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40

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0

1980 1985

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0

1980 1985

騒65〜

膨25〜64

㎜15〜24

■0〜14

1990

図1−8島喚地域(276島)の年齢階層別人口比率の推移   出典:日本離島センター(1997,P11)より作成

一30一

1

万人 1400

1300

1200

1100

1000

1979

1981 1983        1985        1987       1989

図1−9 わが国島峨の観光客数の推移(276島)

出典:日本離島センター(1997,p14)より作成

1991

1993

i

3000

2000

1000

0

1979 1981 1983 1985 1987 1989  図1−10 島喚の宿泊施設数推移(276島)

出典:日本離島センター(1997,p14)より作成

1991 1993

  民宿数

旅館・ホテル数

表1−1 人口規模別島喚数

1〜99 100〜499 500〜999

.1000〜1999

2000〜2999

3000〜3999

4000〜4999

5000〜9999 10000〜29999 30000〜49999 50000〜

97 98 46 25 14 10 8 13 6 6 2

97 195 241 266 280 290 298 311 317 323 325

29.8

30.・2

14.2

7.7 4.3 3.1 2.5 4.0 1.8 1.8 0.6

29.8 60.0 74.2 81.9 86.2 89.3 91。8 95。8 97.6 99。4 100.0

出典:日本離島センター(1997,p4)より作成

表1−3生活環境水準の比較

1980   55 1990

項目 水洗化率(%)

尿尿処理施設等利用率(%)

人ロ10万人あたりの医師数(人)

人口10万人あたりの歯科医師数(人)

人口10万人あたりの看護婦数(人〉

生活保護率(%)

颯地域 12.262.6 64.7 246.921.9  2.14

  国  45.3  85.6 127.1  44.1 416.2  1.22

島姻地域

 24.6  78.2  87.0  33.5 338,3  1.27

 全国  65.9  90.2 164.9  58.3 602.9  0 82

出典:旧本離島センター編(1997,p16)より作成

表1−2産業別就業者比率の比較

産業ノ

島嗅地域

1985年 1990年

全国

1985年 1990年 第1次産業

農業 林業 漁業

第2次産業 鉱業 建設業 製造業 第3次産業

電気ガス水道諜 運輸通信業 卸売小売業 金融保険業 不動産業 サービス業

379

20.8 0.4 16.7

19.9

1.9 9.7 8.3

42.2

α4

5.9 13.2

 1

0.1

{6.8 4.8

33.4

17.2 0.2

16

20.9

 1

10.5 9.3

45.6

0。4 5.9 13.9

1.1 0.1 19.1 5.1

9.3

8。3 0.3 0.7

33.2

0.2

9

24

57.5

α6

 6

23

 3

0.8 20.6 3.5

7.1

6.4 0.2 0.6

33.5

0.1 9。5 23.9

59.4

0.5

 6

22.6 3.2 1」

22.6 3.4

出典:日本離島センター(1997,p12)より作成

一34一

第3節 離島振興法の制定と運用D

(1)制定の経緯

 第二次世界大戦により荒廃した国土再建を目指し、1950(昭和25)年「国土総合開発法」

が制定された。この法律の基づき、島根県隠岐島・長崎県対馬・鹿児島県種子島・鹿児島 県屋久島が、資源開発不十分かつ災害防除の必要性が高いと認められる「特定地域」に指 定されることとなった。しかし、実際には民生向上は軽視され、またそれらは大規模な指 定地域の一部としてしか取り扱われなかったため、その成果は充分に得られずに終わった。

そこで・多くの離島地域を行政域に含む長崎県.東京都.●新潟県●二丁県●鹿児島県など が、全国の離島を対象とした開発振興の法整備を要求した。1953(昭和28)年1,月、本土 からの隔絶と厳しい自然・社会的条件の制約により、極めて後進的かつ低い民度2}である 離島に対し、生活・産業の基礎条件の整備を行うことで経済力培養と島民生活安定を図り、

離島を本土水準に引き上げることを求める「離島振興法(仮称)制定に関する趣意書」が 定められ、「離島振興対策協議会」が設立された。その後、4度にわたる法律の具体案作 成が進められ1953(昭和28)年7月15日可決、7,月22日公布に至ることとなった。本来は10 年間の時限立法であったが、離島基礎条件の改善状況に応じて1996(平成8)年までに、4 度の延長がなされている。

(2)離島振興法の概要

離島振興法第1条において、同法の目的は次のように示されている。

第1条 この法律は、国土の保全、海洋資源の利用、自然環境の保全等に重要な役割を担 っている離島について、本土より隔絶せる特殊事情よりくる後進性を除去するための基礎 条件の改善及び産業振興に関する政策を樹立し、これに基づく事業を迅速かっ強力に実施 する等離島の振興のための特別の措置を講ずることによって、その経済力の培養、島民の 生活の安定及び福祉の向上を図り、あわせて国民経済の発展に寄与することを目的とする。

      (平4法32・一部改正)

条文からもわかるように、島喚地域の社会資本の整備を行うことで離島振興を目指すこと がその目的となっている。その具体的な内容は、同法第4条に挙げられている。

第4条 前条の離島振興計画は、次に掲げる事項を含むものとする。

一 離島の振興の基本的方針に関する事項

二 本土と離島及び離島と離島並びに離島内の交通通信を確保するための航路、航空路、

  港湾、空港、道路等の交通施設及び通信施設の整備その他の必要な措置に関する事項 三農林水産業、商工業等の産業の振興及び資源開発を促進するための漁港、林道、農地、

  電力施設等の整備その他の必要な措置に関する事項

四 水害、風害その他の災害を除去するために必要な国土保全施設等の整備に関する事項 五 生活環境の整備に関する事項

六 医療の確保に関す奇事項

七 高齢者の福祉その他の福祉増進に関する事項 人 教育及び文化の振興に関する事項

九 観光の開発に関する事項  (昭31法80・昭42法76・昭47法46・平4法32・一部改正)

 離島振興対策事業実施地域の指定を受けた場合、関係都道府県知事は当該地域について の離島振興計画を作成し、内閣総理大臣に報告を行うが、その際上記一〜九の事項を考慮

しなければならない。事業実施のための経費は、国・地方公共団体によって賄われるが、

その際、国が負担・補助する割合が一般の補助率よりも高く設定されている。また、地域 産業振興融資制度・地域産業振興貸付制度によって、一般よりも低利で融資を受けること ができるシステムが採用されている。

 それでは、離島振興対策事業実施地域の指定と解除に関する基準について検討してみよ う。離島振興甲唄2条により内閣総理大臣は、国土審議会の意見を聴いて、離島振興対策 実施地域を指定することになっている。その際、島の全域指定はもちろん、一部地域の指 定も可能である。指定基準は①外海の離島を指定する場合、②内海の離島を指定する場合、

③離島の一部地域を指定する場合の3つに区分されており以下の通りである。

①外海離島指定基準  (昭和28年10月8日第1回審議会決定昭和30年6,月13日第6回審議会        決定昭和32年6月14目第12回審議会決定)

1,外海に面する島(群島、列島、諸島を含む)であること。

2,本土との交通が不安定であること。

3,島民の生活が強く本土に依存していること。

4,本土との最短航路距離がおおむね5km以上であるもの。

5,人口おおむね100人以上であるもの。

6,指定について要望のあるもの。

7,前6項の条件を具備した島であって法例1条の目的を速やかに達成する必要があること。

②内海離島指定基準 (昭和39年1月29日 第26回審議会決定)

一36一

1,本土との最短航路距離がおおむね10km以上であるもの。

2,定期航路の寄港回数が1日おおむね3回以下であるもの。

3,人口おおむね100人以上であるもの。

4,前3項の条件を具備した島であって、法第1条の目的を速やかに達成する必要のあるもの6

③離島一部地域指定基準   (昭和39年1月29臼 第26回審議会決定)

外海又は内海島しょのうち、その一部に下記の条件を具備する地域を有する場合には、当 該地域を離島振興対策実施地域に指定するものとする。

1,本土との最短航路距離が、外海の島しょにおいては、おおむね5km以上、内海の島しょ  においては、おおむね10km以上あるもの。

2,定期航路の寄港回数が1目おおむね3回以下であるもの。

3,主要定期乗合自動車の運行回数が、1日おおむね3回以下であるもの。

4,指定について要望のあるもの。

5,前4項の条件を具備した地域であって後進性が著しく法第1条の目的をすみやかに達成し  うる必要のあるもの。

 以上のように、離島振興法においては、離島の位置・交通状況・生活の本土依存度・人 口規模・地域指定要望の有無が、対策実施地域の指定基準の大きな柱となっていることが わかる。この基準で指定された島嘆は離島振興法第4条に則った施策が実行されることに

なる。

 表1−4は離島振興法対策実施地域指定の経緯を示したものである。1953(昭和28)年の 第2次指定までは、おもに九州に位置する外海の離島が指定され、1957(昭和32)年の第6 次指定以降に瀬戸内海を中心とする内海・本土近接型離島が指定されている。表中、同一 の地域が異なる年次に重複し登場するが、これは当該地域に新規島喚や島嘆の一部が追加 されたことを意味する。

 離島振興法対策実施地域の指定解除については、離島振興法にその要項は明確には示さ れていない。内閣法制局見解によると、次の場合において指定解除となるといえる。

①架橋等により本土より隔絶せる離島の特殊事情よりくる後進性を生む要因が解消され  たと認められ、かっ

②離島振興対策実施地域としての特別の対策を講ずる必要がなくなった場合。

すなわち、当該島喚の全部または一部と本土間に常時陸上交通が確保されるようになった 場合、離島振興法第一条にある「隔絶性」の解消となるのである。また、離島振興法指定 地域と本土間に干拓・埋立事業が行われ地続き(最高高潮面以上)になった場合も同様で

ある。離島振興法地域指定解除の場合、その準備のため、上記の要件に該当することにな る年度の次の年度に限り、指定解除の猶予が与えられる。表1−5は、1995(平成7)年12,月 現在における離島振興法対策実施地域指定解除の経緯をまとめたものである。同一地域の 重複した登場は、それぞれ一部の解除を表している。

(3)離島振興計画

 離島振興対策実施地核指定を受けたとき、関係都道府県知事は当該地域についての離島 振興計画を作成し、内閣総理大臣に提出する義務が生じる。次に内閣総理大臣は、これを 受け国土審議会の意見を聴いたうえで、国としての離島振興計画を定めることになってい る。1953(昭和28)年の離i島振興法制定以来、国としての離島振興計画は5次にわたって 策定されているが、その推移(図1−11)を見ると、計画目標と計画の内容に変化がみいだ

される。各次計画の計画項目とその詳細については、以下に示す。

第1次計画(事業種のみの記述)

道路、港湾、開拓、土地改良、造林、林道、治山、漁港、海岸保全施設整備、都市計画 空港、簡易水道、電気導入、航路標識、文教、厚生、住宅

第2次計画

1)交通通信施設の整備

道路、港湾、空港、航路標識、通信施設 2)産業の振興と基盤の整備

農業一土地基盤整備の整備、農地利用の改善、農業技術の刷新、農業構造改善事業の推進 水産業一生産基盤の整備、漁業構造改善事業の推進、流通加工施設の整備

林業一造林、林道 鉱工業、観光 3)国土保全の整備 治山、治水、海岸保全 4)社会生活環境施設等の整備

住宅、都市及び生活環境施設一都市施設、簡易水道施設、電気導入施設、文教施設、厚生 施設

第3次計画

1)交通、通信施設等の整備

道路、港湾、空港、航路標識、通信施設

一38一

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