イライ ト 10mmOlc L 1
モンモ リロナイ ト
40mmoic L 1
40 60
SAR
0 O
イライ ト
40mmolc
75
50 25
よ り
,一
価 イ オ ン と二価 イ オ ンの活 量係 数 の平方 根 の割合 が ほ ぼ一致 す るた め に適 切 で ある とされて いる (Blesler eょ a′.,1982)。
しか し,土
壌溶 液濃度 が高 くな るにつ れ て,一
価 イ オ ンに比べ て二価 イ オ ンの活 量係 数 は急 速 に低 下 す る。そ の結 果,塩
類 土 壌 で は濃度 と活 量 に大 きな違 いが考 え られ た 。SARを
計算式 に組 み込 む論 拠 を得 る ため,本
論文 の第2章で供試 した土 壌試料 の土壌溶 液95点
につ いて,濃
度 で算 出 されたSArtconc。 と活量で算 出 されたSメ眠act,の関係 を第
4‑2図
に示 した.鶏 Ct,=1・
065 SARconc. r=0,992
両 者 は土 壌 溶液濃度 に関わ らず正 の相 関が み られ た。 この ことか らも
,濃
度 に よ るSARが KGの
算 出 に利 用 で き る と判 断 した 。 第43図
に各試料 のソ眠 によるKGの
変化 を示 した.SAftの上昇 に伴 う
KGの
変化 は,溶
液濃度お よび粘土鉱物 によって異 な って いた。叱 は低濃度溶液 ほ ど低 く
,高
濃度 溶液 ほ ど高か った。 この ことは土 壌塩類化 に伴 い,Na+吸
着選択性 が高 くな る ことを示 唆 して いた。 また,高
濃度溶液 で は,粘
土鉱物種 に 関わ らず,SARの
上昇 に伴 いK3が
減 少 した。 しか し,低
濃度溶液 で は,粘
土 鉱物種 に よって異 な って いた。イ ライ トで は,SARの
上昇 に伴 いK3が
減 少 したが,モ
ンモ リロナイ トで は,Sど眠 に関わ らず ほぼ一定 の
KGを
示 し,質
量作用則 が ほぼ成立 して いる と いえた。粘土鉱物 間 のKGを
比較す る と,高
濃度溶液 で は,y眠
に関わ らず イ ライ トの 鳴 が大 きか った。一方,低
濃度溶液 で は,V眠
によ って差 異が見 られ た.KGは
低SAR
の時 にイ ライ トの方が大 き く
,高
SAltにな る とモ ンモ リロナイ トの方 が大 き くな った。この機構 は
,電
気二重層理論 に基 づ くと考 え られ た。つ ま り,低
濃度,高 y眠
ほ ど,
モ ンモ リロナイ トの膨潤性 が強 く表れた結果 を反映す る もので あった。つ ま り
,溶
液が低濃度 で
Narの
当量分率 が高 くな るほ ど,土
壌 固相 にNa+を
選択 的 に吸着 しやす くな り,分
散性 を増す ため,Na+選
択性 とともにKGが
増加 した と考 え られ た。また
,粘
土鉱物種 に関わ らず,各
試料 とも粘土含 量 の低下 に伴 いKGは
高 くな った。粘土含 量が少 な いほ どNa―吸着
/Ca2+放
出 に進行 しやす い といえた。 しか し,粘
土鉱 物種お よび溶液濃度 によって
,KGの
増加度 は異 な って いた。粘土含 量 の低 下 に伴 うKGの
増加度 はモ ンモ リロナイ トよ りもイ ライ トの方 が大 き く,低
濃度溶液 よ りも高濃度溶 液 の方 が大 き い といえた 。Shainberg eε a′,(1980)に
よる と,Na Ca交
換平衡 系 は,交換基 に対 して一様 に両イオ ンが分布す るので はな く
,そ
れぞ れ のイ オ ンが交換基 に‑100‑
J Oω
∝
<
∽
70 60
50
40 30 20
10
0
30 40
SAR conci
第4‑2図 SARconcこ とsARact,の 関係
*1%レ ベルで有意 SARact.=1,o65 SARconc.
r=0.992*
‑101 ‑
モ ンモ リロナイ ト
1 0rnrnolc L 1
x ︵υ
︶
ドキュメント内
乾燥地の灌漑農地における塩類動態に関する研究
(ページ 103-106)