョン 8.1 フィックスパック 3 です。

c. Tivoli Directory Server バージョン 5.2 d. WebSphere Application Server 5.1 注:

a. 実際のインストール実行可能ファイルのロケーションまでドリルダウンしな いでください。ソフトウェア・ロケーションの最上位ディレクトリーを選択 します。

b. データベース・サーバーとして Oracle を使用していて、DB2 クライアント または DB2 サーバーをインストールしたくない場合は、DB2 インストー ル・イメージのロケーションについてのプロンプトが出されたら、「取り消 し」をクリックしてください。これで、インストール・ウィザードは DB2 のインストールを取り消します。

c. DB2 Universal Database および WebSphere Application Server CD は自動実 行されるようになっています。これらのアプリケーションのインストール・

パネルが表示されたら、クローズしてください。

ドキュメント内 TIO_Install_21.ps (ページ 55-61)