脊椎脊髄外科部

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Fig. 3 Fig. 2 佐藤清一郎の論文 Fig. 4 都留美都雄 矢田賢三 Fig. 5 長島親男 科を牽引した 初期 年 この頃より 日本脳神経外科学会総会における脊髄外 1960 年および 1962 年 都留美都雄 Fig. 3 は 38 例 の頚部脊椎症の手術成績を発

Fig. 3 Fig. 2 佐藤清一郎の論文 Fig. 4 都留美都雄 矢田賢三 Fig. 5 長島親男 科を牽引した 初期 年 この頃より 日本脳神経外科学会総会における脊髄外 1960 年および 1962 年 都留美都雄 Fig. 3 は 38 例 の頚部脊椎症の手術成績を発

 1990 年代になり,後藤 59) ,宮坂 60) らの神経放射線科医 によって,血管内治療による塞栓術の優れた成績が報告 された.1998 年宮本 61) ,1999 年 Hida ら 62) の報告は,塞 栓術と外科との組み合わせも工夫されて,よりきめの細 かな治療が行われ,成績も向上したものとなった.  その後も spinal AVM の治療は進歩をとげ,dural type (AV fistula)と perimedullary type はほぼ満足した結果が 得られるようになったが,intramedullary type のものに 対する治療は血管内治療が主体をなすようになってきて いるが,まだ満足すべき結果が得られておらず,今後の 治療法の進歩が期待される.
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6. 頸椎dumbbell型神経鞘腫に対して手術的治療を行った症例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

6. 頸椎dumbbell型神経鞘腫に対して手術的治療を行った症例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

例が 65歳以上, その内 15例が 75歳以上の後期高齢者 であった. 受傷機転は 通外傷 20例, 転落 9 例, 転倒 4 例 (全例 75歳以上), スポーツ外傷 2例, その他 1例で あった.30例は救急搬送 (Drヘリ 2例)されたが,6例は 独歩にて来院した. 初診時に看過された例が 4例あり, 頸痛の訴えにより画像を再評価し診断に至った. いず れも初診時に頸痛の訴えの聴取が不能であった (頭部 外傷 2例,飲酒,認知症).損傷型は,軸椎歯突起骨折が 19 例と最も多く, 次いで Hangman骨折が 6例, 軸椎椎体骨 折 5例, 環軸椎脱臼骨折 3例, 後頭環椎脱臼, 環椎横突起 骨折, 軸椎椎弓骨折がそれぞれ 1例であった. 神経学的 には頸髄不全損傷を 3例に認め, いずれも Frankel D で あった. 合併損傷としては, 肋骨骨折, 外傷性くも膜下出 血, 顔面骨骨折が多かった. 血管損傷は 2例に認め, 1例 は両側椎骨動脈断裂により搬送時 CPA, 蘇生後 TAE を 施行したが 30日後に死亡, もう 1例は片側椎骨動脈損 傷に伴う小脳梗塞を発症した. 17例にハローベストを用 いた保存療法を施行 (平 7.8週間装着), このうち 16例 は良好な骨癒合を得たが,Hangman骨折に環椎後弓骨折 を合併した 1例が偽関節となった. 手術療法は 6例施行, いずれも後方固定術 (C1-2: 5例,C1-3: 1例)を選択し 骨癒合を得た. 【 察】 36例中 21例 (58.3%) が 65 歳以上の高齢者であり, 転倒という軽微な外力で生じた 例は全例 75歳以上であった. 高齢者の中下位頸椎は変 性により可動域が減少しており, 上位頸椎に応力が集中 し, 骨粗鬆症性変化と相まって軽微な外力でも損傷が生 じると えられている. 損傷型は諸家の報告と同様で歯 突起骨折が多く, 19 例中 15例 (78.9%) が 65歳以上で あった. 保存療法を行った高齢者に誤嚥性肺炎や不穏を 生じた例が散見された. また, 手術を施行した 6例中 5 例は 65歳以上であり, いずれも当初はハローベストに よる保存療法を適用したが整復位保持不能や偽関節と なったため手術を選択した. 手術療法は, screw刺入に伴 う血管損傷等の危険性があるものの全身に及ぼす侵襲が 比較的少なく, 治療期間の大幅な短縮も可能であり, 特 に高齢者には従来よりも積極的に適応してよいものと思 われた.
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脳神経外科専門研修熊本大学大学院生命科学研究部脳神経外科学分野プログラムはじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などで

脳神経外科専門研修熊本大学大学院生命科学研究部脳神経外科学分野プログラムはじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などで

脳神経外科専門研修では、初期臨床研修後に専門研修プログラム(以下「プログラム」と いう)に所属し 4 年以上の定められた研修により、脳神経外科領域の病気すべてに対して、 予防や診断、手術的治療および非手術的治療、リハビリテーションあるいは救急医療におけ る総合的かつ専門的知識と診療技能を獲得します。

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02-64近畿脊髄外科-要旨

02-64近畿脊髄外科-要旨

症例: 28 歳女性。1 年前より右上肢のしびれで発症した。近医で頚椎症として加療されていたが、1 か月前よ り左上肢にもしびれが出現し、両手指の巧緻運動障害も加わった。頚椎 MRI 検査にて脊髄腫瘍と診断され、 当科を紹介受診した。両上肢の筋力低下(MMT4/5)・両手指の巧緻運動障害・四肢のしびれを認め、四肢 の深部腱反射亢進・足クローヌス・病的反射を認めた。頚椎 MRI 検査では第 2 頚髄から延髄に及ぶ、T1WI で 等信号、T2WI でわずかに高信号を示し、Gd にてほぼ均一に増強される脊髄髄内腫瘍を認め、頭尾側に嚢胞 を伴っていた。延髄の嚢胞内にはニボー形成を認め、出血が疑われた。手術所見:後頭下開頭・ C1 後弓切 除・ C2-5 椎弓形成的椎弓切開を施行した。後正中溝経由で進入し、第 3 頚髄から延髄にかけて広く myelotomy を加えると、直下に黄色調の弾性軟の腫瘍が確認された。腫瘍と正常脊髄との境界は明瞭であり、 腫瘍の内減圧と正常組織との剥離を順次進めた。延髄との剥離操作中に頻回に徐脈を来たし、摘出操作を随 時中断したが、最終的に腫瘍を肉眼的に全摘出した。術中を通じて経頭蓋 MEP は変化を認めなかったが、 SEP は最終的に左側で振幅が 25 %に減弱した。病理診断は上衣腫であった。術後経過:四肢の筋力低下は軽 快したが、深部知覚障害による左手指の軽度の巧緻運動障害が後遺し、リハビリ施設に転院した。考察:延 髄まで進展する上位頚髄腫瘍であり、腫瘍境界が不明瞭であれば無理をせず腫瘍を残存させる方針で手術を 施行したが、幸いにも境界が明瞭であり、全摘出できた。左後索障害が後遺したことが反省点であるが、後 正中溝の正確な同定、広く myelotomy を加えること、愛護的な剥離操作が重要であり、SEP/MEP モニタリ ングも有用であった。
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雑報 : 第25回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第25回徳大脊椎外科カンファレンス

【はじめに】近年,高電圧電気刺激装置の開発や静脈麻 酔の普及により,経頭蓋刺激による筋誘発電位が導出で きるようになっている。当院でも2 0 1 2年より脊椎手術に 際して Br-MsEP による術中脊髄機能モニタリングを開 始しているが,今回その結果を分析したので報告する。 【対象と方法】対象は3 4例で,男2 3例,女1 1例。年齢は 2 7∼8 4歳,平均6 8. 3歳であった。罹患高位は頸椎9例, 胸椎5例,腰椎2 0例であり,手術術式は前方固定術,後 方固定術あるいは椎弓切除(形成)術を行った。方法は, 刺激装置は日本光電製:SEN‐ 4 1 0 0を用い,記録装置は 日本光電製:NEB‐ 2 2 0 0を用いた。なお刺激部位は頭頂 (Cz)の外 側5cm,前 方2cm に 置 き,導 出 筋 は 短 母指外転筋,前脛骨筋,母趾外転筋で針電極を用いた。 【結果】筋電図波形は8 8%に導出され,運動麻痺なし群 では1 0 0%,あり群では7 7%であった。導出筋別には, 母指球筋が導出率8 6%と最も高く,母趾外転筋,前脛骨 筋の順になっていた。筋弛緩薬の影響では,使用群で導 出率8 9%,非使用群では9 4%であった。術中の波形変化 は,4例(1 2%)に波形低下を認めたが運動麻痺はなく 偽陽性であった。 【結語】Br-MsEP を用いた術中脊髄機 能モニタリングは脊椎手術を安全に行う上で有用であっ た。筋電図波形の良好な導出や術中の波形変化について は,更なる検討を要すると考える。
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02-66近畿脊髄外科-要旨

02-66近畿脊髄外科-要旨

23 診断が困難であった spinal dulal AVF の一例 信愛会脊椎脊髄センター ○佐々木 ��� 伸洋 ���� 、寳子丸 稔、上田 茂雄 (はじめに)spinal dulal AVF は比較的まれであり、初期は椎間板ヘルニアの症状と似ていることもあり、診 断が遅れることがある疾患である。今回、診断に難渋した spinal dulal AVF の症例を経験したので報告する。 (症例)49 歳男性、平成 25 年 4 月 23 日繰り返し重量物の拳上を行う動作を行い、翌 4 月 24 日起床時に左下腹 より下肢にかけてのしびれを自覚し、4 月 25 日当院受診した。受診時、左臍以下の下腹より左下肢に温 痛覚、触覚の低下を認めた。筋力は MMT5-/5 程度の軽度の脱力で、膀胱直腸障害は認めなかった。同日全脊 椎の MRI を施行したところ、頸椎症、多発胸椎椎間板ヘルニア、L5/s1 分離すべり症を認めたが、著明な T2 髄内高信号、flow void は認めなかった。その後、造影 MRI、造影 CTA、脊髄造影を施行したが確定診断は得 られなかった。症状は進行性で臍以下の知覚脱失の増悪、右下肢脱力の増悪(MMT3/5)を認めた。脊髄造 影の冠状断にて拡張した血管を疑わせる像を認めていたため、最終的に経動脈造影 CTA を行い拡張した静脈 を確認した。しかし、CTA でシャントポイントは左 Th7 神経根と考えたが、その後施行した脊髄血管造影検 査にて確認したシャントポイントは左 Th8 神経根であった。平成 25 年 5 月 16 日手術を施行し、左 Th8 神経根 でシャントポイントを確認し、遮断を行った。術直後より症状の軽快を認め、脱力は MMT5/5 まで改善した。 (考察)シャント量が少ない初期の spinal dulal AVF は、うっ血に伴う脊髄浮腫も軽微であるため、MRI や経
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1. L2/3高位椎間板ヘルニアにより下垂足を来たした1例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

1. L2/3高位椎間板ヘルニアにより下垂足を来たした1例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

NSAID のみ処方. 全例で頸椎の安静指示もしくは外固 定を行った. 1例のみ再診なく経過は不明であったが, 他 の 4例は速やかに疼痛が消失し, 画像もしくは採血にて 改善を確認できた. 【 察】 石灰沈着性頸長筋腱炎 は誘因なく急性発生する頸痛, 頸運動制限, 嚥下時 痛を三大症状とする疾患である. 血液生化学検査では炎 症反応が上昇し, 画像上椎前軟陰影の腫脹, 歯突起前 方の石灰化を伴う特徴がある. 症状は速やかに改善する 経過良好な炎症性疾患であるが, 鑑別すべき疾患として 咽後膿瘍が重要である. 耳鼻科領域では稀な疾患とされ ているが, 急性の頸痛患者の多くが整形外科を受診す ることを えれば, 整形外科医師にこの疾患の認識が薄 いため確定診断に至る症例が少ないだけで, 稀なもので はないと思われる. 【結 語】 石灰沈着性頸長筋腱炎 は急性の頸痛を診察するにあたり常に念頭に入れてお くべき疾患であり, 日常診療において椎前軟腫脹陰影 の読影と診察は慎重に行う必要がある.
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2013 年 2 月 5 日 骨粗鬆症性椎体骨折に対する経皮的椎体形成術 (Percutaneous Vertebroplasty: PVP) を安全に行うための指針 作成委員日本脊椎脊髄病学会 : 加藤真介 川上紀明 戸川大輔日本脊髄外科学会 : 川西昌浩 高橋敏行日本 IVR 学会 : 荒井保明

2013 年 2 月 5 日 骨粗鬆症性椎体骨折に対する経皮的椎体形成術 (Percutaneous Vertebroplasty: PVP) を安全に行うための指針 作成委員日本脊椎脊髄病学会 : 加藤真介 川上紀明 戸川大輔日本脊髄外科学会 : 川西昌浩 高橋敏行日本 IVR 学会 : 荒井保明

遷延治癒となった骨折椎体がさらに圧潰した場合、椎体後壁が脊柱管へ突出 し、硬膜管や神経根を圧迫して神経障害をきたす場合がある。このような場合 の多くは脊柱除圧再建術を余儀なくされる。 骨粗鬆症性椎体骨折は、いずれも骨粗鬆症を背景として発生するので、骨粗 鬆症治療薬で骨粗鬆症の状態を改善、もしくは悪化させずに維持することが長 期予後にとって最も重要である。椎体形成術を施行する場合にも、骨粗鬆症治 療を行わなければ高率の続発性骨折発生リスクがある。また多椎体に椎体形成 術が行われた後にも脊柱後弯症の進行のため、腰背部痛が増強し、更なる脊柱 再建術が必要となる場合もあるため、椎体形成術を行う医師は、患者の脊椎の 状態を長期にわたって加療できる医師(脊椎脊髄外科医)の協力のもとで診療 を行う必要がある。
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02-65近畿脊髄外科-要旨

02-65近畿脊髄外科-要旨

【はじめに】 Diffusion MRI が胸部硬膜内に発生した epidermoid cyst の 1 例を経験したので報告する。 【症例】 60 歳男性。主訴は歩行障害。2003 年ごろより左足先端の感覚障害を自覚した。2008 年ごろより右足先端にも 同様の感覚障害が出現し、徐々に両膝まで感覚障害が上行した。近医で腰椎ヘルニアと診断され、レーザー 手術、牽引加療等施行されたが改善しなかった。2011 年には感覚障害の増悪と痙性歩行障害を認めるように なり当院受診した。診察時の身体所見は、右下肢 MMT4+/5 の麻痺、臍より下方で特に振動覚に強い両側の 感覚障害を認めた。また両下肢深部腱反射は亢進し、両側 clonus 陽性、Babinski 反射陽性であった。MRI で Th6 レベルに脊髄を後方より圧迫する T1 強調画像で等信号、T2 強調画像で高信号、造影効果目立たず、著 明な拡散強調を呈する最大径 3.5cm 大の硬膜内髄外腫瘍が認められた。Th5-7 胸椎を切除し腫瘍摘出を行った。 棘突起はチタンプレートを使用して修復した。病理組織は重層扁平上皮で被覆され、内容物は角化物中心で epidermoid cyst との診断であった。術後下肢筋力低下と感覚障害は改善傾向で、歩行状態も改善した。術後 MRI 画像で腫瘍は全摘出されていた。
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雑報 : 第15回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第15回徳大脊椎外科カンファレンス

6.多発性骨髄腫の1例 国立東徳島病院整形外科 川端 義正,石岡 博文 大分中村病院整形外科 曽我 昇 多発性骨髄腫は腫瘍性形質細胞による骨髄浸潤を特徴 とする。脊椎に浸潤して脊髄を圧迫し,独歩不能,膀胱 直腸障害などを呈した症例を経験した。椎弓切除と後方 固定を行った。術後背部痛は軽減し,車椅子にて移動は 可能になったが,麻痺症状の改善は得られなかった。そ の症例の経過を検討し,考察を加えて報告する。
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脳神経外科専門研修京都府立医科大学プログラム はじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などです 脳神経外科専門医の使命

脳神経外科専門研修京都府立医科大学プログラム はじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などです 脳神経外科専門医の使命

京都府立医科大学脳神経外科は、京都府下の基幹施設として脳卒中や頭部外傷などの救急 医療に対応するとともに、より高度な診断・治療を要する難治性脳腫瘍、小児疾患や機能 的疾患に対しても集学的な治療を行い、患者さんの生活の質向上や社会復帰を目指した医 療を実践している。また、府内全域の他、滋賀県、大阪北部や兵庫県など関西圏内の多数 の連携施設ともカンファンレスを開催して情報を共有し、治療技術の向上につとめている。 プログラム内には脳卒中・血管内治療、がん治療、脊髄外科や神経内視鏡治療などの認定 医資格を有する指導医が揃っており、最先端の医療技術を習得することが可能である。
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雑報 : 第7回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第7回徳大脊椎外科カンファレンス

運動機能回復,損傷 4時間後のミエロベルオキシダ一 例 1では術後ハローベスト固定において多くの愁訴, ゼ( MPO)活性,損傷 2 4時間後の脊髄浮腫(%水分 症例 2では移植骨の圧壊およびアライメントの変化を 量〉で比較した.また受傷後 4日以内の頚髄損傷患者 認め,頚部の不随意運動に対する処置が必須であると 9 5人(保存療法)を対象に血中白血球(WBC)数と神 [r]

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雑報 : 第13回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第13回徳大脊椎外科カンファレンス

【症例1】5 9才,女性。平成1 3年1月3 1日午後より両下 肢の脱力感があり,翌朝4時にトイレに行こうとするも 起立できないため,当院に救急搬送された。初診時,背 痛と排尿障害があり Th7レベル以下に温痛覚の鈍麻 (Th1 0以下は脱失)を認め,両下肢の筋力は3 ‐/5に低 下していた。血液検査,髄液に異常所見はなく,MRI の T2強調矢状断像にて Th5∼7にかけて髄内高信号領 域を認めたため,胸髄梗塞と考え保存的に治療した。 【症例2】4 9才,女性。平成1 0年1月1 9日ビニールハウ ス内で農作業中,頚部から右上肢にかけての痛みが出現。 約5時間後左下肢の麻痺を来したため,県立中央病院に 搬送された。MRI-T2強調矢状断像にて C6∼Th1レベ ルに髄内高信号領域を認め,脊髄梗塞と診断され初期治 療をうけた後,当院に紹介された。
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Spinal Surgery 脊椎脊髄疾患の治療に関する指針 ( ガイドライン ) *1 金景成佐々木日本脊髄外科学会学術委員会 *2 学 *3 川本俊樹 小柳 *4 泉 1 1 臨床研究を行う際には, 各研究の目的に合致した, 客観性が高く適切な評価法を使用すること

Spinal Surgery 脊椎脊髄疾患の治療に関する指針 ( ガイドライン ) *1 金景成佐々木日本脊髄外科学会学術委員会 *2 学 *3 川本俊樹 小柳 *4 泉 1 1 臨床研究を行う際には, 各研究の目的に合致した, 客観性が高く適切な評価法を使用すること

現状より推奨される評価法  脊髄脊椎腫瘍の病態評価については,発生母地の違い (脊髄髄内か髄外か,あるいは骨,神経組織,結合組織由 来か,良性か悪性か,など),発生高位の違い,悪性度の 違いなどさまざまな点でその神経症状の評価は異なる. したがって,対象とする腫瘍性疾患に対してそれぞれ適 切な評価法を選択することが必要である.また,疾患に 対する治療そのものによって短期的あるいは長期的に失 う神経機能などもあり,治療前後の短期の評価のみなら ず長期にわたって評価が行われなければならない.評価 法も個々の神経機能評価のみならず生活活動度あるいは 生活の質に注目したものが必要となり,長期にわたる評 価に耐え得る各評価法を適切に組み合わせることが肝要 である.以上のような観点から,脊髄腫瘍性疾患,特に 髄内・髄外腫瘍については McCormick classification なら びに ASIA Impairment Scale(一部利用も含む),転移性 脊椎脊髄腫瘍についてはこれらに加え,Karnofsky Per- formance Status (KPS)が併用されていることが多いの が現状である.悪性腫瘍に対する摘出術・放射線治療後 などの各治療法に基づく新たな神経症状の出現もあるた め,長期にわたる評価の継続が重要である.
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雑報 : 第23回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第23回徳大脊椎外科カンファレンス

【目的】前後合併手術を要した外傷性頚椎脱臼について 報告する。 【症例】症例1.7 7歳男性。C5/6椎間癒合を伴う頚髄 症に対して C1椎弓切除及び C2から C7椎弓形成術を 行った。2ヵ月後に自宅で転倒し頚椎の過屈曲外傷を受 け,両肩痛と両上肢の挙上困難を訴え再受診した。C4/ 5脱臼骨折及び同椎間の椎間板ヘルニアに対して,C4 両側に pedicle screw(PS) ,C5の左側に lateral mass screw(LS) ,C6右側に PS を用い後方固定した後,前 方より C4/5椎間の除圧及び腸骨移植を行った。 症例2.6 1歳男性。階段を2m 転落した。当初四肢に麻 痺はなく,近医で頚椎捻挫と診断され2週間入院加療し た。退院後に頚部痛が増悪したため当院紹介となった。 C4/5間右側の椎間関節脱臼があり,すでに骨癒合して いた。まず前方から椎体の骨癒合と椎間板を切除した。 次に後方より右 C5上関節突起を切除し,脱臼を整復し た後 C4及び C5両側に LS を用いて後方固定した。 さらに前方に戻り C4/5椎間に骨移植した。 【結果及び 考察】今回の両症例は前後方合併手術が必要と考えられ, 同手術により症状は著明に改善した。
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脳神経外科専門研修総合南東北病院プログラム はじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などです 脳神経外科専門医の使命は

脳神経外科専門研修総合南東北病院プログラム はじめに 脳神経外科診療の対象は 国民病とも言える脳卒中 ( 脳血管性障害 ) や脳神経外傷などの救急疾患 脳腫瘍に加え てんかん パーキンソン病 三叉神経痛 顔面けいれん等の機能的疾患 小児疾患 脊髄 脊椎 末梢神経疾患などです 脳神経外科専門医の使命は

脳神経外科専門研修総合南東北病院プログラムは(一財)脳神経疾患研究所附属総合南東 北病院を基幹施設とし、南東北グループ病院と富永病院を連携施設として構成されるプロ グラムである。大学研修プログラムにはない豊富な術者として症例数を通して脳神経外科 領域の基本的・応用的かつ実践的臨床能力をもつ地域に根差した脳神経外科専門医を育成 するプログラムである。年間手術件数は 2520 件、腫瘍 366 件、血管障害 948 件、頭部外 傷の開頭術 39 件(2016 年実績)である。基幹施設である総合南東北病院をはじめ連携施 設は脳血管障害・頭部外傷など脳神経外科救急疾患に対応する地域中核病院である。脳神 経外科専門医として最も求められる脳血管障害・頭部外傷の急性期診断・治療・手術治療 および保存的治療が経験豊富な指導医のもとに多くの症例を経験できる。さらに併設され る附属回復期リハビリ病院や介護老人保健施設との連携を通して地域医療の研修が経験で きる。高い専門性を持ちかつ経済的に受け入れられる安価な医療・介護サービスを社会福 祉士と共に個々の患者と向き合い生活設計を立てる研修を受ける環境が整備されている。
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雑報 : 第18回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第18回徳大脊椎外科カンファレンス

現。初診時,右臀部から下腿外側にいたる疼痛があり, 神経学的には右 L5,S1の両神経根障害を認めた。MRI, 脊髄腔造影では硬膜は L5椎体上縁から S1神経根レベ ルまで右腹部より高度に圧迫されていた。L4/5椎間板 造影では L4/5椎間板から S1神経根レベルまで造影剤 の流出が認められた。以上の検査より巨大な L4/5腰椎 椎間板ヘルニアと診断し,手術適応と判断した。手術は 右 L4/5,L5/S1開窓術で侵入した。硬膜は右 L4/5椎間 板から S1神経根レベルまで右側から高度に圧迫されて いた。右 L5神経根の8mm 下方の PLL を切 除 し,ヘ
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雑報 : 第22回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第22回徳大脊椎外科カンファレンス

6. 「当院での脊髄硬膜外血腫の治療経験」 高松市民病院整形外科 吉田 直之,三宅 亮次, 笠井 時雄 脊髄硬膜外血腫は MRI の登場により多く報告されてい るが未だに手術の適応は明確ではない。今回脊髄硬膜外 血腫の4例に対して3例に手術療法,1例に保存療法を 行った。症例は6 2歳から8 0歳までの男性3例,女性1例。 明らかな外傷は1例で,他の1例でバイアスピリン,1 例でワーファリンを内服していた。初発症状は痛みと筋 力低下で,頚椎,頚胸椎以降,胸椎下部に発症した。 手術した3例では Frankel A-B から D-E まで回復したが, 合併症の多かった保存療法選択例では Frankel B から C までしか回復しなかった。
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7. 化膿性脊椎炎との鑑別が困難であったRA性脊椎炎の一例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

7. 化膿性脊椎炎との鑑別が困難であったRA性脊椎炎の一例(第18回群馬整形外科研究会<主題II>脊髄・脊椎疾患について)

7.化膿性脊椎炎との鑑別が困難であった RA性脊椎炎 の一例 〇西野目昌宏 (沢渡温泉病院) 【症 例】 67歳の女性. 20年前より RA と診断されて いた. 3年前より特に誘因なく左坐骨神経痛が出現. 近医 に入院し, 腰椎単純 x-pにて L4/5, L5/S1の椎間板の破 壊像を認め, 腰椎 MRI にて同部位に T1, T2ともに low density領域を認めた. 血液検査では, ESR のみ軽度上昇 を認めた. 化膿性椎間板炎の疑いにて抗生剤の点滴や安 静を行ったが改善なく, 平成 21年 1月に当科紹介受診 となった. 計 2回の椎間板の CT ガイド下生検を行った が, 一般細菌や結核菌の検出は認めなかった. 疼痛は一 向に改善せず, 保存的加療に抵抗性であり平成 21年 12 月腰椎後方除圧術を施行した.L5は 離すべり症も併発 しており 離椎弓切除を行った. 術中所見では左 L5神 経根は 離での圧迫が強く, 術後は左下肢の坐骨神経 痛は消失した. 術後 2∼3カ月は経過良好であったが, 次 第に腰痛が出現し, 画像所見では単純 CT にて L5/S1, L4/5の椎間板での骨破壊が進行しており,除圧術後の不
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雑報 : 第21回徳大脊椎外科カンファレンス

雑報 : 第21回徳大脊椎外科カンファレンス

症例2は,7 8歳女性。平成2 0年に L1圧迫骨折のため 近医で入院加療を受けていたが, 腰背部痛・下肢の痺れ・ 頻尿が続いていた。強い背部痛でほぼ寝たきりであった。 両症例とも圧迫骨折後の後弯変化に伴う遅発性脊髄麻痺 と判断した。圧潰椎を PSO により後方より部分切除し, 後弯を矯正した。矯正位は pedicle screw(PS)を使用し た後方固定を行った。PS の back out を防止するため, 頭側・尾側にさらに self stabilizing 機能を有する claw hook を設置した。
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