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ブリーフ博士の悲劇

ドキュメント内 『ドラゴンボールの贈りもの』 (ページ 47-52)

61) スッキリしたフリーザ様:巨大化、怪物化を経て、さっぱりしました。

←一番左が最終形態。あれ、パンツが…。

62) 鈴木央先生:1977年生まれのマンガ家。代表作は「ライジングインパクト」。

ほどの相手だ。これは強い。しかし、サイヤ人4の悟空とベジータがフュージョンすれば もう大丈夫。五人に分身したり、クラッカーを鳴らしたり、足だけで戦ったり…。それは もう余裕しゃくしゃくで圧倒してしまった。それほどに強力なフュージョン。だが、やは りポーズがださかった。そんなポーズを真顔でやられても…というのが本音だ。

←こちらが一覧の動作。結構難しい。

しかし、こういっただっさいポーズは子供にうけがいい。芸人の真似を子供がするとい うのがいい例である。事実、私も子供の頃に友人と何度も真似したものだ。子供を面白が らせるポーズというのは大事である。それだけで十分な宣伝効果を果たしているからだ。

他にも、ダサいポーズの代表としてギニュー特選隊 69)の SP ファイティングポーズなる ものもある。身長の低い私は常にグルド 70)のポジションだったことをよく記憶している。

子供が面白がる、真似したがるという独特なポーズも、ドラゴンボールの魅力だと感じる。

誰でも撃てる!かめはめ波!!

両手を向かい合わせ、腰付近まで移動させる。そこで気を溜めた後、「かめはめ波」の掛 け声とともに両手を前に突き出し、気を一気に放出する。孫悟空の必殺技であるかめはめ 波は、こんな簡単な動作で成り立っているのだ。

元気玉に至っては、両手を天にかざし、その辺の生き物から気を根こそぎ奪い取るだけ である。実に簡単だ。速効性に優れるどどん波は、気を溜めた後、相手を指さすだけであ る。相手が構えている時に放てば先手を取れる魅力的な技である。ちなみに気の溜め方 71) については各自で研究してもらいたい。

ドラゴンボールの技やポーズに面白みがあるというのは、先ほど論じたとおりだが、も うひとつ特徴がある。それは、真似しやすい簡単なポーズだということだ。トランクスの 使用するバーニングアタック 72)のみはイケメン特有の難しさだが、それ以外は結構簡単に 真似できる。ヒーローの技を簡単に真似できるというのはやはり重要なのでは、と私は思 う。

子供にとって憧れのヒーローであるZ戦士73)たち。彼らの技を簡単に真似できるのであ れば、やはり子供は真似しだすだろう。こういった手軽さが、ドラゴンボールが多くの人 に受け入れられやすい点だと私は考える。

ビックバン・アタックやファイナル・フラッシュを考案したベジータ氏のセンスについて

ドラゴンボールのキャラクターは基本的に技名を言わずに戦う。これは、鳥山先生が「戦 闘中に一々技名を言うのはどうかと思う」との考えからであった。もっともである。しか し、その掟を破り、技名を連発する奴がいた。ベジータである。ギャリック砲74)に始まり、

ビックバン・アタック 75)、ファイナル・フラッシュ 76)、ファイナルシャインアタック 77)

…このほかにもファイナルのつく技名が5~6個存在する。

それはともかく、ドラゴンボールの技名には変なセンスがある。かめはめ波やどどん波、

元気玉など、ださいのだが、どこか親しみやすいネーミングセンスが光るのだ。変に恰好 をつけた技名よりもよっぽど印象に残りやすく、愛されやすい空気を持っていると感じる。

尐年マンガだからこそのネーミングであり、子供から親しみを覚えやすいネーミングにも、

ドラゴンボールの独特な魅力があると考える。

[注]

63) ブルマ:ドラゴンボールのヒロイン。なのに、主人公と結婚せずに主人公のライバ ルと結婚した、ある意味レアなヒロイン。

←知らない人も多いが、悟空と最初に出会った仲間である。

64) トランクス:ブルマとベジータのイケメンな息子。未来からやってきた。

←御覧の通り、イケメンである。

65) バーダック:アニメオリジナルキャラクターであり、悟空の父親。未来予知ができ る。悟空に比べ、とにかく口が悪い。星を侵略する地上げ屋をやっているが、その 度に死にかけているのでやたら戦闘力が高い。次男である悟空については度々口に するが、長男のラディッツに関しては一言もコメントしなかった。ひたすらかっこ いい。

←親友の血で赤く染まったバンダナが特徴。

66) ごぼう:キク科の多年草。ユーラシア大陸原産。きんぴらや天ぷらに使われる。

67) 一神龍:GTのラスボス。一応一番強い敵なんだけどイマイチ迫力にかける。

68) スーパーサイヤ人4:サイヤ人の最終形態。悪役に間違われても文句が言えないく

らい怖い。

←髪がアグレッシブになり、剛毛になる悟空さん。

69) ギニュー特選隊:フリーザ様の部下。エリートだけを集めた戦隊らしいが、結構弱 い。更に卑怯。似たような部隊で、機甲戦隊なるものもある。

←こちらがSPファイティングポーズ。フリーザ様もちょい引き。

70) グルド:時間を止めることができる。上の絵の緑の奴。

71) 気の溜め方:「はああああああ」と気張る姿がよく見られる。

72) バーニングアタック:トランクスの使用する技。かなり複雑な動作をする。基本は 構えた後に手をごちゃごちゃ動かす。

←すいません。言葉で説明しにくいんです。

73) Z戦士たち:悟空の仲間を指す。主なメンバーは、ベジータ、ピッコロ、クリリン、

悟飯、ゴテンクス、天津飯、ヤム…。ヤムチャは…う~ん…ヤムチャは…。

74) ギャリック砲:ベジータの使う必殺技。殆どかめはめ波と同じ効果。

←実はかめはめ波より若干撃つのが早い。

75) ビッグバン・アタック:ベジータの必殺技。片手で偉そうに撃つのがコツ。

←偉そうな顔をするとポイント高し。

76) ファイナル・フラッシュ:ベジータの必殺技。両手を合わせて発動させる。

←セルを相手に使用。ちなみに全くのノーダメージであった。

77) ファイナルシャインアタック:GTにて使用されるベジータ曰く「俺様の神必殺技」。

シャインという単語と技の関連性は全く不明。たぶん語呂の良さとかそんなの。

ドキュメント内 『ドラゴンボールの贈りもの』 (ページ 47-52)