第5章 予備研究Ⅱ
V. データ収集方法
自治体の管理者保健師に電話またはメールで調査協力を依頼した。依頼に際しては、調査 目的、調査方法、自治体保健師への調査票配布方法を説明し、対象者数を確認した。
調査協力が得られた管理者保健師に、研究協力依頼文(管理者宛:資料 1)、同意書(管 理者用:資料2)および返信用封筒、研究協力依頼書(研究協力者宛:資料3)および質問
31 表 3 先行要因(予備研究Ⅱ)
質問項目 変数名 回答項目 尺度
【プリセプター保健師の要因】
基本属性 年齢 年齢 数値 間隔尺度
性別 男性・女性 選択(択一) 名義尺度
教育背景 保健師基礎教育 基礎教育 選択(択一) 名義尺度
最終学歴 最終学歴 選択(択一) 名義尺度
職歴 保健師経験年数 経験年数 数値 間隔尺度
看護職経験年数 経験年数 数値 間隔尺度
人材育成の経験 プリセプター経験回数 経験回数 数値 間隔尺度
新人時代の指導担当保健師の有無 自身の指導保健師 選択(択一) 名義尺度
自分が新人の時に良く育ててもらった経験がある 育成された経験 5 順序尺度 5段階リッカート 先輩から受け継いだ大切にしている思いがある 先輩からの伝承 5 順序尺度 5段階リッカート
【新任保健師の要因】
基本属性 年齢 年齢 数値 間隔尺度
性別 男性・女性 選択(択一) 名義尺度
教育背景 保健師養成課程 保健師養成課程 選択(択一) 名義尺度
最終学歴 最終学歴 選択(択一) 名義尺度
職歴 看護職経験年数 経験年数 数値 間隔尺度
職務を学ぶ態度 新任保健師は積極的に意見を出した 積極性 5 順序尺度 5段階リッカート
新任保健師はよく質問した 質問の頻度 5 順序尺度 5段階リッカート
成長の程度 新任保健師はよく成長した(期待に比べて) 新人の成長 5 順序尺度 5段階リッカート
【組織の要因】
組織特性 自治体の種別 行政区分 選択(択一) 名義尺度
保健師数 保健師数 数値 間隔尺度
配属部門 配属部門 選択(複数) 名義尺度
人事育成環境
組織の雰囲気 新任保健師を育成する組織の雰囲気があった 育成体制 5 順序尺度 5段階リッカート 保健師人材育成を話し合う会議の場があった 人材育成の企画 5 順序尺度 5段階リッカート スタッフからのサポートを受けられた スタッフからのサポート
上司からのサポートを受けられた 上司からのサポート 5 順序尺度 5段階リッカート スタッフに気軽に相談できた 相談のしやすさ 5 順序尺度 5段階リッカート 新任保健師の意見を受け入れる雰囲気あった 組織の柔軟性 5 順序尺度 5段階リッカート 組織の改善にチームで取り組める雰囲気があった 組織のチーム体制 5 順序尺度 5段階リッカート 現任教育プログラム 保健師現任教育プログラムの有無 プログラムの有無 選択(択一) 順序尺度
プログラムの内容 プログラムの内容 選択(複数) 名義尺度
新任保健師育成に関する プリセプター研修の有無 プリセプター研修の
有無 選択(択一) 名義尺度
研修 プリセプター研修受講 プリセプター研修受講 選択(択一) 名義尺度
プリセプター研修は役に立った プリセプター研修有用 5 順序尺度 5段階リッカート 新任保健師育成に関する 新任保健師研修の有無 新任保健師研修の
有無 選択(択一) 名義尺度
研修 新任保健師研修受講 新任保健師研修受講 選択(択一) 名義尺度
新任保健師研修は役に立った 新任保健師研修有用 5 順序尺度 5段階リッカート
事例検討会の頻度 事例検討会の頻度 5 順序尺度 5段階リッカート
【新任保健師の人材育成 実施時期 実施時期 数値 間隔尺度
の担当方法】 担当期間 担当期間 数値 間隔尺度
育成方法 育成方法 選択(複数) 名義尺度
32 表 4 保健師専門性発展力尺度の項目
表 5 組織を背負う意識尺度
下位尺度 項目番号 項目
1 私は自職種の歴史と専門性を未来に継承する使命を意識する
2 私は自職種が時代の流れに応じて活動方法を更新する必要性を意識する 3 私は専門職として活動する価値や醍醐味を後輩や同僚に語る
4 私は専門職として社会に貢献する使命を意識する 5 私は住民の健康と権利の側から活動の優先度を決定する 6 私は住民・関係者と協力関係を築くための機会や場を持つ 7 私は地域の慣習や文化・風土の特性に応じた活動内容を考える 8 私は他者の批判にも発展的な答えを出す
9 私は毎日、自分が体験したことを振り返る時間を持つ 10 私は自分の可能性を最大限に開拓することを意識する 11 私は毎年、向上が必要な自分の専門能力を明確にする 12 私は毎年、自分の専門能力を開発するための行動計画を書く
13 私は毎月、専門的活動に必要な新しい知識・技術を得る機会と場を持つ 14 私は専門職として尊敬する人の活動の仕方、姿勢を見習う
15 私は根拠や方法が不明瞭なときに教育研究者や先輩に協力を求める 16 私は同僚と互いの気づきや意見を共有する
*「まったくそうでない」0~「ほとんど10割そうである」5とする6件法 合計点の範囲:0~80点
職能要因:
専門性の伝承と発展
職能要因:
活動原則の励行
自己要因:
自己責任の能力開発
自己要因:
人に学ぶ能力開発
項目番号 項目
1 私がこの組織の中心になっていかなければならないと思う
2 たとえ困難でも,首長や組織のリーダーが現状をより良くするための変革を実行しようとすれ ば賛同する
3 この組織は変革が必要だと強く思う 4 変革には重要な目的があると思う 5 ▼ 組織はこのままでよいと思う
6 私にはこの組織を背負っていくという自覚がある 7 周りのメンバーと協力しながら,業務を行っている 8 私がこの組織を担っていく必要があると強く思う (▼は反転項目)「とてもそう思う」~「まったくそう思わない」の5件法
*開発者(鈴木,2002)からの助言で一部改変
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紙(資料4)、返信用封筒等、書類一式を一人分ずつ組んで対象者分の数量を郵送した。
対象者には、質問紙(資料4)を無記名で記載後、封筒に入れ封をしたものを、各自返送 するよう依頼した。
質問紙(資料4)への回答・返送をもって研究協力の同意が得られたこととした。その旨 は、研究協力依頼文(資料1、資料3)に記載した。