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文 (Statement) で構成されるテキストファイルです。

数式演算の定義ファイルの記述のしかたについては、「8.5 ユーザー定義演算」をご覧 ください。

比較演算 ≡操作説明は 8.4 節≡

測定値を、あらかじめ設定した上下限値と比較し、上限値外 (High)、範囲内 (In)、下限 値外 (Low) に分類します。分類結果は表示画面に表示されるほか、外部入出力コネクタ にも出力されます。外部入出力については「10.2 外部入出力コネクタ (EXT I/O) のピン アサイン」を参照してください。

2.8 演算

2.9 ストア / リコール ( 統計演算値表示 )

ストアの実行と終了 ≡操作説明は 9.1 節≡

ストアをオンにしてからあらかじめ設定した点数のストアが終了するまで、測定結果を ストアメモリに格納する機能です。ストア点数は 1 ~ 100000 の範囲で設定できます。

あらかじめ設定したストア点数に満たないうちにストアを中止した場合、その時点まで のストア結果を格納します。ストア結果ファイル作成機能をオンにしておくと、ストア 終了後、ストア結果は結果ファイル (Result.csv) として本機器内蔵の GS820RAM(「USB ストレージ機能」(2-34 ページ ) 参照 ) に出力されます。ストア結果ファイル作成機能が オフの場合、ストア結果はファイルに変換されません。通信機能を使って読み出します。

結果ファイル ≡操作説明は 9.1 節≡

ストア開始前にストア結果ファイル作成機能を ON にしておくと、ストア終了後に、ス トアメモリの内容が結果ファイル (Result.csv) として本機器内蔵の GS820RAM に出力さ れます。結果ファイルの内容には、ストア開始点からの経過時間 ( タイムスタンプ )、ディ ジタル出力値、ディジタル入力値、発生ファンクション、発生レベル、測定ファンクショ ン、測定値、比較下限値、比較上限値、比較結果が含まれます。

結果ファイル例 タイムスタンプ

発生ファンクション 発生レベル

測定ファンクション 測定値

比較演算結果*

* 比較演算ON時だけ結果を表示 比較下限値*

比較上限値*

ディジタル入力値 ディジタル出力値

CH1

CH2

Note

・ 測定を実行していないチャネルのストア結果は、結果ファイルに出力されません。CH1、

CH2 のストア点数が共に0の場合、結果ファイルは作成されません。

・ 測定ファンクションに「Auto」を選択している場合、結果ファイルに表示される測定ファ ンクションは次のようになります。

発生ファンクション=電圧 (V) 時 → 測定ファンクション=電流 (I)

機能説明

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最新の結果ファイル名は、常に Result.csv です。GS820RAM の容量 (16MB) を超えない 範囲で、最大 33 個まで自動的にナンバリングされて蓄積します。

ストア回数を重ねると、結果ファイルは自動的にナンバリングされ、結果ファイル名を 自動的に更新します。2 回ストアを終了すると、最新の結果ファイル名が Result.csv に なり、1 回前の結果ファイルが Result.1.csv になります。さらにストア回数を重ねると、

Result.csv → Result.1.csv → Result.2.csv → Result.3.csv → ... のように結果ファイル名が変 化します。結果ファイルは最大で 32 までナンバリングされ、結果ファイルの数が 33 を 超えて作られると、古いほうから順番に自動的に消去されます。

ただし、ストア点数が多いなどの理由で、新たに作られた結果ファイルのサイズが大き いと、最新の結果ファイルを残し、かつ GS820RAM の容量を超えることのないよう、複 数の結果ファイルが消去されることがあります。たとえば、2チャネル使用時で、ストア 点数を最大 (=100000) にしたときのファイルサイズは 15MB 強になるため、GS820RAM に作成できるファイルは1つだけです。

結果ファイルが格納された状態の GS820RAM

最新の結果ファイル 2回前の結果ファイル 1回前の結果ファイル

結果ファイルのナンバリングのしかた

Result.csv

Result.1.csv

Result.csv Result.1.csv Result.csv

Result.2.csv 最新の結果ファイル

自動的にファイル名を更新 自動的にファイル名を更新 1回目のストア終了時

2回目のストア終了時

3回目のストア終了時 過去

現在

GS820RAMに格納された結果ファイル

統計演算値のリコール ≡操作説明は 9.2 節≡

ストアメモリ内にある最新の測定値の統計演算結果を表示できます。統計演算項目は、

ストア点数、最大値、最小値、最大値-最小値、平均値、標準偏差です。

最大値-最小値 平均値標準偏差 最小値最大値 ストア点数 CH1の統計演算結果

CH2の統計演算結果 2.9 ストア / リコール ( 統計演算値表示 )