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第一部 ライブラリを利用したファイル共有

1.2 ファイル共有の基本操作

本章ではライブラリに対する 利用者の基本的な操作手順を説明します。

ファイルやフォルダの作成

 フォルダの作成

ライブラリ上にフォルダを作成することで 従来の共有フォルダのような分類や期間のようなフォルダ分け が可能です。

(1) フォルダを作成したいドキュメントライブラリを開きます。

(2) 新規より、新しいフォルダをクリックします。

(3) 新しいフォルダ作成画面が開くので、フォルダ名を入力して、OK をクリックします。ここでは以下の ように設定します。

・ 名称:07年下期

(4) ドキュメントライブラリ上に、フォルダが作成されます。

 ファイルを新規作成する(テンプレートから作成)

ライブラリに用意されている文書のテンプレートファイルを使用して 新たなドキュメントをライブラリに作 成します。

(1) ファイルを作成したいライブラリ(フォルダ)を開きます。

(2) 新規より、新しいドキュメントをクリックします。

(3) Microsoft Office Word 2007 が起動します。

管理者によってテンプレートが設定されている場合は、編集されたテンプレートで起動します。

(4) 編集を行い、保存しようとすると MOSS 上への保存ダイアログが開きます。

(5) ファイル名を付けて保存すると、ドキュメントライブラリ上にドキュメントが表示されます。

 既存のファイルをアップロードする(単一ファイル)

クライアント側のPCなどに存在するファイルをライブラリへアップロードすることができます。

(1) ファイル作成したいドキュメントライブラリを開きます。

(2) アップロードより、ドキュメントのアップロードをクリックします。

(3) ドキュメントのアップロード画面が開くので、ファイルの名前を入力して、OK をクリックします。

(4) アイテムの編集画面が開くので、ドキュメントのプロパティ列を入力して、OK をクリックします。

 既存のファイルをアップロードする(複数ファイル)

複数のファイルを同時にアップロードすることも可能です。

(1) ファイルやフォルダを作成したいドキュメントライブラリを開きます。

(2) アップロードより、複数のドキュメントのアップロードをクリックします。

(3) ドキュメントのアップロード画面が開くので、フォルダを選択し、アップロードするファイルのチェックボッ クスをチェックし、OK をクリックします。

(4) ドキュメントライブラリ上にドキュメントが表示されます。

ファイルの参照と編集

ライブラリに存在するドキュメントファイルを開きます。

編集権限がないユーザの場合は 編集は行えません。

(1) 参照したいファイルの、ドキュメントライブラリを開きます。

(2) 参照したいファイルをクリックします。

(3) 以下のメッセージ ボックスが表示されるので、編集をチェックして OK をクリックします。

(4) ファイルが開きます。

エクスプローラービューを使用しての作成

上記で説明したサイトのページ以外の操作方法として 使い慣れたエクスプローラの操作イメージでラ イブラリ上を操作することが可能です。

(1) ファイルやフォルダを作成したいドキュメントライブラリを開きます。

(2) 操作より、Windows エクスプローラで開くをクリックします。

(3) エクスプローラ ビューが開きます。

 フォルダの作成

エクスプローラービューにてフォルダを作成します。

(1) フォルダを作成したい、エクスプローラービュー を開きます。

(2) メニューよりファイル-新規作成-フォルダをクリックします。

(3) 新しいフォルダが作成されますので、任意の名前に変更します。

(4) ドキュメントライブラリ上にフォルダが追加されます。

 既存のファイルをアップロードする(単一ファイル)

エクスプローラービューにてファイルを作成します。

(1) ファイルをアップロードしたいエクスプローラービューを開きます。

(2) Windows エクスプローラから、アップロードしたいファイルをドラッグアンドドロップします。

(3) ドキュメントライブラリ上にファイルが追加されます。

 既存のファイルをアップロードする(フォルダごと)

エクスプローラービューにて複数のフォルダ・ファイル構成を作成します。

(1) ファイルをアップロードしたいエクスプローラービューを開きます。

(2) Windows エクスプローラから、アップロードしたいフォルダをドラッグアンドドロップします。

(3) ドキュメントライブラリ上にフォルダが追加されます。

メール送信による作成

ライブラリへメールを送信することにより ファイルを投稿することができます。

(1) Outlook のメール作成を起動します。

(2) 【1.ライブラリの作成/設定 (管理者用)】の【受信メール設定】で設定したメールアドレスに、ド キュメントライブラリに追加するファイルを添付して送信します。ここでは以下のように作成します。

・ 宛先:DevReport@MOSS010.DOM010.MOSS(開発部 報告書)

・ 件名:07年下期

・ 添付ファイル:不具合報告書07.docx

(3) ドキュメントライブラリ上に添付したファイルが追加されます。

Outlook による接続機能

ドキュメントライブラリは Outlook 2007 に接続して Outlook 2007上からオフラインでも利用するこ とができます。オフラインにて編集したドキュメントは次回サイト接続時にライブラリへ同期することができ ます。

(1) Outlook に接続したいドキュメントライブラリを開きます。

(2) 操作より、Outlookに接続をクリックします。

(3) Outlook 上で以下のようなメッセージボックスが表示されますので、 はい をクリックします。

(4) Outlook 上からドキュメントライブラリをオフラインにて参照することができるようになります。

ファイルの削除

ライブラリ上のファイルを削除します。

(1) 削除したいファイルがあるドキュメントライブラリを開きます。

(2) ファイルを選択し、メニューより削除をクリックします。

削除ファイルの復元 (ユーザーレベルのゴミ箱)

削除したファイルはサブサイト単位のごみ箱に移動され、必要に応じてごみ箱からファイルを復元するこ とができます。ごみ箱へのアクセス方法、およびファイルの復元方法は以下の通りです。

(1) ファイルを復元したいサブ サイトを開きます。

(2) 画面左の Quick Launch バー下にあるごみ箱をクリックします。

(3) ごみ箱画面が表示されますので、復元したいアイテムのチェックボックスをONにして、選択したアイ テムの復元メニューをクリックします。

(4) 以下のメッセージ ボックスが表示されるので、OK をクリックします。

(5) ドキュメントライブラリ上に削除したアイテムが復旧されます。