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 図3−11A(重み付けなし)

 群平均法による重み付けしないAの結果では、3.7の距離で操作的定義

(7)、観察(21)、実験(18)、測定(6)、図・グラフとデータ解釈(10)の5つ

に分けることができる。 (括弧内の数字は、生徒実験数を示す。第6章

資料3.1.2.5参照)

 これに対して、図3−12の重み付けをしたBの結果では、6.5の距離で

操作的定義(8)、予測(2)、観察(16)、空間時間(2)、推論(11)、実験(12)、

10

5

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観察

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操 的定義

分類

間時間

 図3−12B(重み付けあり)

図・グラフとデータ解釈(8)、測定と数使用(3)の8つに分けることができ る。やはり、重み付けしたBの方が樹形図の階層が深くなっている。

エ.ウオード法による比較

 ウオード法による重み付けをしないAの結果では、0.8の距離で操作的定

義(8)、観察(10)、観察と分類(11)、図・グラフとデー一・一タ解釈(11)、仮説設 定と実験(11)、推論(9)、測定と数使用(2)の7つのクラスターに分かれる。

ここでは、群平均法では見られなかった推論、分類などのクラスターが現 れてきている。(括弧内の数字は、分類された生徒実験数を示す。第6章

資料3.1.2.7参照)

4

2

1 ard matbod

操 作 的 定 義

観 察

鉛観 類察

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図3−13A(重み付けなし)

第3章階層的クラスター分析による生徒実験の分析

10

5

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操 作 的

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仮実デ図

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 図3−14B(重み付けあり)

 重み付けをしたBの結果では、1.5の距離で操作的定義(8)、予測(2)、分 類(7)、観察(10)、条件制御(4)、仮説設定と実験(10)、図・グラフとデー

タ解釈(7)、測定と数使用(3)、推論(11)の9つのクラスターに分かれる。

モデルや空間時間の小さなクラスターが現れていないが、まとまったクラ スターの距離が大きく、樹形図が見やすい利点がある。

 この場合も、重み付けをした方が、生徒実験のそれぞれの特徴を示す項 目が、樹形図の中で細分化され、まとまって表現されてきている。

オ.分析結果の比較

 重み付けによる比較結果をまとめると次の表3−3のようになる。この表か ら、重み付けをしたほうが距離が大きくなり、分析が細かく小さなクラス ターが多数分類されてくることが分かる。

表3−3データの重み付}による比較

重み付けなし 重み付けあ

分析方法 分 距 分 数 分 距 分 数

短距 法

1.5 26 3.5

7

長距 法

4.5

5

7.5 11

マ法 3.7

5

6.5

8

ウオード法

0.8

7

1 5

9

 以上の比較結果から、重み付けについて次のことがいえる。

 ① 重み付けすることにより、個々の生徒実験の特徴がよりはつきりと   する。そのため、非類似度の差が大きくなり、樹形図の距離の値が大   きくなる。

 ②重み付けすることにより、樹形図の階層構造が深くなる。

 ③ 重み付けをした方が,まとまりのある樹形図になり、妥当な分析結   果が得られる。

 そこで、生徒実験を分析するたあには、その特徴を示す項目に重み付け をしたデータをもとにマトリクス表を作成し、階層的クラスター分析にか ければよいといえる。

(3)データ項目数の影響

 生徒実験に関するデー一一タ項目として、探究の技法の他に、学年、単元、

実験の取り扱いを加えた場合、分析結果にどのような影響が現れるか調べ た。スキルについては、重み付けをした(O,1,2)のデータ、その他 は各項目との関係の有無による(0,1)のデータをもとにした。その結 果が次の図3−15〜16である。

15

10

5

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大  ヒ

f

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推、

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図3−15最長距離法

第3章 階層的クラスター分析による生徒実験の分析

 データ項目数が多くなると、生徒実験の特徴を詳細に表すことができる。

そのため、分析対象である生徒実験の一つひとつが区別され、最下層に一 つのクラスターとして現れやすくなる。最長距離法では、図3−15のように 樹形図の下層が複雑に枝分かれした結果となる。この分析では、探究の技 法に重み付けがされているために、探究の技法のデータの影響が大きく現 れ、樹形図の上層のクラスターを特徴づけている。その下に続いて学年、

単元のクラスターが現れ、下層部のクラスターとなっている。

 しかし、ウオード法の場合、樹形図の下層部が縮まった樹形図として現 れるために、下の図3−16のように上部の階層において探究の技法のデータ に依存した分析結果となり、その他の項目は現れ難くなっている。

10

5

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条 件

.類..

・察・

実 験

   T

推 歩

論   解

   釈

図3−16ウオード法

 以上のことから、項目が複数になっても、重み付けをした項目の特徴に よってクラスターが形成されてくることがわかる。

 したがって、生徒実験を分析する場合において、調べたい項目やそれに 関連のある項目についてのみデータを入力すればよいといえる。

3.2,2 探究の技法による生徒実験の分析

 探究の技法により生徒実験を分析した以上の結果から、平成元年下版の 教科書(啓林館)について、次のことがいえる。

 ウオード法をもとに結果を考察すると、生徒実験は、図3−17のように

操作的定義(12.9%)、予測(3.2%)、分類(11.3%)、観察(16.1%)、条件制御(6.

5%)、仮説設定と実験(16.1%)、図・グラフとデータ解釈(11.3%)、測定や数 利用(4.8%)、推論(17.7%)の9つの探究の技法を指導の中心においたグルー

プに分類することができる。 (括弧内の数字は生徒実験全体に占める割合 を示す。)

 測定や辮1帰   (4.礫)

図・グラフとデー タ解釈(11.3幻

測(3ax)

分類(ll.3X)

観察(161紛

   図3−17探究の技法による生徒実験の分類

 そして、これらの9つの生徒実験のクラスターは、次図3−18のように大 きく2つにまとまった階層構造になっていることがわかる。 「操作的定 義」や「観察」を中心に行うグループ(43.5%)と「測定」や「実験」のグ ループ(56.5%)の2つである。

 この分析結果から注意すべき点は、探究の技法である「空間時間」につ いては「観察」のクラスターの中に、「モデル」については「仮説設定と

第3章 階層的クラスター分析による生徒実験の分析

実験」の中に含まれてしまうため、図の中に現れていないことである。特 に、演繹的過程である「モデル」や「仮説設定と実験」は、全体の16.1%で

しかなく、8割以上が帰納的な観察や実験で占められていることになる。

 このことは、この教科書を利用して生徒実験を行う場合、演繹的な過程 も大切に指導しなければならないことを意味している。

生徒実験

操   予   分   観  条   と仮 デ図

?  測   類   察  件   実説  1・

I      制  験設 タグ

?       御   定 解ラ

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