プロジェクト 4 119
4.2 スケールとアルペジオ
プロジェクトのこのセクションから開始する場合、サンプルスコア[プロジェクト 4]を開き、[2 スケールとアルペジオ] バージョンを[現在のバージョン]にする必要があります。これを行うには、
[ファイル]
>
[バージョン]>
[バージョンを編集]を選択し、このバージョンをリストから選択して から[現在のバージョンにする]をクリックします。このセクションでは、プラグインを使用して、同じ種類のスケールを簡単に作成する方法について 説明します。作成したスケールは、練習、校正、評価に使用できます。 音高をG#からAbへ異名同音 に変更したり、音高を再入力してスケールの種類を変更する方法についても説明します。これらの ツールすべてを使用することで、さまざまなスケールシートを簡単に作成することができます。
スケールの追加
Sibeliusのパワフルなプラグインを使えば、ほんの数クリックであらゆる調のスケールシートを作成
することができます。この作業は、このプロジェクトで作成するワークシート練習の基本となりま
す。 すべての調の長音階を追加してみましょう。
*
[プラグイン]>
[その他]>
[スケールとアルペジオ]を選択します。*
表示されるダイアログで、[スケールとアルペジオを現在のスコアに追加]が選択されていること を確認してから[次へ]をクリックします。*
ドロップダウンメニューから[長音階]を選択し、[次へ]をクリックします。*
スコアに追加されるスケールのさまざまなオプションを選択するダイアログが表示されます。ス ケールの表示方法(上行または下行)、オクターブの幅、開始音、音符の長さなど、さまざまなオ プションを選択することができます。*
[スケールタイプ]が[長調]に設定されており、[調号を含む]オプションがオンになっている ことを確認します。*
[スケールまたはアルペジオの数]ドロップダウンリストから[すべてのオクターブを除く]を選 択し、[開始音の音程]ドロップダウンリストから[半音階]を選択します。 これで、CからBま でのすべての音で開始する長音階が追加されます。*
[完了]をクリックすると、スケールがスコアに追加されます。長音階が上行と下行の 2オクターブにわたって表示されます。枠で囲まれたテキストは各スケール を示しています。 Sibeliusにより、各スケールの前に調号が追加されます。また、次のスケールは新 たに別の大譜表の上に表示されます。
臨時記号の異名同音
臨時記号の異名同音は、音符(1 つまたは複数)を選択し、Return キー(メインキーボード)を押 すことで、簡単に変更することができます。 D#メジャーをEbメジャーに変更してみましょう。
*
D#メジャーの4小節を選択します。*
Return キーを押し、すべての臨時記号の異名同音を変更します。*
Esc を押して音符の選択を解除します。調号が正しくありませんので、変更しましょう。
*
K を押し、[作成]>
[調号]を開きます。*
右のリストから Eb メジャーを選択し、[OK]をクリックします。4.2 スケールとアルペジオ
プロジェクト 4
*
マウスポインタが青色に変化します。*
新しいEbメジャースケールの最初の小節の先頭をクリックし、そこに調号を作成します。*
譜表の上のラベルをダブルクリックし(または選択してから Return キーを押し)、テキストを Eb メ ジャーに変更します。前の大譜表の調号が変更されますが、作業中のワークシートには必要ありませんので、非表示に切 り替えましょう。
*
前の大譜表の最後の小節にある調号の変更(複縦線の後)を選択すると、紫色に変化し、選択さ れていることが示されます。*
Ctrl+Shift+H またはxX
H を押し、調号の変更を非表示にします。*
音符と複縦線の間隔を元に戻すには、小節全体を選択し、[レイアウト]>
[音符間隔をリセット](ショートカットは Ctrl+Shift+N または
xX
N)を選択します。音符とその他のオブジェクトの表示と非表示について、詳しくは『リファレンス』の
b
5.9 オブジェ クトの非表示を参照してください。ここで、E#メジャースケールを F メジャーに書き換え(Fb の音高を E へ再び変更します)、A#メ ジャースケールをBbメジャーに変更し、同じ方法で調号の変更を非表示にします。 ラベルを変更す ることを忘れないようにしましょう。
スケールの変更
既存のスケールを別の種類のスケールに変更したい場合、Sibeliusでは2つの方法で簡単に行えます。
同じリズムを使用しながら音高を再入力するか、別のプラグインを使用して行います。
E#メジャースケールを異名同音へ変更し、2つのFメジャースケールができあがりました。音高を再 入力して、2つ目のFメジャースケールをF#メジャースケールに変更しましょう。
*
まず、調号をF#メジャーへ変更し、前のように調号の変更を非表示にします。*
Fのスケールの最初の音符を選択します。*
[音符]>
[音高の再入力](ショートカットは Ctrl+Shift+I またはxX
I)を選択します。*
通常の直線ではなく、点線のカーソルが表示されます。これは、リズムではなく音高のみが書き 換えられる ことを示しています。*
MIDIキーボードで上下2オクターブにわたってF#メジャーのスケールを再生するか、F G A B C D E FG A B C というふうにタイプ入力していきます(調号に従って、必要に応じて音符にシャープが自 動的に付けられます)。
*
枠に囲まれたテキストを、F# メジャーに変更します。次のように表示されます。
たとえばメジャーからハーモニックマイナーへスケールを変換したい場合、Sibeliusでは、便利なプ ラグインを使用することで簡単に行えます。
Eb Major
F# Major
*
Dメジャーの4小節を選択します。*
[プラグイン]>
[変換]>
[スケールの変換]を選択します。*
表示されるダイアログで、[現在のスケール]を[D イオニアン(長調)]に設定されていることを 確認します。*
[新規のスケール]ドロップダウンリストを[F ハーモニックマイナー]へと変更し、[OK]をク リックします。音符は、全く異なる種類のスケールに変換されます(ただし、ラベルと調号を変更する必要があり ます)。
生徒がスケールについて学べるよう、譜表の下に音符名を追加することもできます。 音符名を追加し たい小節を選択し、[プラグイン]
>
[テキスト]>
[音符名の追加]を選択すると、譜表の上または 下に音符名が自動的に追加されます。パワフルなSibeliusのプラグインについて、詳しくは『リファレンス』の
b
6. プラグインを参照し てください。
F Harmonic Minor