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電源スイッチを OFF にする直前の設定情報および測定結果は保持されません。電源コー ドが抜けたときも同じです。重要な設定情報は、不揮発性ストレージ (GS820ROM) の SETUP ディレクトリ (「USB ストレージ機能」(2-34 ページ ) 参照 ) に格納しておくことを おすすめします。

Note

ビープ音が一瞬、鳴る場合がありますが、異常ではありません。

注  意

本機器が出力中に電源を OFF しないでください。本機器が故障する恐れがありま す。また、本機器に接続されている機器に損傷を与える恐れがあります。本機器 の出力を OFF にしてから電源を OFF してください。

3.4 電源スイッチの ON/OFF

3.5 結線時の注意

警  告

・ 出力対象を接続する前に本機器を保護接地してください。本機器に付属の電源結線前

コードは、接地線のある 3 極電源コードです。電源コードを保護接地端子のあ る 3 極電源コンセントに接続してください。3 極 -2 極変換アダプタ ( 日本国内 でのみ使用可 ) を使用する場合は、保護接地端子に変換アダプタの接地線を確 実に接続してください。

・ 出力 / 測定対象を接続する場合は、本機器の出力を必ず OFF にしてください。

・ 出力端子には、導電部が露出していないケーブルを使用してください。導電部結線

が露出していると感電する危険があります。

・ 被覆の破れによる導電部の露出や断線している箇所があるケーブルは、感電の 危険があるため使用しないでください。

・ 電圧発生時に電圧源を、電流発生時に電流源を接続しないでください。誤接続は、

本機器を損傷することがあります。

・ OUTPUT Hi–OUTPUT Lo、SENSE Hi–SENSE Lo 端子間に、次の最大出力を超える 負荷を接続しないでください。

765601/765602 765611/765612

電圧発生レンジ 最大出力 電圧発生レンジ 最大出力 200mV レンジ ± 3.2A 200mV レンジ ± 1.2A 2V レンジ ± 3.2A 2V レンジ ± 1.2A 7V レンジ ± 3.2A 20V レンジ ± 1.2A 18V レンジ ± 1.2A 50V レンジ ± 0.6A 電流発生レンジ 最大出力 電流発生レンジ 最大出力 200nA レンジ ± 18V 200nA レンジ ± 50V 2µA レンジ ± 18V 2µA レンジ ± 50V 20µA レンジ ± 18V 20µA レンジ ± 50V 200µA レンジ ± 18V 200µA レンジ ± 50V 2mA レンジ ± 18V 2mA レンジ ± 50V 20mA レンジ ± 18V 20mA レンジ ± 50V 200mA レンジ ± 18V 200mA レンジ ± 50V 1A レンジ ± 18V 0.5A レンジ ± 50V 3A レンジ ± 7V 1.0A レンジ ± 20V

・ ケース – 各端子間の最大許容電圧は± 250Vpeak です。これを超えると本機器 を損傷する恐れがあります。

・ OUTPUT Hi–SENSE Hi、OUTPUT Lo–SENSE Lo 間に発生する電圧は± 0.5Vpeak 以下にしてください。

・ 4 端子接続をする場合は SENSE 端子の接続が切れないように注意してください。

電圧が正しくセンシングされないと、OUTPUT Hi–OUTPUT Lo 端子間に異常な 電圧が現れる場合があります。

・ 2 端子接続をする場合は OUTPUT 端子を使用してください。SENSE 端子を使用 すると電流が SENSE ラインに流れて正しい発生ができなくなり、故障の原因に なります。

本機器の準備と共通操作

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・ フローティング状態で危険電圧になるような条件で使用する場合は、導電部が 露出していない安全端子が付いたリード線を使用してください。導電部が露出 している端子 ( 例:バナナ端子 ) を使用していると、端子が抜けたとき危険です。

・ フローティング状態で危険電圧になるような条件で使用する場合は、フォーク 端子アダプタ 758921 を使用しないでください。フォーク端子アダプタ 758921 の構造上、金属部に触れることができるため、感電する恐れがあります。

・ 本機器のアクセサリを使用するときは、各アクセサリの定格の仕様範囲内 (iv ページ参照 ) で使用してください。アクセサリを組み合わせて使用する場合、

定格が低いアクセサリの仕様範囲内で使用してください。

注  意

・ 結線に使用する導線には、使用する電圧 / 電流に対して耐電圧 / 電流容量とも に十分余裕があるものをお使いください。

・ 浮遊容量およびリードインダクタによる発振を防止するため、OUTPUT Hi と

OUTPUT Lo 端子に接続するリード線をツイストペアにしてください。同様に SENSE Hi と SENSE Lo 端子に接続するリード線もツイストペアにしてください。

特に、電圧発生時の 4 端子接続で高容量負荷の場合には、リード線を短かく配 線してください。

Note

微小電流の発生および測定では、ノイズの影響を受けやすくなります。シールド線を使うなど して対策してください。リアパネルの機能接地端子を使って、下図のように接続すると効果的 です。

微小電流を扱うときのノイズ対策 GS820 OUTPUT Hi

OUTPUT Lo

DUT Hi側のリード線を接地電位でシールドする 3.5 結線時の注意

3.6 電源周波数の設定