各コントローラーで、以下の接続が可能です。
v 4 つのデュアル・ポート・ファイバー・チャネル用ドライブ・チャネル
v コントローラーに取り付けられているホスト・インターフェース・カード (HIC) のタイプに応じて、8 つまでの単一ポートのファイバー・チャネルのホスト・チ ャネル、4 つまでの RJ-45 または SFP+ iSCSI ホスト・ポート、または 4 つの 単一ポート FC ホスト・チャネルと 2 つの RJ-45 または SFP+ iSCSI ホスト・
ポート
v 2 つの RJ-45 管理イーサネット・ポート
v 1 つの RS-232 シリアル・ポート
v AC 電源
14ページの図4、14ページの図5、および 15ページの図6 は、各コントローラー の背面にあるコネクターを示しています。
コントローラーA
コントローラーB コントローラー のラッチA
コントローラー のラッチB
ds50014
図3. ストレージ・サブシステム内のコントローラー
RS-232 シリアル・
ポート イーサネット・
デュアル・ポート・ ポート ドライブ・チャネル AC
コントローラーA コントローラーA ストレイン・
リリーフ・
クランプ
ストレイン・ AC リリーフ・
イーサ クランプ ネット・ポート RS-232
シリアル・
ポート デュアル・ポート・
ドライブ・チャネル
コントローラーB コントローラーB ファイバー・チャネル・ホスト・ポート ファイバー・チャネル・ホスト・ポート
図4. ファイバー・チャネル・コントローラーの接続
ISCSIホスト・チャネル
RS-232 シリアル・
ポート イーサネット・
デュアル・ポート・ ポート ドライブ・チャネル AC
コントローラーA コントローラーA ストレイン・
リリーフ・
クランプ
ストレイン・ AC リリーフ・
イーサ クランプ ネット・ポート RS-232
シリアル・
ポート
デュアル・
ポート・ドライブ・
チャネル
コントローラーB コントローラーB
図5. 1 Gbps iSCSI コントローラーの接続
デュアル・ポート・ドライブ・チャネル
各コントローラーにはドライブ・チャネルが 4 つあります。各ドライブ・
チャネルに、2 つのファイバー・チャネル・ポートがあります。ドライブ・
チャネルは、ストレージ拡張エンクロージャーを DS5100 または DS5300 上の RAID コントローラーに接続するのに使用します。
重要: DS5100 または DS5300 の電源をオンにする前に、ストレージ・サ
ブシステムを、ストレージ拡張エンクロージャー用の最低数のドライブが取 り付けられている、少なくても 1 つのストレージ拡張エンクロージャーに ケーブル接続しておく必要があります。それを行わないと、DS5100 または
DS5300 コントローラーは、パワーオン・プロセスを正常に完了せず、最適
に作動しません。
2 つのドライブ・チャネル (各コントローラーから 1 つずつ) を使用して、
冗長ドライブ・チャネル・ペアが構成されます。各ドライブ・チャネル・ペ
アは、7 つの IBM DS5100 または DS5300 ストレージ拡張エンクロージャ
ー内で最大 112 のドライブをサポートします。(詳細については、11ペー ジの表3 を参照してください。)
ホスト・チャネル
各 DS5100 および DS5300 コントローラーは、2 つのホスト・インターフ
ェース・カードをサポートします。DS5100 または DS5300 コントローラー は、4 Gbps および 8 Gbps の FC ホスト・インターフェース・カード、1
Gbps の iSCSI ホスト・インターフェース・カード、または 10 Gbps の
iSCSI ホスト・インターフェース・カードをサポートします。1 Gbps iSCSI
および 10 Gbps iSCSI の HIC を同じストレージ・サブシステムに取り付
けてはならない点を除き、両方のコントローラー内の同じホスト・インター フェース・カード・スロットに同じタイプのカードが取り付けられていれ ば、これらのカードを 1 つのコントローラー内で混用することができま す。4 Gbps および 8 Gbps の FC ホスト・インターフェース・カードに は、カード当たり 4 つの単一ポートのホスト・ファイバー・チャネル・ポ ートでコントローラー当たり最大 8 つの FC ポートが含まれています。 1
10 Gbps iSCSIホスト・チャネル
RS-232 シリアル・ポート イーサネット・ポート
デュアル・ポート・
ドライブ・チャネル AC
コントローラーA ストレイン・
リリーフ・
クランプ
AC ストレイン・
リリーフ・
クランプ イーサネット・
ポート RS-232
シリアル・ポート デュアル・
ポート・ドライブ・
チャネル
コントローラーB
d5xi0001
図6. 10 Gbps iSCSI コントローラーの接続
Gbps および 10 Gbps iSCSI ホスト・インターフェース・カードには、2 つ
の 2 ポート iSCSI ポートがあり、コントローラー当たりの iSCSI ポート
は最大 4 つになります。
注意:
1. コントローラー当たりホスト・インターフェース・カード (HIC) が 1 つのみしかない場合、スロット 1 に HIC を取り付けてください。そう しないと、ブート・プロセス中にコントローラーがロックダウンしま す。
2. 1 Gbps および 10 Gbps の HIC が同じコントローラーに取り付けられ
ると、コントローラーはロックダウン状態になります。
図7 および 表4 は、DS5100 または DS5300 コントローラー内のホスト・
インターフェース・カード・スロットのスロット番号を示しています。コン トローラー B のスロット 1 は、コントローラー A のスロット 1 の真下 にはありません。
表4. コントローラー A および B のホスト・インターフェース・カード・スロットを示す 図の番号付きの位置の説明
番号 説明
1 ホスト・インターフェース・カード - スロット 1 - コントローラー B 2 ホスト・インターフェース・カード - スロット 2 - コントローラー B 3 ホスト・インターフェース・カード - スロット 1 - コントローラー A 4 ホスト・インターフェース・カード - スロット 2 - コントローラー A
コントローラーは、各ホスト・チャネルのファイバー・チャネル・ポート上 でリンク速度折衝を行います (オートネゴシエーションとも呼ばれます)。ホ スト・チャネルのチャネル速度は、チャネルが含まれているホスト・インタ ーフェース・カードに応じて次のようになります。
3
1 2
ds50_7621705
4
図7. コントローラー A および B のホスト・インターフェース・カード・スロット
v 4 Gbps ホスト・インターフェース・カードに含まれている場合は、1、
2、または 4 Gbps のいずれかのファイバー・チャネル速度で作動できま
す。
v 8 Gbps ホスト・インターフェース・カードに含まれている場合は、2、
4、または 8 Gbps のいずれかのファイバー・チャネル速度で作動できま
す。
v 1 つの Gbps iSCSI ホスト・インターフェース・カードが 1 Gbps または
100 Mbps のイーサネット速度で作動できます。ただし、実稼働環境の
iSCSI ポートの場合、作動速度は 1 Gbps の速度であるべきです。
v 10 Gbps iSCSI HIC ポートは、作動速度のオートネゴシエーションを行
いません。速度を変更するには、サブシステム管理ウィンドウで iSCSI ポート設定メニュー機能を使用する必要があります。ただし、10 Gbps
iSCSI ホスト・インターフェース・カードは、10 Gbps SFP+ 光モジュー
ルで 10 Gbps のイーサネット速度でのみサポートされ、作動します。
iSCSI ポート設定ウィンドウで示されるように、速度を 1 Gbps に設定し
ないでください。
コントローラーは、ホスト・サーバー内のファイバー・チャネル・ホスト・
バス・アダプター・ポートまたはファイバー・チャネル・スイッチと対話し て、コントローラーとホストまたはスイッチ間で互換性のある最高速度を判 別します。この互換性のある最高速度が、リンクの作動速度になります。リ ンクの他方の端にあるホストまたはスイッチが、固定速度であるか、または 折衝ができない場合、コントローラーは、そのホストまたはスイッチの作動 速度を自動的に検出し、それに応じてコントローラー・リンク速度を設定し ます。指定されたホスト・チャネルのリンク速度折衝は、そのチャネル上の SFP (small form-factor pluggable) モジュールによってサポートされるリンク 速度に限定されます。
同様に、コントローラーは、ホスト・サーバー内の 1 Gbps iSCSI ホスト・
バス・アダプター・ポートまたはイーサネット・スイッチと対話して、コン トローラーとホストまたはスイッチの間で互換性のある最高速度を判別しま す。この互換性のある最高速度が、リンクの作動速度になります。リンクの 他方の端にあるホストまたはスイッチが、固定速度であるか、または折衝が できない場合、コントローラーは、そのホストまたはスイッチの作動速度を 自動的に検出し、それに応じてコントローラー・リンク速度を設定します。
ただし、10 Gbps ホスト・ポートは最適なリンク速度を達成するために折衝 しません。サブシステム管理ウィンドウで iSCSI ポート設定メニュー機能 を使用して、10 Gbps の速度で作動するように手動で構成する必要がありま す。18ページの表5 は、iSCSI ホスト・ポートのデフォルトの IP アドレ スを示しています。
iSCSI ポートは、Microsoft Windows 環境での Internet Storage Naming
Service (iSNS) および チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル
(Challenge Handshake Authentication Protocol (CHAP)) をサポートします。
コントローラーは、次の時点でオートネゴシエーションに入ります。
v その日の始動時
v 直前のリンクダウン・イベント後にリンクアップ・イベントが検出された 時
オートネゴシエーション・プロセスが失敗した場合、コントローラーは、上 記時点のいずれかで折衝が再度試みられるまで、リンクがダウンしているも のと見なします。
イーサネット・ポート
イーサネット接続により、ホストに対してアウト・オブ・バンド管理構成を 行えます。イーサネット・ポートは、それぞれのコントローラーへの RJ-45
10BASE-T または 100BASE-T イーサネット接続に使用します。 DS5100
または DS5300 を直接管理するためには、イーサネット接続を使用してく
ださい。
DS5100 または DS5300 の日常の管理には、イーサネット・ポートを 1 つ
使用します。もう一方のポートは、サービス技術員や、今後使用可能になる サブシステム・モニター・ハードウェア用に確保しておいてください。
2 つのイーサネット・ポートは、2 つの異なるサブネット・マスクでネット ワークに接続する必要があります。そうしないと、以下の Recovery Guru エラーが生成されます。
Ethernet Configuration conflict. Both Ethernet ports for a given DS5100 or DS5300 controller have been assigned IP addresses from the same subnet.
デフォルトの IP アドレスを使用して、DS5100 または DS5300 コントロー ラーへのアウト・オブ・バンド管理接続も行えます。管理ポートおよび
iSCSI ポート (取り付けられている場合) 用のデフォルトの IP アドレスお
よびサブネット・マスクについては、表5 を参照してください。詳細につ いては、19ページの『DS5100 または DS5300 ストレージ・コントローラ ー用の IP アドレスのセットアップ』を参照してください。
表5. デフォルトの IP アドレスおよびサブネット・マスク
ポート IP アドレス サブネット・マスク
コントローラー A 管理ポー ト 1
192.168.128.101 255.255.255.0
コントローラー A 管理ポー ト 2
192.168.129.101 255.255.255.0
コントローラー B 管理ポー ト 1
192.168.128.102 255.255.255.0
コントローラー B 管理ポー ト 2
192.168.129.102 255.255.255.0
コントローラー A iSCSI ポ ート 1
192.168.130.101 255.255.255.0
コントローラー A iSCSI ポ ート 2
192.168.131.101 255.255.255.0
コントローラー A iSCSI ポ ート 3
192.168.132.101 255.255.255.0
コントローラー A iSCSI ポ ート 4
192.168.133.101 255.255.255.0
コントローラー B iSCSI ポ ート 1
192.168.130.102 255.255.255.0
コントローラー B iSCSI ポ ート 2
192.168.131.102 255.255.255.0
コントローラー B iSCSI ポ 192.168.132.102 255.255.255.0