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レジスタの説明

ドキュメント内 H8/3687グループ ハードウェアマニュアル (ページ 173-176)

12. タイマ V

12.3 レジスタの説明

タイマVには以下のレジスタがあります。

• タイマカウンタV(TCNTV)

• タイムコンスタントレジスタA(TCORA)

• タイムコンスタントレジスタB(TCORB)

• タイマコントロールレジスタV0(TCRV0)

• タイマコントロール/ステータスレジスタV(TCSRV)

• タイマコントロールレジスタV1(TCRV1)

12.3.1 タイマカウンタ V(TCNTV)

TCNTVは、8ビットのアップカウンタです。クロックはTCRV0のCKS2〜CKS0により選択します。TCNTV の値はCPUから常にリード/ライトできます。TCNTVは、外部リセット入力信号またはコンペアマッチ信号A、

コンペアマッチ信号Bによりクリアすることができます。いずれの信号でクリアするかは、TCRV0のCCLR1、

CCLR0により選択します。また、TCNTVがオーバフローすると、TCSRVのOVFが1にセットされます。TCNTV の初期値はH'00です。

12.3.2 タイムコンスタントレジスタ A、B(TCORA、TCORB)

TCORAとTCORBは同一機能をもっています。

TCORAは8ビットのリード/ライト可能なレジスタです。TCORAの値はTCNTVと常に比較され、一致する とTCSRVのCMFAが1にセットされます。このときTCRV0のCMIEAが1ならCPUに対して割り込み要求を 発生します。ただし、TCORAへのライトサイクルのT3ステートでの比較は禁止されています。また、この一致 信号(コンペアマッチA)とTCSRVのOS3〜OS0の設定により、TMOV端子からのタイマ出力を制御すること ができます。

TCORA、TCORBの初期値はH'FFです。

12.3.3 タイマコントロールレジスタ V0(TCRV0)

TCRV0はTCNTVの入力クロックの選択、TCNTVのクリア条件指定、各割り込み要求の制御を行います。

ビット ビット名 初期値 R/W 説      明 7 CMIEB 0 R/W コンペアマッチインタラプトイネーブルB

1のときTCSRVのCMFBによる割り込み要求がイネーブルになります。

6 CMIEA 0 R/W コンペアマッチインタラプトイネーブルA

1のときTCSRVのCMFAによる割り込み要求がイネーブルになります。

5 OVIE 0 R/W タイマオーバフローインタラプトイネーブル

1のときTCSRVのOVFによる割り込み要求がイネーブルになります。

4 3

CCLR1 CCLR0

0 0

R/W R/W

カウンタクリア1〜0

TCNTVのクリア条件を指定します。

00:クリアされません。

01:コンペアマッチAでクリアされます。

10:コンペアマッチBでクリアされます。

11:TMRIV端子の立ち上がりエッジにでクリアされます。

クリア後のTCNTVの動作はTCRV1のTRGEによって異なります。

2 1 0

CKS2 CKS1 CKS0

0 0 0

R/W R/W R/W

クロックセレクト2〜0

TCRV1のICKS0との組合わせで、TCNTVに入力するクロックとカウント条件 を選択します。表12.2を参照してください。

表12.2  TCNTVに入力するクロックとカウント条件 TCRV0 TCRV1

ビット2 ビット1 ビット0 ビット0 説      明 CKS2 CKS1 CKS0 ICKS0

0 0 0 − クロック入力禁止

0 0 1 0 内部クロックφ/4立ち下がりエッジでカウント 0 0 1 1 内部クロックφ/8立ち下がりエッジでカウント 0 1 0 0 内部クロックφ/16立ち下がりエッジでカウント 0 1 0 1 内部クロックφ/32立ち下がりエッジでカウント 0 1 1 0 内部クロックφ/64立ち下がりエッジでカウント 0 1 1 1 内部クロックφ/128 立ち下がりエッジでカウント

1 0 0 − クロック入力禁止

1 0 1 − 外部クロックの立ち上がりエッジでカウント 1 1 0 − 外部クロックの立ち下がりエッジでカウント

1 1 1 − 外部クロックの立ち上がり/立ち下がり両エッジでカウント

12.3.4 タイマコントロール/ステータスレジスタ V(TCSRV)

TCSRVはステータスフラグの表示およびコンペアマッチによる出力制御を行います。

ビット ビット名 初期値 R/W 説      明 7 CMFB 0 R/W コンペアマッチフラグB

[セット条件]

TCNTVの値とTCORBの値が一致したとき

[クリア条件]

CMFB=1の状態で、CMFBをリードした後、CMFBに0をライトしたとき 6 CMFA 0 R/W コンペアマッチフラグA

[セット条件]

TCNTVの値とTCORAの値が一致したとき

[クリア条件]

CMFA=1の状態で、CMFAをリードした後、CMFAに0をライトしたとき 5 OVF 0 R/W タイマオーバフローフラグ

[セット条件]

TCNTVの値がH'FFからH'00にオーバフローしたとき

[クリア条件]

OVF=1の状態で、OVFをリードした後、OVFに0をライトしたとき 4 − 1 − リザーブビットです。リードすると常に1が読み出されます。

3 2

OS3 OS2

0 0

R/W R/W

アウトプットセレクト3〜2

TCORBとTCNTVのコンペアマッチによるTMOV端子の出力方法を選択しま す。

00:変化しない。

01:0出力 10:1出力 11:トグル出力 1

0

OS1 OS0

0 0

R/W R/W

アウトプットセレクト1〜0

TCORAとTCNTVのコンペアマッチによるTMOV端子の出力方法を選択しま す。

00:変化しない。

01:0出力 10:1出力 11:トグル出力

OS3とOS2はコンペアマッチBによる出力方法を選択し、OS1とOS0はコンペアマッチAによる出力方法を 選択し、それぞれ独立に設定することができます。リセット後、最初のコンペアマッチが起こるまでのタイマ出 力は0です。

12.3.5 タイマコントロールレジスタ V1(TCRV1)

TCRV1はTRGV端子のエッジセレクト、TRGV入力イネーブル、TCNTVの入力クロックの選択を行います。

ビット ビット名 初期値 R/W 説      明

7〜5 − すべて1 − リザーブビットです。リードすると常に1が読み出されます。

4 3

TVEG1 TVEG0

0 0

R/W R/W

TRGV入力エッジセレクト

TRGV端子の入力エッジを選択します。

00:TRGVからのトリガ入力を禁止 01:立ち上がりエッジを選択 10:立ち下がりエッジを選択

11:立ち上がり/立ち下がり両エッジを選択

2 TRGE 0 R/W TVEG1、TVEG0で選択されたエッジの入力により、TCNTVカウントアップが 開始します。

0:TRGV端子入力によるTCNTVカウントアップの開始とコンペアマッチに よるTCNTVクリア時のTCNTVカウントアップの停止を禁止 1:TRGV端子入力によるTCNTVカウントアップの開始とコンペアマッチに

よるTCNTVクリア時のTCNTVカウントアップの停止を許可 1 − 1 − リザーブビットです。リードすると常に1が読み出されます。

0 ICKS0 0 R/W インターナルクロックセレクト0

TCRV0のCKS2〜CKS0との組合せで、TCNTVに入力するクロックを選択し ます。表12.2を参照してください。

12.4 動作説明

ドキュメント内 H8/3687グループ ハードウェアマニュアル (ページ 173-176)