• 検索結果がありません。

第 9 章 結論

B.2 基本構成

前節までに述べた基本構成パーツ選定基準に準拠し,1ブランチでのLow IF収録・再生 が問題なく実行できるシステムを構成した.構成緒元を以下の表に示す.

表付録.4:基本仕様

摘要 最大収録周波数 0[MHz]~30[MHz]

最大サンプリング周波数 60[MHz]

最大収録時間 Approx 90[min] 記録部650GBで計算【注1】

ヒートアップ時間 30[min]~60[min] 安定動作までの暖機運転時間 電源電圧 AC115/230[V] 50/60[Hz] 電圧はユニット部のノブで設定 使用

電源 消費電力(最大/定格) 130[W]/180[W] 起動時に最大値

【注1】 ディスク容量750GBの内,100GBはシステム領域.1GB=1000MBとして換算.

表付録.5:トータルレコーディングシステム:デバイス一覧

メーカ 型番 摘要 DAコンバータ Spectrum MI6021 【注1】

使用システムボード ASUS M2NPV-VM Micro-ATX Form ノースブリッジ nVIDIA GeForce6150 グラフィック統合型 チップ

セット サウスブリッジ nVIDIA nForce430 ハードディスクドライブ Seagate ST3250620NS 【注2】

CPU AMD Athlon64 3800+ 【注3】

メモリ DDR2-667:1GB AENEONチップ搭載

電源ユニット Aopen FSP300-60SV 定格出力300W 光学ドライブ Panasonic UJ-846 フロッピードライブ ミツミ電機 D353F3

【注1】 内部でPCI接続する.プラケットは取り外す必要がある.

【注2】 16[MB]キャッシュ内蔵,7200[rpm]回転,250[GB].Serial-ATA 3[Gbps]モードで運用.当該デ ィスクを3台使用し,nForce430によるRAID0(ストライピング:バッファサイズ128[kB])を 設定.

【注3】 TDP65[W]のものを使用.駆動周波数は2.4[GHz].なお,FSB(フロントサイドバス)は,

2000[MT/sec](1[GHz]駆動)

表付録.6:トータルレコーディングシステム内部接続端子 ポート数/使用数 摘要

PCI Express ×16 1/0

PCI Express ×1 1/0

PCI 2/1 DAコンバータが使用

Serial-ATA 4/3 3台のHDDによるRAID0設定

IDE 2/1 セカンダリ(マスタ)に光学ドライブを接続

FDD 1/1

表付録.7:トータルレコーディングシステム対外接続端子 個数 摘要

PS/2 2 キーボード・マウス:各1

VGA(アナログRGB) 1 D-Sub 15ピン

DVI-D 1 アナログ出力不能(DVI-I出力ではない)

Ethernet 1 1000Base-T・100Base-TX・10Base-T対応

USB 4 USB2.0対応

IEEE1394 1 プリンタ(パラレルポート) 1

Line OUT(サウンド) 1

Line IN(サウンド) 1

Microphone(サウンド) 1

¾ 本構成の特徴

‹ 低発熱・低消費電力システムの構築

昨今の高速化したPC/AT互換機においては,CPUの消費電力の肥大化が問題となってい る.製品にもよるが消費電力が100[W]を超えるものもあり,この大部分が熱として空間へ 放出されている.トータルレコーダを苛酷な環境で使用するには,出来る限りのコンパク ト化が必要であることと併せ,より消費電力の低いCPUを採用する必要がある.モバイル 向けCPUも確かに消費電力は低いが,前述の拡張版Intel SpeedStepテクノロジに代表さ れるように,動作周波数を下げることで低消費電力化を図るケースがほとんどである.

一方,本件のAthlon64の場合は,採用しているアーキテクチャの関係上格段に効率が良 いことから,得られるパフォーマンスに比べ消費電力が低く,ひいては発熱が抑えられる といった特長がある.

図付録.1:プロトタイプ機・概観

図付録.2:プロトタイプ機・内部