要
刊 本 詞﹃ 八衛
﹄ の初 期 の姿 残を す初 稿本 詞﹃ 八衛
﹄ の内 容
︒構 成 を 簡 単 に述 るべ
︒ 1 序
︵ナ
︶シ 2 総 論
︵一 オ〜 十 二オ
︒ う ち︑ 四﹁ 種 の活 の図
﹂ 四
〜ウ 五 オ︶ 3 各 論
︵十 ウ二
〜 三十 六 オ︶ 五十 音 図 の行 ご と に次 の ア〜 工が 載記 され る︒ 行 順 次は 項 二﹁
①
﹂ のよ う であ る︒ ア 行 所 属 の活 用 型各 種 の 活﹁ の図
﹂︒
イ 注 記
︒ ウ 所属 例 語
︒ 工 証例
︑ 解 説
︵殆 ど が頭 書
︒行 間 の書 入
︒貼 紙 によ る︶︒
4 日 付
︵ナ
︶シ︒ 5 後書 ナ︵ シ︶︒ 初﹁ 稿 本
﹂は 執 筆 当 初
︑ 総論
︵﹁四 種 の活 の図
﹂を 含 む︶ と五 十 音 図 の行 ご と の 活﹁ の図
﹂ 内 容 と す るも ので
︑ そ こ には 証例
︒解 説 の類 は な か たっ
︒ これ が 刊﹁ 本
﹂ と の大 き な違 いで
︑ と そ の注 記 と所 属 例 語 を 初﹁ 稿本
﹂ 動は 詞 の活 用
第二節
初稿本『詞八衝
J 34
型 によ る分 類 と そ の例 語 の列 挙 意を 図 し た も の であ る︒ 総論 は殆 ど 刊﹁ 本﹂と 同 じ 各で 活 用 型 の所 属例 語 も かな り 刊﹁ 本
﹂ に近 いが
︑ 行 ご と の例 語 の排 列 異は な る︒ 一一 初﹁ 稿 本
﹂ の 活 用 型 排 列 0 排 列 活﹃ 用 言 の冊 子
﹄ の活 用 型排 列 が 所 属 例 語 の数 の多 寡 第を 一の 規 準 と し︑ 五十 音 は部 分的 に分 類
・排 列 の寄 り処 と す る の に対 し て︑ 刊﹁ 本
﹂ は徹 底 的 五に 音十 図 に依 り そ れを 分 類
・排 列 の規 準 とす る︒ 初﹁ 稿 本
﹂ の各 行 別 活﹁ の図
﹂ の活 用 型 の種 類
︑ そ の排 列 次は のよ う であ る︒ 加 行 之 図 四段 の活 一段 の活 中 段二 の活 変 格 下 三段 の活 波 行 之 図 四段 の活 変 格
︵初 め 下﹁ 三段 の活
﹂ 次の 書に き︑ 欄上 外 に 四﹁ 段 之 次
﹂ と書 入れ る︒ 付 箋 に拠 てっ ここ に移 す
︶︒ 一段 の活
35 第二章
『詞八衛』の内容
中 二段 活の 下 二段 の活 麻 行 之 図 四段 活の 一段 の活 変格 中 二段 の活 下 二段 の活 多 行 之図 四段 の活 中 二段 の活 下 三段 の活 良 行之 図 四段 の活 中 二段 の活 下 三段 の活 和 行 之図 一段 の活
第二節
初稿本『詞八衛』
36
中 二段 の活 下 三段 の活 左 行 之 図 四 段 の活 変 格 下 二段 の活 奈 行 之 図 変 一 格 段 の活 下 三段 の活 阿 行 之 図 段一 の活 下 二段 活の 也 行 之図 中 二段 の活 下 三段 活の こ 排の 列 は 刊﹁ 本
﹂ に載 る が︑ 右 の加 行
と 異 な る︒ 四﹁ 種 の活 の図
﹂ 活の 用 型 は
← 也 行 の排 列 は 次 の よう であ る︒
﹁刊 本
﹂と 同 くじ 段﹁四 ︑ 一段
︑ 中 二段
︑ 下 段三
﹂ の順
37 第二章
『詞八衛Jの内容
○ 初﹁ 稿 本 詞 八衛
﹂ の活 用型 排列 I 活 用型 の種 類 の 多
← 少 の順 とす る︒
Ⅱ 種 類が 同 数 の場 合 変は 格 を 含 む活 用 型を 後 に排 列 す る︒
Ⅲ 類 別 し た内 部 を 五十 音 順 と す る︒
Ⅳ 同行 内 では
︑ 刊﹁ 本 詞 八衛 の活 用 型排 列
﹂ の規 準 I〜
Ⅲ と同 じ であ る︒ し た が てっ 用活 型 は︑ 次 の うよ に並 ぶ︒ 1 加 行← 波 行
← 麻 行
⁝⁝
⁝ 五種
︵変 格 を含 む︶︑ 五十 音 順︒ 2 多 行
← 良行
← 和 行
⁝
⁝
⁝三 種︑ 五十 音 順︒ 3 左 行← 奈 行
・⁝
⁝二 二種
︵変 格 を含 む︶︑ 五 十音 順
︒ 4 阿行
←也 行
・⁝
⁝ 二 一種
︑ 五十 音順
︒ 刊﹁ 本
﹂ が徹 底 的 と も言 てっ い いほ ど 五十 音 順を す てべ の排 列 の規 準 とし た のと は違 てっ
︑ ここ では そ れは 二次 的 な 規 準 であ る︒ 初﹁ 稿 本
﹂の 分 類 排 列 は︑ 数 の多 寡 を も てっ 第 一の 規準 とす る︒ 数 に拘 る の は 活﹃ 用 言 の冊
﹄子 の活 用 型 排 列 が所 属例 語 の多 い活 用型 優を 先 し た のと 通 じ る と ころ が あ る︒ おそ ら く 活﹃ 用言 の冊
﹄子 に倣 たっ も の 初で 期 の姿 を 示 し て いる
︒
② 初﹁ 稿 本
﹂ の変 格 活 用 初﹁ 稿 本
﹂ には 刊﹁ 本
﹂ に存 在 しな い ハ行 変 格活 と マ行 変 格 活 があ る︒ そ の活 用型 排 列 中 の 変﹁ 格
﹂ の位 置 も注 目 さ れ る︒ 各 行内 の活 用 型 の排 列 は 刊﹁ 本
﹂ と同 じ で︑ 初﹁ 稿 本
﹂ にお てい 変 格 と され る ハ行 変 格
・マ 行変 格 を︑ そ の行
第二節
初稿本 r詞八衝』
38
の各 活 用 型 と とも に示 す 次と よの う あで る︒ ハ行 段四︵逢
︶ は ァ ひ イ ふ ウ 変 格
︵忍
︶ は ァ ひ ィ ふ ウ ふ ゥ る 一段 ︵千︶ひィ ひイる 中二段︵恋︶ひィ ふウ ふウる 下三段︵耕︶ヘェ ふウ ふウる︵変格
マ行 住四段 ︵往︶まァ みィ むゥ 一段 ︵見︶みィ みィる 変格 ︵恨︶みィ むゥ むゥる
後 に
中 二段
︵試
︶ み ィ む ゥ む るゥ む れゥ 下 三段
︵誉
︶ め ェ む ゥ む るゥ む れゥ ハ行 変 格 初は め 四種 の活 が 置 かれ た後 に変 格 とし て追 加 さ れ て るい が
︑ そ の位 置 が変 更 と な る のは 本﹁刊
﹂ の同 行 内 活 用 型 排 列 に従 てっ の こと あで る︒
﹁初 稿 本
﹂の 或 る時 点 で 八﹁ 衝
﹂の 活 用型 排列 の規 準 が確 立 し た と うい こと あで
ヘ ェ ヘ ェ ふ れゥ ひ れィ ふ れゥ ふ れゥ
︶ め
ェ み ィ れ む れゥ