• 検索結果がありません。

ビジネスモデル

ドキュメント内 BOPビジネス (ページ 77-83)

第 5 章 有望視されるBOPビジネスの製品・サービスの仕様とビジネスモデルの提案

4. ビジネスモデル

【パートナーとの提携】

BOP ビジネスにおいて、地元の NGO/NPO、あるいは国際機関やその他の団体・企業の協力を 得ることは、地元のニーズを把握し、情報を得るのみならず、BOP 層への販売においても重要な 役割を担う。

26 140の選挙区で各200の養殖池が建設され、2012年までには当該選挙区で新たに各100の養殖池と、別の

20の選挙区で各300の養殖池を建設予定である。

・ 情報

対象地域の市場を知る上で、地方政府や現地の NGO/NPO は地元の固有の特徴を掴む情報 源となる。製品が BOP 層にとって良いものであれば、これらの機関を介して宣伝を行うことも可 能であろう。

・ 連携

先行事例にみられるように、通常価格では BOP 層が購入不可能な資機材でも、地方政府を顧 客対象にしたり、NGO/NPO による資金補助を得る、あるいは、資機材購入に繋がるようコミュニ ティの組成により共同購入を行うことで BOP 層へのアプローチが可能となる。また、市場参入の 際は、ODA を利用したり、他社と提携し、商品販売における課題を補うことも一つの方法であ る。

【販売方法について】

・ 携帯電話で販売している資機材について何をどこでいくらで売っているかという情報提供 現地調査でよくあった声は、欲しい資機材がどこでいくらで売られているかを知らないというもの であった。製品販売において、携帯電話でこれらの情報を提供するのは一案である。また、コス トシュミレーションや使い方の説明などをコンテンツに含むことも良いと考えられる。

・ 配達サービス、移動販売

多くの BOP 層にとって、資機材を購入する際、マーケットが遠くアクセスが不便である。自転車 などの乗り物がなく、徒歩による移動が一般的である。こういったBOP層の状況を踏まえ、配達 サービスを行ったり、車による移動販売を行うことは効果的であると考えられる。

・ 中古品のレンタルサービス

中古製品を利用して、レンタルサービスを行うことも一案である。農漁業に必要な資機材は、基 本的な部分は日本も途上国も変わらない。農業であれば手作業より機械の方が効率性も生産 性も上がる。肥料や除虫剤もある方が良い。漁業であれば丈夫な漁網やボート、エンジン、ライ フジャケット、すくい網等を必要としている。必ずしも特別な資機材の開発が求められているので はなく、それらの資機材を買える価格に落とすことが重要である。

従来の販売方法や業種にとらわれず、異業種を組み合わせ、新しいビジネス形態を取ることで、

サービスや製品の提供を可能にしていくことが必要である。

【地域の特性に合わせる】

例えば、現地調査で調査員が受けた印象は、リフトバレー州のロドワルでは低所得者が多く、

生きるのに精一杯というものであった。資機材導入の際は知識向上や農民の組織化が必要と考 えられる。気候も年間を通して暑く、この地域では農業はあまり行われていない。一方で、漁業に 関してはどの地域も組織化がなされ、資機材を共有したり、グループで貯蓄を行うケースが多い。

ケニアといっても地域によって開発度合いや文化などが大きく異なり、その地域にあったビジネ スモデルを適用することが望ましい。その際、上述の地方政府や NGO/NPO の果たす役割は大き い。

付属資料

附 属 資 料

ドキュメント内 BOPビジネス (ページ 77-83)