2.2 ワーク計測 ( 旋盤 )
2.2.3 プローブの校正 - 面での半径 (CYCLE973)
機能
フライス削り機能なしの旋盤のみに適用されます。
「機能が組み合わされた機械上でのワークの計測 (ページ 224)」を参照してください。
この計測タイプでは、刃先位置SL=5~8のワークプローブの半径を面で校正すること ができます。プローブのトリガポイントを特定します。
校正面はワーク基準に対応します。この校正面に直交する選択軸とその方向の校正の みが可能です。
計測原理
ワークプローブのパラメータで決められた軸とその方向の特定されたスイッチング位置 は、基準面の指令値を使用して計算され、これから対応するトリガポイントが特定され ます。
アラームが発生しなければ、トリガ値はワークプローブの選択された校正データセット に入力されます。
プローブは、基準面(例: ワーク)まで計測方向に移動します。
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= ')$
=
図 2-2 校正: 面での半径(CYCLE973)、例: G18、SL=8
計測タイプ 2.2 ワーク計測(旋盤)
必要条件
● 面がワーク座標系(WCS)の軸と平行であること。
● 校正面の面粗度が小さいこと。
● ワークプローブが工具オフセット有りの工具として呼び出されること。
● プローブタイプとして580が宣言されること。
計測前の開始位置
プローブを、校正面に向かい合って位置決めしてください。
計測サイクル終了後の位置
プローブ(ボール半径)は、校正面から計測距離だけ離れた位置になります。
手順
処理するパートプログラムまたはShopTurnプログラムが作成され、エディタが選択さ れている状態で次の操作をおこないます。
1. [ワーク計測]ソフトキーを押します。
2. [プローブの校正]ソフトキーを押します。
3. [面での半径]ソフトキーを押します。
入力ウィンドウ[校正: 面での半径]が開きます。
計測タイプ
2.2 ワーク計測(旋盤) パラメータ
Gコードプログラム ShopTurnプログラム
パラメータ 説明 単位 パラメータ 説明 単位
校正データセット(1 - 12) - T プローブの名称 - F 校正と計測送り速度 距離
/min
D 刃先番号(1 - 9) -
校正データセット(1 - 12) -
F 校正と計測送り速度 mm/min
β 旋回軸による工具割り出
し
• (0°)
• (90°)
• 値の入力
°
X 計測の開始点 X mm
Y 計測の開始点 Y mm
Z 計測の開始点 Z mm
パラメータ 説明 単位
計測方向 計測軸(計測平面G18の場合)
• +/- Z
• +/- X
-
Z0 / X0 レファレンス点Z/X (計測方向に対応) mm
DFA 計測距離 mm
TSA 計測結果の安全領域 mm
注記
最初に校正をおこなう場合、プローブのデータフィールドの初期設定はまだ「0」のま まです。この理由から、「安全領域超過」アラームを避けるためTSAパラメータは、
実際のプローブボール半径より大きくなるようにプログラム指令してください。
計測タイプ 2.2 ワーク計測(旋盤)
結果パラメータのリスト
計測タイプ「面での半径」では、次の結果パラメータが得られます。
表 2- 3 「面での半径」結果パラメータ
パラメータ 説明 単位
_OVR [4] プローブボール直径の現在値 mm
_OVR [5] プローブボール直径の差 mm
_OVR [8] 負方向のトリガポイント、平面の1番目の軸の現在値 mm
_OVR [10] 正方向のトリガポイント、平面の1番目の軸の現在値 mm
_OVR [12] 負方向のトリガポイント、平面の2番目の軸の現在値 mm
_OVR [14] 正方向のトリガポイント、平面の2番目の軸の現在値 mm
_OVR [9] 負方向のトリガポイント、平面の1番目の軸の差 mm
_OVR [11] 正方向のトリガポイント、平面の1番目の軸の差 mm
_OVR [13] 負方向のトリガポイント、平面の2番目の軸の差 mm
_OVR [15] 正方向のトリガポイント、平面の2番目の軸の差 mm
_OVR [20] 平面の1番目の軸の位置の偏り(プローブ傾斜) mm
_OVR [21] 平面の2番目の軸の位置の偏り(プローブ傾斜) mm
_OVR [27] ゼロオフセット領域 mm
_OVR [28] 安全領域 mm
_OVI [2] 計測サイクル番号 -
_OVI [5] プローブ番号 -
_OVI [9] アラーム番号 -
計測タイプ
2.2 ワーク計測(旋盤)