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キャッシュされた更新の使用

ドキュメント内 HP Device Manager 5.0 (ページ 147-151)

HPDM Agentがタスクを受信すると、Agentはタスク コンテンツをキャッシュし、そのペイロードを(必要に応じて)

ローカル キャッシュにダウンロードします。次に、HPDM AgentはHPDM Serverに、タスクの状態をキャッシュ済みに更 新するように通知します。このキャッシュされたタスクをHPDM Agentに実行させたい場合は、トリガー タスクを対象 のデバイスに送信します。HPDM Agentは、キャッシュされたタスクを実行し、レポートをHPDM Serverに送信します。

注:

Enhanced Write Filter(EWF)の制限により、キャッシュされた更新機能はEWFが有効になっている場合、デバイスで使 用できません。デバイスでキャッシュされた更新を使用する場合は、EWFを無効にします。ファイルベースの書き込み フィルターを使用できます。

使用シナリオ

キャッシュされた更新により、HPDMの柔軟性が向上します。これは多くの複雑なネットワーク環境に存在する問題を 解決し、次のシナリオで役立ちます。

• VPNや802.1xなどの複雑なネットワークを使用している。

– ほとんどのタスクでは、Windows Embeddedオペレーティング システムの書き込みフィルターの制限により、

HPDM Agentを再起動して、タスクを実行するために書き込みフィルターを無効にする必要があります。

– これらのネットワーク環境では、書き込みフィルターが有効になっていると、ローカル ユーザーからの支援が なければ一部のタスクを完了できません。

• 稼働時間中にペイロードまたは更新をダウンロードし、稼働時間後にそれらの更新をインストールする必要がある。

たとえば、週末に10,000台のデバイスを更新するとします。キャッシュされた更新を使用すると、デバイスは前の 週のうちにペイロードをダウンロードし、その後、土曜日の深夜に10,000台のデバイスすべてをトリガーして更新 することができます。

• タスクを実行するときに、現在のローカル ユーザーの操作を中断したくない。

キャッシュされた更新の使用

HPDM Agentにキャッシュ更新モードでタスクを実行させる場合、最初にキャッシュされた更新を含むタスクをデバイ スに送信し、次に[_Execute Cached Tasks]タスクをデバイスに送信する必要があります。こうすることで、キャッシュ されたタスクを実行するようHPDM Agentに通知します。デバイスにキャッシュされているタスクを削除する場合は、

[_Clear Cached Tasks]タスクをデバイスに送信します。

キャッシュ更新モードでのタスクの送信

1. [Task Editor](タスク エディター)を開き、[Cached Updates](キャッシュされた更新)タブを選択します。

2. [タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイスにキャッシュする]を選択し、[OK]を選択

します。

タスクA

トリガー タスク

キャッシュされた タスクAを

実行する タスクAのみを キャッシュし、その ペイロードをローカルに

ダウンロードする HPDM Agent Console/Server

注:

[タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイスにキャッシュする]オプションの初期設定値は falseに設定されています。

[Task Editor](タスク エディター)で[タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイスにキャッ シュする]オプションがグレー表示されている場合、そのタスクはキャッシュされた更新でサポートされていません。

詳細については、「ブラックリスト」を参照してください。

3. タスクの状態が「キャッシュ済み」の場合、タスクはデバイスにキャッシュされています。

注:

「キャッシュ済み」のタスクの状態によって、後続タスクはブロックされません。このタスクに続くすべてのタスク は、タスクがローカルにキャッシュされた後にデバイスに送信できます。キャッシュ更新モードの複数のタスクを1つ ずつデバイスに送信できます。HPDM Agentの上のすべてのキャッシュされたタスクは、[_Execute Cached Tasks]タスク が受信されたときにトリガーされます。

4. タスクがデバイスにキャッシュされた後、[_Execute Cached Tasks]タスクをデバイスに送信して、このキャッシュ されたタスクを実行します。

デバイスにキャッシュされたタスクの実行

キャッシュされたタスクを実行するには、[_Execute Cached Tasks]タスク(トリガー タスク)をデバイスに送信します。

1. [_Execute Cached Tasks]テンプレートを選択し、対象のデバイスにドロップします。

2. 失敗時のオプションを選択します。

3. オプションで、HPDM Agentにキャッシュされたタスクを特定の時間に実行させる場合は、このテンプレートのス ケジュール パラメーターを構成します。スケジュール パラメーターを設定しない場合、HPDM Agentはトリガー タ スクを受信した直後に、キャッシュされたタスクを実行します。

a. [Advanced](詳細)を選択します。

b. [Schedule Task](スケジュール タスク)を選択し、事前設定された時刻またはスケジュールの日時を選択して、

[OK]を選択します。スケジュール時間は、デバイスの現地時間を使用します。

または

[_Execute Cached Tasks]タスクをスケジュール タスクとして設定します。

注:

[_Execute Cached Tasks]タスクのスケジュール パラメーターを使用することと、[_Execute Cached Tasks]タスクを一般的 なスケジュール タスクとして設定することの違いは次のとおりです。

動作 スケジュール パラメーター スケジュール タスク

スケジュール管理 HPDM Agent HPDM Server

基準となる時間 デバイスの現地時間 HPDM Serverの現地時間

後続タスクのブロック する しない

スケジュールに到達したときにネットワーク接続が必要 いいえ はい

一般的なスケジュールされたタスクは、スケジュールされた時刻より前にHPDM Serverから送信されません。その時刻 に、HPDM ServerはタスクをHPDM Gatewayを介してHPDM Agentに送信します。タスクの対象のデバイスが複数ある場合、

それらは同時にタスクを受け取ります。タスクが送信されるまで、その状態はWaiting(待機中)です。このスケ ジュールされた時刻より前に送信されたタスクは、スケジュールされたタスクによってブロックされません。

[_Execute Cached Tasks]タスクのスケジュール パラメーターは、デバイスの現地時間を使用します。HPDM Serverは、タ スクを対象のデバイスにすぐに送信します。HPDM Agentがタスクを受信したとき、そのステータスはProcessing(処理 中)です。HPDM Agentは、ローカル システムでスケジュールされた時刻になるまで、[_Execute Cached Tasks]タスクを 実行しません。

特に複雑なネットワークを使用している場合は、スケジュール タスクとして設定するのではなく、[_Execute Cached Tasks]タスクのスケジュール パラメーターを構成することをおすすめします。

4. [OK]を選択します。キャッシュされたタスクが実行されると、そのステータスはFinished(完了)またはFailed(失

敗)になります。

キャッシュされたタスクのデバイスからの削除

実行したくないキャッシュされたタスクタスクをデバイスから削除するには、[_Clear Cached Tasks]タスクを対象のデバ イスに送信します。HPDM Agentはこのタスクを受信した後、キャッシュされたすべてのタスクとそのペイロードを削 除し、レポートをHPDM Serverに送信します。レポートを受信した後、HPDM Serverは元のキャッシュされたタスクのタ スクの状態をFailed(失敗)に更新します。

注:

HPDMでは、複数のタスクがデバイスにキャッシュされている場合、単一のキャッシュされたタスクを削除することは サポートされていません。

キャッシュされた更新の構成

HPDM Consoleでのキャッシュされた更新のタスク パラメーターの構成

[タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイスにキャッシュする]オプションの初期設定値は falseです。この値をtrueに設定すると、キャッシュされた更新でサポートされるすべてのタスクが、キャッシュ更新 モードで送信されます。

この値をtrueに設定するには、以下の操作を行います。

1. HPDM Consoleで、[管理]→[システムの構成]の順に選択します。

2. [Task Parameters](タスク パラメーター)を展開します。

3. [Cached Updates](キャッシュされた更新)を選択し、[タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロー

ドをデバイスにキャッシュする]オプションを選択します。

4. [OK]または[Apply](適用)を選択します。

ブラックリスト

ブラックリストはベース テンプレートの一覧です。ブラックリスト内のベース テンプレートによって作成されたテン プレートは、キャッシュされた更新でサポートされません。[タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイ ロードをデバイスにキャッシュする]オプションの値がtrueであるかどうかに関係なく、これらのテンプレートが キャッシュ更新モードで送信されることはありません。

ブラックリストに含まれているベース テンプレートを表示するには、以下の操作を行います。

画面のロック オプションの無効化

Windows Embeddedオペレーティング システムを実行しているデバイスの場合、キャッシュされたタスクの実行中は画

面がロックされ、初期設定ではローカル ユーザーはシステムを操作できません。

このオプションを無効にするには、以下の操作を行います。

1. HPDM Server構成ファイルserverconf.xmlを開きます。

2. 以下の行を探します。

<Attribute Name="hpdm.lockscreen.showtime" Value="10" Enabled="yes"

SN=”0”></Attribute>

3. Enabledの値をnoに変更します。

<Attribute Name="hpdm.lockscreen.showtime" Value="10" Enabled="no"

SN=”0” ></Attribute>

4. HPDM Serverを再起動します。

キャッシュされた更新の制限

• Enhanced Write Filter(EWF)の制限により、EWFが有効になっている場合、キャッシュされた更新はサポートされません。

• 統合書き込みフィルター(UWF)の制限により、UWFが有効になっている場合、キャッシュ更新モードでのイメージ 展開タスクはサポートされません。

• UWFの制限により、UWFが有効になっている場合、キャッシュされた更新を含む1 GBを超えるファイルの展開が失敗

する可能性があります。

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