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トラブルシューティング

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9‐2. 複数のジョブを実行中、スナップショット作成が失敗する

[症状]

複数のジョブを実行していると、Hyper-V CSV上の仮想マシンのスナップショットの作成に時 間がかかりすぎて失敗します。 何回か試しても失敗します。

アクティビティログには以下のメッセージが表示されます。

「スナップショットを作成中です。一度に実行できるスナップショット作成操作は、1つのみです。

600 秒後に再試行してください。」

[解決方法]

ユーザが1度に作成できるスナップショットは1つだけです。

この問題を解決するには、試行回数を増やすか、または再試行間隔を長くします。 また、同 時に実行できるジョブの数を増やすこともできます。

注: デフォルトの再試行回数は 3、デフォルトの再試行間隔は 10 分です。

• 再試行回数を増やすには、クラスタノードで以下の手順に従います。

1. Windows のレジストリエディタを開きます。

2. HKLM¥SOFTWARE¥CA¥ARCserve Unified Data Protection¥Engine に移動します。

3. VSSWrap という名前のキーを作成します。

4. VSSWrap を右クリックし、[新規]を選択し、[DWORD (32 ビット) 値]を選択して、名前

を「VssAsynchMaxRetryTimes」と指定します。

5. 必要に応じて値を指定します。

• 再試行間隔を長くするには、クラスタノードで以下の手順に従います。

1. Windows のレジストリエディタを開きます。

2. HKLM¥SOFTWARE¥CA¥ARCserve Unified Data Protection¥Engine に移動します。

3. VSSWrap という名前のキーを作成します。

4. VSSWrap を右クリックし、[新規]を選択し、[DWORD (32 ビット) 値]を選択して、名前

を「VssAsynchRetryInterval」と指定します。

5. 必要に応じて値を指定します。

• 同時に実行できるジョブの数を増やすには、プロキシサーバで以下の手順に従います。

1. Windows のレジストリエディタを開きます。

2. HKLM¥SOFTWARE¥CA¥ARCserve Unified Data Protection¥Engine に移動します。

3. VMMaxJobNumber を右クリックし、[修正]を選択して、必要に応じて値を指定します。

95 9‐3. スナップショットの作成に失敗する

[症状]

場合によって、スケジュールされた増分またはフルバックアップジョブがHyper-V 仮想マシン に対して失敗し、以下のエラーが Hyper-Vホストのイベントビューアに表示されます。

• 仮想マシン <vm name> に対する DM 操作 add が失敗し、次のエラーが出力され ました:Ran out of memory (0x8007000E) (Virtual machine ID <vm ID>)

• 仮想マシン <vm name> に対してバックアップ チェックポイントを作成できませんでし た:This operation returned because the timeout period expired. (0x800705B4) (Virtual machine ID <vm ID>)

• 仮想マシン <vm name> 用のバックアップ チェックポイントを作成できませんでした:

Element not found. (0x80070490)。 (Virtual machine ID <vm ID>)

• 仮想マシン <vm name> 内部のVSS ライタは、シャドウ コピー(VSS スナップショット)

セットに対する BackupComplete 実行に失敗しました:A function call was made when the object was in an incorrect state for that function (0x80042301) (Virtual machine ID)

• この仮想マシンを処理しているときに、Hyper-V VSS ライタでエラーが発生しました

(Hyper-V VSS ライタ エラーの詳細については、製品ドキュメントを参照してくださ い)。

[解決方法1]

Hyper-Vサーバ上のRAMサイズを増加して、バックアップジョブを再実行します。

[解決方法2]

仮想マシン内部の VSS ライタが正しく動作しない場合、バックアップ ジョブは失敗します。

問題を解決するには、Hyper-V ホストおよび仮想マシンの両方のイベントログを確認します。

イベントログに表示されたVSS警告およびエラーを確認し、適切に対処します。

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9‐4. 増分バックアップが検証バックアップに変換される/バックアップサイズが増加する

[症状]

Hyper-V 仮想マシンの増分バックアップを実行しても、仮想マシンのディスク全体に相当す

るデータがバックアップされます。

[解決方法]

• 変更ブロック トラッキング(CBT)データが失われています。

以下の状況は CBT データ損失の原因となります。

・ Hyper-Vホストのダーティシャットダウン

・ CBTが無効

・ Hyper-Vホストのシャットダウンにより、CBTの作業が完了していない。

• Hyper-VサーバとバックアッププロキシサーバのCBTのバージョンが異なっています。

同じHyper-Vホストの仮想マシンを保護するすべてのバックアッププロキシサーバを、同じ

バージョンのArcserve UDPにアップグレードしてください。

例: 2 つの Arcserve UDP 環境があり、一方は Arcserve UDP、もう一方は Arcserve

UDP Update2であるとします。 これらの2つのArcserve UDP環境は、同じHyper-Vサ

ーバの異なる仮想マシンをバックアップします。 Arcserve UDP Update2 環境は、

Hyper-Vサーバのより古いバージョンのCBTを自動検出し、それを最新のバージョンにア

ップグレードします。 このような場合、Arcserve UDP 環境は、残りのスケジュールされた 増分バックアップをフルバックアップに変換します。

Arcserve UDPが異なるバージョンのCBTを検出すると、アクティビティログに警告メッセー

ジが表示されます。

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9‐5. Arcserve UDPのアップグレード後、バックアップが失敗する

[症状]

Arcserve UDPをUpdate 2以前から最新バージョンにアップグレードした後には、以下のエ

ラーメッセージがアクティビティログに記録され、エージェントレス バックアップが失敗します。

バックアップ ジョブはキャンセルされます。VSS スナップショットの場合、Hyper-V の VSS ライタは仮想マシンを保存する必要があり、これは現在のプランに適用されません。

バックアップジョブを再開するには、プランの Hyper-V スナップショット方式の設定を変更し ます。プランの Hyper-V スナップショット方式を設定する方法の詳細については、製品のマ ニュアルを参照してください。

[解決方法]

Arcserve UDP Update 2 以前の環境で作成されたバックアッププランでは、デフォルトでオ

フラインバックアップ方式が採用されます(スナップショットの作成中に仮想マシンの状態が

[保存済み]に変更されます)。

[保存済み]状態の仮想マシンはユーザからのアクセスができないため、Update 3以降の環 境のデフォルトは、バックアップジョブをキャンセルするよう仕様が変更されています。

バックアップジョブがキャンセルされないようにする場合は、プランの[Hyper-V スナップショ ットの作成方法]オプションを変更します。

詳細については、「5‐1‐4.Hyper-V スナップショットの作成方法の設定」を参照してくださ い。

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9‐6. クラスタ化された仮想マシンを元の Hyper-V クラスタにリカバリした後、ネットワークアダ プタが仮想スイッチに接続できない。

[症状]

ホスト クラスタリングでクラスタ化された仮想マシンを元のHyper-Vクラスタにリカバリした後、

「ネットワークアダプタ '<<アダプタ名>>' を仮想スイッチに接続できません」という警告メッセ ージがアクティビティログに記録されて、ネットワークアダプタが仮想スイッチに接続できな い。

発生条件:

クラスタ化された仮想マシンをバックアップする際、スナップショット作成時(作成完了まで時 間を要する)に仮想マシンに対してフェールオーバーした場合に発生する可能性があります。

スナップショットはフェールオーバー前の静止点、またバックアップデータ(仮想マシンの情報) はフェールオーバー後となるためバックアップデータ内で不一致が発生します。

このバックアップデータから仮想マシンを復旧する際に Hyper-V ホストが VM 環境設定と 一致しないためエラーが発生します。

[解決方法]

リストア後、Hyper-V ホスト上の仮想スイッチにネットワーク アダプタを手動設定します。

1.Hyper-Vマネージャーを開きます。

2.中央ペインの仮想マシンの一覧から該当する仮想マシンをクリックします。

3.右ペインの[操作]内の仮想マシン名以下の[設定]をクリックします。

4.設定画面の左ペインの[ハードウェア]内のネットワークアダプタをクリックします。

5.仮想スイッチのプルダウンメニューからネットワークアダプタを選択します。

Hyper-V マネージャー上で仮想マシンのネットワークアダプタに存在しないスイッチポ

ートを含むネットワークが選択された状態になる場合があります。

正しいネットワークアダプタが選択されている場合も上記の手順で仮想スイッチの再設 定を行ってください。

仮想マシンのリストア環境設定 [別の場所にリストアする]オプションを使用した場合に は、この問題は発生しません。

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9‐7. バックアップ完了後、仮想マシンが「バックアップ中」ステータスのままになる

[症状]

Hyper-V 2012環境で、仮想マシンのバックアップが完了したにも関わらず、Hyper-Vマネー

ジャーで「バックアップ中」ステータスになっています。

「バックアップ」ステータスの仮想マシンに対して、更にバックアップが開始された場合、「この 仮想マシンの処理中に Hyper-V VSS ライタでエラーが発生しました」というエラーで失敗し ます。

さらに、その時点では以下の動作が実行できません。

• Hyper-Vマネージャーでの仮想マシンの電源オン/オフなど、いくつかの操作

• 仮想マシン が Hyper-V クラスタである場合のライブマイグレーション

発生条件:

• 複数のバックアップが、同時または短い時間間隔(1 分以内)で開始された場合。

• 1つ以上のバックアップは完了したが、まだ進行中のバックアップ ジョブが1つ以上ある 場合。

問題の根本原因:

Arcserve UDP は、不要な作業負荷が Hyper-V ホストにかからないようにするため、バッ

クアップが同時または短い時間間隔で開始される場合、仮想マシンごとに1つのVSSスナッ プショットを作成する代わりに、すべての仮想マシンに対して 1 つの VSS スナップショットを 作成しようとします。

VSS スナップショットが作成された後、この VSS スナップショットインスタンスの内部の仮想 マシンはすべて「バックアップ中」ステータスでロックされます。Arcserve UDP はすべてのバ ックアップが完了するまでスナップショットを解放できないので、1 つの仮想マシンのバックア ップが既に完了していても、その仮想マシンはまだ「バックアップ中」ステータスでロックされて います。

1つの仮想マシンに対して作成できるVSSスナップショットは一度に1つだけという制限があ るため、同じ仮想マシンの別のバックアップジョブが同時に開始された場合、「この仮想マシ ンの処理中にHyper-V VSS ライタでエラーが発生しました」というエラーでバックアップに失 敗します。

Hyper-V 2008 R2 の場合は、この問題は発生しません。

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