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ブータブルディスク

ドキュメント内 Nero マニュアル <アプリケーション> (ページ 52-55)

6.1.10 [ブート]タブ

9 ブータブルディスク

Nero Burning ROM を使用すると、ブータブルディスクを作成できます。このディスクでは、

ハードディスクドライブへのアクセスなしに、コンピュータを起動できます。このため、ブ ータブルディスクは、ハードディスクにアクセスできなくなったときにコンピュータを起動 するための、「非常用ディスク」として主に使用されます。

ブータブルディスクは、「EI Torito」規格に準拠した形式で作成されます。この規格は、デ ータディスクの構造を規定する ISO 9660 規格を拡張したもので、ブートイメージ部と ISO 部から構成されます。ブートイメージ部には、オペレーティングシステムをロードして、コ ンピュータを起動するために必要なすべてのファイルが含まれています。ISO 部分には、

ISO 方式でバックアップ可能な範囲で、いくつでもデータファイルを収録することができま す。

9.1 ブートの要件

ディスクからコンピュータを確実に起動できるようにするには、ディスクドライブが最初の 起動ドライブとして扱われるように、コンピュータの BIOS で起動順序を設定する必要があ ります(たとえば、CD-ROM、C:、A: など)。SCSI CD-ROM ドライブの場合、適切な設 定が可能な専用の BIOS を搭載した SCSI アダプタに、ドライブを接続しておかなければな りません(ただし、起動順序で SCSI アダプタより先に IDE ハードディスクドライブが設 定されている場合には機能しません)。

ディスクから起動する場合は、「MS DOS」や「Linux」のような、メディアへの書き込み が実行されないオペレーティングシステムのみ起動できます。Microsoft® Windows® 2000 や Microsoft® Windows® XP は、起動時にメディアへの書き込みを実行します。これは、デ ィスクに対しては実行できないため、起動処理はキャンセルされ、PC を起動することはで きません。

9.2 ブータブルディスクのテンプレート

Nero Burning ROM でブータブルディスクを作成するためのテンプレートは、論理ドライブ

(たとえば、C: ドライブ)か、ドライブのイメージファイル(ドライブの内容をセクタご とのファイルとして記録したもの)のどちらかになります。ブータブルディスクのテンプレ ートを論理ドライブにすると、システム起動時にブータブルディスクは論理ドライブをエミ ュレートします。次に示すように、3 種類のエミュレートがあります。

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フロッピーエミュレーション:このブータブルディスクを作成するには、起動可能なフ ロッピーディスクが必要になります。起動時、ブータブルディスクはドライブ A: 内のフ ロッピーディスクをエミュレートします。起動処理中、ドライブ A: がブータブルディス

クに対応するように、ドライブ文字が変更されます。起動後、フロッピーディスクドラ イブ A: にアクセスするには、ドライブ文字 B: を使用します。開始データのサイズは、

フロッピーディスクの容量(1.44MB など)に制限されます。

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ハードディスクエミュレーション:このブータブルディスクを作成するには、起動可能 なハードディスクが必要になります。起動時、ブータブルディスクはドライブ C: をエミ ュレートします。ドライブ C: 以降のドライブ文字は、すべて 1 文字ずつ次の文字に変更 されます。開始データのサイズは、CD(700MB など)または DVD(8.5GB など)の容 量に制限されます。たとえば、200GB のハードディスクドライブを 200GB の 1 パーテ ィションで使用している場合、このハードディスクドライブからブータブルディスクを 作成することはできません。ブータブルディスクを作成するには、事前にディスクの容 量に合わせて、再パーティショニングする必要があります。

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エミュレーションなし:起動時に、ドライブ文字が変更されることはありません。これ は、ブータブルインストール CD に使用されます。この設定は、フロッピーディスクや ハードディスクドライブをエミュレートする必要がない場合、または独自のデバイスド ライバーをインストールしたい場合などに適しています。

9.3 ブータブルディスクの作成および書き込み

ブータブルディスクを作成するには、次の手順を実行します。

1.

Nero Burning ROM のメイン画面から、[新規作成]ボタンをクリックします。

Æ [新規編集]ウィンドウが開きます。

2.

ブータブル CD を作成するには、コンボボックスから[CD]を選択して、リストボックス から[CD-ROM(ブータブル)]を選択します。ブータブル DVD を作成するには、コンボ ボックスから[DVD]を選択して、リストボックスから[DVD-ROM(ブータブル)]を選 択します。

Æ ブータブルディスク用の[ブート]タブの内容が表示されます。

3.

ブータブルディスク用のテンプレートデータの原型を論理ドライブにするには、次の手順を 実行します。

1. [ブートイメージデータ]エリアから、[ブート可能な 640MB 以下の容量のドライブ]

オプションボタンを選択します。

2. ドロップダウンメニューから、目的の項目を選択します。

目的の論理ドライブがドロップダウンメニューの項目に表示されない場合は、ディスク上 で使用可能な容量よりもドライブの容量が大きいことが考えられます。Microsoft®

Windows® 2000 などのオペレーティングシステムでは、ハードディスクに直接アクセスす るために管理者権限が必要になります。ブータブルディスクを作成するには、ハードディ スクに直接アクセスする必要があります。

4.

ブータブルディスクのテンプレートデータの原型をイメージファイルにするには、次の手順 を実行します。

1. [ブートイメージデータ]エリアから、[イメージファイル]オプションボタンを選択 します。

2. [参照]ボタンをクリックして、目的のイメージファイルを選択します。

3. [起動ロケール]ドロップダウンメニューから、システム起動時に表示される言語を選 択します。

4. [高度な設定を使用する(上級者向け)]チェックボックスをオンにして、[エミュレ ーションの種類]ドロップダウンメニューからエミュレーションの種類を選択します。

5.

各タブから必要なオプションを選択します(「[新規編集]ウィンドウ」を参照)。

6.

[新規作成]ボタンをクリックします。

Æ 選択画面が表示されます。

7.

ブータブルディスクの ISO 部分に書き込むファイルやフォルダを選択して、編集エリアに ドラッグします。

Æ ファイルやフォルダが編集エリアに表示され、それらがディスク上で占有する領域の大 きさが容量バーに示されます。

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ブータブルディスクが作成されました。書き込み処理を開始できます(書き込み処理 の開始方法を参照)。

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