• 検索結果がありません。

ユーザの関連付けを行う(ユーザマッピング)

ドキュメント内 <環境構築ガイド> (ページ 34-39)

ネットワーク上にある他マシンのマシンIDの定義を行ったあと、ジョブ投入側のユーザとジョブ 実行側のユーザの関連付けを行う必要があります。これをユーザマッピングと呼びます。

ユーザマッピングの設定には、GUI画面からとコマンドラインからとの2つの方法があります。な お、「3.1.2 マシングループに他マシンを追加、削除する」 の方法でマシングループに追加した 他マシンに対しては、JobCenter管理者アカウント同士のユーザマッピングが自動的に設定されま す。

■投入側マシンの1ユーザIDを実行側マシンの複数ユーザIDにマッピングすることは できません(1:nのマッピング)。これはジョブ実行ユーザが一意に決まらないためで す。投入側マシンの複数ユーザIDを実行側マシンの1ユーザIDにマッピングするこ とは可能です。(n:1のマッピング)。

■クラスタサイトを構成する各ノードマシン間で同じユーザ名を共有していても、

ユーザIDが異なる場合はフェイルオーバ時にユーザマッピングが整合しなくなり、

正常に動作しない場合があります。クラスタノード間ではユーザIDも揃えるよう注 意してください。

3.2.1. CL/Win(ビューア)からユーザマッピングを行う

JobCenter CL/Win(GUI画面)からユーザマッピングを行う場合(標準リモートマシン構成)、

ジョブリクエストを投入する側のマシン/サイトにCL/Winで接続して行います。

1. マネージャフレームの[マシン一覧]を表示します。

2. [マシン一覧]のウィンドウ上で右クリックをしたときのポップアップメニューから[ユーザ IDのマッピング]を選択するか、メニューバーの[ファイル]-[ユーザIDのマッピング]を 選択します。

図3.8 ユーザIDのマッピングの設定画面例(標準リモートマシン構成機能)

3. [ユーザマッピングの設定]ダイアログが表示されます。転送元マシンのマシンとユーザおよ

図3.9 [ユーザマッピング]ダイアログ画面例

転送先マシンがWindowsの場合、ユーザ一覧にはそのWindows版JobCenter MGま たはSVに登録済みのユーザか、CL/Winで接続したことがあるユーザのみが表示さ れます。転送先マシンがUNIXの場合はOSに登録されている全てのユーザが表示さ れます。

ユーザ登録の詳細については「12.4 ユーザの設定」を参照してください。

4. 設定後、[マッピング]ボタンをクリックします。

[ユーザマッピング]ダイアログの設定内容は次のとおりです。

■マッピング一覧

関連付けられた転送元マシンと転送先マシンのユーザマッピングの情報の一覧です。

From:ユーザ名(ID) 転送元マシンのユーザ名(ID)

To:ユーザ名(ID) 転送先マシンのユーザ名(ID)

■管理者のマッピング/ユーザのマッピング

マッピングの対象種別を選択します。管理者のマッピングかユーザのマッピングのいずれかを 選択します。

管理者のマッピング 関連付ける転送元マシンの管理者ユーザと転送先マシンサーバの管理 者ユーザを、暗黙のうちに選択します。

▪ UNIXサーバの管理者ユーザはnsumsmgr権限もしくはroot権限で

▪ Windowsサーバの管理者ユーザはJobCenter管理者アカウントにな ります。

ユーザのマッピング 関連付けるマネージャのユーザアカウントとサーバのユーザをそれぞ れ選択します。

■転送元マシン

ユーザマッピングする転送元のマシンとユーザを選択します。

マシン一覧 転送元のマシンをマシン一覧から選択します。

ユーザ一覧 転送元のマシンのユーザをユーザ一覧から選択します。

■転送先マシン

ユーザマッピングする転送先のマシンとユーザを選択します。

マシン一覧 転送先のマシンをマシン一覧から選択します。

ユーザ一覧 転送先のマシンのユーザをユーザ一覧から選択します。

■[マッピング]ボタン

ユーザマッピングを開始します。マッピングが正常終了するとマッピング一覧にマシンが追加 されます。

■[削除]ボタン

マッピング一覧にて選択されたユーザのマッピングを削除します。

■[閉じる]ボタン

[ユーザマッピングの設定]ダイアログを閉じます。

ユーザマッピングを行った際にエラーが出力された場合

ユーザマッピング元、ユーザマッピング先それぞれのマシンに接続したCL/Winのマ ネージャフレームで、[マシン一覧]画面において表示されている相手のマシンを選 択します。

1. 右クリックしたときのポップアップメニューから[マシンID一覧の変更]を選択 し、[MID一覧の変更]ウィンドウにそれぞれのマシンIDが正しく登録されている か確認してください。

2. 登録されていない場合には、[MID一覧の変更]ウィンドウの[更新]ボタンをク リックし、マシンが登録されることを確認してください。

3. もし上記がうまくいかない場合は名前解決が双方で一致していない可能性がありま すので、ネットワークの設定状況をよく確認してください。

3.2.2. コマンドラインからユーザマッピングを行う

ユーザマッピングのモード(Mapping mode)には次の3パターンあります。

モード 特徴

TYPE1 ユーザ名を用いたマッピング

rshと同じ認証の仕組みにより、ジョブリクエスト投入側マシンと実行側マシン のユーザ名そのもので識別するため、実行側マシン上の.rhostsに投入側マシン のホスト名(やユーザ名)の設定が必要

TYPE2 JobCenter独自のマッピング

uidによりユーザを識別するため、CL/Winまたはコマンドにより事前にユーザ マッピング設定が必要

TYPE3 TYPE1とTYPE2を併用。TYPE1とTYPE2どちらかのマッピングが設定されてい れば良い。JobCenter独自のマッピングの方が優先する

それぞれのマッピングモードについての詳細は「JobCenter NQS機能利用の手引き 6.5.1 JobCenterネットワーク環境の概要 (2)ユーザに関するネットワーク環境」を参照してください。

ここでは「「3.2.1 CL/Win(ビューア)からユーザマッピングを行う」」でCL/Winにより設定す る場合と同様の設定、つまりTYPE2またはTYPE3で使用するJobCenter独自のマッピングを、コ マンドラインから行う方法について説明します。

JobCenter独自のマッピングは、投入側マシンからジョブリクエストを受付ける際に、

■どのマシン/サイトから、

■どのuidのユーザのジョブリクエストを、

■自マシン上のどのuidのユーザでプロセスを実行するか

についての情報を、「ジョブリクエストを受付けて実行する側のマシン/サイト」に設定するもの です。ジョブリクエスト投入側に設定するのではないことに注意してください。

CL/Winによる設定ではジョブリクエスト投入側のマシン/サイトに接続して設定しま すが、実際の設定値は上記の通り実行側マシン/サイト上にマッピング設定内容が伝達 されて格納されます。

JobCenter独自のマッピングは、ジョブリクエスト実行側マシンでroot(UNIX)もしくは

JobCenter管理者アカウント(Windows)によりnmapmgrコマンドを起動し、サブコマンドを実行 して設定します。

1. まず、マッピングを取りたいジョブリクエスト投入側のマシン/サイトのマシンIDを調べます。

# nmapmgr

NMAPMGR:> show state

HOST NAME: host2.co.jp HOST ID: 120 NQS TYPE: EXTENDED TYPE OF NEC-NT MAIL ADDRESS: not set

USER MAPPING GROUP MAPPING

「HOST NAME: host2.co.jp」に並んで「HOST ID: 200」で示されているのがマシンIDです。

2. 次に、投入側マシンと実行側マシン間でマッピングを取りたいユーザのuidを/etc/

passwd(UNIX)もしくはサーバの環境設定(Windows)で調べた上で、次のようにマッピングを設 定します。

NMAPMGR>: add uid <投入側マシンID> <投入側マシン上のユーザID> <実行側ローカルマシン上 のユーザID>

Windows版では、JobCenter管理者については実際のuidに関わらずユーザIDには 全て0が割り当てられて扱われますので注意してください。

3. 問題なく設定されたことを確認します。下記の例ではhost2.co.jpのuid=200のユーザを、実行 側である自マシン上のuid=300のユーザとマッピングしています。

# nmapmgr

NMAPMGR:> show state

HOST NAME: host2.co.jp HOST ID: 120 NQS TYPE: EXTENDED TYPE OF NEC-NT MAIL ADDRESS: not set

USER MAPPING 200 -> 300 GROUP MAPPING

show state引数のマシン名に別名を指定しても、情報は表示されます。

ドキュメント内 <環境構築ガイド> (ページ 34-39)