5-1-1. バスボタンの点灯色
バスボタンは次のように点灯して状態を表示します。
バスボタン 点灯色 状態
赤 オンエア中です オレンジ NEXT出力です PGM, PST
KEY (*1)
緑 LINE DVE設定されています
(PSTバスまたはオンエアされていないKEYバスでのみ表示)
* KEYバスはKEY出力とAUX出力共用です。KEY1、KEY2、DSKの出力選択ボタンを押して点灯させたときに、
そのキーにアサインされているインサート信号のバスボタンが点灯します。
5-1-2. バスボタンのフリップフロップ
バスボタンがフリップフロップするタイプ(初期設定)としないタイプが選択できます。
PGM/PSTタイプ(メニュー設定:P/P)
バスがフリップフロップし、下のバス列が常にPSTバスになります。
A/Bタイプ(メニュー設定:A/B)
トランジション後もフリップフロップせず、バスボタンが上下で切り換わりません。
設定方法
PGM/PSTタイプ、A/Bタイプの切り換えはSETUP - BUS CONTROLメニューのBUS TYPEで設 定します。
SETUPボタンを押してSETUPメニューを表示します。コントロールF1を回して、SELECTの 項目で 7 BUS CONTROLを選択します。コントロール F1 を押すか DOWNボタンを押して SETUP - BUS CONTROLメニューを表示します。
SETUP - BUS CONTROLメニューのBUS TYPEで設定します。コントロールF6を回して、P/P(PGM/PST)またはA/Bを選択します。キーパッドのENTERを押して確定します。
SETUP
INHBIT OFF SIGNAL
01 NAME
IN01 BUTTON
1
BUS INHBIT
OFF
AUX2 ON AUX1
ON
BUS CONTROL
AUX ENABLE
UTL-IN TYPE CAMRTN XPT-ASSIGN
AUX4 ON AUX3
ON
IN PRV ENABLE
ON
BUS TYPEP/P
5-2. MATT
HVS-1000 シリーズではさまざまな局面で MATT 信号が使用できます。M/E バスには異なる 2 つの MATT信号をアサインすることができます。また、キーヤのインサート信号、エッジ、シャドウ、にもMATT 信号が使われます。これらのMATT信号は、各KEYメニューの中でも設定できますが、MATTメニュー の中でまとめて設定することができます。
M/Eバスでは2つのマット信号が使用できます。PGM/PSTバス、AUX/KEYバス部共通です。マ ット信号はどのバスボタンにも割り当てることができます。割り当てる方法については「5-3-4 バス 信号のアサインとインヒビット設定」を参照してください。
MATTメニュー
メニューセレクト部のMATT/STILLボタンを押します。下のようなMATT/STILLメニューが表示され ます。コントロールF1を回してカーソルを1. MATTに合わせます。F1またはキーパッドのENTER を押します。
次のようなMATTメニューが表示されます。MATTメニューではパラメータは次のように表示されます。
パラメータ 説明 他のメニューにある同じパラメータ
BUS MATT1 M/Eバスアサイン用 なし
BUS MATT2 M/Eバスアサイン用 なし
BKGD_MATT
2チャネル以上のDVE使用時、または WIPE BORDERで EFFECT BG使用時
にバックグランドとして使用 TRANS (2/2) BKGD-MATT KEY1_MATT キー1インサート(フィル)用 KEY1 (2/6) MATT COLOR
KEY1_EDGE キー1のエッジ用 KEY1 (3/6) EDGE COLOR
KEY1_SHDW キー1のシャドウ用 KEY1 (4/6) SHADOW COLOR
KEY2_MATT キー2インサート(フィル)用 KEY2 (2/6) MATT COLOR
KEY2_EDGE キー2のエッジ用 KEY2 (3/6) EDGE COLOR
KEY2_SHDW キー2のシャドウ用 KEY2 (4/6) SHADOW COLOR
KEY3_MATT キー3インサート(フィル)用 KEY3 (2/2) MATT COLOR MATT
SELECT 1 BUS_MATT1 BUS_MATT2 BKGD_MATT KEY1_MATT KEY1_EDGE
HUE 7.5 LUM
8.5 66.3
88.2 66.3 66.3 66.3
8.5 21.7 8.5 8.5 8.5
7.5 257.5 7.5 7.5 7.5 SAT
66.3
MODI
SYSTEM / TRANSITION BKGD/KEY SYS
SETUP
MATT STILL
STATUS
FILE TRANS
PATT SEL
DVE
COPY (KF COPY)
KEY1 OVER
WIPE
USER MODI
PATT
SWAP (PASTE)
KEY1
KEY2
KEY3
PREV
MATT/STILL
SELECT 1 1.MATT 2.STILL
コントロールF4、F5、F6を回してSAT、LUM、HUEの各パラメータを調整し、使用する色を設定し ます。パラメータ 仕様 設定範囲
SAT 色の濃さ 0.0~100.0 LUM 色の明るさ 0.0~100.0
HUE 色相 0.0~359.5
MATT信号については輝度/色信号の振幅範囲の設定が可能です。詳しくは「18-2-3 マットカラ ー調整」を参照してください。
5-3. 入力信号
5-3-1. 信号名
MU背面のビデオ入力信号、STILL1~4および MATT、BLACK、WHITEの内部発生信号には、
自由に名前をつけることができます。初期設定では、背面のビデオ入力1に対してIN01のように設 定されています。信号名の変更は次のように行います。
SETUPボタンを押して、SETUPトップメニューを表示します。
コントロールF1を回して、2(INPUT)を選択します。コントロールF1を押すか、DOWNボタン を押してSETUP - INPUTメニューを表示します。
SETUP - INPUTメニューSIGNAL項目で、名前を変更する信号を選択します(下表参照)。SIGNAL 信号内容
BLACK ブラック信号
01~16 MU背面入力1-16 (5~16オプション入力用)
(UTL-IN)* MU背面入力UTL-IN(オプション)
STILL1~STILL4 スチル画像1~4 MATT1~MATT2 BUS MATTカラ-信号
WHITE ホワイト信号
* UTL-INを通常入力として使用するときに(SETUP-BUS CONTROLメニューUTL-IN TYPEがINPUT の場合)に表示されます。
CHARA1~CHARA4で、4文字の信号名を1文字ずつ設定します。英数字と記号が使用でき ます。(ASCIIコード)
コントロールF6を押し、APPLY項目で設定を有効にします。引き続き信号名の設定を行う場合は、③~⑤を繰り返してください。
SETUP
APPLY SIGNAL NAME
CHARA3 0 CHARA1
I CHARA2 N SIGNAL
01 CHARA4
1 INTPUT
5-3-2. M/E バス信号の選択
PGM/PSTおよびKEY/AUXバスでは、10個のバスボタンをSHIFTボタンで切り換えることにより、
20のクロスポイントにソースを割り当てて使用することができます。
工場出荷時にはBLACK、1~4のMU背面のビデオ入力信号、4つのSTILL、2つのMATTの順 にアサインされています。アサインされた信号はすべてのM/Eバス列で共通です。
バス1-10は、ボタン 1 - 10を押すだけで選択できます。
バス 11-20の選択には、SHIFTボタンを使用します。SHIFTボタンの動作は 3つのタイプ(OFF, NORMAL、TOGGLE)から選択できます。SHIFTタイプの選択はSETUP - OU MODEメニュー、
SHIFT SELECT項目で行います。
SHIFT SELECT
設定 動作
OFF バス11-20はバスボタンからは選択できなくなります。キーの場合だけは、キ
ーメニューまたはキーリンクを使用して選択することができます。
NORMAL
(初期設定) バス11-20は、SHIFTボタンを押しながら1-10のバスボタンを押して選択しま す。
TOGGLE バス11-20は、SHIFTボタンを押して点灯状態にしてから、1-10のバスボタン を押して選択します。
NORMALの場合
SHIFTボタンを押していないときは、バス1-10が選択できます。
バス11-20を選択したい場合はSHIFTボタンを押しながら1~10を押します。例えば、バス17を 選択する場合は、SHIFTボタンを押しながら7を押します。
下図では、上側のバス列はバス1-10、下側のバス列はバス11-20です。下側のバス列のボタンを 押すとバス11-20が選択できます。
2を押すとバス2が選択され点灯します
1を押すとバス1が選択され点灯します
1 2 3 4
1 2 3 4
SHIFT
SHIFT
5 6 7 8
9 9
8 7 6 5
10
10
SHIFTを押しながら7を押す
1 2 3 4
1 2 3 4
SHIFT
SHIFT
5 6 7 8
9 9
8 7 6 5
10
10
TOGGLEの場合
SHIFTボタンが点灯していないときは、バス1-10が選択できます。
バス11-20を選択したい場合は、まず選択を行うバス列のSHIFTボタンを押して点灯させます。
次にバスボタンを押します。
SHIFTボタンを押すと点灯し、そのバス列が11-20に変わります。そこでバスボタンを押して選 択すると、そのバス列はSHIFTボタンが点灯状態になり、バス11-20のままになります。
SHIFTボタン点灯時にSHIFTボタンを押すと消灯し、バス1-10に戻ります。
5-3-3. スイッチングのタイミング
映像を切り換えるタイミングを選択することができます。
SETUP - SYSTEMメニューを開き、SYSTEMメニューへ移動します。
コントロールF6を回して、SW TIMING項目で切り換えタイミングを設定します。信号フォーマット 設定 内容
ODD 奇数フィールドで映像を切り換えます。
EVEN 偶数フィールドで映像を切り換えます。
1080i/59.94, 60, 50 525/60
625/50 ANY (初期設定) 切り換え操作を行ったタイミングで映像を切り換えます。
上記以外 - 切り換え操作を行ったタイミングで映像を切り換えます。
3を押すとバス3が選択され点灯します
2を押すとバス2が選択され点灯します
1 2 3 4
1 2 3 4
SHIFT
SHIFT
5 6 7 8
9 9
8 7 6 5
10
10
1) SHIFTを押して点灯させる
1 2 3 4
1 2 3 4
SHIFT
SHIFT
5 6 7 8
9 9
8 7 6 5
10
10 2) SHIFT点灯を確認して7を押す
5-3-4. バス信号のアサインとインヒビット設定
PGM/PSTバスおよびKEY/AUXバス列にある20個のバスボタン(SHIFTボタン使用)へは、1~4 のMU背面のビデオ入力信号(フルオプション時には1-16)、4つのSTILL、2つのMATTを自由 にアサインすることができます。アサインされた信号はすべてのM/Eバス列で共通になります。
SETUPボタンを押して、SETUPトップメニューを表示します。
コントロールFIを回して、7 BUS CONTROLを選択します。FIを押すかDOWNボタンを押し て、SETUP - BUS CONTROLメニューを表示します。
SETUP - BUS CONTROLメニューのBUTTON項目でバス列のボタンを選択します。
コントロールF2を回して、SIGNAL項目で選択したバスボタンに割り当てたい信号を選びます。または、コントロールF3を回して、NAME項目で信号につけた名前からバスボタンに割り当て たい信号を選びます。キーパッドのENTERを押して確定します。SIGNALとNAMEは連動し ます。(入力信号名については「5-3-1 信号名」を参照してください。)
下記の設定から選択します。
BUTTON SIGNAL 信号
NONE 信号のアサインなし
BLACK ブラック信号
01~16 MU背面入力1-16 (5-16はオプション)
(UTL-IN)* MU背面入力UTL-IN STILL1~STILL4 スチル画像1~4
MATT1~MATT2 BUS MATTカラ-信号1~2 01~20
WHITE ホワイト信号
** UTL-INを通常入力として使用するときに(SETUP-BUS CONTROLメニューUTL-IN TYPEがINPUT の場合)に表示されます。
また、コントロール F4を回してINIHIBITをONにすると、そのバスボタンの選択(PGM/PST バスへのクロスポイントのアサイン)を禁止できます。ただし、BUS INHIBIT設定が ON(初期 設定)でなければ、この設定を有効になりません。AUX/KEY列にはBUS INHIBIT設定は適用されません。PGM/PSTバスボタンが使用できな い場合でも、キーソース、キーインサート、AUX出力には使用できます。
SETUP
INHBIT OFF SIGNAL
01 NAME
IN01 BUTTON
01
BUS INHIBIT
ON
AUX2 ON AUX1
ON
BUS CONTROL
AUX ENABLE
UTL-IN TYPE INPUT XPT-ASSIGN
AUX4 ON AUX3
ON
IN-PREV ENABLE
ON
BUS TYPEP/P