この相違にもかかわらず、実行結果はPowerBuilder デバッガとほとんど同じです。
結果が異なる場合、2 つの可能な理由があります:
1. アプリケーションの配布にエラーが含まれています。この場合、エラー原因 を判明し、問題を修正しください。
2. Appeon デバッガはある変数と式をPowerBuilder デバッガと異なって取り扱い
ます。そのような相違は次に紹介しています。誤りに警告されなく、複雑で 無用な作業をしないように、それらを注意してください。
変数をチェックするとき、Appeonデバッガは次のことをサポートしていません:
ClassDefinition、PowerObject、と Any 型の変数を展開すること。
システム変数の実行時の値を展開すること。その代わりに、システム変数の継承 プロパティだけを展開します。
例えば、Window型の変数w_1で、PowerBuilder デバッガはw_1に含まれるすべ てのコントロールと変数の値を表示しますが、Appeon デバッガはw_1に含まれ
るWindowプロパティの値だけを表示します。
次の式を評価するとき、Appeon デバッガは異なった結果を与える:
サポートされないコードが含まれる式にエラーをレポートします。
異なるコンテキストが含まれる同じ式をウォッチビューに何回追加すれば、
Appeon デバッガはこれを 1つの式として認識し、ブレークポイントのコンテキ
ストに従って値を評価します。
Appeon デバッガは式を検証しません。その原因で、PowerBuilderで検証を通過
しない式に対して、PowerBuilderデバッガは評価結果を与えませんが、Appeon デバッガは評価結果を与えます。しかし、理解できない結果が与える可能性があ ります、例えば、式“this + 3”に“[object]+3”が与えます。
式の評価結果がそれらの実行順番に依存し、順番がPowerBuilder Debuggerと
Appeon デバッガの異なった規則に従う可能性があるため、2つの式がインタコネ
クトされている場合には、Appeon デバッガはPowerBuilder デバッガと異なった 結果を生むことがあります。
7.7.2 ウォッチビューに変数または式を追加する
方法 #1:クイック ウォッチでウォッチ ビューに変数または式を追加する
ステップ 1 -ソースビューで変数または式を選択するか、変数または式の位置にカ ーソルを置きます。そして、右クリックしてポップアップメニューから[クイック ウォッチ]を選択するか、〔Shift+F9〕を押してください。
変数または式がクイックウォッチダイアログの[式]ボックスに追加されます(図 7-5)。
図 7-5:クイック ウォッチ
ステップ 2 -[ウォッチの追加]ボタンをクリックし、変数または式をウォッチ ビ ューに追加します。
方法 #2:ウォッチ ビューに変数または式を追加する
ステップ 1 - ウォッチ ビューで右クリックし、ポップアップ メニューから[挿 入]を選択します。
ステップ 2 - 新規の式ダイアログ ボックスに有効なPowerScript 式を追加します。
[OK]をクリックしてから、これがウォッチ ビューに追加されます。
7.7.3 変数または式の値を変更する
ウォッチ ビューに変数の値を変更するには:
ステップ 1 - その変数をダブルクリックするか、右クリックしてポップアップ メニ ューから[変数を編集]を選択します。変数値の編集ダイアログ ボックスが表示さ れます。
ステップ 2 -変数値の変更ダイアログボックスに変数の新しい値を入力して、
[OK]をクリックします(図7-6)。新しい変数値でアプリケーションをデバッグ し続けます。
図 7-6:値の編集
ウォッチ ビューに式を変更するには:
ステップ 1 - 式をダブルクリックするか、右クリックしてポップアップ メニューか ら[式を編集]を選択します。式の編集 ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 - 変数値の変更 ダイアログボックスに変数の新しい値を入力して、
[OK]をクリックします。
変数または式を NULL 値に設定するために、変数の編集および式の編集ダイアログ ボックスで[NULL]チェックボックスの選択がサポートされないことに注意して ください。
7.7.4 式を再設定する
クイックウォッチ ダイアログ ボックスで式を評価したり、ウォッチビューに追加す るには:
ステップ 1 -[式]ボックスに変数または式を変更します。
ステップ 2 - [再設定]ボタンをクリックし、ツリー ビューで新しい式を表示しま す。
ステップ 3 -(オプション)[ウォッチの追加]をクリックし、式をウォッチ ビュ ーに追加します。
7.7.5 コール スタック ビューでコンテキストを調べる
コール スタックの任意の行で、アプリケーションのコンテキストを調べることがで きます。
コール スタック ビューから別のコンテキストを表示するには:
その行をダブルクリックするか、ポップアップメニューから[コンテキスト の設定]を選択します。
コール スタック ビューで関数が選択されると、変数ビュー、ソース ビュー、およ びウォッチ ビューが更新されるようになります。
7.7.6 アプリケーションのステップ単位の実行
ブレークポイントで実行を中断したら、[ステップイン]、[ステップ オーバー]、
[ステップアウト]、[カーソル位置まで実行]、[次のステートメントを設定]
のコマンドを使用してアプリケーションコードをステップ単位で実行することがで
きます。Appeonデバッガでこれらのコマンドの使い方は PowerBuilderデバッガでの
使い方と同じです。