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PDF 2006年度 上智大学・経済学部・経営学科 網倉ゼミナール卒業論文

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2006年度

上智大学・経済学部・経営学科 網倉ゼミナール卒業論文

学生番号:A 0242113

名 前:金 成男

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目次

はじめに

第1章、物流の概念

1-1物流(logistics)の概念 1-2物流企業の分類

1-3物流システムに対する企業の要求

第2章、中国物流企業の現状

第3章、中国企業の物流模式の発展方向 3-1 業務委託

3-2 SCM自営物流 3-3 TPL自営物流

第4章、中国企業の物流模式の比較

終わりに

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はじめに

21世紀以降に入って、企業の経営環境は以下の特徴を持っていると私は思います。第一、

経済の国際化が進むによって、各国間の経済は益々緊密に連結しているし、貿易関係、生 産関係、金融は関係して、物流関係して、資産関係はだんだんに融合し、相互作用、相互 連結されています。保護貿易の障壁は破れているし、広い経済圏の形成によって関税はだ んだん一致するようになっているし、外資企業、多国籍企業はしだいに自由で出入りして、

各国企業は共同で同一の経済バルコニーを利用して、誰もは全部特別でなくて、誰かは保 護することを同様に持っていなくて、皆それぞれの真の腕前を見せています。第二、世界 性の買手市場がますます突出していることです。科学技術によって進歩して、現代化と経 済的発展した結果、商品はますます充実することによって、市場はますます飽和し、世界 的に買手市場矛盾にますます突出しています。第三、欧米と日本など先進国の経済が長期 的に衰退した結果、多国籍企業は経営戦略を大きく調整し、国際市場に照準を合わせて、

新たな攻勢を始めています。つまり、生産重視から市場重視に変化し、市場重視から第三 者利潤である物流コストを重視するようになりました。第四、科学技術の発展、ICタグ 技術の進歩によって、物流は飛躍的に発展するようになりました。

経済のグローバル化進む子世によって、多くの多国籍企業はすでに製造と購買中心を中 国に転移しているし、ますます多い中国国内企業は同様に全世界に向いての生産と経営始 めています。世界製造中心になっている中国は物流に対する需要は益々高くなり、貨物の 流通総量が高速に増加することによって、スピードがさらに向上する物流サービスと専門 的な物流コンサルティングサービスを呼びかけています。他方、ますます国際化する経済 活動は物流サービスのレベルも国際化標準を求めています。

2004 年の中国全国における社会物流(外部に運送委託した物流)の商品総額は前年比 29.9%増の38.4兆元(約503兆円)、社会物流コスト総額は同16.6%増の2兆9144億元で した。その内訳は、輸送コストが同18%増の1兆6558億元、保管コストが同14.8%増の 8467億元、管理コストが同14.5%増の4089億元となっています。経済というものは、要 するに「人」と「モノ」と「カネ」と「情報」の働きで成り立っています。経済が躍進を 続ける中国で、物流が急成長を遂げるのは、必然的な流れたと私は思います。

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第 1 章、 物流の概念

1-1物流( logistics )の概念

中国では物流と言う概念が公式に使用されてまた10年余りしか経っていません。計画 経済体制下の流通システムを経てきたという特殊性が、省によって手続きの異なる地方政 府主義や多段階に構成される複雑な流通経路を形成するなど、現在中国の物流システムに 大きく影響を与えています。

中国が2001年4月17日、公布する《物流の術語》で国家標準の定義は:“物品は地を供 給するところから受け取るところまでの実体の流動する過程である。実際の需要に基づい て、運送、貯蔵、運搬、包装、加工、配送、情報処理などの基本的機能の有機的な結び付 けてある”。つまり、物流活動は運送と貯蔵が主になって、多種の機能が接合するサービス を提供します。それゆえ、物流産業は広義のサービス業範疇に属します。

但し、注意する必要があるものは、物流産業が一体どれの企業を含むことですか?運送、

貯蔵、運搬、包装、商品の交換情報処理などの活動をする企業は物流産業範囲内に帰属し ているといえますか?近年、各種専門的な物流企業が大量に出現して、急速に発展してい ます。これは、専門的な物流サービスが新しい専門的な領域として、新しいベンチャー産 業部門になり、国民経済の重要な構成部分になるに違いないのです。

1-2、物流企業の分類

物流企業の分類方法はいろいろありますが、ここでは、企業の性質による分類と製造業 を例にした分類をみてみます。

企業の性質によって分類すると、企業の物流には工業生産企業の物流と農業生産企業物 流があります。

第一、工業生産企業の物流:

工業生産企業の物流は経営生産活動に対応する物流であり、この物流には四つの子システ ムがあります。供給物流子システム、生産物流子システム、セールス物流子システム、廃 棄物物流子システムになります。

1、供給物流を中心とする類型;この物流システムは、供給物流が他の物流活動より中心 になっていて、他の物流活動は比較的に簡単です。例えば、外協生産方式を採用している 機械、自動車製造などの工業企業はすでにこの物流システムに属します。

2、生産物流を中心とする類型;この物流システムは、生産物流が中心になり、供給とセ ールス活動は比較的に簡単であります。典型的な例は、冶金を生産する工業企業は鉱を供 給して、冶金生産物を売っています。しかし、原料から生産物に転化する生産過程と伴う 物流過程をとても複雑であります。

3、セールスが中心とする類型;例えばたくさん雑貨、小金物類など、たくさんの原材料 を仕入れて、同様に加工も複雑でないが、ただかえって全国或は広い範囲にセールスを展

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開しなければいけないこと、物を売るのを中心にした工業企業の物流はこういう類型に属 します。

4、廃棄物の物流を中心とした類型;一部の工業企業には廃棄物の問題がほとんどないが、

一部の企業には廃棄物の物流が多く発生しています。例えば、製糖、製紙、捺染などの工 業企業企業はこういう類型に属します。

第二、農業生産企業の物流:

農業生産企業中、農産物を加工する企業の性質と対応するの物流は工業企業が同様であ ります。農業を生産する企業の物流は農業生産企業物流類型の代表であり、この種類にあ る四つの物流システムの特徴は次のようです。

1、供給物流;農業生産材料(化学肥料、種、農薬、農業機具)を調達する物流が主要な 内容になって、物流の対象が違い以外、この物流は工業企業の供給物流と類似していてを 大きい特色はありません。

2、生産物流;栽培業の生産物流と工業企業の生産物流は大きな区別があります。主要な 区別は: 第 1、栽培業は生産物を植える時地理的な移動がないが、工業企業の生産物を生 産過程には、地理的な移動が頻繁に発生します。そのゆえ、農業栽培業は生産する時の物 流活動は反復して運搬、包装、貯蔵することではなく、この時の物流活動は生産手段、例 えば、肥料、水、薬などです。第 2、栽培業は停滞時間が長く、移動する時間が短いです。

最も大きい区別は工業企業の生産物流はほとんど静止していないことです。第3、生産物流 の周期の長短が違いことです。工業企業の生産物流周期は短く、栽培業の周期が比較的に 長いのです。

3、セールス物流;農業生産物(糧食、綿花などは)のセールス活動を中心とした物流で、

その特徴は、諸機能要素の中、貯蔵機能に対する需要が比較的に高く、貯蔵量は比較的に 大きく、そのうえ長く貯蔵し、新鮮さを持つ機能に対して比較的に要求が高いのです。

4、廃棄物の物流;栽培物の廃棄物流は工業企業と異なる特殊性をもっています。廃棄物 は重量計によって計算されて、廃棄物物流の重量はセールス物流よりはるかに多いのです。

次は製造業を例としてみてみます。製造業の物流は購買物流、社内(構内)物流、セー ルス物流、返品物流、廃棄物の回収物流があります。

1、購買物流:購入した原材料、部品を供給者の所から社内に運びます、ここは、回収し た容器をリサイクルする回収物流も含まれています。

2、社内(構内)物流:購入した原材料と部品を入庫、保管、出庫し、生産した商品を物 流センター、倉庫、他の工場などに運ぶなど、一例の構内での商品移動を社内物流といい ます。ここには、物流センターや倉庫内での包装、加工なども含まれています。

3、セールス物流:工場、物流センターなどから商品を工場商品から卸売業者、小売業者、

消費者までの運送、配送をセールス物流といいます。ここには、他の企業に商品を運送、

配送するのも含まれています。

4、返品物流:すでに販売した商品の返品と関連した運送、検収と保管活動をいいます。

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5、廃棄物の回収物流:破棄した包装容器、包装材料などの廃棄物の運送、検収、保管と 出庫活動をいいます。

その他にも、物流の範囲によって、社会物流と企業物流;作用領域の異なりによって、

生産領域の物流と流通領域の物流;歴史に関わることによって、伝統物流、総合物流と現 代物流;サービスの提供者の違いによって、代理物流と生産企業内部物流など分類します。

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第 2 章 中国物流産業の現状

近年、物流はますます世界経済的発展のホットスポットになって、ある国は物流産業の 発展を本国経済的重要な基幹産業と経済の新しい成長点にしています。実践がすでに証明 したように、物流は企業の総コストを大幅に下げることができ、事業資金の回転周期が短 くなり、在庫を減らし、利潤率上昇を促進し、これによって企業に大きな経済効果をもた らします。だから、各国の企業はますます物流を重視して、企業の競争力を増強します。

中国の家電メーカーハイアール社は、1999年から新しい現代物流管理模式創造し、現代化 の立体自動化倉庫を建て、物流、商品、資金と情報を一体とした管理システムを導入しま した。その結果、在庫品は73.8%まで下げ、倉庫面積は50%を減らして、在庫資金は67%

を減らしました。ハイアールを除いて、TCL、新飛、格力など製造業企業はすでに自分 の物流管理システムを建てました。今後、物流は“熱”が中国の企業中で上昇し続けてい きますし、より多い企業が物流の重要性を認識し、物流産業に積極的投資してくると確信 しております。しかし、現在中国の物流産業にはさまざまな問題点が存在します。中国物 流産業は先進国と比べて大幅に遅れており、特に四つの慢性症によって成長が妨げられる 恐れがあり、早期解決が必要になっています。

第一に、物流システムの低効率と高コストです。そのため、現在のところは地元企業外 資系企業を問わず、中国で活動する企業では、運送などに関しても「できるだけ自前でや ってしまおう」と考えるケースが多いという。もちろん、結果としてコスト高になってし まう場合も多いが、「その方が安心だ」と判断するわけです。

中国物流の流通コストや回転速度、産業化は先進国と比べて大きく後れを取っており、

サービス水準や効率も低いです。現在、中国のGDP(国内総生産)1万元当たりによっ て生じる輸送量は4972トンキロメートルで、アメリカと日本のそれぞれ870トンキ ロメートル、700トンキロメートルと大きな開きがあります。中国にはすでに数多くの 物流企業が存在しているが、その技術やノウハウ、設備のレベルは依然として低い水準に あります。70%以上の企業は倉庫、運搬用車両、クレーン設備ともに、品質や設計水準の低 いものを使用しており、その業務効率は極めて低いといわれています。また、物流に関す るあらゆるサービスを一括して取扱うことのできる企業や、物流に関わる施設・設備をす べて完備している企業はほとんど存在しないのです。これら物流企業の収益の大部分は、

運送業務、倉庫管理業務など、物流の基礎サービスに頼って得られており、そこから得ら れる利益はさほど大きくありません。また、一部の利益率の高いといわれる分野も、速達 便サービス、航空運輸、保税区内での物流など、寡占業界に限られているのが現状であり ます。メーカーや小売業者など、物流のユーザーである各企業にとって、こうした中国の 物流の現状は、彼らの物流コストを大幅に増加させる原因となっています。ある統計によ ると、製品の生産コストに占められる物流コストの割合は、平均で 20%~40%に達してお り、先進国と比較すると 2 倍~4 倍の値となっています。例えば、中国で販売されているコ

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カ・コーラの小売価格は1缶約 6 元であるが、そのうち製造費用が約4元で1缶あたりの 利益額は1元を超えないし、つまり1缶のコカ・コーラの運送過程にかかるコストが、小 売価格の 20%~30%を占めていることになるのです。

最近、上海対外経済貿易委員会服務貿易処及び華博管理諮詢会社が、上海の外資系貿易 会社に対して行った調査によると、調査対象企業の多くが中国の物流コストは他の国より 割高であると感じていることがわかりました。また、コストが高い割に、上海のような大 都市においても、一定の規模をもち、なおかつ信頼のおける物流会社を探すのは困難であ り、特に倉庫管理や貨物の安全保証などの面で懸念が残ると話しています。実際、梱包の 欠陥などによる損失、積みおろし及び運送中に発生する損失、保管段階で発生する損失は、

年間でかなりの額に達しているといわれています。長期間にわたる計画経済体制下では、

多くの企業は製造から物流、販売までの物流・流通システムを全て自社で構築する傾向が あり、そのため、物流は各企業内部の部門業務の一部に取り込まれ、第三者に委託される ことは少ないのです。これらは、物流に関する資源の分散と浪費とを招き、物流専門の有 力な企業が成長しない原因ともなっていました。

2005 年より、物流業界は外資系企業にも全面解放されています。それを受けて最近では FedEx、UPS などが、中国国内で盛んにメディア広告を打ち、その存在をアピールしていま す。現在、中国には 51 万社の物流企業があり、そのうち外資系の企業は 680 社で全体のわ ずか 0.13%であるが、その市場シェアは 8%に達するということです。

第二に、物流インフラの不適合及び物流技術設備レベルの低さが挙げられています。業 界による縦割り、多頭管理という立ち遅れたモデルの影響により、中国の物流インフラの 設計や建設には必要な協調性が著しく欠けており、それが一貫性や汎用性の欠如を招き、

結果としてシステムとして低い機能しか引き出せないでいます。鉄道、道路、コンテナ、

空港、港という物流の各種ファクターをすべて投入統合し、市場での自由な売買を実現さ せることで資源配置の最適化を図るという他国の例に対し、中国では現在、行政の縦割り 管理によって各物流資源が分断され、業態同士の関連も薄くなってしまっています。例え ば鉄道網と道路網の連絡地点はそれぞればらばらで、各々が独自の計画を立てるためつな がりが完全に断たれる場合もあり、この環境下で貨物輸送を行うのは非常に困難なことで す。また積荷・荷卸を繰り返し、各ファクターことにいちいち組織と運行を行うなどの手 間がかかります。企業はコストを引き下げるために往々にして分割された環境の中で、一 つのファクターのみを選択します。例えば商品配送の手段をトラック輸送に限るなどだが、

これがトラックの過積載を招いています。中国のエネルギー政策からしても、数千キロに 及ぶこともある長距離トラック輸送は不経済だが、しかし各物流システムの効率化と相互 の連結が実現していない今、多くの企業はこうするより道はないようです。厳重な禁止令 が何度出されても止まないトラック過積載問題は、物流インフラのシステム化が遅れ、分 割されていることがもたらした結果だと言えると思います。現代物流業が成長するにつれ、

こうした体制に起因した問題はますます顕著に現れて来ています。

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技術設備も先進国に比べてかなりの差があります。今も人力で荷物も使用されている搬送 用具も、人力による搬送や手押し車、一般荷受け設備の比率が7割を占め、モーター付き フォークリフトなど近代的搬送用具は少ないです。3PL物流業者の所有する貨物車両の うち、一般車両の割合は7割以上で、コンテナ車やトレーラー、特殊貨物車は少なく、こ の前テレビで上海から新疆まで貨物を運ぶドラックのドキュメンタリを見たが、途中でド ラックが何回も故障で運転手さんが部品を買いに行ったりしています。これが中国物流設 備の現状そのものであります。

第三に、建設の標準化の立ち遅れを挙げてみます。物流は地域、業界に跨る運行システ ムであり、標準化の程度は各種物流機能や要素間の有効な連続性や協調発展に大きな影響 を及ぼし、物流全体の効率の向上に関わっています。昔よりよくなったといえ、まだ、建 設の標準化が遅れています。例えば物流工具の標準化がされていないし、パレットの標準 化がされていないことの効率への影響は甚大であり。さらに情報システムの連続性の欠如 や、商工企業内部の物流情報システムと3PL物流情報システムとのコミュニケーション 不足、EDIネットワークなどを基礎とする物流システムの実用化などの問題も挙げられ ます。ロジスティクスに関する規格、システム、制度も地域ごとに違う場合があり、ロジ スティクス最適化を阻害する一因となっています。ロジスティクス最適化を推進するため には、規格、システム、制度の標準化が有効であり、早期からの透明性の高い情報開示が 求められています。

最後に、物流業に対する管理体制やメカニズムに関する障害が挙げられます。物流業の 発展に関係するインフラ、物流技術設備、産業政策、投資、税制、運輸標準化などに関し て全く別個の政府部門が取り扱っているという現状や、それぞれの物流業に対する認識不 足、統一的な戦略思想の欠如というボトルネックを解決しない限り、物流業界の未来への 発展はないと思います。

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第 3 章 中国企業の物流模式の発展方向

先進的な物流理念がますます企業管理者を重視されるにつれて、多くの企業は企業自身 情況に基づいて企業発展に適合している物流模式を選んでいます。将来の中国物流は次の ような三つの模式、業務委託、SCM自営物流、TPL自営物流の方向に発展すると予想され ています。

3-1業務委託

現在、中国の多くの企業は自分の業務を物流の専門会社に委託をし、企業の物流活動に 当たって不足点を補います。物流活動の委託は中国で主要な発展方向であり、この業務に は多くの優勢が存在します。例えば、企業の物流コストを下げ、企業商品が顧客まで届く 時間が短縮して、商品の付加価値を高め、主体業務に精通することができます。また、顧 客の満足度と忠誠度を高め、企業のブラントと企業イメージの樹立などに有利です。企業 は業務委託を選ぶことによって、企業の物流はサービス能力を快速に増強し、顧客に高品 質の物流サービスを提供するのが可能になります。同時に、企業は物流専門業者のネット ワークの優勢を利用して商品の市場を広く開拓することによって、企業が物流に投資する コストを削減することができます。中国倉儲協会は以前に中国家電、電子、日化、食品な ど業界の代表的な 450 個の大と中の型企業の物流を調査したことがあります。調査の結果 64%の企業はすべての総合的な物流業務を第三者である物流専門業者委託しているのが分 かりました。これは、将来益々多く企業が業務委託を選択するのを表明しています。

3-2 SCM 自営物流

SCM 自営物流は企業が自身の SCM ネットワークを利用して、供給者、売買業者と達成した が“双贏模式”です。即、企業は先進的な物流設備と科学的な管理方法を利用し、供給者 と売買業者の物流業務を統合し、物流資源を最大限に生かすことによって、企業を利益得 ます。同時に、供給者と売買業者に一定利益を上げることによって、長期的な協調契約を 結びます。図 1 のように膨大な業務を、企業の「遊んでいる」物流資源を使い、企業が自 身の SC M ネットワーク利用して、物流サービスを提供します。 大規模な企業は自身規模 と実力上優勢を生かし、先進的な物流設備を購入し、高素質の物流人材を育成することに よって、より高い質の物流サービスを提供することができるだけではなく、同時に取引先 のために良好なサービスを提供することができます。2005 年 6 月 9 日、天津ハイアールの 社長の許韓は自社の倉庫が空いているのをみて、電器メーカー株式会社天津国美と協議し、

物流業務を統合し、自社の倉庫を株式会社天津国美に使わせることによって、両者は年間 に 30 万元の費用を節約することができました。株式会社天津国美は天津ハイアールの売買 業者の一つで、ハイアールは自分の供給網と物流資源を利用して、“双贏”の結果を達する ことができました。

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3-3 TPL 自営物流

TPL 自営物流は自営して企業があるいは他のパートナーと出資して、他の部門と独立して いる物流会社を作り、最終的には力を集中して発展して専門的な第三者の物流会社を発展 させることです。そこで、物流活動がお金を使う活動ではなく、お金を稼ぐ活動に変身す るのです。物流会社の従業員は会社制度に基づいて厳格に業務を行い、過去伝統的な物流 活動のなかで形成したが “真空”事象を避けることです。第三者の物流会社は親会社の指 示に従うのではなく、親会社を顧客として扱うことで、顧客のためにサービスを提供し、

物流会社として物流営業を行い、利益をあげることです。企業がこの模式を選択するとき には、できるだけ多くの株主を集め、大量の資金を投資するのを避けるのです。また、第 三者の物流会社を設立するのは、企業経営の多元化戦略の一つであります。例を挙げると、

元株式会社青島ビールは一定の規模まで進んだら、自分の物流会社を設立し、全国で直販 を行いました。物流に使う車両は完全に自社の車両で、多額の資金を投資して購入したも のです。その結果、その年は 1 千万以上の損失が出ました。そこで、元株式会社青島ビー ルは香港物流会社と共同で投資し、第三者の物流会社を設立し、三年で利益上げるように なりました。

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第 4 章 中国企業物流模式の比較

企業は物流戦略を計画し、物流法案制定する前に、以上の三種の物流模式に対して充分 に理解した上で、正確な戦略立てなければなりません。この三種の物流模式はそれぞれ長 所と、それぞれの短所があります。下は SCM 自営物流、業務委託、TPL 自営物流の長短 所に対する比較であります。表1

種類 項目

SCM 自営物流 業務委託 TPL 自営物流

概括 自 社 の 物 流 を 満 足 さ せ た 後、企業の SCM ネットワー クと物流資源を利用し利益 を創造する

一部或は全部の物流業務を 第三者の専門物流会社に委 託する

独立の物流会社を設立し、 門的な第三者物流会社に発 展させ、利益を得る

長所 1、 物流のコントロールが できる。

2、 資産利用率を高める 3、 企業秘密が漏れるのを

防げる

1、 集中して、核心業務を発 展させることができる 2、 投資を減らし、コストタ

ウンができる

3、 企業ブランドとイメエ ジアップができる

1、 資金の利用率を高める 2、 企業秘密が漏れるのを

防げる

3、 企業の多元化発展戦略 に有利である

短所 1、 企業の大量資源を占有 する

2、 企業管理の難度が高く なる

1、 両企業の発展目標が一 致しない

2、 企業全体化に不利であ

3、 企業物流資産の制約を 受ける

1、 企業リスクが増える 2、 親会社の影響を完全受

けないのは難しい 3、 ハイレベル、効率的な管

理が必要である

適合対象 総合実力、物流能力が強い SCM ネットワークが良い大 手企業

中小企業、電子商務会社、専 門業務企業

物流解決能力が非常に強い し、多元化戦略実行できる大 手企業

典型企業 ハイアール物流 ネット書店、ネット売買 青島ビール

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終わりに

中国の市場経済体制がますます成熟しています。買手市場がすでに成形している条件下、

企業間の競争力は、安い原材料の獲得、商品の生産技術、売買市場での簡単な競争ではな く、企業が市場と顧客に対して如何に速く対応できるシステムと優れた供給ネットワーク 持っているかどうかにあります。この同時に、外国の先進的な物流システムの中国での応 用、企業経営環境の変化の中で、将来物流模式の発展方向を正しく読み、自身に適合な企 業物流戦略を立て、企業の目標を達成し、企業の発展を続けるのです。

参照

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5 おわりに