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仮想マシンでのディスクの使用

ドキュメント内 仮想マシン ガイド (ページ 133-169)

この章では、仮想マシンのハード ディスク ストレージの構成方法および以下の項目 について説明します。

„ 仮想マシンのハード ディスク ストレージの構成(P.123)

„ オプティカルドライブとフロッピー ドライブの構成(P.133)

„ 仮想マシンにドライブを追加(P.136)

„ VMware 仮想ディスク マネージャの使用(P.145)

„ 物理パーティションに OS をインストール(P.152)

„ マルチ プロセッサホストでの Windows NT ゲストのディスク パフォーマンス

(P.157)

仮想マシンのハード ディスク ストレージの構成 

物理コンピュータと同様に、VMware Server の仮想マシンは OS、プログラム、デー タ ファイルを 1 つ以上のハード ディスクに記憶しています。ただし、物理コン ピュータと違って、VMware Server では仮想マシンのハード ディスクに行った変更を 取り消すオプションが用意されています。

[New Virtual Machine Wizard(新規仮想マシンウィザード)] で作成される仮想マシン には、ディスクドライブがひとつ設定されます。仮想マシン設定エディタ([VM] -  [Restart(再起動)])を使用して、仮想マシンへのディスク ドライブの追加、仮想マ シンからのディスク ドライブの削除、既存のディスク ドライブの特定の設定変更な どを実行できます。

ここでは、仮想マシンのハード ディスク記憶装置を設定する際のオプションについ て説明します。

„ ディスクタイプ : 仮想ディスクと物理ディスク(P.124)

„ ディスク、REDO ログ、スナップショット、ロック ファイルに 関する追加情報

(P.126)

„ 仮想ディスクの最適化と圧縮(P.130)

ディスクタイプ :  仮想ディスクと物理ディスク 

一般的な構成では、VMware Server は通常ホスト コンピュータのハード ディスクに 保存されているファイルから成り立っている仮想ハード ディスクを作成します。状 況によっては、物理ディスクと呼ばれるディスクタイプを使用して、ホスト コン ピュータ上の物理ハード ドライブに仮想マシンが直接アクセスする必要が生じるこ とがあります。

仮想ディスク

仮想ディスクは、ゲスト OS が物理ディスクドライブとして認識するファイルです。

このようなファイルは、ホストマシンにもリモートコンピュータ にも保存しておく ことができます。仮想マシンに仮想ディスクを構成すると、物理ディスクの再パー ティショニングやホストの再起動を行わなくても仮想ディスクに新しい OS をインス トールすることができます。

IDE 仮想ディスクの最大容量は 950GB です。SCSI 仮想ディスクの最大容量は 950GB です。仮想ディスクのサイズとホスト OS によって、VMware Server は、各仮想ディ スクを保存するために 1 つあるいは複数のファイルを作成します。

デフォルトでは、仮想マシンの作成時に全てのディスクスペースが仮想ディスクへ割 り当てられるように構成されています。このタイプの仮想ディスクは、事前割り当て 済みディスク(Preallocated disk)と呼ばれます。事前割り当て済みディスクはパ フォーマンスに優れているため、仮想マシンでパフォーマンス センシティブなアプ リケーションを実行している時に便利です。事前割り当てされない仮想ディスクは、

拡張可能ディスク(Growable disk)と呼ばれます。拡張可能ディスクは、最初は小 さなサイズから始め、必要に応じて指定された最大サイズまで拡大していきます。こ のアプローチの最大の利点は、ファイルサイズを小さく抑えられることです。ファイ ルが小さければ、保存領域を節約することができ、新しいロケーションに仮想マシン を移動するのも簡単です。このタイプの仮想ディスクは、圧縮可能です。ただし、こ の方法で構成されたディスクへのデータの書き込みには多少時間がかかります。

仮想ディスクは、ゲスト OS の種類に関わらず、IDE ディスクとして設定することが 可能です。ゲスト OS に VMware Server の仮想マシンで使用される BusLogic SCSI ア ダプタ向けのドライバがインストールされている場合は、仮想ディスクを SCSI ディ スクに設定することができます。

注 SCSI ディスクを Windows XP や Windows Server 2003 仮想マシンで使用する には、専用の SCSI ドライバが必要です。ヴイエムウェア Web サイトのダ ウンロード セクション(www.vmware.com/download)で入手することがで きます。新しくインストールした Windows XP や Windows Server 2003 でこ のドライバを使用するには、Web サイトの指示に従ってください。

第 6 章  仮想マシンでのディスクの使用

どちらのタイプの仮想ディスクも、いずれのタイプの物理ハード ディスクに保存す ることができます。つまり、IDE 仮想ディスクを構成するファイルは、IDE ハード  ディスクにも SCSI ハード ディスクにも保存できます。SCSI 仮想ディスクを構成する ファイルについても同じことが言えます。これらのファイルは、DVD や CD-ROM ディスクなど、他の高速アクセス ストレージ メディアに保存することも可能です。

DVD あるいは CD-ROM からの仮想マシン実行については、「DVD あるいは CD-ROM ディスクから仮想マシンを実行(P.102)」を参照してください。

仮想ディスクの優れた特徴は、その移植性にあります。仮想ディスクはホストマシン やリモートコンピュータにファイルとして保存されるため、同じコンピュータの新し いロケーションや別のコンピュータに簡単に移動することができます。また、

Windows ホストの VMware Server を使って仮想ディスクを作成し、それを Linux コン ピュータに移動して Linux 向けの VMware Server で使用したり、またその逆を行うこ とも可能です。仮想ディスクの移動に関する詳細は、『VMware Server 運用ガイド』の

「仮想マシンの移動と共有」を参照してください。

物理 (RAW) ディスク

物理ディスクは、既存のローカル ディスクやパーティションに直接アクセスします。

VMware Server で、既存のディスク パーティションから 1 つあるいは複数のゲスト OS を実行するには、物理ディスクを使用してください。物理ディスクは、IDE デバ イスにも SCSI デバイスにもセットアップできます。ただし、既存の SCSI ディスクあ るいはパーティションに既にセットアップされているゲスト OS から起動する機能は サポートされていません。

物理ディスクの最も一般的な使用方法は、デュアルブートあるいはマルチブートのマ シンを変換して、1 つ以上の既存の OS を仮想マシン内で実行できるようにすること です。

注意 物理ディスクは、IDE デバイスにも SCSI デバイスにもセットアップで きます。SAN に保存されている物理ディスクは使用できません。

VMware Server ホスト上のディスク、またはパーティションを使用して ください。

ホスト コンピュータでネイティブに稼動しているオペレーティング システムを仮想 マシン内で実行するように切り替える場合、その変更は、あるコンピュータからハー ド ドライブを引き出し、異なるマザーボードと他のハードウェアを持つ別のコン ピュータにインストールするようなものです。このため、切替えは注意深く行わなけ ればなりません。実際の手順は、仮想マシンで使用する OS の種類によって異なり ます。

仮想ディスクの代わりに物理ディスクを使用する新しい仮想マシンを作成することが できます。詳細は、「物理パーティションに OS をインストール(P.152)」を参照し てください。しかし、ほとんどの場合は、仮想ディスクの使用をお勧めします。

物理ディスク構成は、上級ユーザー以外にはお勧めしません。

独立ディスク 

独立ディスクは仮想ディスクのコントロールと複合度を向上させます。特別な目的の 構成に、独立モードで仮想ディスクを構成します。

例えば、DVD または CD-ROM に保存された仮想ディスクを使用する仮想マシンを実 行したい時などにこの構成を行います。詳細については、「DVD あるいは CD-ROM ディスクから仮想マシンを実行(P.102)」を参照してください。

あるいは、仮想マシンのスナップショットから 1 つ以上の仮想ディスクを排除する こともできます。スナップショットの詳細については、「スナップ ショットの作成

(P.116)」を参照してください。

独立ディスクとしてディスクを構成するには、[VM] - [Settings(設定)] を選び、仮想 ディスクを選択してから [Advanced(詳細)] をクリックします。[Advanced settings

(詳細設定)] で [Independent(独立)] を選択し、次にディスクのモードを選択しま す。独立ディスクでは次のオプションがあります。

„ Persistent(通常) 変更はその場で恒久的にディスクに書き込まれます。通常 モード の独立ディスクへの変更は、スナップショットに戻った場合でも、その まま残ります。

„ Nonpersistent(読み取り専用) ディスクへの変更は、仮想マシンをパワーオフ するかスナップショットに戻った時に破棄されます。DVD あるいは CD-ROM に 仮想ディスクが保存されている仮想マシンを実行する場合や、スナップショット に戻った時に、スナップショット設定後に行った仮想ディスクへの変更を破棄す る場合は、このオプションを選択してください。

ディスク、REDO ログ、スナップショット、ロック ファイルに 関する追加情報

ここでは、仮想マシンのファイルについて説明します。

ディスクファイル

仮想マシン設定エディタ([VM] - [Restart(再起動)])では、仮想マシンのディスク  ファイルを選択できます。

別の場所で作成された仮想ディスクを使用したり、作成されたディスク ファイルを 新しい場所に移動したりする場合、新規仮想マシン ウィザードで作成された以外の ファイルを選択してください。

ドキュメント内 仮想マシン ガイド (ページ 133-169)

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