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ノードリストからの選択の場合

「ノードリスト」では、登録済みのノード(物理/仮 想)からバックアップ プロキシを選択します。

バックアップ プロキシに設定するノードを選択 し、「OK」ボタンをクリックします。

リストには、事前にノード登録がされている マシンだけが表示されます。

ホスト名/IPアドレスの入力の場合

「ホスト名/IP アドレスの入力」では、ホスト名ま たは IP アドレスを指定してバックアップ プロキ シを直接指定します。

バックアップ プロキシの「ホスト名/IP アドレ ス」、「ユーザ名」、「パスワード」を入力し、「保 存」ボタンをクリックします。

47 6‐1‐3. 保護対象のVMの追加

1 「プランの追加」画面で、「ノードの追加」ボタン

をクリックし、プルダウンメニューから「保護する ノードの選択」をクリックします。

2 グループのプルダウンメニューから、登録済み

のvCenter/ESXグループを選択します。

3 バックアップ対象とする VM にチェックを入れ、

右矢印アイコン( )をクリックします。

リスト上の全てのノードを 選択する場合 は、 をクリックします。

事前にノードが登録されていない場合、リ ストに表示されません。「5‐1.VM の検出 と登録」を参照し、ノードの登録を行ってく ださい。

「選択されたノード」に対象ノードが表示されて いる事を確認し、「OK」をクリックします。

4 追加したVMがリストに表示されていることを確

認します。

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5 VMwareスナップショットの静止方法を選択しま

す。

デフォルトでは「VMware Tools」が選択されて います。

この設定は Update 3から提供された機能です。

●VMware Tools

従来の方式です。VMの電源状態がONの場合、VMのゲストOS上にインストールさ

れたVMware Toolsによってスナップショットの静止点が生成されます。

この方式で取得されたバックアップデータから、Exchange ServerやSQL Serverの詳 細リストアを行うことも可能となります。

「復旧ポイントの確認」オプションを併用することを推奨します。

●VM内のMicrosoft VSS

VMゲストOS上のVSSによってスナップショットの静止点が生成されます。

この方式で取得されたバックアップデータからは、アプリケーションレベルのリストアを 行うことはできません。

VSSに対応しており、かつ電源ONのWindows VMのみ有効です。その他のVMで

は本設定が有効でもVMware Tools方式が使用されます。

6 「VMware マシンでの転送方式を選択」から、

任意の設定を選択します。

デフォルトの設定は「VMware マシンでの転送 方式を選択」が選択されています。

上記設定の場合、バックアップするvSphere環 境から、最適な転送モードが使用されます。

SAN⇒HotAdd⇒NBDSSL⇒NBD の順で

優先的に選択されます。

「このプランでの方式の優先度を設定します」を 選択した場合、優先度を指定することで、指定 した転送モードを優先して使用します。

優先順序はリスト上位にある転送モードが 最も高く、下位に設定するにつれ、優先度 は低くなります。

49 6‐1‐4. デスティネーションの設定

1 「デスティネーション」をクリックします。

デスティネーション(バックアップデータの書き込 み先)の設定画面が表示されます。

2 デスティネーションの種類を選択します。

「 ロ ー カ ル デ ィ ス ク ま た は 共 有 フ ォ ル ダ 」 、

「Arcserve UDP復旧ポイントサーバ」から選択

します。

「Arcserve UDP復旧ポイントサーバ」の詳

細は、製品マニュアル「Arcserve® Unified Data Protection ソリューションガイド」を参 照してください。

http://documentation.arcserve.com/Arcs erve-UDP/Available/V5/JPN/bookshelf.h tml

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<ローカルディスクまたは共有フォルダの場合>

(a) 「デスティネーション」

設定されたバックアップ先のパスが表示されます。

(b) 認証情報ボタン

ネットワーク共有フォルダへの接続情報を設定する際に使用します。

(ローカルフォルダを設定する際には使用しません)

(c) 「参照」ボタン

ツリー表示でバックアップ先のパスを設定します。

(d) 「暗号化アルゴリズム」

暗号化アルゴリズムを設定します。

選択可能な種類は、「暗号化なし(デフォルト)」、「AES-128」、「AES-192」、

「AES-256」です。

(e) 「暗号化パスワード」/「暗号化パスワードの確認」

暗号化アルゴリズムを選択した場合のパスワードを入力します。

暗号化パスワードは、最大23文字まで入力することが可能です。

暗号化パスワードは忘れないでください。ファイルレベルリストアおよび仮想 マシンの復旧で必要となります。

(f) 「圧縮」

バックアップデータを書きこむ際の圧縮設定です。

デフォルトでは「標準圧縮」に設定されています。圧縮は「圧縮なし」、「標準圧 縮」、「最大圧縮」から選択できます。

(d) (e) (f) (a)

(b) (c)

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<Arcserve UDP復旧ポイントサーバの場合>

(a) 「復旧ポイントサーバ」

復旧ポイントサーバのマシン名またはIPアドレスを指定します。

(b) 「データストア」

復旧ポイントサーバの管理下にあるデータストアがプルダウンメニューに表示され ます。

プルダウンメニュー内からデータストア名を指定します。

(c) 「セッションパスワード」/「セッションパスワードの確認」

セッションパスワードを入力します。

セッションパスワードは忘れないでください。ファイルレベルリストアおよび仮想マシ ンの復旧で必要となります。

(a) (b)

(c)

52 6‐1‐5. スケジュール

1 「スケジュール」タブを選択します。

2 運用に沿ったスケジュール設定を行います。

デフォルトのスケジュールは以下のように設定されています。

スケジュールのデフォルト設定

バックアップスケジュール 実行間隔 毎日 バックアップの種類 増分 開始時刻 午後10時 保持するバックアップ数 7

マージスケジュール 設定なし

スロットルスケジュール 設定なし 3 <スケジュールされたバックアップの開始時刻>

バックアップの開始時間を設定します。

4 <バックアップ先で保持する復旧ポイントの数>

この設定を変更することで、バックアップ先のディスク容量を調整することができます。

バックアップ実行後、復旧ポイントの保存数を超えたバックアップデータは、履歴の古い順に 廃棄(パージ)されます。

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設定値のデフォルト、最大値および最小値は以下になります。

デフォルト値 最小値 最大値

毎日 1 1 30

毎週 5 1 30

毎月 12 1 36

カスタム 31 1 1344

廃棄対象のバックアップが「フルバックアップ」で、増分または検証バックアップの親バッ クアップである場合、次に古いバックアップ(増分または検証)が廃棄対象のバックアッ プと統合(マージ)されます。

バックアップ先を変更して、次のバックアップを増分バックアップに設定した場合、変更 前のバックアップ先に存在するバックアップも復旧ポイント設定による廃棄対象となりま す。

5 <バックアップスケジュールの編集> バックアップスケジュールを編集する場合に は、既存のスケジュールをクリックします。

6 バックアップスケジュールの編集画面が開きます。

設定後、「保存」ボタンをクリックします。

(a) プルダウンメニューから実行間隔(カスタム/毎日/毎週/毎月)を選択します。

(b) ドロップダウンメニューからバックアップの種類(フル/検証/増分)を選択します。

(c) バックアップを開始する時刻を指定します。

(d) 保持するバックアップ数を指定します。

(a)

(b) (c) (d)

54 7 <カタログ>

ファイルシステムカタログの生成設定を行います。

Exchange メールボックス、メールボックスフォルダ、および個別のメールオブジェクト等、

Exchangeの詳細リストアを行うためには、カタログ生成は必須となります。

デフォルトではカタログ生成は設定されていません。

カタログを生成した場合、ファイルレベルのリストアジョブ作成時のファイル検索を高速 化できます。

本設定はWindows系のVMのみ有効です。

8 <復旧ポイントの確認>

バックアップ完了後、バックアップ対象の VM上で復旧ポイントをマウントし、OS のchkdsk コマンドを実行するオプション設定です。Windows VMに対してのみ有効です。

以下の種類のボリュームはサポートされていないため、[復旧ポイントの確認]はスキッ プされます。

 ファイル システムの種類が NTFS ではないボリューム

 種類がパリティ付きストライプであるボリューム

 ストレージ プール内のボリューム

chkdsk コマンドの実行には、長時間を要する場合があります。またバックアップ プロ

キシ サーバ上の多量の RAM を使用するため、プロキシ サーバのパフォーマンスに 影響します。

chkdsk コマンドがエラーを検出した場合、バックアップ ジョブは失敗し、関連付けられ

ている復旧ポイントは消去されます。

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<マージスケジュールの追加>

マージとは、増分バックアップデータをフルバックアップデータに合成(マージ)する処理です。

デフォルトでは、条件を満たしたバックアップの完了直後にマージが開始されますが、負荷の 低い時間帯を選んでマージをスケジュールさせることが可能です。

1 マージスケジュールを追加する場合には、「追

加」から「マージスケジュールの追加」を選択し ます。

2 新規のバックアップスケジュール画面が開きます。設定後、「保存」ボタンをクリックします。

(a) 開始時間を設定します。

(b) バックアップを実施する曜日にチェックします。

(c) 終了時間を設定します。

(a)

(c) (b)

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