3. HII Configuration Utility
3.5. コントローラの管理
メインメニューから
Controller Management
を選択すると、次の画面が表示されます。次のメニューがあります:
ファームウェアのアップデート
(Firmware Update)
Preserved Cache
のクリア(Discard Preserved Cache)
アラームの停止(Silence Alarm)
基本情報の表示
追加情報の表示 (Advanced Controller Management)
拡張プロパティの管理
(Advanced Controller Properties)
図 44: Controller Management
Basic Properties
では以下の情報が表示されます。表 21: Basic Properties プロパティ 説明
Product Name コントローラの製品名
Serial Number コントローラのシリアル番号
Controller Status
ロジカルドライブ、物理ドライブ、バッテリバックアップ等を総合したコントローラの状態 Optimal: 正常に動作しています。
Needs Attention: いずれかのコンポーネントが正常に動作していない可能性があります。
Safe Mode: いずれかのコンポーネントの異常により、動作が制限されています。
Select Boot Device ブートに使用するデバイス
PCI ID コントローラのPCI ID
PCI Slot Number コントローラが搭載されているPCIスロット番号
Package Version ファームウェアパッケージの版数
Firmware Version 基本部ファームウェアの版数
NVDATA Version NVDATAの版数
Connector Count コントローラのSAS/SATAポート数
Drive Count 接続されている物理ドライブ数
Virtual Drive Count ロジカルドライブ数
3.5.1. 追加情報の表示
メニューからAdvanced Contorller Managementを選択すると、次の画面が表示されます。
図 45: Advanced Controller Management この画面では、次の操作を行うことができます:
表 22: Advanced Controller Management
プロパティ 説明
Clear Controller Events コントローラ内のイベントログを消去します
Save Controller Events コントローラ内のイベントログをファイルに保存します
Save TTY Log コントローラ内のデバッグログをファイルに保存します
Enable Drive Security SafeStore機能によるドライブ暗号化設定を有効化します Disable Drive Security SafeStore機能によるドライブ暗号化設定を無効化します Change Security Key SafeStore機能によるドライブ暗号化設定を変更します Manage SAS Storage
Link Speed SAS接続ドライブのリンク速度を管理するメニューを開きます
Manage MegaRAID Advanced Software Options
Advanced Software Optionsを管理するメニューを開きます
Schedule Consistency
Check MDCのスケジュールを管理するメニューを開きます
Set Factory Defaults コントローラの設定を工場出荷時に戻します
3.5.2. 拡張プロパティの管理
メニューから
Advanced Contorller Properties
を選択すると、次の画面が表示されます。次のメニューがあります:
キャッシュメモリの管理
(Cache and Memory)
パトロールリードの管理
(Patrol Read)
節電機能の管理 (Power Save Settings)
ホットスペアの管理
(Spare)
タスクレートの管理 (Task Rates)
拡張設定の管理
(CONTROLLER PROPERTIES)
図 46: Advanced Controller Properties
拡張設定の管理 (CONTROLLER PROPERTIES)について、表示のみの項目と、設定可能な項目があります。
設定可能な項目は、それぞれを変更後、
Apply Changes
を選択し<Enter>
キーを押してください。この画面では、次の操作を行うことができます:
表 23: Advanced Controller Properties
プロパティ 説明 Auto Import Foreign
Configuration Foreign Configurationの自動インポートをEnable、Disableで表示または指定します。
Boot Mode 起動時に異常があった場合の動作を指定します。
Stop on error、Pause on error、Ignore errors、Safe modeで表示または指定します。
Controller BIOS コントローラ上のBIOSをEnable、Disableで表示または指定します。
ブート用コントローラのBIOSは、Enableである必要があります。
Controller Temperature コントローラの温度を表示します。
RoC Temperature RAIDチップの温度を表示します。
Shield State Supported Shield State機能の状態を表示します。
Drive Security ドライブ暗号化機能の状態を表示します。
T10-PI T10-PI 保護機能の状態を表示します。
Maintain Drive Fail
History ドライブ故障履歴の管理をEnable、Disableで表示または指定します。
SMART Polling ドライブのSMART状態取得の間隔を指定します。<+>または<->キーで値を変更できます。
Stop Consistency Check
on Error MDC実行中のエラー検出した場合に、MDCを停止するかを表示または指定します。
JBOD Mode 本機能は未サポートです。設定変更および使用しないでください。
Write Verify 本機能は未サポートです。設定変更および使用しないでください。
3.5.3. ソフトウェアライセンスの管理
Manage MegaRAID Advanced Software Options ダイアログで、有効化されているライセンスの表示や、関連する
操作を行うことができます。ライセンスの操作は、次のステップで行います。
1. Advanced Controller Management メニューで、Manage MegaRAID Advanced Software Options
を選択し<Enter>
キーを押します。Manage MegaRAID Advanced Software Options
メニューが開き、現在有効化され ているライセンスが表示されます。図 47: Manage MegaRAID Advanced Software Options
2. Activation Key
を選択し<Enter>
キーを押します。Activation Key
の入力フィールドが表示されますのでキー を入力します。3. Activate
を選択し<Enter>
キーを押します。キーが有効化されます。3.5.4. コントローラログの保存または消去
3.5.4.1. ログを保存する:
Advanced Controller Management
メニューからSave Controller Events
を選択すると、次のウィンドウが表示されま す。NOTE: ログが空の場合、その旨のエラーメッセージが表示されます。
図 48: Save Controller Events ファイルにログを保存するには、次のステップで行ってください:
NOTE: ファイルを保存するためには、UEFIから認識可能な、FATフォーマット等のファイルシステムが必要です。
1. Select File System
を選択し<Enter>
キーを押した後、ファイルを保存するファイルシステムを指定します。2. Select Directory を選択し<Enter>キーを押した後、ファイルを保存するディレクトリを指定します。
3. Enter Filename
を選択し<Enter>
キーを押した後、ファイル名を入力します。4. Save Events
を選択し<Enter>
キーを押します。ファイルが保存されます。3.5.4.2. ログを消去する:
1. Advanced Controller Management
メニューからClear Controller Events
を選択すると、確認メッセージが表 示されます。OK
を選択し<Enter>
キーを押します。3.5.5. セキュリティ設定の有効化と無効化
Advanced Controller Management
メニューから、Enable Drive Security
を選択すると、下記のウィンドウが表示さ れます。NOTE: RAIDコントローラがSafeStore機能をサポートしている場合のみ使用可能です。ドライブの暗号化は、自己暗号化 (Self-Encrypting Drive, SED)に対応したドライブを接続したときのみ使用可能です。
図 49: Enable Drive Security (Choose Drive Security Mode)
セキュリティ設定を有効にすると、システムのデータを不正なアクセスから保護することができます。
Local Key Management (LKM)は、ドライブのセキュリティ管理方式の一つです。LKMはコントローラ内にセキュリティキーを
記録し、外部機器を使用しない実装です。少数台のコンピュータシステムによってセキュリティを構成する場合に 適しています。下記の手順にて、
LKM
によるセキュリティ設定を有効にすることができます。1. Local Key Management (LKM)
フィールドを[Enabled]
に設定します。2. OK
を選択し<Enter>
キーを押します。下記のダイアログが表示されます。
図 50: Enable Drive Security
3. Security Key Identifier
フィールドにて、セキュリティキー識別子を設定します。アレイコントローラが自動生成した識別子をそのまま使用するか、新規に入力してください。
4. Security Key
フィールドにて、セキュリティキーを設定します。Suggest Security Key
を選択すると、アレイコ ントローラによってセキュリティキーが自動生成されます。5. Confirm
フィールドに、確認の為、再度セキュリティキーを入力します。ATTENTION: セキュリティキーを忘れてしまった場合、記録したデータへのアクセスは失われます。セキュリティキーに
関する情報は必ず記録し、手順によって指示された際に入力できるようにしてください。
NOTE: セキュリティキーは8~32文字の、数字、英小文字、英大文字、記号(< > @ +等)をそれぞれ最低一文字使用する必 要があります。空白文字は使用できません。
NOTE: US(英語)キーボード以外を使用する場合、2バイト文字(double-byte character set, DBCS)をSecurity Keyフィールド に入力することはできません。ASCII文字のみ使用可能です。
NOTE: US(英語)キーボード以外を使用して記号を入力する場合、キーボードレイアウトに設定された記号と異なる文字が 入力されることがあります。
6.
ブートパスワードを設定したい場合は、Passwordフィールドにて設定します。7. Confirm
フィールドに、確認のため、再度ブートパスワードを入力します。ブートパスワードは8
~12
文字で設定してください。英大文字・英小文字を区別します。
NOTE: ブートパスワードを使用しない場合は、Pause for Password at Boot Time項を[Disabled]に設定してください。
NOTE: Enforce Strong Password Securityを[Enabled]に設定した場合、数字、英小文字、英大文字、記号(< > @ +等)をそ れぞれ最低一文字使用するより強固なパスワードの設定ルールを有効にすることができます。
8. I Recorded the Security Settings
項を[Enabled]
に設定します。9. Enable Drive Security
を選択し<Enter>キーを押します。10.
確認画面でConfirm
項を[Enabled]
に設定します。11. Yes
を選択し<Enter>キーを押します。下記の手順にて、
LKM
によるセキュリティ設定を無効化することができます。セキュリティ設定を無効化すると、既存のデータはセキュアでなくなり、新規に暗号化されたロジカルドライブを作 成することができなくなります。セキュリティ設定の無効化は外部構成情報を持つドライブに対しては機能しませ ん。そのため、過去に暗号化した後取り外したドライブのデータにアクセスする為、ドライブを再度接続し外部構成 情報をインポートする際もセキュリティキーを入力する必要があります。
アレイコントローラに暗号化されたロジカルドライブが接続されている場合、セキュリティ設定を無効化することは できません。この場合は、まず暗号化されたロジカルドライブを全て削除する必要があります。
下記の手順にてセキュリティ設定を無効化してください。
1. Advanced Controller Management
メニューよりDisable Drive Security
を選択します。下記ダイアログが表示されます。