過去問演習ファイル(文系横書き)テンプレート/試験種等情報
【過去問演習ファイル(文系横書き) テンプレート】
試験種情報
年度 2022
大学名 第1回千葉大本番レベル模試
学部 Webアプリの表記通りに入力してください。(例:文)
科目 世界史
試験種番号 Webアプリの表記通りに半角数字で入力してください。(例:1)
担当者情報
作業区分 氏名 担当設問 所要時間(分)
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アップ済み 未アップ 備考(調査結果,書誌情報など)
大学公表解答 ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
予備校S ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
予備校K ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
予備校Y ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
旺文社 ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
他予備校など ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
原典 ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
参考資料 ☐ ☐ 必要に応じて入力してください。
メモ欄 ※後の作業者に伝えたいことがある場合は入力してください。
誰 が 入 力 し た か 分 か る よ う に し て く だ さ い 。
(例)一条:大問1(B)(1)の解答は~~なので修正が必要かどうか悩みました。
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2022 年度 千葉大本番レベル模試 世界史
全 3 問 120 分 100 点満点
1 (38 点)
採点基準
問1
a 2点 ・「アルデシール1世」も可 b 2点
c 2点 d 2点 e 2点 f 2点 g 2点
問2(基準の合計6点→5点満点)
〔レオン3世の宗教政策〕聖像禁止令(聖像崇拝禁止令・,聖画像破壊令)を発布した 2点
• 「聖像(聖画像・イコン)の崇拝を禁じた」「聖像の破壊を命じた」「イコノクラスムを開始した」等でも可
〔ローマ教会の批判の理由〕ゲルマン人への布教のために聖像を必要としていた 2点
• 「ゲルマン人」を欠く場合は1点のみ
〔「サラセン魂」の説明〕(聖像禁止令は)偶像崇拝を禁ずるイスラームの教義の影響を受けた/教義に類似して いた 2点
• イスラームの教義としての「偶像崇拝」に言及がないものは1点のみ
• 宗教政策の内容がイスラーム教の教義と類似していることを指摘している場合1点のみ
• 聖像禁止令の目的を「イスラームへの対抗」としたものも可とする
問3(基準の合計22点→19点)
* ウマイヤ朝・アッバース朝・サーマーン朝(基準の合計14点→11点)
〔ウマイヤ朝のイラン人①〕イスラーム教に改宗してマワーリーとなった 2点
• マワーリーの内容を明らかにしていれば加点
• イラン人との関係がわからないものは不可
〔ウマイヤ朝のイラン人②〕アラブ人と同じ特権を認められなかった 1点
• 「ジズヤを課されていた」などの具体的な内容も可
• 「アラブ人」への言及がないものは不可
〔ウマイヤ朝のイラン人③〕アッバース家の革命運動に協力した/ウマイヤ朝を打倒した 2点
• アッバース朝の成立に貢献したことがわかれば表現は幅広く許容
〔アッバース朝のイラン人①〕官僚として活躍した 2点
• アッバース朝で高い地位を与えられたことがわかれば表現は幅広く許容
〔アッバース朝のイラン人②〕王朝衰退期に勢力を強めた/地方政権を樹立した/サーマーン朝は地方政権 2 点
• 「①を通じて力を蓄えた」といった内容でも可
〔サーマーン朝①〕イラン人がサーマーン朝を建国した 1点
〔サーマーン朝②〕トルキスタンを支配した/中央アジアに進出した 1点
〔サーマーン朝③〕ホラーサーン地方を支配した 1点
〔サーマーン朝④〕トルコ人/中央アジアのイスラーム化が進展した 2点
* ブワイフ朝・セルジューク朝(基準の合計15点→11点)
〔ブワイフ朝①〕イラン人がブワイフ朝を建国した 2点
• ブワイフ朝がイラン系の王朝であることを明らかにしていれば可
〔ブワイフ朝②〕バグダードを攻略した 1点
〔ブワイフ朝③〕(君主は)大アミールに任じられた 1点
〔ブワイフ朝④〕アッバース朝の政治的実権を掌握した 1点
• 「カリフを傀儡化した」などカリフからの権限の委譲があったことが読み取れれば可
〔ブワイフ朝⑤〕イクター制を実施した 1点
〔ブワイフ朝⑥〕(⑤の内容)軍人/官僚に対し土地の徴税権を賦与した 2点
• 制度の対象となった階層がわからないものは1点のみ
〔ブワイフ朝⑦〕セルジューク朝に滅ぼされた 1点
〔セルジューク朝のイラン人①〕官僚として重用された 1点
〔セルジューク朝のイラン人②〕行政用語/公用語としてペルシア語が採用された 1点
〔セルジューク朝のイラン人③〕イラン人ニザーム=アルムルクが宰相となった 2点
• イラン人であることを明らかにしていなければ不可
〔セルジューク朝のイラン人④〕ニザーム=アルムルクは行政組織/イクター制を整備した 2点
• 「学院(マドラサ・ニザーミーヤ学院)を設置した/官僚を養成した/スンナ派諸学を確立した」も可
2 (30 点)
採点基準
問1 各2点 問2 2点
問3(基準の合計7点→7点満点)
〔税制の転換①〕両税法から一条鞭法に転換した 1点
〔税制の転換②〕一条鞭法から地丁銀制に転換した 1点
• ①・②ともに文脈から読み取れれば可
〔両税法の内容〕(両税法では)銭で納税した 1点
〔一条鞭法の導入時期〕一条鞭法が導入されたのは16世紀/明代 1点
• 「明が一条鞭法を導入した」でも可
〔一条鞭法の内容〕(一条鞭法では)銀納が採用された 1点
〔地丁銀制の導入時期〕地丁銀制が導入されたのは18世紀/清代 1点
• 「清が地丁銀制を導入した」でも可
〔地丁銀制の内容〕(地丁銀制では)人頭税が廃止された/土地税に一本化された 1点
• 「丁税を地銀にくりこんだ」でも可
問4(基準の合計9点→9点満点)
* 太平天国の乱(基準の合計10点→7点満点)
〔太平天国の動向①〕洪秀全は客家出身 1点
〔太平天国の動向②〕洪秀全は太平天国を率いた/太平天国の乱を起こした 1点
〔太平天国の動向③〕太平天国は南京を占領した/南京を都にした 1点
〔太平天国の動向④〕太平天国は内紛を起こした 1点
〔清の動向①〕清の正規軍は太平天国に対抗できなかった 1点
• 「正規軍」は「八旗」または「緑営」でも可
〔清の動向②〕李鴻章が淮軍を率いた 1点
• 「淮軍」のかわりに「郷勇」としたものは〔清の動向③〕で採点
〔清の動向③〕郷勇が太平天国と戦った/曾国藩が湘軍を率いた 1点
〔列強の動向①〕列強は北京条約以後清を支持した 1点
• 北京条約以後列強と清の関係が改善されたことが読み取れれば可
〔列強の動向②〕洋槍隊/常勝軍が太平天国と戦った 1点
〔列強の動向③〕ウォードが洋槍隊を率いた/ゴードンが常勝軍を率いた 1点
• 「ウォードが常勝軍を率いた」も可
* 江蘇省の人口減少の要因(基準の合計2点→2点満点)
〔江蘇省の人口減少〕太平天国の乱で人口が減少した 1点
• 太平天国の乱が人口急減の要因になったことが読み取れれば可
〔江蘇省の人口減少の緩和〕太平天国滅亡により人口減少が緩和した 1点
• 太平天国滅亡が人口減少緩和の要因になったことが読み取れれば可
3 (32 点)
採点基準
問1 2点 ・「サルディニア王国」も可 問2 2点
問3 2点
問4
(1) 2点 ・「ラパッロ条約」も可 (2)(基準の合計3点→3点満点)
〔「ロシア」の状況〕「ロシア」では共産党による独裁が行われている 1点
• 「社会主義を標榜している」「世界革命論を唱えた」などソヴィエト政権の特徴を指摘したものも可
〔「ロシア」に対する考え方〕「パン=ヨーロッパ」構想の妨げである 2点
• 「ロシアはヨーロッパに含まれない」など両地域が区別されていることを指摘したものも可とする
問5 2点
問6(基準の合計21点→19点満点)
* 1950年代(基準の合計16点→9点)
〔ECSCの設立①〕シューマンはフランスの外相であった 2点
• 「フランスの外相」であることに言及していない場合 1 点のみ(例「シューマン=プランが出された」のみ は1点のみ)
〔ECSCの設立②〕(シューマンの提案は)石炭・鉄鋼産業の共同管理を提案 1点
• 「石炭」「鉄鋼」のいずれかがない場合は不可
• ECSCの目的として述べているものも可
〔ECSCの設立③〕(①の目的)独仏間の協調 1点
〔ECSCの設立④〕(①の目的)アメリカ依存からの脱却 2点
• アメリカの姿勢について言及したものも可(例「アメリカはヨーロッパ統合運動を推進した」は可)
〔ECSCの設立⑤〕ECSC/ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体が結成された 2点
〔ECSCの設立⑥〕(ECSCの加盟国)西ドイツ・イタリア・フランス・ベネルクス3国 2点
• どれか1つでも欠けている場合/「西ドイツ」を「ドイツ」としている場合は1点のみ加点
• EECやEURATOMの加盟国として挙げたものも可
〔EECの設立①〕EEC/EURATOM(ヨーロッパ原子力共同体)の結成はローマ条約に基づいていた 1点
〔EECの設立②〕EECの目的は共同市場の設立/域内関税の撤廃/共通の農業政策 1点
• ECの目的として挙げた場合も本加点要素で採点
• 「共同市場」についてはECSC/EURATOMと関連付けたものも可
〔EURATOMの設立①〕EURATOM/ヨーロッパ原子力共同体が結成された 2点
〔EURATOMの設立②〕(EURATOMの目的) 米ソ両国の核開発に対抗/原子力の平和利用/原子力の共同研究 1点
• 「米ソ両国」は「アメリカ」のみでも可
〔各機構の結成時期〕ECSCは1950年代前半/ EC(/EURATOM)は1950年代後半 1点
* 1960年代(基準の合計11点→7点)
〔EFTAの設立①〕イギリスを中心にEFTAが設立された 2点
• イギリス主導で設立されたことが読み取れない場合は不可
〔EFTAの設立②〕EFTAは共同市場として組織された/加盟国間の結びつきは緩やかだった 2点
〔EFTAの設立③〕(EFTA設立の背景)イギリスは超国家機構(による主権の制限)を嫌った 1点
• 「イギリス連邦/アメリカとの交易関係を重視した」「大陸と距離を取った」も可
〔EFTAの設立④〕(EFTAの加盟国として)オーストリア/スイス/ポルトガル/北欧諸国 1点
• 北欧諸国は「デンマーク/ノルウェー/スウェーデン」でも可
〔EFTAの設立⑤〕(EFTA結成後)イギリスはEEC(EC)に接近した/加盟を申請した 1点
〔EFTAの設立⑥〕(⑤の背景) EEC(EC)の経済発展/植民地の独立/自国の影響力の低下 1点
• 経済発展については「EEC(EC)」のかわりに「西ドイツ」でも可
• 「EFTAは市場規模が小さかった」などEFTA側の状況を指摘したものも可
〔ECの設立〕ECSC・EEC・EURATOMの3組織を統合してECが結成された 2点
• ECが複数組織の統合により成立したことがわからないものは不可
• 3組織のうち1つもしくは2つ欠けている場合は1点のみ
〔各機構の結成時期〕EFTAは1960年代前半に結成された/ECは1960年代後半に結成された 1点
* 1970年代(基準の合計8点→5点)
〔拡大ECの成立①〕ド=ゴールがイギリスのEEC/EC加盟に反対していた 2点
• 「ド=ゴール」のかわりに「フランス」でも可とする
〔拡大ECの成立②〕(①の背景) アメリカ(の影響力)への対抗 1点
〔拡大ECの成立③〕1970年代にイギリスがECに加盟 2点
• おおよその加盟時期がわからないものは1点のみ
〔拡大ECの成立④〕(③の背景)ド=ゴールの辞任 1点
〔拡大ECの成立⑤〕イギリス(など)の加盟によりECは拡大ECとなった 1点
• 「イギリスのEC加盟」と「拡大EC」の語が適切に関連付けられていれば表現は幅広く許容
〔拡大ECの成立⑥〕(イギリスと同時に加盟した国)アイルランド/デンマーク 1点