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ライフステージに応じた歯と口腔の健康づくりの推進

第3章 歯と口腔の健康づくりの推進

1 ライフステージに応じた歯と口腔の健康づくりの推進

歯科口腔保健法(2011年)に基づく「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」によるライフステージ区分

現状と課題

推進の方向性

目 標

70

事業内容 実施機関

乳 幼 児 期 か ら の む し 歯 予 防 や 口 腔 機 能 に 関 する知識の普及啓発を行います

子育てネウボラセンター

いちはら歯っぴい8020応援隊 地域保健推進員協議会

社会福祉協議会

子育て家庭支援員協議会 歯科医師会

家 庭 に お け る フ ッ 化 物 応 用 の 啓 発 を 行 い 、 フ ッ 化 物 応 用 に 対 応 し て い る 歯 科 医 院 の 情 報提供を行います

歯科医師会

歯 科 医 院 ・ 病 院 ・ 薬 局 ・ 商 業 施 設 等 に 啓 発 用ポスターを掲示します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

医師会 薬剤師会

市原商工会議所 ICTを活用した情報提供を行います

子育てネウボラセンター 歯科医師会

幼児歯科健診を実施します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

73.1 76.2 76.7 78.9 80.6 81.8

0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

47.3 50.1 48.5

57.7 57.1

64.5

0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

三歳児健康診査結果 保健センター事業のまとめ

むし歯のない3歳児の割合 むし歯のない5歳児の割合

(%)

(%)

目標達成に向けた社会環境の整備 いつの間にか対策

71

保 育 所 ・ 幼 稚 園 等 の 集 団 生 活 の 場 で 口 腔 保 健習慣を励行します

保育所 幼稚園 保育課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

集団フッ化物洗口の実施を推進します

保育課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

薬剤師会

●楽しく歯みがきの習慣をつけ、夜寝る前には仕上げみがきをします

●フッ化物配合歯みがき剤を使用します

●おやつは時間を決めて食べ、水分補給は甘くない飲み物にします

●よく噛んで食べる習慣をつけます

●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診やフッ化物歯面塗布を受けます

いつの間にか、こんな市民が増えたらいいね!

72

コラム16

フッ化物の利用でむし歯を予防

フッ化物でむし歯を予防する方法

✽フッ化物歯面塗布

➡かかりつけの歯科医院で定期健診を受けながら、定期的に歯にフッ化物を塗ってもら いましょう。

✽フッ化物配合歯みがき剤の使用

➡市販の歯みがき剤には、ほとんどフッ化物が配合されています。歯をみがく時にはい つも使用し、うがいは1回程度にしましょう。

✽フッ化物洗口

➡家庭で行うものと、学校等集団で行う方法があります。

永久歯のむし歯予防に最も効果が高いと言われて いる方法です。

フッ化物溶液で 30秒から 1 分間のうがいを します。

国のガイドラインで 4~14 歳の期間、集団で実施 することを勧めています。

保育所・幼稚園・学校などで、全国で 120万人以上、市原市では 40施設 2,287

(2017 年 3 月末現在)の子どもたちが行っています。

保育所、幼稚園、学校などで集団フッ化物洗口をすることにより、安い費用で安全に継続する ことができ、地域全体のむし歯を予防できます。

水道水の中のフッ化物濃度を適正に調整する方法です。WHO(世界保健機関)をはじめ、世 界の150 以上の医学・歯学・薬学系の専門機関が推奨しえおり、生活の違いや年齢の違いに関 係なく、すべての人を対象に平等にむし歯予防ができる方法です。むし歯予防の適正濃度は、約 1ppm前後ですが、日本では水道法により、0.8ppm以下とされています。

水道水フロリデーションを実施している国は、オーストラリアやシンガポールをはじめ約52 か国であり、約4.4 億人が恩恵を受けています。日本では導入を検討している地域はいくつかあ りますが、まだ実施には至っていません。

学校でのフッ化物洗口の様子

集団フッ化物洗口

水道水フロリデーション

73

楽しい学校生活に欠かせない健康な歯と口腔を目指そう

2.学齢期

・12歳児の一人平均むし歯数は減少しているものの、依然国や県より高い状況 にあります。

・集団フッ化物洗口を実施している学校は、小学校5校、中学校1校のみで、

地域に偏りがあります。

・歯肉要観察者は減少しています。

・かかりつけ歯科医で定期歯科健診を受けている人の割合は、学年が上がるに つれ減少しています。

・永久歯のむし歯予防対策のため、小中学校における集団フッ化物洗口を普及 推進する必要があります。

● 指 標 ●

区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

むし歯のない人の割合 12歳児 63.2% 70%以上 ⑤ 歯肉に炎症所見 を有する中 学生の

割合

中学生

(1~3年)

10.9% 減少 ⑤

かかりつけ歯科医がある人の割合

小学5年生 71.6%

80%以上 ⑦ 中学2年生 59.9%

集団フッ化物洗 口を実施し ている 学校の割合

小学校 9.1%

50%以上 ⑱ 中学校 4.5%

ゆっくりよく噛 んで食べて いる人 の割合

小学5年生 75.0%

増加 ⑦ 中学2年生 65.8%

【出典】

⑤ 児童生徒定期健康診断

⑦ 「健康いちはら21」学校アンケート調査

⑱ 保健センター事業のまとめ

現状と課題

目 標

74

(%)

事業内容 実施機関

学校保健委員会や授業等学校において口腔保健情報を 提供します

歯科医師会 学校保健課 指導課 小中学校

子育てネウボラセンター

集団フッ化物洗口の実施を推進します

指導課 学校保健課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

薬剤師会 児童生徒定期健康診断や就学前歯科健診を実施します

学校保健課 歯科医師会 小中学校

歯科医院・病院・薬局・商業施設等に啓発用ポスター を掲示します

子育てネウボラセンター 歯科医師会

医師会 薬剤師会 商工会議所

歯周病や糖尿病、喫煙等生活習慣病予防対策を実施し ます

指導課 小中学校

子育てネウボラセンター 医師会

歯科医師会 薬剤師会

44.0 47.2

52.7 53.0 55.9 63.2

0 20 40 60 80 100

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

15.7 19.3

16.4

14.7 14.5

10.9

0 5 10 15 20 25

2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年

目標達成に向けた社会環境の整備 いつの間にか対策

むし歯のない12歳児の割合

2015年度児童生徒定期健康診断

歯肉に炎症所見を有する中学生の割合

2015年度児童生徒定期健康診断

(%)

75

集団生活の場で口腔保健習慣を励行します

小中学校 学校保健課 指導課

子育てネウボラセンター 歯科医師会

●普段の水分補給は甘くない飲み物にします

●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受けます

●歯や口腔の健康に関する知識を学びます

●手鏡を使って自分の歯や口腔を観察します

●フッ化物配合歯みがき剤を使って、食後の歯みがきをします

●フッ化物洗口をします

●ゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけます

いつの間にか、こんな市民が増えたらいいね!

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3.成人期(妊産婦含む)

・成人期の口腔保健行動や歯周病に関する認知度は改善しています。

・歯間部清掃用具を使用している人の割合や、かかりつけ歯科医で定期的に歯 石除去や歯面清掃を受けている人の割合は高くなっています。

・成人期は、仕事や子育て等に忙しく、ついつい口腔ケアに対する優先順位が 低くなってしまいがちです。

・年齢とともに歯を失う人の割合が増加する年代であり、歯科健診を受けられ る環境整備や、セルフケアとプロフェッショナルケアの啓発が必要です。

● 指 標 ●

区 分 基準値 (2015年) 目標値 (2026年) 出典

60歳で自分の歯が24本以上ある 人の割合

55~64歳 52.7% 70%以上 ⑪ 過去1年間に歯科健康診査を受診

した人の割合

成人 47.3% 65%以上 ⑪ 妊婦歯科健診受診者数 妊婦 102人 増加 ⑱ 歯間ブラシまたはフロス(糸つき

ようじ)を使用している人の割合

成人 45.1% 65%以上 ⑪ ゆっくりよく噛んで食べる人の割

成人 42.1% 増加 ⑪

【出典】

⑪ 「健康いちはら21」市民アンケート調査

⑱ 保健センター事業のまとめ

30.3 22.4 15.1 15.1 5.3

1.3 10.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

55~64歳

28本以上 24-27 20-23 10-19

1-9 0 無回答

歯周病を予防するために、毎日の口腔ケアを習慣づけよう

目 標

現状と課題

自分の歯の本数

2015年度「健康いちはら21」市民アンケート調査 52.7% 24本以上ある人

0 20 40 60 80 100 (%)

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事業内容 実施機関

成人及び妊婦向けの歯科健診を実施します

歯科医師会 保健センター

歯科医院・病院・薬局・商業施設等に啓発用ポス ターを掲示します

保健センター 歯科医師会 医師会 薬剤師会 商工会議所 事業所における歯科健診の啓発を行います 歯科医師会 事業所における口腔保健情報の提供に努めます

事業所 歯科医師会 保健センター

歯周病や糖尿病、喫煙等生活習慣病予防対策を実 施します

歯科医師会 医師会 薬剤師会 保健センター 事業所

フ ッ 化 物 応 用 ( フ ロ リ デ ー シ ョ ン ・ フ ッ 化 物 洗 口・フッ化物配合歯磨剤の使用等)について周知 します

歯科医師会 保健センター

目標達成に向けた社会環境の整備 いつの間にか対策

●かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診やプロフェッショナルケアを受けます

●歯と口腔の健康に関する知識を持ちます

●手鏡を使って自分の歯や口腔を観察します

●フッ化物配合歯みがき剤を使って、食べたら歯みがきをします

●歯間ブラシやデンタルフロス(糸つきようじ)を使います

●誤嚥性肺炎や災害時に必要な口腔ケアについての知識を持ちます

いつの間にか、こんな市民が増えたらいいね!