B.2 シミュレータ本体
B.2.3 データの表示
やチューニングに使える機能である.
図 B.8 内部接続と内部データの現在値表示
これは一般にLSIやプログラムの開発ツールにおいては当たり前の機能であるが,この ような機能を実装しているシミュレータはあまり見かけない.
★シミュレーション結果のデータ表示
シミュレーション結果はもちろんcsv形式ファイルとして出力されるが,シミュレーショ ン・ステップごとにど う変わるかを観測するために,結果データを図B.9のように表示で きる.
右上のGraphをクリックすることで,グラフ表示が開く 図 B.9 結果データ現在値表示
★シミュレーション結果のグラフ表示
シミュレーション結果を1次元(横軸:シミュレーション時間)あるいは2次元(任意の二 つのグループの入出力データの値を縦横軸に配置)表示する.
図 B.10 グラフ表示の背景画像(背景の地図はGoogle Earthより)
グラフの背景には,図B.10のように別途用意した背景画(ビットマップ画像)を貼り込 んだり,線画を描く機能もある.ビットマップ画像は,最多8枚,最大寸法4,095×4,095 ド ットまで利用できる.
なお図B.10の道路の境界を示す太い白線と左上の文字は背景画像に線画を上書きしたも のである.線画の要素は,最多4,095まで描画できる.線画は簡易表示なので,以下の表 B.4の機能しか有していない.
表 B.4 グラフ表示の背景線画の仕様
( )内は指定コマンド 名
種類 7種(A:円弧, E:楕円, L:線描画,M:移動,
R:四角, r:丸四角, T:文字)
線 線幅(W),種類(P):実線,点線,鎖線,一点鎖線 文字 最長31英数字,大きさ(S)はpointで指定
色指定 20種のみ,文字・線色(C),塗り潰し(c)
塗り潰し形態 8種(B)
グラフ表示の背景線画は*.picというファイル名で用意されたものを,PWCを読込む際 に同時に読込む.図B.10のファイルの内容は以下のような文字ファイルであり,描画位置 はド ット数で示されていて,基準点は左上であって,表示画面の左下原点とは異なる.
$ Back ground picture vector
$ Saved by In Data Maker
$ 2016/9/3, 11:23:54 [Dimension] Value/dot 0.25
[Data]
T(2,2)S:16,C:10,B:2,T:調布駅北口前, M(215,75)W:2,C:11,
L(185,255) L(173,275)
L(128,302) L(90,307) L(77,322) L(63,400) M(255,85) L(225,265) L(223,280) L(225,290) L(285,380)
$ End of Data
[Dimension]で指定されているのは,画面1ド ット当りのデータの値である.この場合は
背景画像がm単位なので,1ド ットが0.25mに相当している.
背景画像がない場合は,グラフの各軸は見たい縮尺に応じて上下限値を設定できるが,背 景画像がある場合は,画像の大きさは上記の[Dimension]で指定され,縮尺を変えること はできず,左下位置のみ動かせる.