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図一5.4.1流域連携による取組みがみられる流域19)

表一5.4.1全国の流域連携による取組みの現状19)

地方名 流域 活動や連携の現状

流域7自治体の産・学・官・民による「しりべつリバーネット」が組織され、

L尻別川流域 流域を単位とした環境保全や地域振興策などについて学習会を開催する シ、環境教育や河川清掃などの流域連携がみられる。また、流域自治体

北海道 の首長による「尻別川連絡協議会」も発足。

地方 流域48市町村による「石狩川サミット実行委員会」が発足。また、千歳

2.石狩川流域 川流域ではサケの遡る川千歳川の環境保全に向けた流域4市2町の住民 竕ヘ川管理者の交流、連携が始まっている。rNPO法人水環境北海道」

が千歳川、石狩川流域などを舞台に活発な活動を展開。

流域250kmを連携するため、官民の参画する「北上川流域連携交流会」

が活発に活動。流域30市町村を対象にした「北上川サミットの開催」

東北地方 3、北上川流域

や、「北上川歴史回廊構想」の調査、「リバーマスタースクール」などの

?ョを展開。河口部ではrNPO法人ひたかみ水の里」が発足し、環境 学習などを活発に展開。この他、「北上川流域市町村交流会」も発足。rN

PO法人水環境ネット東北」が東北地方の流域圏単位で交流・対話を促そ うと活動を展開。

上中下流の市民活動を母体に、流域の産・学・官・民の交流が活発化し「信 濃川ファンクラブ」が発足。信濃川流域を舞台にイベント、研修会、シ

北陸地方

4.信濃川流域 ンポジウムなどを開催。川と道を軸とした市町村連携をテーマとした「信 Z川フォーラム」も開催された。また、信濃川支川の通船川では市民参

@       加の川づくりが活発化している。

5.神通川流域 神通川と国道41号沿線の地域連携に関する仕組みづくりについて、流域 P8市町村の内16市町村が参加し「神通川流域連携研究会」が発足。

世界湖沼会議の開催を機に市民の交流・連携が活発化し、「社団法人霞ケ 浦市民協会」が発足し行政と市民の連携が具体化している。また、市民

6.霞ケ浦流域 団体「霞ケ浦・北浦をよくする市民連絡会議」の働きかけにより、流域の 市民、児童、市町村、河川管理者、漁協、林業組合、建設業者などが参

画する「アサザプロジェクト」という環境回復事業が展開。

建設省の呼びかけによる河川懇話会をきっかけに「荒川流域ネットワー ク」という流域市民団体52団体からなるネットワークが発足。一斉水質

7,荒川流域 調査や水質浄化をテーマとしたシンポジウムなどを開催。また、下流域 ナは建設省による「荒川将来像計画」の策定を契機に川づくりの市民参 加と交流・連携のシステムが具体化。rあらかわ学会」や「荒川市民会議」、

「荒川クリrション」などの活動を展開中。

流域を5ブロックに分け市民参加のネットワークが活発に活動し、その 連絡・調整・交流組織として「新河岸川流域川づくり連絡会」が発足。「水 墨秀 8,新河岸川流域 循環」をテーマにフォーラムやイベントを展開中。官民連携による「水

z環マスタープラン」の策定作業も具体化。また、市民による水質調査

@の横断組織として「新河岸川水系水環境連絡会」も活発に活動。

流域の市民活動間の交流・連携が模索されている。rNPO法人多摩川セ

9.多摩州流域 ンター」による流域の情報収集・発信や人材育成、環境学習、一斉河川清

│などの活動が活発化。河川整備計画の策定に向けた、「多摩川流域懇談 会」や「多摩川市民フォーラム」などの活動も盛んになっている。

流域各地の53の市民団体が参画する「鶴見川流域ネットワーキング」が 10.鶴則硫域 活発な活動を展開。流域各所でのイベント共同開催や、市民からの川づ ュりやまちづくりの提案、行政との総合治水イベントやセミナー開催な

どの連携が行われている

「アジェンダ21相模川」の策定を契機に、「桂川・相模川流域協議会」や

「流域環境行政連絡会議」が発足。市民組織としての「桂川・相模川アジェ 11.相模川流域 ンダ21市民会議」も発足。流域を通しての流域サミット、クリーンキャ ンペーン、各種調査、植林、自然観察等の交流・連携事業が展開中。ま

た、宮ヶ瀬ダムを拠点とした水源地と都市の交流も活発。

矢作川流域の水質汚濁、濁水問題を契機に「矢作川沿岸水質保全対策協 議会」が昭和44年に発足。事業所の排水や流域の開発行為に対して監視・

中部地方 12.矢作川流域 指導を実践し、「矢作川方式」と呼ばれる流域管理方式を展開。上下流交 ャも推進。また最近では、「(財)矢作川流域振興交流機構」やギ豊田市 矢作川研究所」も設立される。流域の環境保全や地域交流などに積極的

な活動を展開。

肋籠川

九頭竜川水系の上下流交流を促し、水環境保全を図ることを目的に「ド 宴Sンリバー交流会」が発足。九頭竜川水系を4つに分けた流域会議を

^営。流域サミットの開催、植樹、河川清掃など多様な活動を展開。

三重県主導で宮川流域を単位に清流を取り戻そうとする「宮川流域ル

14、宮川流域 ネッサンス事業」が具体化。「宮川流域総合調整室」を設置し、流域自治 体、市民活動の交流・連携を促進。

大学研究者等が中心となって「淀川愛好会」を設立。琵琶湖、淀川流域

15,淀川流域 に関する情報収集やイベント、クリーンキャンペーン、「琵琶湖・淀川流 謳?ツ境交流会」などを展開。また、水系内の名張川や木津川でもr川

の会・名張」や「近畿水の塾」が水質調査や地域交流を展開。

加古川流域(東播磨地域)の地域づくりビジョンを策定するため、学識者、

日、加古川流域 流域17市町の参加でr東播磨流域文化協議会」が発足。流域住民との連携 も図り、クリーンキャンペーン、学習会、イベントなどを展開。

千代川を軸とした交流・連携を図り豊かなふるさとを創造することを目

]7,千代州流域 的に「千代川流域圏会議」が発足。河川管理者、市町村長、学識者、市 ッ団体代表から構成。情報交換、シンポジウム、イベントの開催など活

発に活動を展開。

18.旭川流域 上下流の市民団体や河川管理者が中心になり「旭川流域ネットワーク」

ェ発足。水源に碑を立てるイベントやフォーラムなどの活動を展開。

岡山県内の流域22市町や企業等からなる「高梁川流域連盟」が機関紙発

19.高梁川流域 行や文化交流などを展開。市民有志による「高梁川流域の水と緑をまも 中国 る会」も行政と連携して流域河川清掃などを展開。

地方 上下流住民の交流・連携による環境保全や中山間地の地域振興を図るた

20,斐伊川流域 め、「NPO法人斐伊川流域環境ネットワーク(斐伊川くらぶ)」が発足。

行政との連携により様々な活動を展開。

市民団体「エコロジー研究会」などが中心に太田川流域の水質保全や環

21.太田川流域 境学習を展開。「太田川流域振興交流会議」や「太田川・福祉の川づくり 交流会」も活動を展開。

流域で地域づくりを考えようという市民有志により「江の川流域会議」

22.江のll硫域 が発足。流域の環境調査やシンポジウム、交流活動などを展開。流域37 市町村による「江の川文化圏会議」も発足。

市民団体「吉野川源水を育む会」が中心に水源地と受益地の交流を展開。

23.吉野川流域 下流域住民による「千円募金」、シンポジウム、植樹などの活動を展開。

盟男 一方、下流域では可動堰の建設問題を廻り住民活動が活発化。

24.四万十川

@ 流域

高知県が中心となった「四万十フレンドシップ倶楽部」を組織化。四万

¥川の情報提供や保全活動を展開。その他、市民活動としての「四万十

@  川壁村塾」や「四万十川水辺利用を考える会」も活動。

25.山副‖流域 山国川流域の大分県と福岡県の交流を活発化しようとrNPO法人豊前

@    の国建設倶楽部」が研修会やイベントを展開。

水質汚濁に伴い開催された「菊池川サミット」の開催を契機に流域21市

26.菊池川流域 町村や市民団体からなる「菊池川流域同盟」が発足。「菊池川を美しくす 髀 例」を流域市町村で統一して制定。シンポジウム、流域河川清掃、講

演会、イベントなどの活動を展開。

rNPO法人筑後川流域連携倶楽部」が上下流交流、情報発信、植樹な

27筑後川流域 どの活動を活発に展開。「筑後川流域連携フォーラム」も各地で開催され

@ る。また「筑後川流域有志首長懇話会」も動き始めている。

流域の市民団体や有志を中心に「緑川の清流をとりもどす流域連絡会」

28.緑川流域 が発足。「緑川の日」制定による一斉河川清掃や、水源に下流域住民が植 ョをするなどの上下流交流、流域市町村の参画による流域サミット

などを開催。

産・学・官・民の横断的な構成による「球磨川地域研究交流会」が発足。流 29.球磨川流域 域の川づくりや川を介した地域活性化を模索。また、流域の市民団体に

よる「球磨川水系ネットワーク」も設立される。

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