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コーナ - 直角のコーナ (CYCLE961)

ドキュメント内 プログラミングマニュアル 計測サイクル (ページ 134-138)

2.3 ワーク計測 ( フライス盤 )

2.3.10 コーナ - 直角のコーナ (CYCLE961)

機能

この計測タイプを使って、ワークの直角の内側または外側のコーナの計測をおこなうこ とができます。計測は、有効なワーク座標系に平行におこなわれます。

計測に加え、コーナの位置を指定されたゼロオフセット(ZO)のワーク原点として使用で きます。

計測原理

計測サイクルで3つの計測点に移動し、得られる直線の交点と実際の平面の1番目の軸 の正の回転角度を特定します。計算するコーナをオフセットすることができます。

結果(コーナの位置)が結果パラメータ_OVR[ ]に絶対値で保存されます。また、オプシ ョンとして、指定されたゼロオフセット(オフセットと回転)に保存することもできます。

計測したコーナは、平面でのワーク座標系の指令パラメータの値(G17の場合、X0、 Y0)を使ってシフトされます。

計測: 直角のコーナ、内側(CYCLE961) 計測: 直角のコーナ、外側(CYCLE961)

必要条件

● プローブが工具長補正有りの工具として呼び出されること。

● プローブの工具タイプ:

– 3Dマルチプローブ(タイプ710) – 一方向プローブ(タイプ712)

計測タイプ 2.3 ワーク計測(フライス盤)

計測前の開始位置

プローブは計測高さにあるか、計測するコーナより上方のコーナ(プロテクションゾー ンを参照してください)または1番目の計測点より手前にあります。

ここから計測点に干渉せずアプローチできる必要があります。

計測点は、プログラム指令距離L1~L3と極の位置(XP、YP)から求められます。位置 決め時には、α0 (機械座標系のX軸と1番目の端面の間の角度)も考慮されます。

計測サイクルは、必要な移動ブロックを生成し、P1から開始して計測点P1~P3の計 測をおこないます。

計測点P1~P3の位置決めでの、プロテクションゾーンの考慮

● プロテクションゾーン = なし

プローブが計測高さで事前位置決めされ、コーナを計測時にこの計測高さを維持し ます。外側のコーナを行き来します。

● プロテクションゾーン = あり

プローブはコーナの上方に事前位置決めされます。計測中、平面の3番目の軸(G17 の場合、Z)はパラメータDZの値で計測高さまで移動され、対応する計測点が計測さ れます。計測後、プローブはパラメータDZの値まで上昇し、次の計測点に移動し て再度下降します。

図 2-12 プロテクションゾーン = あり G17でDZ>0 (計測高さ + DZ)で外側の コーナを往来

計測サイクル終了後の位置

プローブは再び開始位置になります(計測されたコーナと向かい合う位置)。

プロテクションゾーンパラメータの「あり」/「なし」に対応して、プローブは計測高 さになるか、またはコーナの上方の位置になります。

計測タイプ

2.3 ワーク計測(フライス盤)

手順

処理するパートプログラムまたはShopMillプログラムが作成され、エディタが選択さ れている状態で次の操作をおこないます。

1. [ワーク計測]ソフトキーを押します。

2. [コーナー]ソフトキーを押します。

3. [直角コーナー]ソフトキーを押します。

入力ウィンドウ[計測: 直角のコーナー]が開きます。

パラメータ

Gコードプログラム ShopMillプログラム

パラメータ 説明 単位 パラメータ 説明 単位

PL 計測平面(G17 - G19) - T プローブの名称 -

校正データセット(1 - 12) - D 刃先番号(1 - 9) - 校正データセット(1 - 12) -

X 計測の開始点 X mm

Y 計測の開始点 Y mm

Z 計測の開始点 Z mm

計測タイプ 2.3 ワーク計測(フライス盤)

パラメータ 説明 単位

補正対象 • 計測のみ(オフセットなし)

• ゼロオフセット(計測値を設定可能WOに保存) 1)

-

コーナのタイプ: -

位置

外側のコーナ 内側のコーナ -

コーナの位置 •

-

X0 コーナの指令値X(計測平面G17の場合) mm Y0 コーナの指令値Y(計測平面G17の場合) mm

XP 極(計測平面G17の場合) mm

YP 極(計測平面G17の場合) mm

α0 YまたはZ軸と1番目の端面の間の角度(計測平面G17の場合) ° L1 平面の1番目の軸の方向での極と計測点P1の距離(G17の場合、X) mm L2 平面の1番目の軸の方向での極と計測点P2の距離 mm L3 平面の2番目の軸の方向での極と計測点P3の距離(G17の場合、Y) mm プロテクション

ゾーン

プロテクションゾーンを使用

• あり

• なし

-

DZ 計測高さでの送り距離(プロテクションゾーン「あり」の場合のみ) mm

DFA 計測距離 mm

TSA 計測結果の安全領域 mm

1) 他のパラメータと補正対象は、一般SD 54760 $SNS_MEA_FUNCTION_MASK_PIECE で設定することが できます。

工作機械メーカ

工作機械メーカの取扱説明書に従ってください。

計測タイプ

2.3 ワーク計測(フライス盤)

結果パラメータのリスト

計測タイプ「直角のコーナ」では、次の結果パラメータが得られます。

表 2- 17 「直角のコーナ」結果パラメータ

パラメータ 説明 単位

_OVR [4] ワーク座標系(WCS)における平面の1番目の軸の角度の現在値 °

_OVR [5] WCSにおける平面の1番目の軸のコーナ点の現在値 mm

_OVR [6] WCSにおける平面の2番目の軸のコーナ点の現在値 mm

_OVR [20] 機械座標系(MCS)における平面の1番目の軸の角度の現在値1) °

_OVR [21] MCSにおける平面の1番目の軸のコーナ点の現在値1) mm

_OVR [22] MCSにおける平面の2番目の軸のコーナ点の現在値1) mm

_OVI [2] 計測サイクル番号 -

_OVI [3] 計測タイプ -

_OVI [5] プローブ番号 -

_OVI [9] アラーム番号 -

1) 座標変換が解除されている場合。それ以外の場合は基本座標系。

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