第6章 トリガ
6.10 パターントリガをかける(ENHANCED)
ト リ ガ
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解 説
複数のトリガソースに設定した条件がすべて満たされたとき,または満たされなかったと きにトリガがかかります。
● トリガソースとトリガステータスの設定
トリガソースのトリガステータスを,次の3つの中から選択します。
H :トリガソースのレベルが設定したトリガレベル以上のとき L :トリガソースのレベルが設定したトリガレベル以下のとき X :トリガソースにしない
● クロックチャネルの選択:Clock CH
・ 信号に同期してトリガをかけないときは,「None」を選択します。
・ 信号に同期してトリガをかけるときは,クロックチャネルをCH1〜CH4(DL1620で はCH1とCH2)から1つ選択します。
・ トリガスロープを次の中から選択します。
:立ち上がり
:立ち下がり
● トリガコンディションの選択:Condition ステータスパターンだけでトリガをかけるとき トリガをかける条件を次の中から選択します。
Enter:設定した組み合わせ(パターン)が成立したとき,トリガがかかります。
Exit :設定したパターンが成立しなくなったとき,トリガがかかります。
CH1入力 CH2入力
パターン 非成立
パターン 成立 トリガ条件成立
CH1:H CH2:L CH3*:X CH4*:X Condition:Enter
* DL1620には,CH3とCH4はありません。
クロックチャネルの信号に同期してトリガをかけるとき トリガをかける条件を次の中から選択します。
True :ステータスパターンが成立している間に,クロックチャネルの立ち上がりまた は立ち下がりでトリガがかかります。
False:ステートパターンが非成立状態になっている間に,クロックチャネルの立ち上 がりまたは立ち下がりでトリガがかかります。
CH1入力 CH2入力
パターン
非成立 パターン成立
トリガ条件成立 パターン
非成立 パターン 成立 CH3*入力
CH1:H CH2:L
CH4*:X CH3*:Clock CH Condition:True
* DL1620には,CH3とCH4はありません。
● トリガレベルの設定 設定範囲 : 画面内8div分 設定分解能: 0.01divです。
例えば,2mV/divのとき設定分解能は0.02mVです。
● ヒステリシスの設定
トリガレベルに幅を持たせて,小さな変動ではトリガがかからないようにします。
: トリガレベルを中心に,約0.3div*のヒステリシス
: トリガレベルを中心に,約1div*のヒステリシス
* 上記の数値は,おおよその値です。厳密に保証するものではありません。
6.10 パターントリガをかける(ENHANCED)
6.10 パターントリガをかける(ENHANCED)
● トリガカップリングの設定 次の中から選択します。
AC :トリガソース信号からDC成分を除去したものをトリガ信号にします。
DC :トリガソース信号をそのままトリガ信号にします。
● HFリジェクションのON/OFF
トリガソース信号から高周波成分を除去した信号をトリガ信号にするとき, ONにしま す。
● ホールドオフの設定
「6.4 ホールドオフ時間を設定する」をご覧ください。
● パターントリガ設定時の注意
・ トリガタイプの設定を変えると,パターントリガの設定は無効になりますが,再び パターントリガを選択すると,前の設定が有効になります。
・ トリガモードをオートレベルモードに設定していても,動作はオートモードになり ます。
・すべてのトリガソースにトリガステータスを設定します。クロックチャネルに選択さ れているときは,トリガスロープを選択します。
・ クロック信号に同期してトリガをかけるときは,クロック信号に対するパターンの セットアップ時間は1ns以上,ホールド時間は1ns以上確保してください。
ト リ ガ