• 検索結果がありません。

【と】

ドキュメント内 Taro-江戸病名録.jtd (ページ 57-60)

点青

→箚青

天疽

→頸癰

天瘡

→痘瘡

甜瘡

→黄水瘡

『普救類方』に、「顔面及び耳廓に細小の湿瘡ができ、痛痒がなく、汁が出て付着した所に 瘡ができる」とある。

天蛇頭

→代指

天蛇毒

→代指 痁

→瘧疾

纏風

→喉痺

癜風

紫癜風。

「なまず」。

●初めに小点ができ、次第に周囲に広がり、不整形の斑ができる。ひどく広がる時は斑が 腹・腰全体をおおうほどになる。

轉胞

→轉脬

脬 轉胞。

『玄珠』に、「妊婦の小便閉は轉脬という」とある。

『玉機微義』に、「妊娠して小便通じざるを轉胞という」とある。また、男性の小便閉に轉脬の 名があり、特に女性の産後だけではない。『素問』及び『稽康絶交書』を参考にするとよい。

「産後の小便つまる病」。

●産後尿閉。産後に起こる小便閉で、その原因は分娩困難が長くなる時に陰唇及び尿道 口が腫脹することで尿利の閉渋を起こすからである。

天泡瘡

→揚梅瘡

『準縄』に、「丹毒の類で、泡がある。天行により少陽相火病になるところから天泡という。火 熱が皮膚の間に停滞し、外に排出することができない。血液が凝結して泡になるところは豌 豆瘡に似ている。根が赤く頭が白い、または頭が赤く所々に生じる」とある。

一説に感染あるいは伝播性湿疹を俗称「飛火」に相当させる。

「飛火」・「うわやけ」と呼ぶもの。

●大水泡疹。エンドウ豆大~数センチメートル直径の円形あるいは楕円形の水泡で、稀液 を含み、周囲に紅色の縁脚を纏い、掻痒感・灼熱感がある。

臀癰

→疔 下馬癰・坐馬癰ともいう。わが国では俗に尻蓮・根太と呼ぶ。

【と】

頭暈

→眩運

頭瘟

大頭腫・雷頭風・大頭天行・猪頭風(『済世全書』)。

重症のものを「鍋かぶり」。

●頭部にできる丹毒。

桃花

蛀 帯桃花・戴陽とも。

「よわみ」(加賀)、「はらやえ」(長門)。

●紅顔肺労。十五歳から二十歳の者によく起こり、気管支充血から始まる。

盗汗

→自汗

頭眩

→眩運・血虚頭眩

掉眩

→眩運

頭眩運

→眩運

銅皷疔

→瘩癗

倒産

逆生・逆産。

「逆子」・「えびっこ」(方言)。

●逆産。脚が先に出る、あるいは膝が先に出るものをいう。足産・膝産の総称である。

凍死

「凍えて死んだ者」。

●雪中で凍冱のために全身の諸液が氷のように凍結して死ぬ者をいう。

箚刺

→箚青

撞刺生翳

→刺撞眼

凍腫

→凍瘡

倒睫

→倒睫拳毛

倒睫挙毛

瞼毛倒衝・倒睫・挙毛。

『金鑑』の註に、「この証は皮鬆弦緊による。拳毛が倒入して睛珠を内刺する。磣渋して開き にくく、眼胞が赤く爛れ、痒く痛い」とある。

「さかまつげ」。

●睫毛の乱生症及び睫毛の変生症が原因で、睫毛が後方に向き眼球面を摩擦して、症状 を誘発する。

瞳神散大

『金鑑』の註に、「瞳孔の散大をいう。」とある。

「瞳の開く病」。

●虹彩の放線状筋の力が亢進・痙攣か、環状筋の弛緩・麻痺などで、相対的に放線状筋 の力が強くなり、瞳孔が散大する。

瞳神縮小

『金鑑』の註に、「瞳孔縮小は、瞳孔が次第に縮小し、重い時は鍼のようになる」とある。

漢方医学でいう硬瞼硬睛(別名、目瞼瞳硬)・硬睛瞳硬と呼ぶ一種の症があるが、これは眼 球運転かできないものをいうと思われる。

「瞳の小さくなる病」。

●瞳孔縮小は瞳孔開張筋の麻痺あるいは瞳孔括約筋の痙攣によって起きる。この病気は 視覚調節機の痙攣と合併することが多い。

箚青

箚刺・点青・膚箚箚。

「いれずみ」・「ほりもの」・「いれぼくろ」。

●膚箚とは束針にて朱あるいは墨を皮膚に刺入するもので、多くは野蛮人が装飾としてす る。いわゆる文身の俗がこれである。

銅青毒

●銅中毒。急性の場合は、口内に渋味を感じ、食道に絞搾感をがあり、悪心・嘔吐・胃痛・

疝痛・下痢・裏急後重、脈は小、尿は渋滞し、最終的に卒倒・痙攣・虚脱などを起こして死 亡する。

洞泄

→泄瀉

頭旋

→眩運

唐瘡

→黴瘡

凍瘡

凍風・沍凍。

『入門』に、「凍瘡は痒い後に痛み、腫れが破れて出血する。黄水が止まらない」とある。

『正宗』に、「凍風は肌肉の寒が極まり、気血がめぐらず、肌が死ぬ患である」とある。

医学書の中に凍爛腫瘡の名がある。この症は凍瘡で壊死になったものをいう。

「霜腫」・「寒瘡(しもやけ)」・雪瘡。

●凍傷。程度によって症候の区別があるのは火傷と同じである。けれども経過は火傷より 緩慢である。この軽いものを凍腫(しもばれ)という。

痘瘡

疱瘡。捕虜を捕らえた時に発病したことから、虜瘡ともいう。また聖瘡というが、これは変化 が予想しがたいからである。また天瘡というのは、天行によって疫癘が広がるからである。

また百歳瘡というのは、幼少期から老年期の間に必ず一度は発症するからである。また豌 豆瘡というのは、その形が似ているところからいう。

この病気の起源ははっきりしないが、後漢の軍隊が遠征した時、士卒が皆瘡を患った。こ れが起源であるという。後漢書にこのことは載っていない。

『外臺秘要』に『肘后方』から引用して、「この年、天行斑瘡が起こった。しばらくの間頭面・

全身に火瘡に似たものが出き、白い漿液を出す。重い者は数日で死亡した。悪毒の気であ る。人々が言うには、建武中に南陽で虜を撃退した時に発症したことから、虜瘡と呼んでい る」とある。後世の人々は『肘后方』中の建武中を東漢の建武と誤解した。『肘后方』は東晋 の葛洪が撰んだもので、「この年病が起こった」というところから、痘が東晋に起こったのは

確かである。この説は間違いないと思われる。

わが国では聖武天皇の天平七年乙亥の年が最初である。『小言』に『大同類聚方』を引用 して、「痘瘡が初めて起こったのは、聖武天皇の世である。漁師が外国人に出会い伝染し た。俗に裳瘡と呼ぶ。一人がこれにかかれば村中に流行する様子が、裳の下に曳くような ものなので、こう名づけられた。」とある。

「ほうそう」・「もがさ」・「いも」・「ふたかつたい」。

●痘瘡・天然痘。伝染毒によって起こる急性の熱病である。その毒は痘疱中の液汁が患者 の身体に発出する蒸気の中に存在するバクテリヤの一種に違いない。

頭瘡

鱔拱頭・脳猪。

膿水が出て止まらない場合は一掃光を用いる(『医通』にある)。また頭瘡で皮下に膿が溜 まる場合がある。膿腫に含むと考えられる。

「はすね」・「かしらのかさ」。

●頭部水泡疹。毛髪のある部分の頭皮に生じる疹で、痂皮におおわれ、毛髪と痂皮が粘 結する。水泡の内容物が膿性となる時は膿泡性水泡疹という。

頭禿

→禿瘡

豆毒入目

→天行赤眼

湯溌

「湯のやけど」。

●湯傷。熱湯に触れて身体が傷害するものをいう。その症候はおおよそ火傷と同じであ る。

凍風

→凍瘡

頭風眩

→眩運

頭面風

→眩運

『金鑑』に、「一般に鬼飯疙瘩という。初期は皮膚癢ができ、……堆累片が生じ、一日中痒 い」とある。厚痂疹のことを指しているか。

●厚痂疹。患部の汚れたところに水泡ができる。虚憊の体質で、特に黴毒に感染した人に 生じる水泡が変形する場合が多い。

凍裂

→皹裂

吐逆

→嘔吐

毒腫

→流注

禿瘡

『入門』に初めて出る。禿または痜の字で書くこともある。禿は『字書』に無髪であるとある。

『病源』所載の鬼舐頭・禿髪匐行疹に含まれる。

「げじげじになめられた」(「げじげじ」は下食時(げしじ)の訛である)。

●円形禿瘡。患部に円形赤色の斑点ができる。この斑点は小鱗屑・小水疱・蕾疹になる。

その部分の毛髪が折れ、最終的には毛髪が失われる。

匿鼻

→紅爛

匿鼻疳

→紅爛

吐血

内衄。『史伝』にはすべて嘔血と書いてある。吐血という名称は、古来諸説紛々として原因 は不明である。確固とした根拠はなく、肺からの出血とする場合も、胃からの出血とする場 合もある。諸説の中の一二に、西洋医学の説と符合するものがあるが、これもたまたま符 合するだけである。

「血へどを吐く病」。

●胃出血・吐血。初め胃痛・嘔吐などの前駆症状がある。吐血に泡沫は含まれず、暗紅色 で、酸性反応がある。時にて食べた物の残りが混じることがある。通常、吐血後に嘔気があ る。

吐屎

→口中転屎

どす

→癩病

吐舌

『彙解』に、「舌が長すぎてなかなか収まらないのを吐舌と呼ぶ」とある。弄舌と呼ぶ場合も あるが、この症に含まれる。

「舌の長き病」・「ながべろ」。

●舌肥大。小児の舌筋の線維が過剰になり、舌体が肥大するのをいう。重症の場合は、舌 尖が唇の外に出、会話・咀嚼することができず、津唾が口外に溢流する。

突起睛高

→蟹睛 『金鑑』の註に、「この証は風熱により火毒が眼に上衝し、疼痛は堪えがたい。睛珠

が突高して脹起する」とある。

努肉

→努肉攀睛

努肉攀睛

努肉。

『金鑑』の註に、「この証は大眥に起こり、初めはゆっくりと風輪を侵し、慢性化すると瞳を覆 うようになる。痒かったり、痛かったり、次第に厚さを増す。この症は慢性的に赤く爛れてい ることが原因の場合が多い」とある。

「目の中へ肉のはみでる病」。

●結膜の一部が肥厚し、三角形の贅物を生じ、その三角の尖端が次第に角膜の方に進ん で癒着し、その基礎は内眥の方に向かうことが多い。結膜の雛襞が生じ、角膜が瘢痕に癒 着し次第に牽引されるために起こる。

妬乳

『普救類方』に、「妬乳というのは乳房が腫脹して疼痛し、寒熱を発す」とある。

→乳癰

吐乳

慢性脳病の症状として起こる。そのため、わが国の医師の中では、驚風の前徴あるいは小 児病中の暴熱という。この病気は、一般に夏季の胃腸病から始まり、発熱し、更に脳症に

ドキュメント内 Taro-江戸病名録.jtd (ページ 57-60)

関連したドキュメント