80 70 60 不50 安得40 点30 20 10 0
80 70 60 不50安
40得
点30 20 10 0
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●
体重移動前
段差
体重移動後
75
自己効力感得点
0 5
7 6
60
一→一状態不安
+特性不安
一●一自己効力感
図12 体重移動の運動前後の特性不安,状態不安,自己効力感の得点の関係
60 50 40不 安得30 点20 10 0
ノノ
ノ
38cm前 38cm後
75
74
73
72
自己効力感得点
段差 一→一一状態不安
+特性不安
一 ●一自己効力感
図13 段差38cmの跳び越し前後の特性不安,状態不安,自己効力感の得点の関係
段差38cmでは,自己効力感得点が高くなるにつれて状態不安得点が低下した.こ れは,自己効力感が高まるにっれて状態不安が低下したことを表している.っまり,
自己効力感と状態不安には,自己効力感が高まると状態不安は低下するという関係が あったことを表している.特性不安はほとんど変化しなかった.
60 50 40不
得30安
点20 10 0
●
ノ
ノ
80
自己効力感得点
5
0
7 74
65 38cmの横前
段差(跳び箱横)
38cmの横後
+状態不安
+特性不安
一●一自己効力感 図14 段差38cm横の跳び箱の跳び越し前後の特性不安,状態不安,自己効力感の得点の関係
跳び箱を横にして挑戦させた.そうすることは跳び越す距離を短くすることから跳び 越す体験を容易にさせることができる.そして,容易に成功させることで空中に浮くこ とに対する自己効力感を高め,状態不安を解消することができ,そのことによって踏み 切り時に両足同時に踏み切れないこと,強く踏み切れないことを解決することにっなが
ると考えたからである.
その結果,自己効力感得点は高くなり,状態不安得点は低下した.特性不安得点はほ とんど変化しなかった.これは横にした跳び箱を跳び越すことによって,自己効力感が 高まるにつれて,状態不安は低下したことを表している.
これらの結果をまとめると,段差38cm,45cmで自己効力感が高まり,状態不安が低 下した。また,体重移動運動への挑戦後では,自己効力感得点は高まらず,状態不安得 点は低下した。しかし,段差52cm,59cm,66cmにっいては,自己効力感は増減し,
状態不安はほとんど変化せず低下した状態であった.っまり,段差によっては自己効力 感が高まり,状態不安が低下した部分が見られた.全体を通してみると,前段階の挑戦 前よりも自己効力感は高まり,状態不安は低下していること,そして特性不安もわずか ながら低下しつつあることが伺えた.
(4)指導を通しての自己効力感,状態不安,特性不安の関係
体重移動から段差73cmへの挑戦にかけて自己効力感,状態不安,さらには特性不安 がどのような変化をしたかを見るために,図15に各段差の跳び越す前のそれぞれの得 点の関係を示した.