Forms Developerでアプリケーションを作成したら、そのアプリケーションをWeb上に配布で
きます。Oracle Application Server Forms Servicesは、指定されたURLによってOracle
Application Serverのアプリケーションにアクセスします。次に、そのURLでHTTP Listener
にアクセスし、そこでListener Servletと通信します。Listener Servletは、Forms Servicesの新 規セッションごとに新しいFormsランタイム・プロセス(Windowsではfrmweb.exe、Solaris
ではrmweb.sh)を起動します。
Forms Servicesの実行方法の詳細は、第3.1項「OracleAS Forms Servicesのアクション」を参
照してください。
3.3.1 アプリケーションの配布 アプリケーションの配布 アプリケーションの配布 アプリケーションの配布
インストーラで設定されたデフォルトのパラメータを使用して基本フォームを配布する手順は 次のとおりです。
1. Forms Developerでアプリケーションを作成し、保存します。
.fmbは、Forms Developer以外ではオープンできない設計時ファイルです。.fmxは.fmb
をコンパイルしたときに作成されるランタイム・ファイルで、Webへの配布に使用しま す。
Forms Developerの詳細は、Forms Developerの「ヘルプ」メニューを参照してください。
2. Oracle Application Server Forms Servicesでユーザーのアプリケーション・モジュールにア
クセスできるように、Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Controlコンソー
ルの「Forms Web構成」ページに構成セクションを作成します。
表3-1は、form=hrapp.fmxというFormsモジュールを備えたapplicationという名前のア
プリケーションに対して構成する要素を示しています。
表表
表表3-1 新しい構成セクションのパラメータ値の例新しい構成セクションのパラメータ値の例新しい構成セクションのパラメータ値の例新しい構成セクションのパラメータ値の例 構成セクション名
構成セクション名 構成セクション名
構成セクション名 アプリケーション名アプリケーション名アプリケーション名アプリケーション名 Formsモジュール名の値モジュール名の値モジュール名の値モジュール名の値
my_application application hrapp.fmx
構成が完了すると、ブラウザのURLに「...?config=my_application」(formsweb.cfgの
「Forms Web構成」セクションの名前)と入力することにより、Web上でOracle
Application Server Forms Servicesモジュールhrapp.fmxへアクセス可能になります。
3. .fmxファイルの場所は、FORMS_PATH環境変数で指定します。たとえば、.fmxファイル がd:¥my_files¥applicationsにある場合は、FORMS_PATHにd:¥my_
files¥applicationsと記述します(複数の場所を記述する場合はセミコロンで区切り ます)。その環境ファイルの「Forms環境ファイルの編集環境ファイルの編集環境ファイルの編集環境ファイルの編集」ページでこの情報を指定しま す。
4. 環境ファイルを変更するには、Oracle Enterprise Managerの「環境環境環境」ページで環境ファイ環境 ルを選択し、アプリケーションの必要に応じて環境変数を追加または編集します。たとえ ば、表3-2に示すとおり、前述の例では次の環境変数を追加します。
新しい環境ファイルでこれらの環境変数を指定した場合は、それぞれの「Forms Web構 成」セクションでその環境ファイルを指定する必要があります。
5. 次のURLに、アプリケーションの名前を入力します。
http://mycomputer.com:7777/forms/frmservlet?
mycomputerはコンピュータの名前、7777はHTTP Listenerで使用するポートです。
構成セクションを作成したら、config=および構成セクション名を追加します。ステップ2 の例の場合、hrapp.fmxにアクセスするURLは次のようになります。
http://mycomputer.com:7777/forms/frmservlet?config=
application
3.3.2 パラメータの指定 パラメータの指定 パラメータの指定 パラメータの指定
Oracle Application Server Forms Servicesアプリケーションにパラメータ値を事前定義するに
は、3つの方法があります。次の方法でパラメータを定義できます。
■ Oracle Enterprise Manager Application Server Controlコンソールの「Forms Web構成」
ページのデフォルト・セクションで、アプリケーション設定を編集します。
デフォルトの構成セクションには、Oracle Application Server Forms Servicesで使用するデ フォルト値が表示されます。
たとえば、Microsoft Internet Explorer 5.x以上でFormsアプレットを実行する方法を指定 するシステム・パラメータのデフォルト値は、次のように定義されています。
IE=JInitiator
FormsアプレットをブラウザのネイティブJVMで実行する場合は、「IE」の「値」列のパ
ラメータを次のように編集します。
native
「適用適用適用適用」をクリックします。
注意注意
注意注意: 構成セクションはスペースが含まれていないかぎり、どのような 名前でも付けられます。
表表
表表3-2 新しい環境変数の値の例新しい環境変数の値の例新しい環境変数の値の例新しい環境変数の値の例 環境変数の名前
環境変数の名前 環境変数の名前
環境変数の名前 環境変数の値環境変数の値環境変数の値環境変数の値
form hrapp.fmx
アプリケーションの配布
■ 名前を付けたアプリケーションの構成セクションでは、他のシステム・パラメータとユー ザー・パラメータの値を管理(追加、編集、削除)できます(第3.3.3項「Oracle
Enterprise Managerでの構成セクションの作成」を参照)。たとえば、myAppに対して作
成する構成セクションで、表3-3に示すパラメータとその値を追加または変更できます。
■ アプリケーションで基本のHTMLテンプレートに変更を行う必要がある場合や、Internet
Explorer仮想マシンに別の値を設定する必要がある場合は、システム・パラメータ設定を
上書きします。システム・パラメータ設定の変更は、サーバーで実行するすべてのアプリ ケーションに変更が必要な場合にのみ行ってください。
3.3.3 Oracle Enterprise Manager での構成セクションの作成 での構成セクションの作成 での構成セクションの作成 での構成セクションの作成
第3.3.1項「アプリケーションの配布」のステップ2で作成した構成セクションで、Oracle
Application Server Forms Servicesアプリケーションのパラメータを指定できます。Forms Web
構成のデフォルト・セクションで使用可能なアプリケーションおよびシステム・パラメータを 任意で指定できます。
たとえば、lookAndFeelパラメータをoracleの値に設定し、「適用適用適用」をクリックすると、ア適用 プリケーションのルック・アンド・フィールをOracleのルック・アンド・フィールに設定する ことができます。
また、名前を付けた構成セクションのデフォルトのパラメータ値にも上書きできます。たとえ ば、アプリケーションへの接続情報をscott/tiger@orclとして事前定義するには、useridのパ ラメータ値を設定する必要があります。これには、名前を付けた構成セクションでuseridの パラメータ値をscott/tiger@orclに変更します。
編集可能な他のパラメータは、第4.3.4項「デフォルトのForms構成パラメータ」を参照して ください。
表表
表表3-3 構成セクションの例構成セクションの例構成セクションの例構成セクションの例: myAppのパラメータ値のパラメータ値のパラメータ値のパラメータ値 パラメータ名
パラメータ名 パラメータ名
パラメータ名 パラメータ値パラメータ値パラメータ値パラメータ値
baseHTML mybase.htm
baseHTMLjinitiator mybasejini.htm
baseHTMLjpi mybasejpi.htm
form myapp.fmx
userid
注意 注意 注意
注意: Forms Web構成の名前を付けた構成セクションで指定したパラ
メータは、システム・パラメータ設定を上書きします。
注意 注意 注意
注意: システム・パラメータは、ユーザー・パラメータとは異なりURL で上書きできません。
注意 注意 注意
注意: 構成セクションで指定したパラメータは、アプリケーションのデ フォルト設定を上書きします。
3.3.3.1 Oracle Application Server Forms Services アプリケーションへのアクセ アプリケーションへのアクセ アプリケーションへのアクセ アプリケーションへのアクセ スに使用する
スに使用する スに使用する
スに使用する URL の編集 の編集 の編集 の編集
Oracle Application Server Forms ServicesアプリケーションにアクセスするURLにパラメータ
を直接入力できます。前述の例の場合、構成ファイルにpageTitleパラメータを指定するか わりに、URLに次のように入力することもできます。
http://mycomputer.com:7777/forms/frmservlet?config=hr&pageTitle="My Company"
アンパサンド(&)を使用すれば、フォームと名前を付けた構成パラメータの組合せをコール することができます。たとえば、次のように指定します。
http://mycomputer.com:7777/forms/frmservlet?config=myapp&form=hrapp
これは、myappで指定したパラメータ設定を使用して、フォームhrappをコールしています。
3.3.4 ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定 ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定 ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定 ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定
ランフォーム・パラメータに渡される値に特殊文字が含まれている場合は、特定の考慮事項が 適用されます。この項では、こうした考慮事項について説明し、今回のリリースのデフォルト 動作と前リリースのデフォルト動作を比較します。
3.3.4.1 現行リリースのデフォルト動作 現行リリースのデフォルト動作 現行リリースのデフォルト動作 現行リリースのデフォルト動作
ランフォーム・パラメータの値は、次に示す3つの場所のいずれかで指定できます。
1. テンプレートHTMLファイル(base.htmなど)のserverArgsパラメータの値。
2. (1)の変数参照を(直接または再帰的に)置換する、構成ファイル(formsweb.cfgなど)
で指定された変数の値。通常、これらの値はApplication Server Controlコンソールを使用 して管理します。第4.3項「Forms Servicesの構成」を参照してください。
3. (1)または(2)の変数参照を直接置換する、URLの属性値。
(3)では、URL構文規則(ブラウザおよびアプリケーション・サーバーで実行される)によ り、URLエスケープ・シーケンスとして特定の文字を入力する必要があります(計3文字のう ち、%に続く2桁の16進数字は文字のASCII値を表します)。
この要件には、%文字自体が含まれます(%25として入力する必要があります)。さらに、現在
Oracle Application Server Forms Servicesでは、ブラウザおよびアプリケーション・サーバーで
エスケープなしに引用符を入力できる場合でも、引用符('"')は%22として入力する必要があ ります。
URL構文規則では、(URLエスケープ・シーケンス%20の代替として)空白を+として入力す ることも許可されています。ただし、otherparams構成パラメータの値では、+は特別に扱 われます。+は、ランフォーム・パラメータの値に埋め込まれた空白を示すのとは対象的に、
name=valueペアを分割します。
注意 注意 注意
注意: URLで指定したパラメータは、構成セクションで設定したパラ メータを上書きします。詳細は、第4.6項「アプリケーションのURLセ キュリティの管理」を参照してください。
注意注意
注意注意: ランフォーム・パラメータは、テンプレートHTMLファイルの
serverArgsアプレット・パラメータで指定されるパラメータです。テンプ
レートHTMLファイルのserverArgsパラメータで指定された値は、変数 の置換後に、コマンドライン・パラメータ文字列と呼ばれることもありま す。この値は、空白で区切られた一連のname=valueのペアで構成され ます。この名前には、英数字またはアンダースコアのみが使用可能です。
name=valueペアの値の部分には、任意の文字列を使用できます。