第 3章 実践授 業 Ⅱ
第 2節 今後 の課題
今後の課題 として、次の 3点 が挙げられる。
① 6年 間を見通 した検証
②多様な表現 につ なげる授業の設計
③地域教材の さらなる開発
① 6年 間を見通 した検証
本研究では、第 6学 年での実践 を通 して検証 し、学習者 と古典 との距離 を縮 める手立ての有効性 について成果 を得 ることができた。 しか し、伝統的な言語 文化に関す る事項の指導は、系統的に古典に親 しませ ることが大切であ り、他 学年での検証 もしてい く必要がある。低学年や中学年で想定 されている教材や 学習活動において も、古典世界 との距離を縮めることができるのかを明 らかに
してい く必要がある。
②多様な表現 につ なげる授業の設計
本研究では、創作活動 を 「書 くこと」に関連す る創作に絞つて実践 した。 し か し、「話す こと・聞 くこと」や 「読む こと」に関す る表現活動にも広げること はできる。古典の内容 について話 し合つた り、群読や朗読劇 を した りす る実践 もある。多面的に古典 に接す ることができるようにす るため、 「書 くこと」以外 の表現につなげてい く授業 も設計 してい く必要がある。
③地域教材の さらなる開発
本研究では、芭蕉の俳文・俳句 と、富士山の和歌を教材 として開発 した。 し か し、これ以外にも、地域教材 として開発できる作品はある。例 えば、同 じ富 士山でも、別の作品か ら考えることはできるし、地域の民話を教材化す ること
もできる。地域 にある文化的価値 も、指導者がその意義 を見出 し、教材化 して
いかなければ、学習者 も接す ることなく過 ぎて しま うこともある。学習者の実
態を踏まえて、絶 えず教材 を開発 してい くことが必要である。
謝 辞
本研 究 の遂行 並 び に本報 告 書 を作成 す るに あた り、多 くの方 々の ご支援 とご 指導 を賜 りま した。
指導教員 の吉 田和 志 先 生 には、研 究 内容 の整 理 、授 業 づ く り、デ ー タ分析 、 報告書 の書 き方 に至 るまで 、懇切 丁寧 な ご指 導 をい た だ きま した。 先 生 には、
常 に、温 か く見守 つ てい た だ き、励 ま しの言葉 をか けて い ただ きま した。 お か げで、考 えが整 理 で きず迷 ってい る時 で も、安 心 して研 究 を進 め る こ とが で き ま した。 ま た 、幅 広 く国語 教 育 の話題 も提 供 して い た だ き、 国語 科 の教員 と し ての視 野 が広 が りま した。 これ らはす べ て、 自身 の教 員 と して の姿 を見つ め直 す こ とにつ なが り、教 員 人 生 にお け る重要 な道標 とな りま した。
本報告 書 を ご精 読 い た だ き、有 用 な助言 をい た だ きま した黒岩 督 先 生 に深 く 感 謝 い た します。 修 学 指 導教 員 の吉水裕 也 先 生 、森 山潤 先 生 をは じめ、授 業 実 践 リー ダー コー ス の先 生方 には、講 義や発 表 会 にお い て 、多面 的 な ご指 導 をい ただ きま した。 特 に 、増 澤 康 男先 生 には、発 表 会 にお い て 、励 ま しの言葉 と共 に、研 究 を価 値 づ けて いた だ きま した。
島 田市教 育委 員 会 の前教 育長 松 田宏 先 生 には、 島 田市 と松 尾 芭 蕉 の 関 わ りに 関す る資料 を提 供 して い た だい た り、 島 田に ゆか りの あ る古典 作 品 につ い て教 えてい ただい た りしま した。
多 くの先 生方 の ご指 導 を受 け、研 究 を深 め る こ とが で きま した。 心 よ り感 謝 いた します。
教 育 実践 プ ロジ ェ ク ト実習及 び課題 解 決 実習 にお い て 、多大 な る ご協 力 をい ただいた静 岡県 島 田市 立 島 田第 二 小学校 の宮村 久美 子校 長 先 生 をは じめ、大 関 裕 巳教頭 先 生 、
6年
部 の池 谷 和男 先 生 、青谷 安 芸 先 生 、並 び に 同校 職 員 の皆様 に感 謝 い た します 。 また 、毎 時 間一 生懸命 に授 業 に取 り組 ん だ6年
生 の児童 の 皆 さん。 皆 さん のお か げで有 意義 な実習 にな りま した。この よ うな研 修 の機 会 を与 えて くだ さい ま した静 岡県教 育委 員 会 、 島 田市教 育委員 会 、 島 田第 二小 学校 の暮林 邦和 前校 長 先 生 、宮村 久美 子校 長 先 生 に感 謝
申 し上 げます。
平成
26年
2月 山 城 拓 也引用・ 参 考 文献
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