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アジア・太平洋電気通信共同体(APT)第12回総会

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TTC Report 2012. January Vol.26/No.4

◉会合報告

総務省情報通信国際戦略局国際協力課

TTC Report 2012. January Vol.26/No.4

◉会合報告

再選後に行われた山田事務局長のスピーチ

⑵ 次期(2012年~2015年)事務局長及び事務 局次長の選出

事務局長には、日本から現職の山田俊之氏のほか、

韓国からウィ・キュジン氏(現APT管理委員会委員長)

が立候補し、加盟国による投票の結果、山田俊之氏が 過半数を越える28票を獲得し、事務局長に再選された。

①投票への出席国:35カ国

②投票数 37

③結果

当選 山田 俊之氏(日本) 28票    ウィ・キュジン氏(大韓民国) 8票

   無効 1票

   棄権 8票

(注1)欠席国  3カ国

(注2)代理投票 2カ国

事務局次長には、現職のクライソン・ポーンスティー 氏(タイ)のみが立候補し、加盟国による投票の結果、

次期事務局次長に再選された。

①投票への出席国:35カ国

②投票数 37

事務局長・次長選挙

各国による事務局長選挙の投票模様

③結果

   クライソン氏(タイ) 33票

   無効 4票

   棄権 0票

(注1)欠席国  3カ国

(注2)代理投票 2カ国

⑶ 戦略計画(2012年~2014年)

本総会に先立って開催された総会準備会合のイリヤ ス議長(モルディブ)から次期戦略計画案の報告があ り、総会で全会一致で承認された。

戦略計画の概要は以下の通り。

①戦略計画の位置づけ

2012-2014戦 略 計 画 は、2009年 の バ リ 宣 言

(APT大臣級会合)に沿って、アジア・太平洋地域の デジタル化及びブロードバンドエコノミーを実現する ことを目的としている。

(注)バリ宣言で掲げられた5つの目標は以下のとおり。

A.ブロードバンドの更なる普及 B.安心・安全・持続的な環境の実現 C.情報通信サービスの統合の促進

D.コンテンツやアプリケーションの発展の促進 E.人材育成の推進

②戦略の方向性

1.「バリ行動計画」の実現に向けてAPTワークプロ グラムの重点化を図る。

1.1 政策と規制の枠組みを高めるための適切な専 門家を提供する。

1.2 APTの各種フォーラム、会合及び管理委員会

(MC)において、後発開発途上国(LDCs)

を含め意見交換を行うとともに地域協力を強 化する。

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◉会合報告

1.3 産業界、規制体及び政策省庁間の対話を促進 する。

1.4 ブロードバンドインフラへの投資を拡大する ため、加盟国、産業界、ドナー機関及び融資 機関との協働を行う。

2.国際的、地域的活動への関与と参加を強化していく 2.1 ITUの各種会議及び関連会合のための準備及び 地域調整の安定かつ適切な仕組みを設立する。

2.2 ITUをはじめ国際機関のプログラム、関連会 合への地域としてのインプットを準備する。

2.3 共通の利害がある分野における地域協調を高 めていく。

2.4 他の地域及び国際機関との関係を強化する。

2.5 賛助加盟員によるAPT活動への参加などを通 して、パブリック-プライベート・パートナー シップ(PPP)を奨励する。

3.事務局の効率化とAPTのプロモーションを強化し ていく。

3.1 事務局事務を情報システムの有効活用によっ て合理化する。

3.2 ドキュメント管理及びワークフローの手順に 沿った情報管理システムを実行する。

3.3 加盟国等の新規加盟、維持について引き続き 努力する。

⑷ 財政計画(2012年~2014年)

アドホックグループのハッサン議長(アフガニスタ ン)から分担金単位額や支出上限額を内容とする財政 計画案が示され、全会一致で承認された。

財政計画の概要は以下のとおり。

①分担金単位額

2012年の分担金単位額について9%増額 2013年、2014年については据え置きとする

が、為替レートの変動等の不測、不可避の状況に よる緊急性及び必要性が発生した場合には、管理 委員会で必要な措置について検討

②歳出計画(支出上限額)

2012年:US$ 2,756,311 2013年:US$ 2,793,964 2014年:US$ 2,832,230

総会の様子 5.参考(2012年プログラム)

本総会後に行われた管理委員会では戦略計画等に 沿って2012年のAPTプログラムが以下の通り決定 された。

会合名 時期 場所

1 国際電気通信規則(ITRs)ワーク

ショップ (APT/ITU共催) 2月 バンコク

2 APT HRD会合 2/3月 バンコク

3 第3回WTSA準備会合(WTSA12-3) 3月 [豪州]

4 第3回WCIT準備会合(WCIT12-3) 3月 [豪州]

5 第13回南アジア電気通信主管庁会

合(SATRC-13) 3/4月 ネパール

6 第12回APT無線グループ会合 [4月] 中国 7 第3回国際ローミング(IMR)ワー

クショップ(IMR-3) 4月 未定

8 第4回CGMC会合(CGMC-4) 4/5月 バンコク 9 第12回政策規制フォーラム(PRF-12) 5月 [タイ]

10 第9回APT開発フォーラム(ADF-9) 6月 未定 11 第3回災害管理/通信ワークショップ 7月 [豪州]

12 第20回APT標 準 化 プ ロ グ ラ ム

(ASTAP-20)総会 7/8月 未定

13 第4回WTSA準備会合(WTSA12-4) 8月 未定 14 第4回WCIT準備会合(WCIT12-4) 8月 未定 15 第5回大洋州地域のための政策・規

制フォーラム(PRF-P-5) 8月 フィジー 16 第1回APG(WRC準備)会合 8/9月 未定 17 第13回APT無線グループ(AWG-13)会合 9月 未定 18 島嶼国(大洋州)ワークショップ 9月 未定 19 第5回CGMC会合(CGMC-5) 9/10月 バンコク 20 デジタルエコノミーワークショップ

(APT/ITU共催) 10月 [インド

ネシア]

21 第3回サイバーセキュリティフォー

ラム [10月] マカオ

22 [後発開発途上国(LDCs)会合] 11月 未定 23 第36回APT管理委員会(MC-36) 11月 未定 24 SATRCワークショップ 12月 未定

(注)[ ]内は仮置きされたもの。

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◉会合報告

1.はじめに

このたび、標記会合に参加する機会を得ましたの で、その概観を紹介します。会議で発表された事柄な ど事実をお伝えすることが重要ですが、一方会議の内 外での情報交換等にもとづくニュアンスにも、場合に よっては更に重要な情報が含まれていると考えられま す。そこで、できる限りそのような個人的な印象もご 紹介します。なお個人的な印象・感想に関しては、場 合によっては関係企業の思惑と食い違うかもしれませ んが、あくまでも個人の印象としてその点はご容赦を 頂きたいと思います。

発表された資料は以下のWEBページに公開されて います。

http://www.etsi.org/WebSite/NewsandEvents/

Past_Events/2011_ETSIM2MWORKSHOP.

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2.概要

ETSIのTC-M2Mが主催する国際ワークショップ の第2回会合です。前回第1回は2010年10月19日

~20日でした。今回のキャッチフレーズは、前回か ら一段階進んで標準化のアプリケーションへの適応

「From Standards to Implementation」です。

なお、第3回も来年2012年の同時期、同場所での 開催が予告されています。

講演会と並行して、ETSI標準を基にした実験的な 取り組みに関して複数のデモが別室で行われました が、こちらへの関心も相当に高く、コーヒータイム等 には常に各ブースに10名程度の観客が群がっていま した。例えば、欧州NEC社の在宅高齢者支援サービス、

シンテリオン社の健康管理センサー群のためのノード 開発(mobile Health:mHealth)など。

期 間:2011年10月26日㈬~27日㈭

場 所:フランス、ソフィア・アンティポリス、アゴ ラ・アインシュタイン

参加者:登録で約270名。別室でデモが並行して行 われたこともあり、会場の入りは9割程度。

日本人は10名内外ですが、前回(昨年)よ

り韓国、中国からの参加者が減少して、日本 人より少なかった印象です。なお、アプリ ケーションの実践企業となる他業界(いわゆ るVerticals)からの参加者は名簿を参照す る限りでは多くありませんでした。

3.セッションごとの概要

以下、アジェンダに沿ってセッションごとに概観し ます。

SESSION 1 : INTRODUCING M2M

Session Chair: Enrico Scarrone, ETSI TC M2M Chairman, Telecom Italia

Welcome address;Luis Jorge Romero Saro, ETSI Director General

Introducing the workshop;Enrico Scarrone, ETSI TC M2M Chairman, Telecom Italia Migration from vertical heterogeneous networks to horizontal capabilities;Per Ljungberg, LM Ericsson AB Sweden

M2M: the need for smart solutions;Marc Jadoul, Alcatel-Lucent

M2M solutions demonstrations during the workshop;Milan Zoric, ETSI, Centre for Testing and Interoperability

4月のGA#57で交代が承認され、7月1日から就任 したETSIの新Director GeneralのRomeroは、前 任のWalter(Siemens出身);外見は堅いが中身 は比較的柔らかい、と180度異なり、スペインの Telefonicaの出身で外交的には柔らかい印象です が手ごわそうな面も見え隠れします。いずれにせよ、

中身はこれから発揮されることになります。

SESSION 2 : The ETSI M2M STANDARD Session Chair: Omar Elloumi, ETSI TC M2M Vice-Chairman, Alcatel-Lucent

Session objectives: to present the ETSI M2M set of technical standards

TTC/I3C(業際イノベーション本部) 富田 二三彦

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