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「経済表」の体系と経済政策(2)

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商学論集 第59巻第i号  欝勢年§舞

【論文】

「経済表」の体系と経済政策(2)

一重農主義経済政策論瞬発 覚書その2,商業政策論一

吉 原 泰 助

目玉璽

 次

は  じ め に

 「経済蓑」の体系と程稜政策論

〔A3フランス霞体麓下め穣1税簿1獲:

〔93ケネーにお謬る租税理論の隻絞

〔C〕再生崖購造と穣説………・一一………以上亨  r経済表」の体系と襲業政策論

〔A〕フランス1嚢体箒彗下の鰐穀義1取弓1鍛1策と穀綾多綴1賂

〔8〕ケネー商業論の礫…轟的繕溝一甑鍵盤騒格論墓調一……

〔c〕再生産簿造と藏業の露磁 む す び

第57巻垂畢

以上,本号

蟹 「経済表4の鉢系と商業政策論

 賎述のごとく,重農主義経済政策論のい奮一つの柱である藏業政策…禽は,畢寛,晦業の衰態,な かんずく穀物取引の彗霞の提言に尽きる。ケネーはいう,ヂもっとも確実な,もっとも鑑確な,ま た露民と国家にとってもっとも有鵜な閣内商業および対外商業の政策は,競争の完全な自演のうち に存する」玉),と。これは比較的鏡年に属する「農業王羅の経済的統治の一般的蔵書」 (M3雄搬es 蜘6でa至es由90疑ve盤e灘e賊6CO盤0翻雛eざ膿roy&雛盤ea薯r量CO墨e,i767)中の一句である漢,

初鰹のぎ百科全書麟寄稿論文「穀物論擦車の「経済的統治の椿律」 (鍛axi盈esδe gO罎ve撫e盤繰t 6co簸。蕪鱗e〉のなかにも,瞬じく商業の壼密を説くくだ弩が,しかも,かなり詳遠したかたちで

箆られる斜。そこで,かかるケネーの鍵誉の中身を探るため,あらかじめ,この点にかかわるケ ネーの主張の文賑がもっとも蟻的に示されていると思われる文章の一つを,綾の讒構中から選んで 瞬駕しておくとすれば,デュポンが,媛の簾纂した最初のケネー著作集置フィジオクラシー退

(P紳脚脳厩露,2v盛.,i767)に,その名も「蕎業について,… ・づ (D殺co膿灘erce,騨e濃艶r

i〉F.Q鍍継ay,臨x嶽es墓磁6r3茎esδ鞭go琶ve鯉濃縦6co鑓。癬餌εご騰ゼoya脳ε鐙rlcole,恥鷲纏s 9欝S繊夕露臨P纏翻0銘雄∫ε 以下,汐.母.認P.と鰹1記〉,t、葺,ig58,舞.9§5.坂鐵訳ζケネー「経済蓑」遜  (以下罫表雲と懸記〉,i74ページ。ゴシック簾文。

2〉念のためにいえば,ここで「講じく涯というのは,藤業の察磁の婁犠それ馨体紅羅ってであって,その建 謡魏基礎づ諺が,縫生産麹譲許良懸論・「経済表」等の生較にともなって発展してゆくことを否定するもの ではない。

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藏  学  講  集 第59巻第i号 壷譲。麟e e搬re M.}{et蟻.N./と題して駿録した講稿ヂ著者等への,翼氏の書蕎,巌々誰(Let窪e δe蟹.翼.罎xa膿¢雛¢s,etc、,i766〉に見灘される次の一一文などは,格好グ)も6)といえよう。

 いわく「諸羅畏に商業の密塗な競争が存するとせば,諸蟹疑はまさにこの自密な競争から騨益を 引ぎ離すであろうし,また,かれらが恩恵を受けるのは,もっぱら襲い商業政策のおかげであろう。

この白露な競争はこれら6)諸馨民にあって購買1巻を増撫せしめ,かれらに察籔の嚢人の支墨とは無 麗係に,確実な売れ行ぎを繰証し,それはかれらの農産物や藏贔を最婁の癒格に維持するであろう」

麟,と。

 すなわち,ケネーは,ここで, 「藏業の露譲な競争」 (灘d重魏e co簸。耀r8鼓ceδ$CG獲穣鍵cel を「良い商業政策」 (ie馳貧go嚢veme盤g蟹δe co無獄erce)と焼足し,そダ)鍵塗を,蔑業にお ける自由競争が,農業生産物や工業生産物に野確実な売れ行ぎ」 (猛δ蕊lt aSS鞭のを保証し,

そのことによって,これら生産笏の懸格が「最良〃)鱗格」 (犯盤e懲e蟹獄lxlとな参うるという

,煮紅置いているのである。もし,ケネーの商業政策譲の要諦をかく還解することが許されるとすれ ば,われわれは,あらかじめ当時の臨業の状溌と綴格の景混とを,ケネーの立論の銀震たる穀物取 引と穀物緬格に焦点をあてて,一瞥しておく必要がある*。

 *この点,われわれは,義解蟹において,重農学瀬にかかわらしめた・いくつかの先駆麟醗究を持っている、、

その…つは,吉懇静一巽の業績「コルベルティスム,フィジオクラシーとフランス麺類産業資本」攣蟹懸鄭萢癡 夢縫会羅済史大系諜Vヂ透量蒲簸」,欝5§年1講rフランス重藏主義一二1ルベルテfスム,重農垂義との麗連 において一」大塚久雄鉋藻轟ぎ醒洋経重斉憂玉講莚塾雲叢「資本主義の発達」,至96{}年〔舞1氏著『フランス璽嚢蓑権三義講選 i弱2年に序章・纂i章として整選・再鍛)であむ,いま一つは,唇霧散盤氏の優れた醗究ほ8轡1舞の穀物嚢賂の 難きとフィジオクラシー」『大藪大学経済学露第鷲巻第i号,第2号,第慧巻第i号,童962年,63年である。

〔A〕フランス簸体鱗下の薄穀鵯取弓1政策と穀物額絡

 か鐙ラクールーガイェ(撫。豊麗sLaco雛一Gaye童)編の晒業戴の第嘆巻に「自讃主義への恋 病.1 (Vers}e盤髭ra至重s穣e,i774−i8鶉〉なる篇を執筆したゴベール(A醸動6e GG藝ert〉は,i8 量紀の最後の響半鍵紀から簿鍵紀の前半にかけての鋳銭をrアンシャソ・レジームの伝統的な経済 から近代的な経済への移行!魏と規定したうえで,標題の擬窪から,これを3つの時鰯に区分し,

その第i簸葺簿〜89年をr重農主義的プ欝パガンダの影響をうけて自密な頷向が進んだことによっ て特徴づけられる」鋳獺としているむ。ちな恥乙,177癬は,チュルゴーぶ妊一ジュ財務管区 長官時代(罫磁心騒年〉の業績とそれにともなう名声をひっさげて,財務総監および海軍大疑とし て中央致雰に.登場した年である窃著名な甕鑑貿易i論考で<La誌sezFa建e,三盛ssez算)&sseで〉という 標語の麟始者であったグルネー(Je縫Ci繊δeM麟eV雛ce鍵δeGo蟹総y,ま7i2〜59〉の弟子

3〉 E.(≧経es聾ay申しet騨e 〔墨e巌護、翼、&甑 a敬重e量rs,e毛C.藍〉ねIOgt圭e eR童re M.}{.8t M.饗.(S雛箆Cむ盤醗e}℃e〉ヲ 芦.畠.εゴP,,t.登,欝.825.島津・菱虚業譲震ケネー全集選(㌶下,匡全集磨と略記〉,第3巻,i§7ぺ一  ジ。

畦〉A.Go焼rt,Vers至e臨6でa簸s魚e,蔓77嘆〜i8鱒,δ麗sJ、亜、aco蟹£&ye重,躍5め魏磁 ㈱辮齪ε,t、鐸,

惣 醗鋼鉄ε翻弄5藷漉麗麗翩翻伽羅8惚漉,圭95i,費.263.

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吉 原:「経済表」の体系と経済敬策(2)

であ移,また購鋳にケネー学説の発展麹継意表でもあったチュルゴーは,就任華々,蓼モージュ時 代線様,穣税鰯嚢や賦役舗穫の改革に蒼手するとともに,穀麹取引の§塗化を推進した。繍うるに 新たにギルド鰓嚢の擁壷にも取り緩んだのである。ゴベール麟フランス紅おける商業の察密の歴史 の起点を薩するのに,7逢年を選び,しかもこの年から始まる麟革命難に■上記のごとぎ性格づけをお

こなったのは,このチュルゴー財務総監の鐵現にあわせたものである。

 だが,i77嘆年は,年が押し詰まってケネーが没した年でもあった。そして,ここで,われわれが 闘わねばならぬのは,このチュルゴーの登場を切っ掛けに「重農主義的プ欝パ寿ソダの影響をうけ て嚢密な額講が進んだ」鋳懸に売立つ鋳銭の,換言すれぱ,ケネーが観察し,かつ講じたi8量紀の 中葉およびそれに先立つ時難である。この露量紀単葉難を,ルヴァスール(ε.Levasse謎〉は,

綾の古典的藪業史書のなかで,唾農学濠がその擁護者を震動臆した蒔業の霞塗の構神と,コルベ ルテギスムの伝統であり・私的趣益と通総的編箆ぶ支える麟限的綬講の精神との抗争の時代」5〉

と規定する臼

  (麟 露量紀フランスにおける穀麹取引の窪塗  その政策展盤

 濁知のごとく,A.スミスは,<重農主義mA蟹童。虚無r濃syste麟ま,諺を地で行って,重蕎主 義=簸erc雛虚e sys穂懸が懸げすぎた棒をまっすぐにするため葦こは,それを反薄灘に購じだけ麟げ ねばならないと考えたかに見える>という趣巻のことを述べているの。たしかに,フィジ童クラ

シーは,コルベルティスムに韓する強熱な撰1舞の上に築かれていた。ケネーにあっては,農業を重 複1し王羅1を繁栄せしめた・アン彗鐸盤!の事警….との宰槍シュ夢公(Ma露盤灘磁t6eB6喪穀盗奪,亙〉雛。曲 S綴y,蔦6§〜硲薮〉に鰐するに,姦工業を優先させ農業を軽観して王国を疲弊せしめた・ルイ癬 量の事実との宰趨コルベール(Je謹Ba諏s艶Co掬ert,露ig〜83〉という購錘ぶ,確麟不抜のも

のであった。

 コルベ…ルの経済政策の主要な柱は,①ネーデルランド戦争を勃発せしめナイメーヘン条約で の挫折に帰着するような,醗際的摩擦をも辞さない高率の保護関税の施行,②擁r謹艶=Z膿釜t綴 織を根幹とした一般産業に鰐する規雛体系の構築と,この土壌のうえに奢侈贔・縮錬・軍需・輸鐡 愚筆にかかわる生産諸部門を串 むとした・いわ韓〉る「特権マニュフアクチュール」 (鵬霞鍛疑勉C老妓でes 餌量v量艶麟6s〉の麟鐵,さらには,⑤「棄インド会鮭.!等の独占大貿易商縫の設立や海運業の振興,

等々であった。そして,これらの馨内および薄舞政策の猿いは,あげて貿易薮支を玉露に之って類 ならしめ,そのことによって王室財政を潤し,内外に王威を発揚することに置かれていたのであっ て,全体として,絶澱王鱗酌重商主義(欝y譲醗eで。餓継墨s獲〉と幾定されてしかるべぎ政策体系を

5〉翼、Lev琶sse観r,隈瀦麗惣轟 摩窺照 2磁蝕擁遅鑓 ε,騨e癒群eβa搬ε,路銭,夢、598、

6) A.S醗鍵盤,ノ釜鴛ノ舞卿翻夕魏ゴ。≠舵擁維紹彦離4C翻$硲θ∫茸融既記議θ∫擁言言θ鷲s,犠εσ鑓ε9β鐙磁器∫碗ひ∫

孟舵陶飛s農舷α群εs舞麗鹿麗紹θ∫護.3擁魏,婚76,欝、鰹.大内・松撰共訳,岩波支藩蔽(三/,4綴ページ。

マルクスもいう,r重農主義の台頭は,コ疹ベール窯義に薄する薄立とも,豪たとくにヨー体鱗の醗壊とも 関鎌があった」,と。K.嫉鍍・x,T}簾ε{療£簸滋)er6ε簸Me}ミrwert,,娠灘一ε鴛92器陥舵,愁s之.鰻r Marxlsπ滋s

−L母謳撮s魏魏sもe撫ZK6鍵S獲),Bδ、26磁,S.講.罫マルクス1エンゲルス全集毒第26誉第i分鷺,33 ページ。

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醸  学  講  集 第5§巻第i号 形成する7)。もちろん,コルベールにあっても,その政策体系は,薩工業政策に尽ぎるわけでは なく,農業に韓する諸施策をも含んでいた。しかし,それら農業政策は,そうじて,かかる絶薄墨 麟的重繭主義政策体系の鍵属的な環にすぎなかった。たとえば, i〉コルベールは,ある種の農作 物,羨,亜麻,麻,蚕等の生産を奨励した麟.瞬らかに,,それは,フイジオクラートが「簾王蟲 の療料」 (灘at重6res βre甑6res6es o雛vr&gesδe r a魏〉§)と呼ぶ工業霧鶴勅,とむわけ輪鐵晶 二王業簿謹ないし奢{多贔工業稽漂壕讐となる作物の綾蛋乍・生産奨励にほかならなかった。また,登〉 コノレ

ベールは,輸鐡商品の蟹際的緬絡競争力をつけるため鍾穀懸政策を採濡した。その中身は,主に,

<イ〉穀物葎多場=流通機率薄の改革と,<農〉穀駿多輸詮玉の媛1簿1とからなる。すなわち,〈イ〉穀鬱憂毒場F=

流通機購の教革1 檬来のギルド的穀物流通規舗を継承しつつも,封鎖的内羅縫税システムの廃 棄,各地の高等法駝・等族会議による地域利害にもとづく穏地的穀物政策の打破,地主・商人によ

る穀物の買い占め的独善の撰除など,穀物毒場盤流懸機購を改革し,特権灘南への低廉な穀物の大 量供給を懸った。くわうるに,〈貸>穀物輸鐵の蔑鱗:  大豊作のおり碗外的罵矯難的に穀働輪 鐵が認可されるのを懸とすれば,これまた前記の目論見による穀物徳搭の低水準維持のため,おし なべて穀秘鑰濃は蘂托された餅。ところで,このうち,擾底において穀物流通媛麟を灘存しなが ら,農村および農民を犠牲に遂行された穀物の撰内流通の散華策は種々の抵貌を呼び,必ずしも絞 愛したとは言い難い。7年のあいだに穀物繭業にかかわる39を超える各種の裁淡=アレ(鍵r饒〉

が鵠されざるをえなかった事実が,これを雄弁に麹語る館。にもかかわらず,フランス経済の長 鱗変動は,絡弱年講後を箋に,懸路騰貴のいわゆる「局藏Ajから,絡鱒年を駿とす る「不溌,沈 叢,翻・の髄島へ入るのであって,結粟鋤謙,穀物擁格の低劇震難さ歓i2〉、かかる コルベールの抵穀極政策,そしてそれを支える柱であった内外穀物取引の諸幾麟は,後にケネーを はじめ璽農学滋がコルベルティスムを論難する場合の繧的となったのであるQ

 コルベーノレの死後,鋸盤紀末から露盤総籬半にかけてσ)穀物取引をめぐる政策状溌は,決して平 選な遊程ではなかった。そこでは,基講としての規舗と一一詩的な規鰯緩隷ないし規鱗廃藍との頻繁 な交替によって特籔づけられながら,徐々に窪密化にむけての雛動が麗始される。たとえば,主な

7〉串木康夫紅フランス特権マニュフアクチュアの購絞」轟矯幸八鄭纏ゼ透代貸本窯義の鰻1立遜ig欝年季23警  ページ以鋒;購勧ラソス絶鰐王麟の講造駆馳3隼,265ページ以羅;吉欝静一rフランス璽姦壷義譲麟蝿2  年,序章。それは璽戴に「royal罪王室離」璽癌主義と呼ばれてもよい性狢のものであった0

8〉C.一」.Gゆ・慧x,む釦磯雛総醗で。訟llls宅e,曲農s3.L3co継Gay2t,撚翅翻露。繊獅醒ε,t.臥昼23§.

9/L}a漉鷲.8皺曲讐,E麟。麓醜戯丁曲玉e撫6c㈹獲董㈱,き羅蹴曲**激,昂繍醜磁傭郷,

確爾獅槻㈱纏灘癬羅εε餓醒8ε聯漉麟館オ蜘4s,i懲,t離,愈85.渡辺輝叢談,練窟経大  学会誌遜第鶴舞,223ページ.なお,捲稿「蓼経済裏講の講遅と購造一む齢鎗B綴4εa虞こよる賦経済表諺  の鉢系約説瞬j駿二地貌簑史学遜第7暑,i鰯年,57ページ。

鋤柴撮三千雄ゼフラソス縫瞬王政講簿6食年,98ページ餓鋒1中本野ラソス縫鰐董嚢の講造嶢265ページ

 以鋒。

工i)C.一3、G董墓登。蚊x,o葦}.c建.,6&Rs J.L&co雛r−Gayεt,∫嚢緯漉鮮血。θ窺欝偲,t.驚,厘L2遵{}.

i2〉}蓄.M6綾羅v量er,L 農鑓探ε麓霞}霧∫欝8,i§6亜,β.67.井■監訳, グ徽ジュ文購,79ぺ一一ジ。 力点1票文イタ夢ック。

 ちなみに,この隅藏A」騰嚢B」なる罵謡‡,フランス撫按学の莞駆考シミアソ(F.Sl瀬餓透,欝3−ig謝  のものである。Cず.罫.Sl磁至難6,勲醜醐ε融s齪麗麗総記欝欝む躍郡ε欝血灘欝醗醜蓄9競翻認慮s舞㍍識欝ε

 麗麗 遷窒ゼ s葱ご髭7, ig32, 翌翼}、64違 e宅 s昼童v.

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吉 原:r経済表」の体系と経済政策/2!

動きを拾ってみても,量紀寒露弱年には,穀物響内取引の禁廷が公霧されている。また,スペイン 継承戦争の翌年にあたるi7越年から2食年にかけ,霞一・システムともかかわ弩な潜ら,穀物輸鐵が 一鋳許可され,葺欝年には煙鰯的ながらすべての農産物の輸送の§露が認められている。かと思う

と,その後欝糧!紀中葉に陶けてふたたび輸灘禁鑑の捲置がとられるに蒙る(講年鱒月28饗の裁決)。

しかも,そθ)禁豊命あいだにも,オースト婆ア継離戦争をはさむ末難紅なってくると,しばしば嚢 露原舞の奄告が繰り返されるようになる(銘盤年9月鴛欝・46年欝舞麓欝の裁淡〉,といった具合 である麟。ちなみに,この闘,フランス経済の長難変動は,i726年の平緬敬譲を経て貨幣緬魑の 安定を達成し,獄一の瓦解から憩年をおいた至73§年墳を転機として,欝鍵紀初頭にむけ長難上昇の

「局嚢A」に入る紛。

 では,重農学濠の活躍した時艱に昆合うi8毯1紀後半魏繕。この、磁にかんし,ラブルース(琶.

L誌獅蟻s総〉の要をえて簿なる一文を引いておこう。かれは,鯰髭紀後半魏  i7騒〜87年  に,

5つの法縷ぶ穀物の嚢虫を緯宣するのに寄与したとして, 「馨内殻勃繭業の白塗は,葺騒年,貿63 年,i77蓬年に,モ揖…・ドゥ・セシェル(Mo総a慧δe S慈。}捻縫es〉から,ベルタソ(霧er毛無〉そし てチュルゴーヘ。輪鐵の鎧盗櫨,i7艇年とi787年に,この最後の法律は,嚢憲立法が著しく講進し たことをまざまざ表示す」といい,そして,かかる穀物取引の自甕の流れを中簸せしめたテレェ(む鵠艶 Jos¢擁M3rr艶Terr&y,至難5−78〉とネッケル(」農。嬢es翼ec藍gr,i732一董8艇〉の介在iを振締す

るのである覇。

 このうち,量)縁ぼ欝年の闘蕪をおいて舗定された霞内穀物商業の皺皺こかかわる3つの濫令に ついて見れば:①i754年(9月夏7蛋麟の裁淡は,擬して露虫猿鍵を鵜告した醜遠の玉743年の裁決 の再版にすぎなかったが,鎌護主義者フォルボンネ(欝r農貧穿。給V6ゼ。葺D麩ver響逸rδε欝orを×〉盤盤磁s,

i722−i雛劔のメモワールによると,その施行は各地の財務管麹長官や補綾.官の裁量姦簿に委ねら れるといった頼穆無いものであった紬.これに録して,七年戦争を撮んで,⑧鴛63年(5月25嚢)

のベルタソの公姦状(髄ci&rat紛紛は,かかる点を改め,義凄漂躍の徹籔化を麟つたものである。

この布告は,第2条において,麟渓紅鱒し,「いかなる申告をも,いかなる商贔籔鐡許可や認警を も義務づけられることなく,一勢の種類の穀働と農産鞠を王国の一つの州から麹の辮に嚢蜜に輸送 すること」を認め,麟の官吏や譲主の役人にも,国民に鰐L, 「晃鐵しうるどんな撃墜に,よるので あれ,いかなる法的手続きをも強要すること」を禁じている。燦うるに,つづく第3条では,各種 流通税の賦課禁鑑を瞬確に規定している購。最後に,③チ、、ルゴ…は,i774年,財務総監就任後

欝/唇縫敬灘紅i8撚紀フランスの穀勤韓鯵餐の糞きとフィジ童クラシー」(二〉, 『大藪大学経済学醤第i2巻第2  号,謄§2隼を参懸。

M)琶.M挨盤糎er,砂.躍.,蹄.89et s瞬v、善上訴,蔚掲訳書,灘2ベージ以鋒。

圭5)ε.L識O慧gse,更£S《勧独S麟X》纒羅CO董εS曲羅sl壱C璽e,謹鐡S籏蜘舵愈㈱癬解離蹴毎〜ε面影陣魏ε,

 t.2,」馳ε慮藤薦麺縛s漉畿謬君s5礁麗綴織海賦麓醸謡εε漉だa飾編鋸s癬αμ!6磁一ぞ789ノ,透圭re琶6e  難解F.Bra雌eletE.Laもro慧sse,鱈7暮,卿.38倉一8圭.

麟G.We醗rsse,Lε灘}欝翻魏魏麺。ε纏舞露ε醗蹄醗εε敏!756鳶/7羅ノ,董9驚,t.登,聾.2欝.讐濁,

 繭揚譲文,66ぺ…ジ以鋒,参照。

工7〉G.W琶編鍵sse,砂.醜.,t.璽,鱒.2§8就2鎗e毛s極Ψ.哲覇,蕪掲譲文(二),66ページ舞舞,参黙.

 なお,この公霧歌の全容江ついては,岩糧典夫「チュルゴーの轡虫交易懇懇の麗麗についての実莚鎗考察

(6)

藏  学  論  集 第5§拳第i号

一月もたた殿9舞欝嚢に,穀物蕎業の窓嶽の確立に関する裁決を公姦し,穀梅の州閥流通の嚢蕪を これ蓑でにない鱒瞬さで布告した餅。すなわち,この裁淡では,まず上のベルタソによる63年の 公薦状の復活が宣言され,ついで第2条で,国王の命として,関係官吏に以下の諸行為一イ〉

野州から州への穀物および小麦総の雲霞な流通に薄しなんらかの妨害をする」行為,のr見識し うるどんな韓実のもとであれ,その輸送を隠む達行為,ハ〉「商人・フエルミエ・ラブルール・そ の飽の妻達に薄し穀物や小麦糧を畜場に鍬入するのを強慰する」行為,二〉 「これらの人々が霞分 達が襲いと思う魑でどこででも籔発することを紡げる」行為一を厳しく禁ずる濤瞬記しているの である翻むなお,この穀輪取引の密雲化が翌75年のいわゆる「菱毅戦争」 (捻露e登e des∫ar搬es〉

に連なるという史実は,よく知られているところである2湧。

 飽方,欝ほぼ残業鬘髭を観てて鱗定された穀物輸鎧の農霞にかかわる2つの法令について見れ ば,まず,①i?麟年(7月欝舞〉の勅令は,穀物輸鐵の無条件禁疵を基調とした従来の法令の終 焉を告知するものであった。現に勅令の醜文には, r厳粛かつ永遠の法によ吟,海人達や舞売仲買 姦人達を禁鑑諸立法への璽爆に麟する一窮の繰れから解き放たねぱならぬ」という王の意志が蓑覇

されている鋤。しかし立ち入って見ると,この表文に「薩業における自趨かつ完全な競争.1鋤と いう表現が箆懲されるにもかかわらず,穀勃輸鐡紅かんしては,なお幾つかの留保が存在していた。

とりわけ,イ〉小菱懸路が3カ月続いてiキソタルあた蟹2婆心ヴル欝スー,すなわちエセチェあ たり論婆一ヴルを超えるとぎは,嚢ちに小麦翰墨は全蛮的に・しかも内幾の命による解除という鰯 陰無際定の規定のもと・停箆されるという留保条項が付されていたこと,β)穀物の輪鐵港も(は

じめ27港のち総港に〉猿られていたこと,これらが淺霞される。いずれも蟹内における穀物不足を 危撰しての規定ないし捲置であることは誉うまでもない23)。これに薄し,②「イーデン条約涯の 締結と大革命とのはざ豪に鑛された貿87年(6月葺購の公葎状では,「穀物取引の霞由は平常か つ正常な釈態(ゴ6甑掩醸縫de宅orδ量癒re〉と見なさるべぎである」冒宣言され,穀物蕊よび小 麦縁の王蟹内全領絨における州闘取嶺の霞震の課擁と懸鋳に, 「すべてのわ渉港を通じて,また税 関の毒するすべての羅箋の道艶を通じて,外露と農鐡紅取引すること」が承認された。もっとも盲 蚤公姦状でも,地方三部会や地方議会の要請があ絵,王も必要と認めた場合には,この輸鐵の磨慈 を一蒔停托することもありうるとされていたが,この停鑑令は,更新を瀦として,一年の難隈つぎ でしか墨せないこととなっていた鱒。翻艇年の勅令に見られた  ラブルースの言葉を懸りれば

 一i蔦3年の嶽麹輸送の褻愚に麗する釜瓠までを率心として一ゴ鱈篤学饒大ζ商学譲築盛第7巻簾2  号,ig鑓年,露都フランス貿易敷策の思懸史的醗究遷欝警年,第2章,簿〜額ページに全訳があるo

i8〉G.We曲rsse,肋魏魏θぴ麟εs確s!εs癬酪オ伽s鹿翫rg鋸ε善鹿燕を 勉,σ774−/7甜,β.82、

i9〉A、R.」、下甑墓ot,Arr畿拠Coηsε嚢6ta漉ss&魏譲渡説醸co搬醗erce感es琶ra董Rset6εs{盆r漉s&

 ガ塗t6で重e破ダ6e艮Gy&載鷺e et至&縫魏魏善 〔量e ギ量鐙葦}ort磁呈。縫,α勉欝 εε4ε籍懸紐,6{量.βar G.Sc}董e建ε,t、轡,

 欝22,雛.2斑〜2馨.α.ε.F餓re,肱跳9疲ε漉微罪9漉,玉96裏,麹.2む7e童s譲v.

2§)α.狂.Fa琶re,碑, 露.,δe讐x墨磁e灘r癒e、

2蔓)P.C.丁撫むa重,」醜語躍如鴛撹海霧s齢擁翻x,鯵S8,β、2簸.C蓄.£.L論r《搬ssε,ゆ. 露.,動38L 22〉2.C.丁撫掘,ズ魏.;建.Le撃ass¢罎r,砂,c露,,夢.灘.

23〉C{.E.捻もro鵬se,罐.醗.,夢.38i、吉霞,醗揚書,薩ページ以縫。なお,この姥,鐵馨税やフランス  麟へめ特権の職与等の蜜腺事項藩付されている。替麟,蕪掲論文(二/,65ページ。

2填〉ε.Levasse琶r,妙,癬.,夢.5暮7.

(7)

吉 原:r経済表」の体系と経済酸策12/

一「輸趨のスライディング・スケール」皿「欝動安定装置」,つまり野羅1箋を閉鎖する限界癒格涯 は姿を潰し,薪過覆の」高癒は地方の甥漸にもとづいて億舞的に,しかも擁外的・一時的に魑運さ るべきものとなったのである25〉。以上が,主に法令に離して跡づけた露盤紀における,とりわけ,

その後半簸における穀物取引の白露化をめぐる動薄である。いう蓑でもなく,かかる穀物取弓縫磁 化への道のりは淡して平壌ではなかった。ここで見た露量紀中葉以鋒に鰻っても,諸法令の文面か ら穀物取引の自由化への確かな是音が聴ぎ取れる半露,チュルゴーの羨狂者であった財務総監テレェ による  凶作を契機とした一賀鴨年の穀物取引の甕虫化停壷捲置や,i788年9月から鷲89年遵 用にかけてのネッケルによる急激な保護主義への獲嬬等々のエピソード溝示すように,かかる密密 化への雛勤を籔ち燐む,歴史の歯車を逆獲転せしめる勤ぎも覧られたのである。だが,それだけで はない。霞内的には,中央政府が震磁化法令を公布し,霞縷化政策を推進している鋳難であっても,

流通蔑麟から稀益を得ていた各地の蒋権保持者の抵貌,饑えば流通諸税の康正軽薄する徴税権巻の 抵抗によって,事態の進展は遅々たるものであったし,また,遵鶏・運溝等輸送網の不備も穀物取 引を醗害する要霞となっていた諭.対外的な穀勃取引も,第9表から,まず輸入藻,そして後に

〔蓑9〕i8盤1農三後半紅おけるフランスの輪鐵人工蕎贔構き糞       (単臨ほ,§総蓼一ヴル)

         年贔§

i755年    i   iア76年 茎788年

輸入

療    稗 H    料

@  砂  旛

@   コーヒー

@  穀  物

至重2,64i (5{}.{}5〉 玉23,7亜2 (33.45〉

增Fζ謡器詔晦1霧lll!1霧i3,673(6鮒i3書,588(醗3〉 嘆,5簿(2、⑬1重3,3嘆8(3.δ亜〉 玉%,38董(34.26/

Q73,592(鱒.23)

吹Ci7董(i6.23〉

Q,974(鯵.73〉

奄Q,轡7毒(2.欝     その飽

P 造  贔 G  癒  贔

茎蓼:議雛!謝露1繁ill器l i,6i5 ((}.72〉1  2,226 (〔》.6{}〉

78,377(董4.憩〉

W9,35§(蔓6.08》

Q,35§(§.畦2〉

輸入総額

       }

Q25,(}52(蟹}{》.{){野1369,8{》6(董(》{》.蟹》〉       ζ

555,6齢(錯書、総〉

製  造 贔 H    繕

@  砂  塘

@   コーヒー

@  穀  鞠

亜35,283 (52、54〉 i5(},375 (透5、78〉

W9,866(3達.鱒1期,757(襲.68/27,3蹴憩.6i〉i5玉,264(i5、鋤 亙5,8雀9 ( 6.i5〉1 3{》,4{)8 ( §.2§〉5,鰯(2.§2〉16.737(2、鮒

茎56,87?(33.68〉

Q56,72§(酪.i2〉

ル,2童3(重3、簿〉

W書,重75(亜7.28〉

Q2,3?8(4、8玉/

輪換

    壽蕊溺

@   その姥 Y    麟 G  商  晶

撰蓼葦簿!薇撰譲婁!器1       圭26,297 (i{).2玉〉i 28,365 ( 8.63〉       監6,(}き7 ( 2.3罎〉i  2,§9璽 ( o.9玉〉

33,欝2(7.簸)

T6,558(董2、M〉

H8,毒溺(驚.32〉

チ,灘(暮、8§〉

輪崖総額

257,5(》3(i(}{}.(}{垂〉・328,487(蟹翼3、(}{}〉 妬5,8総(灘倉.む書/

 簾蕩春彦「十八量紀におけるフランス辮終貿易の震麗遍程」ζ窟趨大学文学認概 発駕舞第爵号,亙97§年,23〜24,鐙〜縫ページの表より作絞。(〉内は%。

輸鐡が増撫する饒陶を談み取ることがでぎるが,とくに輸鐵に羅っていえば,ケネーが穀物取引の 露虫の主張を展開していた欝年代半ばから曉年に向けて,輸霞絶薄額・輸鐵総額中の欝絞箆ともに 停滞的である。そもそも,夢一ヴルで護緯万から玉,騒倉万程度の輸入,520万から6簿万程度の輸塞で

25〉E.La短。謹ssε,0倉.ε露.,至}、3露i.

26〉魯溝,表掲論文(二〉,66ページ以降,参黙。

(8)

晦  学  論  集 第59巻第董号

は,現実の数纏に立興して構立された・再生産総額灘億夢一ヴルー本稿第5表(第57巻第尊号63ペー ジ)の内訳紅立ち入っても,穀物生産総額〔種子整除327癒!ヌーヴル強一というヂ経済表」の体 系に投影して,輪墨入ともに鰐鬱然生産物生産総額髭,あるいは対穀物生産総額比零コンマ以下の パーセンテージに過ぎない麟。そうした愚昧では,ケネーが身を置いたのは,内外穀勃取引いず れをとっても,なお霧震化船動顛のフランスであ鯵野綾は,そのなかで穀窃取群の露虫擁護・雄進 の議}陣を張り,i8経紀を蒋籔づける穀物取引の白塗をめぐっての一大誰争を主導したのである認)。

  嬢) i8糧!紀フランスにおける小麦鰹1諮およびその変動の諸穏

 フランスには,シミアンを売駆老とする統誕的史学の伝統があ鯵,諸勃懸6)雛史に麗しても,実 証的・統計的醗究が少なからず存在する鰯。ここでは,主に,この転統」)頂点に抜麗する繭鐡ラ

ブルースの業績に敏擁して,i8糧紀紅おける穀物麺籍,とりわけ小麦懸格を必要な範霧で瞥見して おこう。

 量〉露量紀における臨贔衝格・農産物懸緒の長覇趨勢:  露盤紀の麺搭変動は,/i/(慧紛年漿

〜16認・韓年雛/籔格上昇〉15鬘髭の最後の照準難に姥蒙り,露盤紀を覆い,茸世紀の第董霞単離 に蛮で及ぶ長難の上昇轟轟=r局面A」,(2}(欝欝年曖〜欝欝年漿/纏絡安定)17世紀第2醗半難 を特徴づける停滞難の静建属悪,/3!(欝灘年頃〜玉7鱒年漿/簸格下落)蔦弱年頃を底とし, 「鋸歯 釈」の鋭角的急騰によって籔ち鍔られながらi7鱒年墳豪で尾をひく下縫潟藏二瞭矯欝」,これら の諸縁薩に究立たれながら,/虜(葺鎗年頭〜鰺鎗年漿/鰹格上昇/i7欝年頭から沿鍵紀窃頭まで・一 鍵紀近くも続く永い「臆面A、1に入るのである3構。この灘鍵紀の「縁懸A」を少し綴かく露する

と,こうである。工726年に二貨幣鱗獲の大敏革が行われ, iルイ金貨(重。磁s〉を24蓼…ヴルに, 1 エキュ銀貨(ec蔀を6婆一ヴルに露定(織年5舞26蔭の勅令),以後大革命難にいたる濠でフラ ンス通貨は長顛にわたって安定することになる3董}。そして,i733年を趨点としi綴7年をもって閉 じられるi童紀になんなんとする「局面A!が雛始される。このうちアソシャン・レジーム麟6)繕 格運動は,まず,①(i733年〜i763年/緩慢な纏絡と昇〉i733年から約鎗年にわたって緬格は緩慢

に上昇し,ついで,②(塗763年〜㌶75年/緬椿上昇の灘速イ紛葺63年から憩年を超える麺格騰貴4)

灘速化が見られ,経済活動は活溌を呈する。しかし,③(i7得年〜i787年/癒格下落〉i7怨辛には,

一蕊生産勃の癒格上昇がストップし,懸絶下落の前兆が現れる。そして,77年以降全般的な簸格低 落ぶはじまむ,この傾向はほぼ欝年続くのである。最後紅,④(玉787年〜㌶9愈年/緬格高騰)革命 直藏から革命の激動鰯にかけて,激しい極格騰貴が生ずる32)。

27〉欝鍵続フランスの漁業の鞍浅紅ついては,替購,蘇掲譲文の縁か,大難彰三「アソシャン・レジーム末め  フランス商業。ぎ中央大学ヒ十翼年譜念論文集燵 (経済学藻〉,逡55年をも参難。

28〉Cξ、ε.Lev認se建r,θ夕. 奮,,董}警.婆鱒〜5轟8、

2§〉宮本叉次罫フラyス経済史学史遜 (ig6亙年〉韓:, こ1の、煮の蓬董介に』多くのページを警奪いて㌧・る。とりわけ,

 第玉認第履章・第5毒,第2編纂i章・第2章を参黙されたい。なお,竹岡氏の逓著罫rアナール」学潔と  縫会史爵1鱒○年も,この額域にかかわる紹介を含んでいる。

3{}}蕪、麟6童謡v艶r,曜}. 露.,鰹}.§,62et89−9{}、聾、ヒ訳,藤縄訳婁,錘,73および玉{}2−i{》3ページ。

3董} 董…}.重しeΨ&sse簸r, 〔彦}. 露., 費韮}、432−33.

32擁{.M6t短v観,碑.醜.,聾、麟一92.井上譲,蕪掲訳壽,至§3逓襲ページ.

(9)

吉 原:「経済褒ユの体系と経済政策(21

 そこで,この露量紀の「扇面A」を農産物緬格の一般的推移にしぼって見るために,農産物懸格 の運動を一蔦年移動平均で一グラフ飽した緩を掲げておけば,第鎗蓑のごとくである。こグ)第 iG表からは,…一見して,i8量紀第2暖帯

      〔衰欝3露量紀フランスの農産霧簸怒捲数の長懸変動 鰯紅おける緩慢な極格上昇頻肉,中葉に      (罪26緯§〉

おける懸椿圭二昇の簿1動ないし微ノま、な{籔藩

籬講,第3獲半難における懸格上昇の繍 遠化頻陶,そして大革命繭夜における癒 格の停滞ないし低落頻海が看取でぎる。

この農産物緬酪の趨勢は,上で莞た一般 的徳賂運動量こほぼ整合しているといえる。

ちなみに,ケネ…が観察していたのは,

露盤紀r局嚢A」の①②を経過しつつ あったフランスであって,蜜た,綾が経 済学約諾論稿を執筆した時潮は,初雛の

紗エルミエ論」やr穀勅諭の執筆が,

①の縷縷な癒賂上昇難の最後6)矯年,つ

12倉

1青春

8倉

    i725  翌735  聖745  i735  玉765  i775      i   l   l   l   l   l

    玉73{}  亙7蓬§  里75{}  玉7穆9  i779  玉7琶9

       i726−i78§=罵i{}{輩

 狂.熱bで。慧sse,Lεs《勧盤s麟x》a晋r量coles曲X糟忌s善6c艶,

6餓S鎌脚舵6ε欝欝蹴ゴ韓2麗灘 癬ぞ鹿緬蹄齪ごぞ,言.π,{〉ぜ5 ゴ欝慮欝ぬヂ傭ε5露謬麗綴短慮醗κク醒躍εε磁」臣産9欝醗轟蜘魏ズ

〆165今一!789ノ, 董97(》, P、388の蓑を震葦コε。

蒙り農産物極格の上昇頓海ぶ鈍化しはじめ,幾分低落の気殊さえ見られはじめた鋳に当た参,また,

「経済表」を上梓し,謄の乗辱切った時難,たとえば「経済表の算1術的範式の分新」を発表するの は,②の農産物緬格を含めて一般的紅癒格上昇が撫速化され,フランスがその経史上かってない繁 栄*  いわゆる置ルイ欝鍵の窪黄金時代蒲 (ゴ《鋸eざGr》δe Lo磁sl騨〉鋤   を講激してい た6(》年代である。

 *ところで,念のためにいえば,こうした「驚鑑Aj・野馬面B」という馬蓬規定は,もちろん嚢務運勢をも つて専一駒に与えられたものではない⇔統計麟史学の餐程が,鱗総統欝・人農統講等の分野で遠望しやすく,か つ,これらの分野での一次・二次資料が箆較朗豊塞だという事薦1もあずかって,癒略史醗究等が先行しているこ とは確かであるが,そもそも震いは,そうした簸1総の趨勢噺変動を経済義巽舞舞の長翼舞鶴・舞窒環衰態変量むと権獲1させな がら醗発するにある。楽諏のi8経紀の「灘癒A」も,その意殊は癒権騰貴それ薄俸瓢あるのではなく,通貨量・

人貸・生産・需要等,経済活攣の諸耀での規離離で持続的な成長が藏贔麺怒の安定鯨主簿と権互撹建・襯互健遼 の縫孫紅おいて欝量麗の繁栄をささえている点に慧昧があるのである。ちなみに,露量麗のこうした轟藤展醗は,

ひとりフラソスグ〉みならずヨー9ッパ全載紅あまねく共通する現象であった繍。

 欝総量紀における小麦騒格の嚢態:  以上の機観を蕪礎として,当醸の主要鰐象たる小麦纏 絡を,しかも各年次ごとの全馨平均纏で追跡すると,第賛表および第穂麦のごとくなる。第簸表は,

葺26年の平懸敢訂による通貨安定時点から,懸格の確定に疑闘の残る賀93〜94年の直§穀792年にい たる小麦額絡全蟹平均鱈の時系列である。こ6)表では,パ嘆・セチェ (盤蔦6婆ットル)当たりと

3麟莇躍.,夢.繊.溝上.騰嘆ページ0

34)ラブルースは,媛の名を高めた窃難棚勧懲史醗甕では,フランスと璽一賞ッパにおける小麦鱗馨の移動単  均法による長葱趨勢を鰐達し,フランスでi7謎年〜嬢算年,ヨーΩッパで翌年先行の玉隠3隼〜董8鷲年の上昇  局面を嬢鐵,ともに講じ艇年の永きにわたる上昇であることを確認している.E.La疑。登ss¢,Es聯ゴ$甜翻

 脚継鷹癖諮舞濡擁藤醐伽羅齪翫厳ω麗翻ε鋸4,互§33,t護,鋤i3§畦醤

(10)

薩  学  譲  集 第59巻第三号

〔表簸3至8轡紀フランスにおけるノ卦菱の全羅年平均嚢懸路(i726へ遭7§2年〉

       (単酸二享ナーヴル〉

  E

貞※騨

董726

 27  28  2§

i7.6§1 董4、4麟 i2.78 i4、墨2

3毒…i駐6

3i…i遵.δ4i

32旨@玉2.93 33 i2.

34 玉2.88 35 鷲.661 36 鎚.鐙 37− i遵.7i 38 懇.捻

39   i7.73 .

4倉…臨i2i

4i・ 22.i3 42 董6.68、

43…i乞2i

艇  登.83 達5.簸.§○

鰯  腫.65

玉茎.33…

§.23 8.i§『

§.偽

9.§7 9.38 8.28 8、解 8、25・

8ユ董i 9.03

§、嘆2一

雄33,

n.36 i2.25

茎4.玉8

轟コ2ア2Q

戸む8563

§7779

年iノ叫セチ轟クト軽ル

癖「i8・79、

 唾8… 2董.嘆董

毒g

鉛ョ

5む1 5茎1

52P

531

器1

i7、§3 i8.2董 2暮.68i 建.5§

i7.麟 董3、33

翻llll・

58い75引

∵ 1

6病董8・37

劉藷llll

翻1器i

巷5}i?.42

羅溌。

離職,

焦− …パ}芦セチ・i工知タトノレ

i2.〔}4   美77{}

i3.72   7エ i2.46   721      73

慧.珪§,  74

H、67  7瞬

玉3.25   76 登.85   77 董Li7…

P781

暮.5逢   79 9.§8

n.89   8§

難.27   蓼蟹 玉圭、76・  82

     83i 銭.77   84 欝.暮暮『  85

§.餐    86 9.53   87・

欝.艇    88 簸、王6   8§

董3.27

董4.32   鱒・

美5.5i   g灘 i5.38    92i

陰豊熊一婆儒蔓21

128.34  玉8.至6

i25鱒…凪651

22・7壌、玉よ57

1畿儲1欝

2登.85h3、36    モ22瀞餌i薤露7    ピ2雀・2董i王3・59 i§.66卜2.59 2甑鱒i里3・婚

lll劉llll1

23.§31 i5.33

23.矧i垂.83

22.総i i蓬、i3

   i22.嘆()l i4.至6

25護i l圭6 34 i2  2墨、§2

…瓢一一   } 39.361 25.3劉 34.4§1

玉6.22 22、船 鯵.45

董)狂.L曲ギG雛sse,蕊卿恕4ぬ脚麗麗耀躍然声r㍑綬諮欝麗麗醜陣齪 ε鰍 X懸e惚漉,工933,芝.亙,丁謙ea雛餓鮭exes,餓、欝3〜欝§.

2)乙ε卸ズ撫加蹴伽ゴ醗脅麗蹴4餓蓄魏魏鹿飽脚競魏sぞ窟旛 /7欝一/9/3フ,

7喫華漉霞θ箆鹿9ヂα難{良農2〜だε度毎工s設露お海膨85,1{}7(》.夢.9.

エクト夢トル(窯欝§琴ットル〉当たりの小麦緬格をトゥール・彗一ヴルで群記してある。ただし,

癖者は換算ではなくして,購鰹の数纏である。縫方,第至2表は,上議靉靆のエクト夢トル当たり小 麦纏絡を半鰐数グラフとして鍍示した高等欝究続(E.欝.登.狂.〉作成のものである謡。

 ところで,これ.ら二つの蓑を見ると,薦に見た長鱗トレンドのな1かに,小麦緬格のかなりの波動 が見錯せる。たとえば,大革命講後を溺とすれば,i766年から簿年代勧めにかけて,薄葬を頂とす る際立った小麦緬格の高騰が生じている。賀66年・67年と打ち続く饗作,さら紅69年・驚年と追い 討ちをかけるかのごとき不修が,疑いもなく,この小麦癒格高騰のな主要霞をなしている紛。こ

うした農業上の過・」・生産に起纒する危機,特殊的には食料亀機(艶s cr量ses遷ε灘もs量s捻簸ce〉は,

第簸表・第鴛表がカヴァーする難問では,イ〉集中的・継起的に数地域闘で茂れ狂ったi7騒年と玉7 磐年との経済危機,貸〉い豪言及した銘7§年鋳後の竜機  この危機は簿年には3分のiの財務管

35〉なお,狂.L論ro慧sse,Les《旗蹟sβr奴》徳rlc擁es曇簸羅εs絶cle,o夕.ε奮.,鐙.386−387.霧叡の時系  難捲数と馨表をも参照。ちなみに,フランスにおいては,露盤紀の農産勤簸総統素,とりわけ小麦髄縷統誹  は,財務総監庁がそれを経済的景溌の重要叢漂の一つとして重視したこともあって,豊かであ移,まんべん  ない時系 琶が存在する。この/墾麦1懸緒の讐寺系 褻ま,とくにi756年雛縫, フランス全土および各財務管麹の手  書きの説録潜,蕾めは単層ごとに媛には三選幾ごとに残されている。懸藏.,β.総7.

36〉唇緯,講蝿譲文(三), 『大藪大学経済学過第欝巻第i号,簿63隼,蕊ページ舞舞,参黙。

(11)

吉 漂:F経済表、1の体系と経済政策轡

       区を襲ったに鑑重るが,その年グ)

  〔表鴛〕露量紀フランスの小麦簸格

     一一]汐縛トル当たき)全蟹年平均癒擦(穿_ヴル)  鋳後では,あちこち至る魑で群発        的菰被轟が発生した,ハ)葺78年       と搾82年とに南フランスを見舞っ       た地域麟な危機,エ〉i784年に斐        雌と棄藻善こ, 86年に憲ま西藩畢こ見られ       た地域的な危機,そして,ホラ翻 4書       紛

       88−89霰穫年度に32の財務管区中 泌      3§ 27の管誕を襲った全羅燭模の造機,

      等を数えることがでぎる37)。見 2(肇      2《) られるように,小麦癒格の高騰時        簸は,おおむねこれらの危機紅照        応もている。また瞬時に,かかる       潅機の近傍では,穀勃緬格の騰貴 臆      鰺

      に起覆する鄭毒での暴麟が起こつ       ている。とすれば,逆に懸緒鰍落       の背後に豊作による食料のr豊富三

5       5  が伏在するであろうことは,容易       に納得でぎるところである。

       いずれにせよ,鰺経紀の「馬懸       A」においても,豊籔に左右され       て第稔表のような小麦麺烙の.と下       変動が観灘される。その振幅は,

      「騰護B」を構i滅1するi7健ヒ紀末か       ら鯰髭紀初頭にかけてグ)29春パー       セントから鎗巷パーセントにも達     茎73§  ぴ5§  葉77む  茎7鯵

      する「鋸歯状」の激しい振幅とは   Lε擁ゴ麗⑳嚇御講E麗偲窟魏纏ゴ趨耀ウ鍵麗麗ゴ雄山 異納38〉,以灘噸べ癬蟻か

 〆/726−1郵3ノ,磁罐醜惚夢齪慾鋤ごε翻エs媛誌纏絡,欝7警、夢.欝

      にマイルドな変動鶴である。しか し,なお5倉パーセントから欝暮パーセント弱という,それ自体決して小さくはない振幅を示してい

る3§)零Φ

4   3     2         濯         5

書   馨§轟       5

37)駐、撫駄o琶sse,Lesr購脳es総r亜憾鑓es透21a夢r鰻疲漉二纏cr量艶s6CG欝o撫鑓es戯灘es童6c董¢,曲総  擢S≠確擁欝纏磯ε麗ε脅館〜ε寵躍戸勉蹴2,t、2,即.5欝ets額V、

38)茎7鍵麺σ)小麦嚢繕の変麟に麗しては,さしあたり鱗ぞの籔勝の諾表紅つかれたも・。C多.」.」㏄鐸a践,至魏瞬o醗重s灘ε  e童cata勤rひ癖εs,i5総一董6磁,δ継S撫瀞魏鹿紐融羅耀ヂ雄,t.2,む身彗ε 齢麟卿撚卸卿肇器,

 素欝一!7紹,sの雛s懸61rec叡}捻6e G、至沁むye竜A.W経llo欝,臆75,鱒.董§(}e毛2遵8一鱒;艶GO曲ert,L控  む飴(}至Q毬》羅s絶clε,6a灘s紐蜘麹碁ω㈱蜘86オ鰯ゴ魏4召彦1惚解ε,t.2,β.332.

3§〉C妻.狂.L&もro穀sse,Les《数}駐s蟹量x》&薯r董co豊esδtヱ灘εs絶c童e,θ歩. 露.,夢夢.鱒7一鱒8.

(12)

姦  学  論  集 第59巻第i号  *それは,背後紅,ルイ露量の糠範のような飢餓的食麟危機が,この購類すでに遠のいたことを認めてお善),

また, その繕栗,i7盤紀のような農幾反蔑も,大革命蕪夜の「大悪難」 (蝕G鞍蟹走¢Pe被r) 蛮では,姿を溶す ことになる韓)。なお,このヂ大恐糠」の撰金となった穀麹危機の絶獲で,はじめて小麦嚢絡の全蟹平均麩が貿§

4年の勅令力懸達したセチェ盛た祭r験罫麺賂」3騨一ヴルを超えるという事実は,興稼ある事構である。ただ し,念のためにいえば,地域の懸幾纏では,次善こ覚るごとく,i77倉年代頃から3§夢一ヴル〔エクト婆トル換算霊 雄琴一ヴル強}をこえる地寿もま重昆られる。

 玉鐵総鍵紀後半における小麦懸格の地域閤較差1一上来の考察は,もっぱら全醗平均魑の次元 で試みられた。しかし,詫灘・葵仏海鏡,人蔭洋,ピレネー山賑,地中海,アルプス・ジュラ・ヴ津一 ジュ毒賑等にかこまれた籔大な蟹土は,地中海性気繰,海洋性気躾から霞猛性気鑑iまでを含み,農 麟・毒場・交易の諸条糞も多様である。したがって当然のことながら,小変癒賂も地域(饗)間で 較差潜ある。そこで,露量紀の後半に限定して,この点を検討しておこう。そのため,二つの表を 揚げる。第i3嚢はフランス本土を9地域に分け,各地域における穫756年から玉7鱒年にかけての・

エクト讐トル当た穆の小麦緬格を総捲的に表示したものである。第M表は,瞬じ9地域への分割で も掻鯵方に若干の違いがあり,また,採った懇聞も鷲60年から質89年と僅かに短く,そしてなによ りも,単位量がパ婆・セチェであるが,各地域ごとの小麦極賂の無難趨勢を一9簸移動平均で 一グラフ化したものである。

 まず,欝欝表を慰すると,①小麦簸諮は,最高癒総葺8§年の講葉謬23.23婆一ヴルから最低緬格 i756年の龍東灘=7.嘆6讐一ヴルという大嬢な1鬻ぎがあるGこれをセチェ峯たりに換算するとそれぞ れ36、24彗一ヴルとn.64夢一ヴルということになる。たしかに,8§年は特溺だとしても,驚年代初 頭あるいは鍵年代籾頭の東部や講東藻に成立した最高緬格2鋼一ヴル前後(セチエ換算一以下隅 じ  3騨一ヴル繭後〉という事簾が散見されるのであって,むしろ大革命勃発難ぶ特溺だという 意味は,最鱈懸格を薄した義薩蔀でさえ29.32婆一ヴル(鍛.四一ヴル〉であったという点に求め

られよう。そして,機低していえば,②革命簸は溺として,最姦癒格はi5琴一ヴル蘇後(2§数蓼一 ヴル/から鎗婆一ヴル前後(3騨一ヴル蔚後〉の聡に分諾し,最低短絡は,縷かの舞外をのぞいて 鎗琴一ヴル羨後(蔦婆一ヴノレ羨後〉に叡棄している.また,ここでの鰻§たる各年毎の較差に養馨 すると,③地域閥の最高・最低緬絡の懸編は,侮によって玉789年の綴外的な高位接近下でのへだ たり2.9 一ヴル(蓬、54蓼一ヴル〉を特異なものとして巌に置ぎ,最大,玉766年の爵東部と義棄藻 との較差9.7拷一ヴル(蔦.欝婆一ヴル〉,最小,62年の薦東藻と中央翻との較差3.63婆一ヴル(5.

66婆一ヴル)となっている。さらに,この較差を一縷金運的紅,押さえるため,最高癒格の鰐最低緬 瀧を算定してみると,r董77鋒の鍾農主義鰯絶磯(茎&d贈《夢ys童。crat量登載e擁d77§〉蓬i)に 先立つ時難でほぼ2慾となるほか,若干の鋳外を験いて,おおむね董.5賠からi.8焙の範雛に入って いる。この数鑓は,ケネーが活躍した時潮を含む総量紀後半難に,小麦緬格の地域間較差は無視鐵 来ない次ぎさであったことを物語る。

 さらに,欝欝表から読みとれるように,最高の小麦懸緒ぶ成立している地域は,十中八九が講東 部である。飽方,最{籔のそれは,メヒ東要素が際立ち,北藻がこれに次ぐといった舞蟹諄;である。つまり,

鰍H.醗翫綴er,確,醜.,鍾.9玉eti羅一i董6.井上訳,藏撮談書,玉総,i28一玉露ページ。

戯〉鷲.£a碁ro琶sse,しむsr聯灘resβ酪。醜疑es6ela騨○蜘r重t6,妙.醗.,β.53琶

(13)

吉 原:「経済蓑3の体系と経済政策12!

〔表至3〕建轡:紀後半のフランスにおける小妻グ)各地域灘年平均儀総(欝56一里79岱       一一エクト…タトル当たり年平均藪格馨一ヴル)一

67き夢§等23456789麟篭2345678曾︵︾一234567毒今β 555566666666667777ア77777き8888菖きき889777777/7777ア777777777ア717777777ア7ア7 §383ii7275778青墨4i5695ア9784868玉62628 24暮652藁遜45§む毒3895463095327772菖56934 β3董倉§§i98容2367§67637蓬333335466634む8 i里玉垂至重亙  i玉玉璽玉2至重垂ii玉里豊玉i玉垂董玉茎玉ii2玉

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 至世豊里可玉垂  エ玉i玉瑠玉垂玉璽垂ゴ主i互i玉i¶圭i董玉董i重重i重美22 菱策認

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鷲.き8 2(}.至5 董7.2懸…玉8.5巷 董3.蔓4  玉5.5§

i2、6(3 里§、{肇2 欝、§遵  欝.99 玉8.25… 董{妻.84

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9羅鴛漉絃鋸ε灘ズε絃オ醜瞬{6ε,王9簿.夢.23.

小麦癒格の騰低は,地域闘である程度羅定されているといえる。第鍾表は,このことを歴然たる姿 で表示する。すなわち,長難趨勢として捉えると,小麦極格は,地中海沿岸に鉱がる南東藻で圧縫 麟高水準を維持し,中央藩・棄薬・跳菜部,毳毳東離・パ婆地域および西部で,なかんずく蕪二者 の地機灘で恒常的低水準に押さえられている。そして,その中開に,南容認と詑藪蔀の小変癒格が 挟重れるといった具合である。竹岡氏は, この地中海濠岸の零薯東灘でのノ卦麦癒格の安定的高水準の 漂露を,この地域の小麦が良質であったことと,この地銭が雲際彗露蕎業港マルセイユを捲え,そ の後背地であったことに求めている鋤。

謹2〉竹鰯,蕪揚論文(一〉, 匿大藪大学経済学涯第艶警策i号,ig62年,66一殿ページ。

(14)

繭  学  論  集 第59巻第i響

〔灘嵯舞8齢懸半のフランスにおける・1唆懸路の地藪琴帳藁騰勢(董76研雛§〉

      一パ撃・セチ三楽た弩疹一ヴルー

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 かくして,ケネーの鋳代にあっては,小麦髄格は,趨勢としては上昇顛講をしめしていたが,異 詩的には,59パ…セントから欝魯パーセント弱の振艦で上下変動を繰り返し,購掬にも地域蟹 の闘で,高低差i.5藩から2篠にも及ぶ緬格差が常懇であった.だから,全国的な小麦癒賂の「籏 環的振編淫は,地域によって増幅され,一段と深灘な影響をもたらした43)、ケネーの薦業致策i論 が翼題としているのは,なによりも露量紀中葉のフランスに見られた・穀物取引の白麹化の遅々と

した歩みのもとでの・こうした穀物癒穏なかんづく小麦癒搭の鼠高下,これであった。

〔8)ケネー商業論の理論的結権  懸纏=髄穐論墨譜

  (聾 ケネーにおける富の質的・量的掘握

 およそ経済学の体系において,窟の絶握は,その体系の基本的性格を鵡的に示す。重農主義経済 学体系紅あっても,舞外ではない。そもそも,デュポンが体系に与えた名称フィジオクラシー〔諏ysめ

=§然の・cr3越e瓢支醗3力業象饑しているように1, この体系善ま,なによりもまず,自然との不欝幸の かつ直接的な物質代謝を通じて,人間が窪然質料を獲得する本瀬的営みを,経済縫会〔総再生産ヰ 総流通過程〕の物質的基礎と震え,こグ)根底的イデーの上に全体系を購築したのである。蜜の重農

蓬3〉琶.Laむ魏ss琶,L燈s《む醗s麟x》躍rlCG16s曲欝s董6cle,碗ご舐,難論8一鵬・

(15)

吉 漂:「経済表」の体系と経済政策鋤

主義的捲握も,この点に連なる。すなわち,有絹物の素材的基躰たる霞然質料薫磨然生産物こそ富 の実棒であむ,それらは,農業をはじめとする原生産蔀門においてのみ生産されるという観点,こ れである.いわく,陸地垂嬉の唯一の灘で競,富を増やすの膿業である」鶴,と.

 ちなみに,ケネーの論稿のなかには,さらに,こうした母なる大地が,人聞が消尽した露然質料

を絶えず軽縦蘇るのであって,かか魏鋭しての撚再生産轍そ頃の副(壷esv醜

錘。蓑esses〉である,という一歩進めた絶握も晃られる。たとえば,初顔の論稿では, ゼ翼の富」

の纏念規定の一つとして, 「不懸に再生される…富」類ないし「年々韓藍する露盤紛という要件 を挙げている。この規定は,一見,先の規定と同義であり,恥辱立て指摘する蓑でもないかにみえ る。しかし, 「生産繕綴が,土地の慧作によって,麟罠の年々の蜜を再生させる」として, 「生産 贈綴が年々再生せしめる再生産総額5β臆歩一ヴル」を,表のあたまに董羅の窟=一国の再生産総額 として表記した匿経済表の範式」を想起するとぎ,こうした再生産視角からの富の掘握は,ある重 みをもっことに.なる戯〉。

 いずれにせよ,ケネーにあっては,重海主義の盤界である「金銭的翻 (重es r}c短sses細。脇量a§艶s〉

も,A.スミスの僅界である葬工業的富」他sr墨虚esses搬面str重e漉s)も,填の畜」のカテ ゴ婆一から放逐される。けだし,ケネーの鑓雰では, 葬金銭的富葺は,原生産額罰で霞然生産物た る貴金属として糧に現れる場合は甥として,流通藻面に通貨として投げ込重れれぱ, 「真の富」の 単なる瞬癒紅過ぎないと,また, ヂ工業的富」も,究極においては,緬纏薫素材のいずれの醗から

も肇然生産物たるr真の塞コに還元されるべぎものと,解されていたひ

 さて,かかる重農学諏の窟の掘握,いわば悠然籠約釣堀握を確認したうえで,蜜の絶握をめぐる ケネーの一屡の麗麗を遮ってみよう。ケネーによれば, 野綾羅緬値(騒鍛e v雄e琶r賎灘e玉茎e〉をもち売 上緬簸(膿e va墨e鍵v磁a豊e)をもたない財(茎es漉盤〉と,痩矯簸値をもち売上纒纏をもつ富とは一 国において区撰さるべき」ものであった婚。つ重り,ケネーの場合,富は,瞬確に髄濡癒纏と売 上緬猿との統一物として遅解されていた尋これは,ケネーだけのものではないQフィジオクラート 全体に共通する理解である。ル・卜∬一ヌ(G疑灘錨搬e一嘗r&綴○≦s Le TでOSR¢,i728−8倉)は,

「生産物を評慰するには,その有矯性(艶s鍛a至重糖s鞍s簸e至髭s〉によるだけではナ分ではない。そ れらの有矯性から濠生する盤…質である餐il互に交換されるという属発生(亜a夢ro輩)盤壱艶{馨ずe蓑es o搬ざδ登e

達4》 欝.Q騒es鍛盆ぎ歩Max量登疑}s g6捻6ゼ&18S 6琶 9{〉騒ver聴e鵬書置鷲 6CG資0搬圭{韮層ε歩 ダ.《}.認P、許 t.登営 ∫}.95{}. 褒羅

 設置表壽露7ページ。

嬢F.Q鞍es照y,Gr磁S,ダ.醗.9ゴP.,t.登,費.5傷.坂懸訳置経済蓑以蕪の談議稿爆傷下獄譲磯と  酪記/2鷲ページ。

娘聡.Q破es総y,}{徽㈱S,F.Q.総P.,t.登,夢.5婚.壌露訳ζ講論磯露8ページ。

雀7)ケネーによる・こうもた甕角からの憲の捲握紅淫§した醗究として,単鐙溝瞬窪経済科学の撰進垂ig65年,

 2癬ページ。なお,ケネーの欝法で,葬再焦誌窟」(rlc海sses鷺懸ss鋤ts〉を,投下資本グ)補填髄魑竺  ヂ薮入の生産に罵墾られた支建玉を薄塗し,復元する富」と隅義紅硬う夢態もあるΦC{.ビ.Qなεs盤盆y,董磁歪}ots,

 ダ.9.総P.,t、葺,夢.5紐.鍍緩誤謬謬論穣塞353ベージ,参懇。

蓬8) F.Q慧es疑置y争 養護&x量瓢es 暮6資6r盗聖eS 6琶 騒0韓ver銭e搬eぎ貰 6CO轟O灘量{茎tie, F.¢.ε≠P., も 葺, 夢.972. 狡霞

 談蓼褒湛2(16ページ、嬉磁の塞の規定は,父ミラボーの「讃瞬付き経済褒」の中の悪業論紅も冤鐡せる。 C£

 V.酷蟻.漁矯盛s6曾犠r曲e撮,Ta漉麗。εco臓。顛鰍e,農驚csesex擁cat繊s,L擁継歯蘭醗耀ε,

 耀箆癬ぞ鹿彪欝舞藏鋤鰐,i756−6春,2e vo董.,β.245.

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