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第 4 章 Web カウンセリングシステムの評価および改善 49

4.1.3. システムの改善

因子分析結果を受けてWebカウンセリングシステムの改善①,②,③を行った.

① “通信内容が外部に漏れると思う”,“システム全体が信用できない”等システムの安全性 の強化

② “利用説明が不十分”,“使いにくい”等システムの機能面の改良

③ コンピュータトラブルのリスクの軽減

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まず,“通信内容が外部に漏れると思う”,“システム全体が信用できない”等システムの安全 性について心配している人が多いので,インターネット上で相談に必要な個人情報を送信する 際,セキュリティ確保のためSSL暗号通信方式を採用した.さらに,利用規約にその内容を掲 示した.

図 37 SSL利用した画面

図 38 利用規約でSSLについて説明

次に機能面については,例えば,利用説明が不十分,使いにくい等がニーズ調査で浮き彫り となった.それらに対しては,ログインページでマニュアルのダウンロードをできるようにし,

マニュアルはバージョンによって常に更新できるように改善した.

図 39 マニュアルの追加

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図 40 従来のカウンセラーの振り分けの流れ

初版の新規登録のユーザに対するカウンセラーの振り分けの流れでは,新規クライアントユ ーザを登録した後,「担当カウンセラーの希望を送る」によって管理者へ申請を送り,管理者は

「カウンセラー申請状況」で新規ユーザの申請読んで,「カウンセラー対応付けページ」で登録 していた.管理者が常時「カウンセラー申請状況」ページを見ているわけではないので,時間 がかかる場合がある.そのため,急いでカウンセラーへメールを送りたいクライアントには不 便に感じることがあった.

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図 41 改善後のカウンセラーの振り分けの流れ

改良版では,新規登録のクライアントに対するカウンセラーの振り分けを自動化した.クラ イアントが初めてログインする時に直接カウンセラーを選択することができる.それで,すぐ カウンセラーへメールが送ることができる.

さらに,ログインページでお知らせウィンドウを設置することによって,クライアントには システム及びサーバの状況が分かるようにした.

図 42 お知らせウィンドウの設置

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また,コンピュータトラブルのリスクに対して,週一回のサーバ点検作業とデータのバック アップ作業を行い,クライアントの情報の安全性を確実に保存できるようにした.