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特に観光客が増えないという回答も 21. 5%を占めている。その他の意見として、課題及び 提案も挙げられている。
5.5.6 ご意見・ご感想
「日本海横断国際フェリーシンポジウム」に対する意見では、シンポジウムに参加して国 際フェリーの現状を理解するようになったという意見が多く、シンポジウムの開催の効果 が現れている。
「日本海横断国際フェリー」に対する意見の中で、最も多いのは、「フェリーの早期開設 を期待している」という意見で、日本海横断国際フェリーに対する期待が大きいことが分 かる。また、新潟県の強い支援が必要であるという意見も多く見られる。
問「日本海横断国際フェリーシンポジウム」にあるいは、日本海横断国際フェリーに対す るご意見・ご感想(自由回答)
表―5.6 「日本海横断国際フェリー」に対するご意見・ご感想
意見項目 人数
① フェリーの早期開設を期待している。
10
② 新潟県の強い支援が必要である。
7
③ シンポジウムに参加して、国際フェリーの現状を理解するようになった。
5
④ 国際フェリー航路の直行航路が必要である。
3
⑤ 貨物の集約化が必要である。
2
⑥ 関係国の発展および交流が活発化される。
2
表―5.7 「日本海横断国際フェリー」に対する少数意見 その他の少数意見
・SLBを使用してのモスクワ、アジア、ヨーロッパルートを大いに期待している。新潟 へ日本国内の荷物を集める方法をぜひ作って行こう。
・フェリーはリードタイム、コストで考えると航空便、コンテナ船の中間に当たるもので、
年間の貨物量が1万TEU程度で採算がとれるのであれば、充分活用できるものである と思う。ただし、難しいのが、観光客(乗客)の確保であり、ロシア、韓国、中国、新 潟のPR(そこに行ってみたいと思える何か)をしっかりしなくてはいけない。乗客費 用をどこまで安く出来るかも重要である。
・フェリー航路の早期開設をお願いする。北陸地方整備局はどこかの港への集中整備を決 定して東北地方整備局のような具体的な取組の支援をお願いする。新潟県は港湾管理者 として鉄道整備など具体的な整備をすべきである。新潟市はコンテナターミナルに隣接 した物流団地等の整備をすべきである。
・治安問題が1番気になる。
・新潟⇔ポシェット⇔中国のチャーター船による社会実験はできないのか。
・全員が言っていなかったが、フェリー運航ならば自動車を輸送するイメージが強いが、
車を乗せてロシア、中国、韓国に行ってもそのまま走れるのか?その逆はどうなのか?
このお客を無視しているならば、フェリーでなくコンテナ船を就航させた方が良いので はないか?ヨーロッパなどでは、その国が認めているものは他国も認め合っていて、交 互通行がなされている。
・有意義であった。もう少し具体的に「何故開設が遅れているのか?」詳しい説明があれ ば良かった。フェリーを支援するNGO(NPO)を是非立ち上げるべきである。
・旅客の事もお忘れないで欲しい。子供と孫を連れて行きたいと思っている。
5.5.7 「日本海横断国際フェリー」に関するアンケート調査結果の分析
2008
年2
月20
日に新潟市の朱鷺メッセで開催された「日本海横断国際フェリーシンポ ジウム」に参加した参加者を対象に行った「日本海横断国際フェリー」に関するアンケー ト調査の結果をまとめると、シンポジウムの参加者達は「日本海横断国際フェリー」の就 航を期待していることが分かる。貨物の面においては、中国(82.3%)・ロシア(
75.9%)・韓国( 62.7%)との貿易で利用
が期待されており、特に、三国と輸入・輸出の両方の貿易が50%を超え、期待されている。
観光の面においては、ロシア人(34.8%)・中国人(44.9%)・韓国人(
40.5%)の観光客
の日本への観光(イン・バウンド)に対す期待よりも、日本人観光客のロシア(65.8%)・韓国(53.2%)・中国(
53.2%)へ観光(アウト・バウンド)のほうが期待されている。ま
た、個人で利用したみたいという回答が60%~75%を占めており、利用したいという意見
が多い。北陸地域の経済に及ぼす効果に対しては、地域の活性化(52.5%)、北陸地域から北東ア ジアへの進出する企業の増加(36.7%)、港周辺に新産業の生成(37.3%)という回答が多 く、「日本海横断国際フェリー」の就航によって齎される北陸地域の経済発展や地域の活性 化に期待を寄せている。また、北陸地域の観光に及ぼす影響については、新潟周辺に外国 人観光客の増える(67.7%)と期待する部分が大きい反面、特に観光客が増えない(
21.5%)
という否定的な意見もある。
「日本海横断国際フェリー」の就航した場合、新潟港に必要な施設として、フェリータ ーミナルの充実(74.1%)、港へのアクセスの整備(
69.0%)が必要であるとの回答が最も
多く、そのほかに港周辺の公園整備などが挙げられている。このように「日本海横断国際フェリー」の就航に関心や期待を多く寄せているが、「日本 海横断国際フェリー」の就航が実現し、その運営がうまく行くために、貨物の集約化、新 潟県の支援、港湾施設の設備、交通の利便性の確保など解決すべき課題が挙げられている。
5.5.8 「日本海横断国際フェリー」のアンケート調査の参加者の分析
シンポジウムに参加した参加者は新潟県内に居住している者が多く(72.8%)、女性の参 加者
2
人を除いて全員が男性の参加者である。年代別には、50
代、60
代の参加者が65.8%
と最も多い。職業別には、会社員・団体職人が
57%、公務員が 32.3%を占め、参加者の約
93%を占めている。業種別には、建設業者( 28.5%)、物流関係者(13.3%)が多く参加し
た。
N=158
②それ以外 26.6%
③無回答 0.6%
①新潟市内 72.8%
図―5.12 居住地別の参加者の割合
N=158
②女性 2.5%
0.6%
①男性 96.8%
図―5.13 性別の参加者の割合
N=158
⑤50歳代 36.7%
⑥60歳代 29.1%
②20歳代 4.4%
④40歳代 15.8%
③30歳代 11.4%
①20歳未満 0.0%
⑧無回答
⑦70歳以上 0.6%
1.9%
図―5.14 年齢別の参加者の割合
N=158
⑤主婦 0.0%
⑥無職 1.3%
②会社員・
団体職員 57.0%
④学生 0.0%
③公務員 32.3%
①自営業 3.8%
⑧無回答 1.9%
⑦その他 3.8%
図―5.15 職業別の参加者の割合
N=158
①製造業 5.1%
③物流関係 13.3%
④建設業 28.5%
②卸・小売業 5.7%
⑥無回答 19.6%
⑤その他 27.8%
図―5.16 業種別の参加者の割合