TD-12 のシーケンサーは 6 つのパートで構成されています。
パッド演奏の録音や再生には、 ドラム・パートを使います。
これ以外にメロディ、ベース、 バッキング 1、バッキング 2 の 4 つのパート( バッキング・パート)と、パーカッショ ン・パートがあります。
このような 6 つ のパートの演奏をまとめたものをパターンと 呼びます。
プリセット・パターン(パターン P 1 〜 150)
あらかじめ、各パートの演奏が録音されています。 ドラム練 習のためのバッキング演奏、 ライブ演奏などに使えます。プ リセット・パターンは演奏の変更や消去をしたり、 録音した りすることはできません。
ユーザー・パターン(パターン U 151 〜 250)
録音できるパターンです。 パッドや外部 MIDI キーボードで の演奏をそのまま録音することができます( リアルタイム・
レコーディング、P.64)。ユーザー・パターンの設定を変更す ると、自動的に変更内容が保存されます。
プリセット・パターンの使いかた
プリセット・パターンの各種設定を確認することはできます が、設定を変更することはできません。 また、録音をするこ ともできません。
※ 録音をしようとすると次のような画面が表示されます。
fig.06-002̲70
プリセット・パターンの設定を変更したり、 編集や録音をし たりする場合は、ユーザー・ パターンにコピー(P.67)して ください。このユーザー・ パターンの設定を変更すると、自 動的に保存されます。
fig.06-001
[ PATTERN]
パターンを選びます。シーケンサーの基本画面です。
[ STOP]
パターンを停止します。パターン停止中に押すと、パ ターンの先頭に戻ります。
[ PLAY]
パターンを再生します。
[ REC]
録音スタンバイ状態にします。
[ TEMPO]
テンポを設定します(P.55)。
[ CURSOR(上)]
パターン停止中に押すと、パターンの先頭に戻ります。
[ CURSOR(左)]
パターン停止中に押すと、一つ前の小節に戻ります。
[ CURSOR(右)]
パターン停止中に押すと、次の小節に進みます。
[ CURSOR(下)]
パターン停止中に押すと、パターンの末尾に進みます。
※[CURSOR]は、パターン再生中は使用できません。
シーケンサーの基本操作
プリセット・パターンの著作権について
内蔵のプリセット・パターンの著作権は当社が保有して います。お客様が新たな作品の制作のために、これらの プリセット・パターンやそのフレーズを使用されること に関しては当社の許諾を必要としません。ただし、プリ セット・パターンやそのフレーズの一部または全部を複 製し、複製物(データ集等)を作成、頒布することはで きません。
また、お客様がこれらのパターンを使用して作成された 作品が第三者の著作権を侵害しても当社はいっさいの責 任を負いません。
第 6 章 シーケンサー(再生)
fig.06-003̲70
1.
[PATTERN]を押します。[PATTERN]が点灯し、「PATTERN」画面が表示され ます。
2.
[+/-]または[VALUE]でパターンを選びます。※[F5(NEW)]を押すと、最も小さい番号の空パターン が選ばれます。
fig.06-004̲70
A:パターン番号
現在選択しているパターンの番号が表示されます。
B:パターン名
現在選択しているパターンの名前が表示されます。
C:パターンの種類
プリセット・パターンには「P」、ユーザー・パター ンには「U」が表示されます。
空パターンを選択すると、「*」が表示されます。
D:パターンの再生タイプ(P.61)
E:小節番号
[PLAY]を押すと、ここに表示されている小節から 再生を開始します。
F:拍
G:パートの消音(ミュート)状態(P.60)
設定を終えた後、[PATTERN]を押してこの画面にして おくことで、演奏中にあやまって設定を変えてしまうこ とを防ぐことができます。
名前の一覧を見ながらパターンを選ぶことができます。
パターン番号、パターン名、拍子、小節数、パターンの再生 タイプ、テンポが表示されます。
fig.06-List̲70
1.
[PATTERN]-[F1(LIST)]を押します。「PATTERN LIST」画面が表示されます。
2.
[VALUE]、[+/-]、[CURSOR(上下)]のいずれ かでパターンを選びます、ファンクション・ボタン
[ F1(▲PAGE)]
リストの前ページを表示します。
[ F2(PAGE ▼)]
リストの次ページを表示します。
[ F5(NEW)]
最も小さい番号の空パターンを呼び出します。
3.
[EXIT]を押して「PATTERN」画面に戻ります。fig.06-Play̲70
1.
再生するパターンを選びます。2.
[PLAY]を押します。[PLAY]が点灯し、パターンの再生が始まります。
3.
途中で停止するときは[STOP]を押します。[PLAY]が消灯し、再生していた小節の先頭に戻ります。
4.
もう一度[STOP]を押すと、パターンの先頭に戻 ります。パターンの特定のパートの演奏をミュート(消音)すること ができます。P.60 をご覧ください。
fig.06-Mute1̲70
パターンを選ぶ[PATTERN]
「PATTERN」画面について
F E G
C D B A
パターンをリストから選ぶ
[F1(LIST)]
パターンを再生する[PLAY]
特定のパートをミュートする
第 6 章 シーケンサー(再生)
第6章 [PLAY]
1.
[TEMPO]を押します。[TEMPO] が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。
fig.06-Tempo1̲70
2.
[+/-]、[VALUE]でテンポを設定します。3.
[EXIT]を押して「DRUM KIT」画面に戻ります。パッドまたは[PREVIEW]ボタンを、4 分音符のタイミング で2 回以上押すことでテンポを設定することができます。
1.
[TEMPO]を押します。[TEMPO] が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。
2.
[F3(TAP)]を押します。「TAP TEMPO」画面が表示されます。
fig.06-Tempo2̲70
3.
[CURSOR(上)]を押して、カーソルを「Tap Switch」に合わせます。4.
[+/-]か[VALUE]で「ON」に設定します。5.
[CURSOR(下)]を押して、カーソルを「Tap Pad」に合わせます。6.
[+/-]か[VALUE]で、タップ・テンポに使う パッド(または[PREVIEW])を選びます。7.
[KIT]を押して「DRUM KIT」画面に戻ります。Tap Switch を「ON」にすると、ディスプレイ右上にテンポ が表示されます。
fig.06-Tempo3̲70
外部 MIDI シーケンサーと TD-12 のシーケンサーを同期演奏 する設定です。再生する側をマスター、それに合わせて同期 する側をスレーブといいます。
1.
[TEMPO]を押します。[TEMPO]が点灯し、「TEMPO」画面が表示されます。
2.
[F2(SYNC)]を押します。「TEMPO SYNC」画面が表示されます。
fig.06-Tempo4̲70
3.
[+/-]か[VALUE]で設定します。4.
[KIT]を押して「DRUM KIT」画面に戻ります。INTERNAL:
TD-12 のテンポ設定で再生/録音します。工場出荷時は この設定になっています。
EXTERNAL:
外部 MIDI 機器からのテンポ情報に従って、 TD-12 の シーケンサーが動作します。
AUTO:
INTERNAL と EXTERNAL の機能を持ち合わせた便利な 設定です。外部からの同期信号を受信していない状態で は、TD-12 のテンポ設定で再生します。外部からの同期 信号を受信すると、それに従って同期します。
REMOTE:
外部 MIDI 機器からの再生開始、中断、停止の情報には従 いますが、テンポは TD-12 のテンポ設定で再生します。
外部シーケンサーの再生に TD-12 を同期させる
この場合、TD-12 がスレーブ、外部シーケンサーがマスター になります。
1.
TD-12 の MIDI IN と外部シーケンサーの MIDI OUT を MIDI ケーブルで接続します。2.
Sync Mode を「EXTERNAL」に設定します。3.
外部シーケンサーを再生します。同期演奏が始まります。
テンポの設定
パッドを叩いてテンポを設定する
(タップ・テンポ)
外部 MIDI 機器と同期させる
パラメーター 設定値 説明
Sync Mode INTERNAL、EXTERNAL、
AUTO、REMOTE
下記参照
第 6 章 シーケンサー(再生)
PATTERN PART 画面
fig.06-Part̲70
バッキング・パート(ドラム・ パートとパーカッション・
パート以外)で使うインストの選択や、 キー・シフト(半音 階ごとのピッチ)の設定をします。
1.
[PATTERN]-[F2(PART)]を押します。「PATTERN PART」画面が表示されます。
2.
[F1(BACKING)]を押します。「MELODY(BASS、BACKING1、BACKING2)PART」
画面が表示されます。
fig.06-Backing̲70
3.
[F1]〜[F4]を押して、設定するパートを選び ます。[F1]:メロディ・パート
[F2]:ベース・パート
[F3]:バッキング 1・パート
[F4]:バッキング 2・パート
4.
[CURSOR(上下)]でパラメーターを選びます。5.
[+/-]、[VALUE]で設定します。バッキング・パート全体のチューニングをします。
1.
[PATTERN]-[F2(PART)]-[F1(BACKING)]-[F5(M TUNE)]
を押します。
「MASTER TUNE」画面が表示されます。
fig.06-Tune̲70
2.
[+/-]または[VALUE]で基準ピッチを設定しま す。Master Tune:415.3 〜 466.2Hz
※[F5(440 Hz)]を押すと、440.0Hz に設定されます。
各パートの設定[F2(PART)]
バッキング・パートのインストの選択/設 定[F1(BACKING)]
パラメーター 設定値 説明
Inst 「バッキング・
インスト・リス ト」(P.94)参 照
使用するインスト
Key Shift -24 〜 0 〜 +24 元の音階から上下さ せる音程(半音単 位)
Bend Range 0 〜 +24 ピッチ・ベンド情報 を受信したときの、
ピッチの変化の大き さ(半音単位)
マスター・チューニングの設定 インスト・ナンバー/インスト・ネーム
インスト・ナンバーを変更すると、音色を変更すること ができます。各インスト・ナンバーの中のバリエーショ ンを選ぶときは、インスト・ネームを切り替えて音色を 選びます。
インスト・ナンバーはプログラム・ナンバー(1 〜 128)と対応しています。
バリエーション音色
あるインスト・ナンバーの、少し異なるタイプの音色の ことです。インスト・ナンバーによってバリエーション 音色の数が異なります。
fig.06-Variation.j̲70
バリエーション 音色の数 バリエーション音色
第 6 章 シーケンサー(再生)
第6章 [PLAY]
パーカッション・セットを選ぶ
複数の打楽器(パーカッション・ インスト)の集まりを、
(パーカッション・セット)と呼びます。ノート・ナンバーご とに、異なるパーカッション・ インストが割り当てられてお り、複数のインストを一度に使うことができます。
1.
[PATTERN]-[F2(PART)]を押します。「PATTERN PART」画面が表示されます。
2.
[F2(PERC)]を押します。「PERCUSSION PART」画面が表示されます。
fig.06-PercPart̲70
3.
[+/-]または[VALUE]でパーカッション・セッ トを選びます。1.
「PERCUSSION PART」画面で[F5(INST)]を 押します。「PERCUSSION SET EDIT」画面が表示されます。
fig.06-PercSet̲70
2.
パーカッション・セットの設定をします。3.
設定が終わったら、[EXIT]を押して「PERCUSSION PART」画面に戻ります。
パーカッション・インストを選ぶ
ノート・ナンバーごとに使用するインストを選びます。
1.
[CURSOR(上下)]でノート・ナンバーを選びます。2.
[VALUE]または[+/-]でインストを選びます。[PREVIEW]でインストの音を聴くことができます。
パーカッション・インストをリストから 選ぶ[F1(LIST) ]
名前の一覧を見ながらインストを選ぶことができます。
1.
[CURSOR(上下)]でノート・ナンバーを選びます。2.
[F1(LIST)]を押します。「PERCUSSION SET INST LIST」画面が表示されます。
fig.06-PercList̲70
3.
[VALUE]、[+/-]、[CURSOR]のいずれかでイン ストを選びます。ファンクション・ボタン
[ F1(< PAGE)]
リストの前ページを表示します。
[ F2(PAGE >)]
リストの次ページを表示します。
[ F5(OFF)]
561 番のインスト(OFF)が選ばれます。
4.
[EXIT]を押して「PERCUSSION SET EDIT」画パーカッション・パートの設定
[F2(PERC) ]
パーカッション・セットについて
TD-12 には 8 個のパーカッション・セットがあります。
パターンのパーカッション・パートの設定
([PATTERN]-[F2(PART)]-[F2(PERC)])で は、どのパーカッション・セットを使うかをパターンご とに選びます。
fig.PercSet.j
パーカッション・セットに割り当てられているインスト の設定を変更すると、同じパーカッション・セットを使 用しているパターンのパーカッションのインストも同時 に変わります。
※ プリセット・パターンでは、パーカッション・セッ ト 1 〜 5 を使用しています。パーカッション・セッ トの設定を変更するときは、変更したいパーカッ ション・セットをパーカッション・セット 6 などに コピーしてから変更することをおすすめします。
パーカッション・セット
Percussion Set 1 Percussion Set 2 Percussion Set 3 Percussion Set 4 Percussion Set 5 Percussion Set 6 Percussion Set 7 Percussion Set 8 パターン
Pattern 1 Pattern 2
Pattern 151 Pattern 152
Pattern 250