11-1. ユーザーパターン概要
ユーザーパターンとはユーザーが自由に作成できるDVEパターンです。合計50パターン分の登録/作 成が可能です。作成したユーザーパターンはプリセットパターンと同様に使用することができます。また、
作成済みのユーザーパターンに対してモディファイを行うこともできます。ユーザーパターンデータは CF カードへのバックアップが可能です(ファイルの拡張子はU01~U50)。「17-2CFカードへのデータ保存」
を参照してください。
ユーザーパターンの作成には既存のプリセットパターンをモディファイして登録する方法と、ライン DVE を使用して新規に作成/登録する方法の二つがあります。前者の方法については「7-8-4. DVE パター ンのユーザーパターンへの登録」を参照してください。この章では後者の方法について説明します。
ユーザーパターンの作成および実行は、ユーザーパターンメニューを使って以下の手順で行います。
ユーザーパターン 登録数
最大 50パターン 1パターンの
キーフレーム数 最大 50KF 全ユーザーパターン
で使用可能な
総キーフレーム数 704KF
DVE パターンデータ構造
ユーザーパターンで使用可能なキーフレーム総数は最大704KFです。使用可能なキーフレーム が存在しない場合、ユーザーパターンにキーフレームを追加することはできません。
ユーザーパターンの選択
パターンのモディファイ
バスへのアサイン/ 実行 キーフレームの
モディファイ
キーフレームの 追加・削除
ユーザーパターンの動作確認
KEY FRAME 最大50KF
DVE EFFECT CH1 USER PATTERN
最大50KF
DVE EFFECT CH2
KEY FRAME
11-2. ユーザーパターンの編集
ユーザーパターン編集はUSER PATTERNメニューとキーパッドで行います。
USER PATTERNメニューのSELECT項目でユーザーパターン番号を選択すると、OUはUSER PATTERN MODEに変わり、キーパッドがUSER PATTERN編集用になります。この章では、キ ーパッドと記載した場合、通常USER PATTERN編集用キーパッドを指します。
操作項目 操作セクション 操作 参照
1 USER PATTERNメニュ
ーを開く メニューセレクト部 USER PATTボタンを押す
11-2-1 2 ユーザーパターンの
選択 USER PATTERNメニュー
SELECT項目で番号を選択する
(OU、キーパッドがUSER PATTERNモードに変わり、
USER PATTボタンが点滅) 11-2-3 上書き禁止解除 USER PATTERNメニュー PROTCT項目をOFFにする 11-2-2
キーパッド CH1 (DVE-PGM) またはCH2 (DVE-PST) を押す
CH選択
USER PATTERNメニュー CHAN SELECT項目で選択
11-2-4 USER PATTERNメニュー LINE DVE項目をON
LINE DVE
ON USERボタン LINE DVE ON/OFF機能をアサイ
ンしたボタンを点灯させる バスの
アサイン USERボタン LINE DVE PGMまたはLINE DVE PSTをアサインしたユーザ ーボタン使用
KF新規作成 キーパッド KF ADDを押す
11-2-5
キーパッド INCで順方向、DECで逆方向移 KF選択 動
USER PATTERNメニュー KF SELECT項目で選択
11-2-6 KF追加 キーパッド KF ADDを押す
KF挿入 キーパッド KF INSERTを押す
KF上書き キーパッド OVERWRITE (ENTER) を押す 11-2-7 KF削除 キーパッド KF DELETE(CLEAR) 次いで
OVERWRITE (ENTER)を押す 11-2-9 KFコピー/
ペースト メニューセレクト部 KF COPYでコピー、
KF PASTEでペースト 11-2-8
KF DUR設定 USER PATTERNメニュー KF DUR項目で設定 11-2-11
補間モード USER PATTERNメニュー INTERP項目で選択 11-2-10 チャネル切り
換えポイント 設定 (2CHパター ン)
USER PATTERNメニュー PRIORITY項目で設定 11-2-1
パターン 編集
パターンの動 3
11-2-1. USER PATTERN メニューの表示
メニューセレクト部のUSER PATTボタンを押し、USER PATTERNメニューを表示します。
ユーザーパターンの選択とユーザーパターン情報
コントロール F1を回してSELECT項目で編集するパターン番号を選択します。パターンが選 択されるとシステムはUSER PATTERNモードに変わり、USER PATTボタンが赤点滅します。
この時キーパッドもユーザーパターン編集用に変わり。USER PATTERNメニューまたはDVE
MODIFYメニューを表示したときには、右上に下記のようなユーザーパターン情報が表示され
ます。
No01 CH1 / KF01 (05)
パターン番号 選択チャネル 選択キーフレーム パターンの総KF数
USER PATTERNモードを抜けNORMALモードに戻すには、SELECT項目をOFFにします。
USER PATTERNモード時は、各メニューのキーパッド入力は可能ですが、イベントメモリ操作
はできなくなります。
■ USER PATTERNメニュー
メニューでは次の操作が可能です。各操作の詳細については、関連する章を参照ください。
項目名 説明 参照
SELECT 編集を行うユーザーパターン番号を選択します。 11-2-1
PROTCT 選択パターンを上書き禁止とします。 11-2-2
PATTERN CTRL
DELETE 選択パターンを削除します。 11-2-13
PRIORITY
2チャネルパターンのチャンネルプライオリティの切り換えポイ ントを100段階で設定します。
0: トランジション開始直後に切り換え(初期値) 50: トランジションの真ん中で切り換え
100: トランジション後に切り換え
REST OF KF 使用可能なKF残数を表示します。
CHAN SELECT
編集対象のチャネルを選択します。
(キーパッド操作と連動) 11-2-4 LINE DVE 選択したチャネルのLINE DVE ON/OFFに使用します。
KF
SELECT カレントKFを選択します。(キーパッド操作と連動) 11-2-6
KF DUR カレントKF-ネクストKF間の間隔を設定します。 11-2-11
KF CTRL
INTERP カレントKF-ネクストKF間に適用される補間モードを設定し
ます。 11-2-10
PATTERN PREV 作成したユーザーパターンの動作を確認します。 11-2-12
USER PATTERN
DELETE OFF
REST OF KF
704 KF
SELECT 1(05)
KF DUR
30 CHAN
SELECT CHAN1
INTERP LINE LINE
DVE ON SELECT
1
No01-CH1/KF01(05) PATTERN CTRL
PROTCT ON
PATTRN PREV PRIOR
ITY50
11-2-2. PROTCT (PROTECT) の設定
ユーザーパターン編集時にはUSER PATTERNメニューにあるPROTCT項目をOFFに設定して から行います。ユーザーパターンを変更/上書き禁止にする場合は、PROTCT項目をONに設定 します。
UP/DOWNボタンでカーソルを上段に合わせます。
コントロールF2を回して、PROTCT項目を設定します。11-2-3. USER PATTERN 編集ボタン
USER PATTERメニューでパターンを選択すると、USER PATTボタンが点灯しUSER PATTERN モードにわかります。それに伴いキーパッドもUSER PATTERN編集用に切り換わり、メニューセレ クト部のCOPY、PASTEボタンもUSER PATTERN編集用に切り換わります。
ボタン 機能 説明
7 CH1
SELECT DVEチャネル1を選択します。(メニューCH SEL項目でも設定可能)
4 CH2
SELECT
DVEチャネル2を選択します。(メニューCH SEL項目でも設定可能)
(LINE DVEを2チャネル使用または2CHパターン使用時のみ) INC KF INC KFを順方向に移動します。
DEC KF DEC KFを逆方向に移動します。
+/- KF ADD 現在のDVEの状態を新規KFとして、選択しているKFの後に追加します。
・ KF
INSERT 現在のDVEの状態を新規KFとして選択しているKFの前に追加します。
ENTER OVER-
WRITE 現在のDVEの状態を選択しているKFに上書きします。
KF KF DELETE (CLEAR) を押し、次にOVERWRITE(ENTER)を押してKFを削
※ ○で囲んだボタンは、PROTECT ON時は使用できません。
MODI
SYSTEM / TRANSITION BKGD/KEY SYS
SETUP
MATT STILL
STATUS
FILE
TRANS
PATT SEL
DVE
COPY
(KF COPY)
KEY1 OVER
WIPE
USER MODI
PATT
SWAP
(PASTE)
KEY1
KEY2
KEY3
PREV
3 6 9
2 5
0 1
KEYPAD / EVENT
DVE-PGM
DVE-PST
DVE-KEY1
DVE-KEY2
4 8 7
KF DEL KF INS KF PREV KF NEXT
OVERWRITE
DEC INC
+/-EV PAGE
RECALL
CLEAR ENTER
キーパッド メニューセレクト部
11-2-4. DVE チャネルの選択(メニュー/キーパッド)
現在選択しているDVEチャネルは次の項目で確認できます。
セクション 項目
USER PATTERN, DVE MODIFYメニュー メニュー右上のインフォメーション
USER PATTERNメニュー CHAN SELECT
モディファイ対象となるDVEチャネルはキーパッドの次のボタンで選択します。
CH1の選択 キーパッドのCH1 SELECT (7)を押します CH2の選択 キーパッドのCH2 SELECT (4)を押します
現在選択中のボタンがオレンジ点灯します。メニューCHAN SELECT項目でも選択できます。
11-2-5. キーフレームの新規作成
選択したユーザーパターンにキーフレームが登録されていない場合、最初にキーフレームを新規 作成する必要があります。次のように操作します。
PGMバスでLINE DVEをアサインします(「8 ラインDVE」参照)。2チャネル使用する場合は PSTバスにもLINE DVEをアサインします。
DVEモディファイを行い、キーフレームとして登録したいDVE映像を作成します。(「9 DVEモ ディファイ操作」参照)
キーパッドで+/-(KF ADD)を押し、新規キーフレームを作成します。11-2-6. キーフレームの選択(メニュー/キーパッド)
現在選択しているキーフレーム(カレントKF)の番号は次の項目で確認できます。
セクション 項目
USER PATTERN, DVE MODIFYメニュー メニュー右上のインフォメーション
USER PATTERNメニュー KF SELECT
キーフレームの移動は下記のキーパッドのボタンを使って行います。
ボタン 機能 説明
INC KF INC 次のキーフレームへ移動します。
DEC KF DEC 前のキーフレームへ移動します。
メニューのKF SELECT項目でも選択できます。
11-2-7. キーフレームの追加と上書き(キーパッド)
キーフレームの追加方法はKF INSボタンによるINSERTとKF ADDボタンによるADDの二種類 あります。また、事前にKF DUR、INTERP項目を設定した状態で追加操作を行えば、設定したKF DUR、INTERPで新規KFが追加されます。
キーフレーム追加前
総KF数:5 / カレントKF:3 の場合
CH1 1 2 3 4 5
KF INSERTによるキーフレーム追加
現在のDVE状態を新規KFとしてカレントKFの手前に作成します。
CH1 1 2 3 4 5 6
新規KFとしてKF3が挿入され、総KF数:6 / カレントKF:3 となります。
キーフレーム追加前のKF3、KF4、KF5はそれぞれKF4、KF5、KF6となり、後方へ移動しま す。
KF ADDによるキーフレーム追加
現在のDVE状態を新規KFとしてカレントKFの後ろに作成します。
CH1 1 2 3 4 5 6
新規KFとしてKF4が追加され、総KF数:6 / カレントKF:4 となります。
キーフレーム追加前のKF4、KF5はそれぞれKF5、KF6となり、後方へ移動します。
キ-フレームの上書き
キーパッド上のOVERWRITE (ENTER)ボタンを押します。現在のDVE状態がカレントKFに上書き されます。