被保険者は、第 6 期中の平成 29 年(2017 年)には、21,332 人、平成 37 年(2025 年)には 22,405 人に増加することが見込まれています。また、要介護・要支援認定 者数は、第 6 期中の平成 29 年(2017 年)には、3,669 人、平成 37 年(2025 年)には 4,563 人に増加することが見込まれています。
図表
127
被保険者数及び要介護・要支援認定者数の見込み 平成27年2015年 平成28年
2016年 平成29年
2017年 平成32年
2020年 平成37年 2025年 20,524 20,929 21,332 22,209 22,405
要支援1 352 373 394 430 467
要支援2 321 336 355 400 447
要介護1 913 972 1,033 1,180 1,315
要介護2 650 657 671 736 805
要介護3 424 416 409 445 492
要介護4 461 500 540 631 702
要介護5 267 265 268 302 335
合計 3,388 3,520 3,669 4,123 4,563 16.1% 16.4% 16.8% 18.2% 20.0%
第1号被保険者
要支援・要介護 認定者
認定率
2.居宅サービス
(1)訪問介護
【現状と課題】
訪問介護とは、訪問介護員が自宅を訪問し、「身体介護」と「生活援助」などの介護や 生活支援と、通院などに利用する介護タクシーへの「乗車・降車の介助」などの介護 を受けるサービスです。市内に介護タクシー事業所は少なく、サービス基盤は弱い 現状です。
要介護度別の利用者状況は、要介護 1・2 の認定者の利用が多く全体の約 51%と なっています。また、要介護度別の利用率では要介護 4・5 の重度者の割合が高く なっていますが、他のサービスと組み合わせて在宅介護を継続しています。
利用内容については、要介護度が高くなるにつれて身体介護の利用回数が多くなり、
また夜間早朝の利用も多くなっています。
眠前や起床時にケアが集中することから、その時間に対応する介護職員の不足によ りサービスを利用できない実態があり、需要に対して供給が低い状況です。
【給付見込み】
独居高齢者や重度者を在宅で支える上で重要なサービスであり、一定の伸びを見込 みます。
平成 28 年 4 月より介護予防訪問介護が新しい介護予防日常生活支援総合事業へ移 行します。平成 28 年度は順次移行するため半分の利用を見込み、平成 29 年度は ほとんど移行すると見込みます。
【今後の方向性】
在宅介護の限界点を引き上げるために必要なサービスであることから、人材の確保、
サービスの質の向上を図りながら定期巡回随時対応型訪問介護看護のあり方につい て検討します。
105,324 113,978 125,644
158,083 210,444
58,798 59,494 64,619 88,963 100,040
5,604 5,748 5,916 6,396 7,104 4,673 4,902 5,239 5,236 5,387
0 5,000 10,000 15,000 20,000
0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸)
768
372
72 1,054 1,011
883 824 757
0 500 1,000 1,500 2,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
人数(計画) 人数(実績)
人
回 人
(介護給付)
(予防給付)
(2)訪問入浴介護
【現状と課題】
訪問入浴介護は、自宅に簡易浴槽を持ち込んで入浴の介助を行うサービスであり、
在宅介護のターミナルケアには欠かせないサービスとなっていますが、サービス提 供事業者は市内に 1 事業所であり利用の伸びない要因の一つと言えます。また、持 ち家率が高いことから特定福祉用具販売や住宅改修などにより、自宅浴室を利用す る傾向にあります。
要介護度別の利用者状況では、重度の要介護者の利用が多くなっています。
【給付見込み】
医療ニーズの高い重度者の利用が増えているため、今後は増加傾向で見込みます。
【今後の方向性】
今後、重度者の在宅介護が増加することから、要介護認定者の増加に伴うサービス 量を見込みます。
4,241 5,068 5,341
6,577 8,362
3,650 3,498 4,161 4,066 3,887
876 888 912 1,020 1,164
782 759 886 903 857
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸)
回 人
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 1
26
11
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 1
4 3
0 5 10
0 10 20 30
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸)
回 人
(介護給付)
(予防給付)
(3)訪問看護
【現状と課題】
訪問看護は、医師の指示に基づき、在宅の療養者に対して看護サービスを提供する もので、訪問介護とうまく組み合わせて利用することが重要となります。
市内の訪問看護事業所は 3 ヵ所ありますが、サービス利用件数のうち約 50%の供 給率であり、市内事業所のサービス基盤は弱い現状にあります。
サービス利用者の状況では、要介護 4・5 の重度者の利用が約 44%となっており 在宅での重度者に対する支援として必要なサービスと言えます。
訪問看護師の人材不足も顕著です。今後の在宅限界点を上げるためには、緊急時の 対応等 24 時間体制が必要不可欠なサービスであり、充実に向けた検討が必要です。
【給付見込み】
医療依存度の高い重度者を在宅で支える上で重要なサービスであり、市内外から提 供する事業所数も増えていることから、サービスの利用が増加すると見込みます。
医療機関での在院日数が短縮していくことや、介護療養型医療施設が平成 30 年 3 月 31 日までに転換することを受けて、今後の需要は高くなっていきます。
【今後の方向性】
在宅療養における訪問看護ステーションの役割は大きく、特に今後は、終末期にお ける在宅での看取りを希望する人が増えるため、かかりつけ医との連携により看取 りを充実していく必要があります。
訪問看護師の人材を確保するために、訪問看護の各種研修や、職場面接会を開催し ていきます。
11,336 12,074 13,217 15,246
19,849
6,828 8,112 8,158 8,757 9,371
1,896 1,956 2,040 2,232
2,508
1,420 1,683 1,666 1,656 1,743
0 1,000 2,000 3,000 4,000
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸)
回 人
1,127 1,476 1,877 2,594 3,140
208 165 197 252 405
192 252 312
420 480
78 63 73 61 104
0 100 200 300 400 500 600
0 2,000 4,000 6,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸) 人
回
(介護給付)
(予防給付)
(4)訪問リハビリテーション
※第 5 期計画(平成 24 年度)以降は日数ではなく回数が表示されています。
【現状と課題】
医師の指示書に基づき、日常生活を助けるための機能の維持・回復訓練等のリハビ リテーションを個別に実施するサービスです。利用者のペースで利用でき、実際の 生活に役立つ訓練が受けられる一方で、リハビリ用の機器が使えないため訓練の内 容が限られます。
サービス利用者の状況では、要介護 2 以上の方が約 80%を占めており、原因疾患 別では脳血管疾患が約 40%を占め最も割合が高くなっています。
通所が困難な利用者を対象に、心身の機能の維持回復を図り日常生活の自立を支援 するためのサービスですが、市内には 1 事業所しかなくサービス基盤が弱い現状に あります。
【給付見込み】
在宅復帰には必要なサービスのため、サービスの伸び率に合わせて見込みます。
【今後の方向性】
在宅における生活期リハビリテーションの充実を図り、高齢者の状態に応じた質の 高いリハビリテーションの包括的な提供のあり方について検討する必要があります。
17,110 17,387 17,514 18,068 19,822
3,548 4,656 5,595
11,743 12,149
1,452 1,548 1,644 1,800 2,220
778 1,008 1,185 1,112 1,202 0
1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
日数(計画) 日数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸)
日・回 人
932 1,082 1,319
2,285 4,170
435 309 194 612 554
120 132 144
168 192
120 87 56 82 70
0 200 400
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
日数(計画) 日数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸) 人
日・回
(介護給付)
(予防給付)
(5)居宅療養管理指導
【現状と課題】
利用者の健康状態を把握することができ、また介護の仕方の指導を受けることもで きるので、在宅介護の家族にとっても役に立つサービスです。
医師や薬剤師による認知症対応型共同生活介護等への訪問診療等によって、平成 24 年度より利用者が急増しています。
【給付見込み】
居住系サービス対象者の増加に応じて伸びを見込みます。
【今後の方向性】
今後は、介護療養型医療施設の転換などにより、医療依存度の高い在宅の要介護者 の増加も予測されることからも、利用者のニーズに応じた居宅療養管理指導ができ るよう、関係機関と協力し必要な供給体制の確保に努めます。
1,680 1,980 2,304
2,856 3,240
601 680 695 921 1,243
0 1,000 2,000 3,000 4,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
人数(計画) 人数(実績)
人
40 41 42
14 17 19
84 96 108
132
168
6 1 8
7 18 0
50 100 150 200
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
人数(計画) 人数(実績)
人
(介護給付)
(予防給付)
(6)通所介護
【現状と課題】
在宅サービスを利用している人のうち、約 6 割が通所介護を利用しており、本市で 最も利用されているサービスです。
サービス利用者の状況では、要介護 1・2 の方が全体の約 57%を占めています。
また、要介護度別の利用率では、いずれの要介護度においても 60%前後となって います。
通所介護については、介護や機能訓練に重点を置いたもの、レスパイト中心のもの、
サービス提供時間の長短、事業所の規模など、様々なサービス提供の実態があり、
市内においては最も基盤整備が進んでいる状況にあります。ただし、定員数に対す る稼働率は、事業所によって偏りがあるものの 63%と低い状況です。
増加する通所介護の事業所については、経営の安定性の確保やサービスの質の向上 が求められています。
【給付見込み】
小規模の通所介護事業所については、平成 28 年 4 月 1 日までに、地域密着型通所 介護として地域密着型サービスに位置づけられます。本市の通所介護 30 事業所(平 成 26 年 11 月現在)のうち 16 事業所が該当するため、地域密着型通所介護で見 込みます。
平成 28 年 4 月より介護予防通所介護が新しい介護予防日常生活支援総合事業へ移 行します。平成 28 年度は順次移行するため半分の利用を見込み、平成 29 年度は ほとんど移行すると見込みます。
【今後の方向性】
本市の通所介護は供給過多であり、地域密着型通所介護と同様に、市内の地域密着 型サービス見込み量の確保のため、新たな通所介護は必要でありません。
122,371
56,659 59,159 65,794 76,924 84,477 93,090 99,650 105,972 112,308
12,648
5,868 6,084 6,600 7,548 9,410 10,255 10,672 10,814 11,535
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000
0 50,000 100,000 150,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成32年度 平成37年度
回数(計画) 回数(実績) 人数(計画)(右軸) 人数(実績)(右軸) 人
回
2,532
1,260
240 1,680 1,534 1,521
1,877 2,156
0 1,000 2,000 3,000
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 人数(計画) 人数(実績)
人
(介護給付)
(予防給付)