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1.19 2.83

121

2。46b 1.12

2。64 1.11 2.43 1.05 λ14h

1.12

2。56 0.86 2.88 1.05 3。88a

O93

 0.12  0.69

 11.35**

MSe瓢1.20

※ 異なるアルファベットを付与されたものの間に1%水準で有意な差がみられた。

       **

      P<.01

 本実験で操作されなかった努力帰属以外の3つのうち、能力帰属,

課題の困難度については、どの群間にも有意な差はみられなかった ものの、運への帰属のみに有意な差がみられ、統制群は実験群1,

実験群2よりも高く運に帰属していた。

3 マット運動の学習に対する毎時間の生徒の統制感(時中測定)

  Figure 15は毎時間の終了時の、生徒の統制感に関する各群の平均値  を示したものである。毎時間ごとに平均の差をt検定したところ、有

意な差はみられなかったものの、相対的には実験群は統制群よりも「統 制感」を高く評定していた。

 5  4

点3  2

 1

+統制群 i+実験群

       授業時間

F量gure 15.毎時間ごとのマヅト運動の学習に対する統制感の変容

4 事後テストの結果の分析

(1) 内発的動機づけ

   実験群と統制群におけるマヅト運動,、ならびに体育全般に対する   事後の内発的動機づけ得点の平均値を算出し、それぞれTable 29と   Table 30に示した。マヅト運動に対する内発的動機づけ得点の平均   値の差をt検定したところ、2群間に有意差はみられなかった。

  Table 29マット  に・する  的  づけノ点の平ノと票 一差  後テスト)

実験群 統制群 t値df」52

Mean

N

s刀

3.62 0.71

38

3.34 0.55

16

1.41

 また体育全般に対する内発的動機づけ得点も同様に差を検討した ところ、有意でなかった。

・Table 30  全 に・する  的  づけ 点の平ノと票 一差  後テスト

実験群 統制群 t値df」52

Mean

N

8刀

3.64 α66 38

3.39 0.56

16

1.38

 そこで、内発的動機づけ測定尺度の下位次元である「学習への肯 定的態度」「緊張性不安」「学習の価値」「有能感」「失敗不安」の

5次元に分けて分析しなおし、それぞれ平均と標準偏差を求めた

(Table 31)o

Table 31 マット運動における内発的動 づけ測定尺度下位次元の平均と標準偏差 事後テスト

実験群N=38 統制群N=16 t{直df=52 学習への肯定的態度Me班

        、SD    緊張性不安Mean         5P

   学習の価値Mean         s刀

  運動の有能感Mean         S.Z)

    失敗不安Mean         SD

4.21 0.96 2.88 1.16

332

1.07 2.68 1.12 2.57 1.09

4.03 0.87

325

1.12 3.04 1.09 2.75 1.07 3.31 1.10

0.83

1.02

0.87

0.22 2.33*

※ このTableでの緊張性不安と失敗不安は、得点が高いほどそれぞれの不安が高いことを示している

       *       P<.05

 それぞれの次元について差を検討したところ、「失敗不安」にお いてのみ2群間の平均の差が有意であり、実験群のほうが統制群よ

りも有意に低かった。

 また体育全般についても同様に、各下位尺度について平均と標準 偏差を求めた(Table 32)。同様にそれぞれの次元について差を検討 したところ、「失敗不安」において2群間の平均の差に有意な傾向 がみられ、実験群のほうが統制群よりも低かった。

Table 32 体育全般における内発可動 づけ測定尺度下位次元の平均と標準偏差 事後テスト

実験群N=38 統制群N=16    t値df=52 学習への肯定的態度Mean

        sρ

   緊張性不安Nlean

        SP

   学習の価値Mean         8刀

  運動の有能感M聞n         SD

    失敗不安Mean         so

4.09 α98 2.83 1.11 3.71 1.08 2.75 1.09 2。66 1.09

3.90 0.95 3.23 1.12

354

0.95 2.83 1.05 3.21 1.09

0.83

1.12

0.60 0.27 1.75†

※ このTableでの緊張性不安と失敗不安は、得点が高いほどそれぞれの不安が高いことを示している

      †        P<.1

(2)統制感

  実験群と統制群におけるマヅト運動ならびに体育全般に対する事  後の統制感得点を算出し、それぞれTable 33とTable 34に示した。

 マヅト運動に対する統制感得点の平均の差をt検定したところ、2  群間の平均の差が有意であり、実験群のほうが統制群よりも有意に  高く「統制感」を評定していた。。

 Table 33 マヅト  における、」感z日点の平ゾと票 一差  後テスト

実験群 統制群 七二df」52

Mean

3P

N

4。26 α81 38

3。63 0.84

16

2.61*

* P<.05

Table 34 全 における、」感佃点の平ノと票 一差  後テスト

実験群 統制群 七値df」52

Mean

8D

N

4。23 0.76

38

4.07 0.66

16

0.75

 しかし体育全般に対する平均の差を検討したところ、有意でなか

った。

 また「統制感」についての質問紙は事前テストも事後テストも同 じものを使用したので、有意差のあったマヅト運動における統制感 について、各群の統制感の推移をFigure 16に示した。

5ρ0

400

3ρ0

目◎一統制群

{実験群

  事前      事後

Figure 16.マヅト運動における統制感の推移

 さらにこの事後テストにおいて、統制感得点が事前テストの時よ りも上がった生徒の人数と下がった生徒の人数をTable 35に示した。

2×2の直接確率計算を行ったところ、人数の偏りに有意傾向がみ

られた(p<.1)。

Table 35 マット  に偽ける,1感佃、の亦ヒ 

得点の変化状況 土がつた生徒 下がった生徒 実験群

統制群

25

6

9 7

 そこで両群について1×2の直接確率計算を行ったところ、統制 群では人数に偏りはみられなかったものの、実験群では期待値から

の人数の偏りが有意であった(p<.01)。

(3) 内発的動機づけに関する行動次元での分析

  自由練習時間における練習への取り組みを、マット運動の学習に  対する内発的動機づけの程度をあらわす行動とし、まず技に挑戦し  た回数を各個人について測定し、その結果をTable 36に示した。技  への挑戦回数について平均の差を検討したところ、2群間の平埼の  差は有意でなかった。

Table 36  , 日 における生!のマット  の へのヒ の平ピと票 一差

実験

Me紛n

8P

N

19.24 4.00

38

統制群

20.67 3.37

16

t値df」47

0.27

 次に自由練習時問中、それぞれのマヅトをどのくらい活用してい るか、それぞれのマヅトの使用時間を測定した。なお、統制群と実

験群2は1クラスでの授業のためマヅト2枚、実験群1は2クラス

での授業のためマヅト4枚で行われた。この結果をTable 37に示し

た。

Table 37  におけるマットごとの 用日日 少

マットマヅトAマットBマヅトC マットD マットEマットF 平均時間 実験群i531

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