/SD11
口炭堆積部分
0
輌騨鍵
25cm
撚難鑛耀
.難
雛難
㍉曇 多㌢
写真19 遺物出土状況
(a:南から、b:北から)
慾
図47 SD12遺物出土状況(縮尺1/8)
SD12(図43・47・48、写真18・19)
調査区中央部やや西寄り、BY69区にある。東方に張り出して屈曲する小規模な溝として捉 えたもので、両端はSD13・SD14に切られており、全形はわからない。周囲がほとんど隣接遺 構の埋土であるため検出面の確定はできないが、それらとの切合関係から判断して、〈5>層上 面とみられる。検出レベルの海抜は1.Om前後である。推定幅1m、検出面からの最大深さ35cm
で、断面はU字形を呈する。約3m分を検出した。底面は南から北に向けて段状に低くなって おり、レベルは高位部で0.95m、低位部で0.55mを測る。
埋土は、灰黄色粘性砂質土を主体とする上層(1〜4層)と、黄灰色粘性砂質土を中心と し、一部で炭粒・焼土粒および土器を濃密に含む暗黄灰色粘性砂質土となる下層(5〜9層)
とに大別できる。その層界は非常に明瞭で、やや不整合気味である。とくに下層は、不均質で 軟かい土質と包含物の多さで特徴づけられ、周囲の溝の埋土とは明確に区別できる。
・菱 一 ・.一_… −
12 19 25
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.−17
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27
こ = ≡≡>
28
29
0 10cm
法 量(cm)
形態 ・手法他
胎 土 色 調番号 種類・器種
口径 底径 器高
1 瓦器椀 14.9 4.5 5.0 口径15.2×14.7cm、内面:丁寧ナデ後ミガキ・暗文、外面押圧 精良、細砂少 灰黒〜淡灰
2
土師質椀
一 7.3 一 全体摩滅 細〜粗砂多 灰白3
土師質椀
一 6.1 一 底部板目痕、摩滅、底径6.3×6cm 細砂、赤色粒少 淡黄灰白4
土師質皿
*8.3 *6.2 1.5 底部箆キリ、ロクロ回転左、1/3残存、* 微砂、赤色粒 淡灰褐5
土師質皿
8.5 6.4 1.5 底部箆キリ、ロクロ回転左 細砂、赤色粒 淡黄灰6
土師質皿
8.6 6.4 1.4 底部箆キリ、ロクロ回転左、* 細砂、赤色粒 淡灰褐7
土師質皿
8.7 6.4 1.3 底部箆キリ、 ロクロ回転左、* 細砂、赤色粒多 灰褐8
土師質皿
7.8 6.0 1.3 底部箆キリ後板目痕、ロクロ回転左、* 微砂、赤色粒多 淡黄灰、淡灰褐 9土師質皿
8.5 6.4 1.3 底部箆キリ、ロクロ回転左、内面煤付着、* 微砂、赤色粒 灰褐10
土師質皿
8.4 6.2 1.3 底部箆キリ、ロクロ回転左、* 微砂多、赤色粒 明黄灰褐11
土師質皿
*8.4 *6.5 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、胎土は吉備系椀に似る、1/4残存 粗砂、赤色粒少 淡灰白〜淡榿白 12土師質皿
8.5 6.3 1.0 底部:箆キリ・中央部丸く膨らむ 細砂、赤色粒多 淡灰褐〜淡黄灰 13土師質皿
8.1 5.9 1.4 底部箆キ・リ、ロクロ回転左、口径8.2×7.9cm、底径6×5.8cm 細砂、赤色粒 淡黄灰 14土師質皿
8.3 6.0L2
底部箆キリ、ロクロ回転左、口径8.4×8.2cm、* 細砂・赤色粒多 淡黄灰 15土師質皿
8.3 6.2L2
底部箆キリ、ロクロ回転左、口径8.5×8.1cm、底径6.4×6cm、高1.4〜lcm 細砂、赤色粒 淡黄灰16
土師質皿
8.5 6.3 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、* 細砂、赤色粒 淡黄灰17
土師質皿
8.2 6.2 1.3 底部箆キリ後板目痕、口縁一部煤、* 細砂、赤色粒 淡黄灰 18土師質皿
8.4 6.1 1.2 底部箆キリ、日径8.6×8.1cm、底径6.3×5.8cm、器高1.3〜1.1cm、* 微砂、赤色粒 淡灰褐19
土師質皿
8.3 6.1 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、* 微砂、赤色粒 淡灰褐、黄灰20
土師質皿
8.2 6.4L4
底部箆キリ、ロクロ回転左、* 細砂多、赤色粒 黄灰白21
土師質皿
8.2 6.5 1.3 底部箆キリ、ロクロ回転左、* 微砂、赤色粒 淡灰褐22
土師質皿
8.1 6.0 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、器高1.1〜1.3cm、* 微砂、赤色粒少 淡灰褐 23土師質皿
8.1 6.2 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、器高1.1〜1.3cm、* 微砂、赤色粒 明黄灰褐 24土師質皿
*8.4 5.0 1.6 底部調整摩滅で不明、体部は3/4を欠く 精良、赤色粒多 赤榿 25土師質皿
8.4 6.1 1.3 底部:箆キリ・板目、ロクロ回転左、底径6.2×6cm、高1.4〜1.2cm、* 微砂、赤色粒 明黄灰褐26
土師質皿
8.2 6.0 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左 微砂、赤色粒 淡灰褐27
土師質皿
*7.6 *5.6 1.2 底部箆キリ、ロクロ回転左、1/5残存、* 微砂、赤色粒 淡灰褐〜淡黄灰 28土師質皿
*8.6 *6.4 1.0 底部箆キリ、ロクロ回転左、ユ/2弱残存 微砂、赤色粒多 (淡)灰褐 29土師質皿
*9.3 *6.5 1.2 底部箆キリ、摩滅、1/2弱残存、他と異なる 細砂、赤色粒多 淡榿白図48 SD12出土遺物(縮尺1/4)
遺物は、主として下層の上面に乗る暗灰黄色砂質土から出土した。もっとも特筆すべきは土 師質皿の集積である(図47)。東西約40cm、南北約45cmの範囲内に皿20枚が重なり合い、その上 面のほぼ全体を、繊維状の有機質を含む灰黒色の炭化物層が数㎜の厚さで覆う状況であった。
皿群の下には炭化物層はみられず、最下層にある皿の下面は直接溝の底面に接している。また 皿は、端にあった1枚が破散しているほかはほぼ原位置で完形をとどめているが、表裏はまち まちである。溝底に一括で投げ置いた皿20枚の上を繊維質の薄物で覆った状況が復元されよ
う。
その他に、皿の集積域と離れて、完形の瓦器椀1点(図48−1)と土師質椀の高台片(同一 2・3)が出土し、13世紀初頭〜前半の時期を示す。出土状況からしてこうした遺物の年代観 が本溝の年代に直接結びつくか疑問は残るが、皿の集積という点 _
と近いデータが得られることから、本溝の時期は13世紀初頭〜前 半が妥当と考えられる。一方切合関係からみれば、本溝は13世紀 初頭に位置づけられるSD11を切っている。こうした点からも年 代観は一致する。
SD13(図43・49〜55、写真18・20)
64ライン沿いにほぼ南北に走る溝である。南半分はSD14に重 なり、埋土の一一部を残してそれに切られている。調査区中央部以
北で東に振った部分が半分程度遺存し・この部分は東隣のSDl1写真20 SD13遺物出土状況 (南から)を大きく切り込む。北端部は、調査区端の手前で東方へ屈曲し始
0 1m
十図49 SD13遺物出土状況(縮尺1/40)
1
2
3
一
一} 一
∨ へ ヘ プ{