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っ 。

ドキュメント内 教化研究 No.03 (ページ 167-170)

に記

Bで示した﹁マクリ﹂について見ることに

する︒大原流﹁マクリ﹂は音をマクリ返す意味の旋律型

で︑一つの方向から他調に変移させる働きを持っ

てい

アタリサアタリこの旋律型に対応する縁山流

の﹁ 当

=ご﹁︑

当 一

は ︑

アタ

当を三回つづければ﹁当=ごになり︑二回であれば

﹁当 コ

ごである︒つまり︑縁山流では大原流の﹁

マク

リ﹂を

﹁ 当 ﹂

に置きかえているところに︑その重要な特

色があると

言え

よう

さらに記号Cの大原流﹁マクリ

﹂の

個所に対応する縁

押巻

﹂の部分を検討してみると︑縁山流﹁押山流の

巻﹂は押してその勢いで音をまくようにして二律上昇さ

せる︒つまり両流とも音が基音より上昇することは共通

であるが︑縁山流では︑とくに四ケ所のうち二ケ所まで

﹁ 三

段上り﹂に展開してゆくところに特色があると恩

つぎに記号Dに示した大原流﹁ソリ﹂の部分は対比さ

せると︑縁山流では﹁

ナヤ

シ押

﹂の

旋律型の個所にあた る︒大原流の

﹁ソ

﹂は︑小川貫良氏によると商音また

は徴音より︑なめらかに三律ソリ上って︑またもとの音

になめらかに下降し︑更にもとの音ぐらいまで上昇するn

この

﹁ ソ

リ﹂には呂性と律性の二種があるが︑呂性のソ

リは浅く

( 一

律)︑律性の

ソリ

は深く反る

( 三

律)と言

われている︒このソリのように︑基音より上昇し︑また

もとの基音になめからに下降するものに縁山流では︑

﹁ソリ﹂︑

﹁引

﹂︑﹁ナ

ヤシ

﹂︑﹁暁鳥﹂がある︒この四種

の唱えは︑実唱の音と意識ともに高く上昇する度合の程

度によって︑区別されている︒さらに

﹁ ナ

ヤシ押﹂

はナ

シの あ

と押して唱えるのである︒

つぎに記号Eで示した大原流﹁ソリ

﹂の

個所には︑縁

山流では﹁

ソル

にな

っており︑縁山流﹁ソル﹂は基音

より二律上昇する﹁如﹂︑

﹁ 養 ﹂

ほとんど同じであり︑そ

のままであると思える︒

つぎに記号Fで示した大原流﹁

ユリ

一ご の

とこ

ろは

縁山流では

﹁二 重

由﹂

にな

っている︒﹁由﹂の技法は大

変な差があるが両流ともソリを二回つづけることは同じ

‑ 159‑

表5

実唱五線譜 実日目音 原曲

一越調 平調 五音

手 上無(1ド) 宮 反宮 3)3) 

執 上無(1ド) 反宮 羽

" 蝿

錫 驚鏡(,シ) 羽 下羽 反徴

伊百

杖 貰鐘(ラ) 徴 徴 角

4 E z i  

平調(ミ) ム ‑

盤渉(シ) 徴 羽 徴

6bu 

ガ ア (177)

宮 衆

シ 且

ジ ー

断金1() 変商

( )

‑ 160 ‑

実日目五線譜 実P/]¥音 原幽

一越調 平調 五音

aFL x 平調(ミ) 商 商 ~

大 平調(ミ) 商 商

施 平調(ミ) 商 商 ~

1 l

ミ、 平調(ミ) 商 商 F~

断金(#レ) A. 変商

ジ f

持 jE

()4 ι. 嬰羽・p+変羽~・ 嬰羽+

話 j 胃 )

4 ~ 嬰羽・a+変羽 嬰羽+

言語起

一越(レ) . 嬰羽

‑* タ ヰ

一越(レ) 4. p~ー・ 嬰羽

下無 角 角 商

( .ファ)

ム .

断金(1ミ) 商 変商 反宮

‑ 161 ‑

である︒つぎに記号Gで示した大原流﹁ユリ二・キリ﹂

の個所は縁山流では﹁三段上り﹂

にな

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