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全問正解したら、F9キーを押します。

小学校  算数科学習指導案

②  全問正解したら、F9キーを押します。

すると、新しい問題が表示されます。

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(2)作成の手順  (スピードコースを例に説明します。)   

(作業1)一つのセルに答が正解の場合の書式(例えばセル全体が赤くなる)を設定する。 

 

① 乗数と被乗数の10のセルに1〜9 の適当な数字を入れる。

C8 を左クリック→書式の条件付 き書式をクリックする。

③ 条件1(1)にセルの値が  次の値に等しい(=C$7*$B8)と表示する。

④ 書式をクリックし、正解の時のセルC8 の書式を設定する。(赤くなるなど)

⑤ 試しにC7×B8(事例の場合、4×7)の答28をC8に打ち込み、リターンキーを押してC8

のセルが設定した書式(赤くなるなど)になるか確認する。

(作業2)残り 24 のセルに正解の場合の書式(例えばセル全体が赤くなる)をコピーする。 

⑥ C8 を右クリック→コピーをクリ ック

⑦ C8を左クリックG12までポイン タを移動し 25 個のセルを範囲指 定する。

⑧ クリック→形式を選んで貼り付け をクリック→貼り付けの書式を選 択しOKをクリック

=C$7*$B8の$マークは、「絶対番地」といい、C$7 は、7の行は変わらない。

$B8は、B の列は変わらないことを表しています。つまり、C$7*$B8は、C から先 の 7 の行×8から先のBの列の積を表しています。ですから、表をつくる 位置により、書式を設定する番地が変わりますので気を付けてください。

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⑨ 試しに25問の解答を打ち込み、設定した書 式になるか確認する。

               

(作業3)乗数と被乗数の 10 のセルに 1〜9 のランダムな数字が表示されるようにする。 

 

⑩ 乗数と被乗数の10のセルのいずれか(ここ ではC7とする)に、int(rand( )*9)+1と書 き込む。

  ※半角大文字でも大丈夫

⑪ C7を右クリックコピーし、残りの乗数と被乗数の9つのセルに右クリックで貼り付ける。

⑫ F9キーを押すたびごとに、セル内の数字が変わることを確認する。

※以上の方法で、①スピードコースと②かくじつコースを作成することができます。

(作業4)③ナットクコースを作成します。

 

⑬ 最初に画面のデザインを、右図のように作成します。 

 

⑭ 前のコースの作業3と同様に、等式の左辺の出題箇所に1〜9の ランダムな数字が表示されるようにします。 

   

乱数表示機能により、同じ数字が2つ〜3つ表示されることがありますので、そういうとき児童に は、「幸運なお休みタイム」「時間が稼げるチャンス」などと説明するのがよいでしょう。

入力する式 

=INT(RAND()*9)+1 

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⑮ 式を入力したセルを、コピーし、左辺の問題を表示するセルに、「形式を選択して貼り付け」

から「数式」を選択して貼り付けます。F9キーを押して再計算すると、ランダムに数字が表 示されることを確認します。 

 

⑯ 等式の右辺のセルに式を入力します。かけ算の結果に相当し ますので、出題セル(D列またはF列)のセルの内容に、ラ ンダムな整数をかけて、その計算結果が表示されるようにし ます。また、その下のセルには、出題セルの番地に変更して 入力します。 

             

⑰ 上の⑯で式を入れた2つセルをコピーし、式の右側のセル全 体に貼り付けます。 

 

⑱ 児童が解答を入力するセルに、条件付き書式を設定します。 

               

⑲ これで完成です。 

F9 キーを押して、出題が変更されることを確認してください。 

 

⑳ 改良点 

解答するセルがとびとびになっている場合、消すのが面倒で す。また、誤って消すこともあります。セルの保護によって誤 操作を防いだり、マクロによって自動的に入力した解答を消し たりする方法が有効です。 

 

入力する式 

=D6*(INT(RAND()*9)) 

入力する式 

=F7*(INT(RAND()*9)) 

なお、設定する条件の式は、いくつか考えられます。

このセルをコピーし、他の入力用セルを選択して、「書式 を貼り付け」で、条件付き書式を設定します。

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理 科 学 習 指 導 案  

体のつくりや働きを考えよう

〜人や動物の体〜

(小学校  第6学年)

学習指導要領においては、基礎・基本を確実に身に付けさせ、それを基に、自ら 学び自ら考える力などの「生きる力」を育成することを基本的なねらいとしていま す。 

ITを活用することは、授業における指導の充実を図り、児童の思考を助け、学 習内容の理解を深めることなど、このねらいを実現するために有効です。 

  このため、ここでは、児童が体内の器官のつくりや血液の流れ等を視覚的にとら

えることができる教材として、学校教育放送番組を編集したビデオを中心に教育用

ソフトやインターネットを活用した学習指導案を作成しました。 

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