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内田クレペリン作業検査法のデータの可視化

第 8 章 作業検査法の可視化 96

8.2. 内田クレペリン作業検査法のデータの可視化

本研究では,本 3D螺旋表示を作業検査法の結果に応用した.データは書籍となっている 内田クレペリン精神検査のデータブックから借用した.図 84は内田クレペリン作業検査 法の作業量の前半のデータである.

図 84 内田クレペリン検査の作業量のデータ(前半)

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まず,被験者の作業量データをエクセルのSTANDARDIZE関数を用いて標準化した.その 後,標準化したデータを可視化し易くするために,修正作業を行った.

図 85 標準化した内田クレペリン検査の作業量のデータ(前半)

図 86 内田クレペリン検査の作業量の3D螺旋グラフ

上記の図は3D螺旋による内田クレペリン作業検査法被験者5人の作業量データを1分間単 位で表示したグラフである.X・Y平面に平行な平面上に1周期に被験者一人の30分の作業量

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データを表示し,Z 軸の縦方向に各被験者を並べた.また,作業量はすごく低い,低い,やや 低い,やや高い,高い,すごく高い6パターンで色を付けている.

この図により,各被験者の30分間の作業量の変化をはっきり把握することかできる.1分目 では各被験者の作業量は高く,その後だんだん低くなっている.前半の後期の作業量は少し上 がっている.後半の前期は 15 分間休憩があるために,作業量は大分上がっている,中後期で だんだん下がっている.

図 87 内田クレペリン検査の作業量前半の部分

図 87 は各被験者の作業量前半の部分である.ここで注目することは,1 番下の被験者は前 半の部分の色の変化が他の人たちと明らかに違うという点である.この被験者は1分目の時の

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作業量はやや高いが,その後,だんだん低くなり,9分目から急に高くなり,また,12分目か ら低くなり,14,15分目で高くなっている.この被験者の前半の作業量の変化は他の被験者よ り激しく上下している.これは,この被験者が非定型の傾向があることを示唆している.

図 88 内田クレペリン検査の作業量後半の部分

図 88 では,各被験者の作業量は前半より高くなったことがわかる.1 番下の被験者は前半 と同様に,他の被験者より変動が多いことが分かる.また,1 番上の被験者は後半の後期部分 の作業量の変化が他の被験者より安定していることが分かる.

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